記憶 

  
ヨーロッパでよく見かけるアンティークの店。
年表に載るような歴史ではなく、
誰かのこつこつとした毎日の生活の蓄積という歴史。
人は亡くなってもものは残り続ける。
誰かの想い出が、一般の記憶となって。
何ものにも代え難い時の染みを買うのだろうか。
そして、今のこの時も確実に歴史になっていっている。