コンサート&イベント参戦記やハロプロネタ関連の日記

01/10/27 夜 ミュージカル フット・ルース〜みんなHERO!〜 ラス前夜 赤坂ACTシアター

・以下は2001年10月にGM応援板に「フットルース」(ラス前日公演)の感想についての書き込みに私がレスした内容を再編集したものです。
↓元スレはこちら(GM板閉鎖により現在はリンク切れです)
【裕ちゃんのミュージカル会場でそんな行為はやめよう】

> 中澤板で、最終公演のカーテンコールで裕ちゃんがでて来たら、ファンが
> スタンディングでコールしようという呼びかけをして いる文がある。
> 賛同レスをつけている人もいる。
> 「フットルース」がそんな事するタイプの公演じゃないことが分かると思う。
> ひいきタレントの名前を大声で叫ぶ事が応援なのか。
> がんばっている裕ちゃんの足を引っ張らないでほしい。
> 評価が下がってしまう。
> もういい加減にファンも成長しなくては・・・・・・・・。

フット・ルース  できることなら最後に出演者全員が登場するところの頭から全員総立ちというのが理想ですが難しそうですね。もう最終公演が始まっちゃってますけど、昨日27日に「フットルース」を観に行ってきた時の様子です。

 カーテンコールでは出演者の皆さんが一人一人登場(ここは予定通り)してくるところでは拍手が途切れることなく続き、ラス前の裕ちゃんにも大きな拍手が送られました。お客さんはここまでは座っていましたがトリの坂本君が登場した次の瞬間、予め決めてあったかのように一斉にオールスタンディングになりました。悲鳴や歓声が入り混じってあまりの大きさで何を言っているのか全く聞き取れません。ここまで劇中に立ち上がる人は(隣にいた女性ファン1名を除いて)いなかったようでした。
 予定通りのカーテンコールが終わるとすぐに舞台の照明が落ちて客席が明るくなり、場内には退場を促すアナウンスが流れます。いつもの娘。コンサートではこれで終わりですが、スタンディングオベーションのまま客席を離れようとする人は誰一人としていません。
 それがしばらく続くともう歓声や名前のコールする人は誰もいません。場内は大きな拍手だけで満たされています。退場のアナウンスが再三流れてもその拍手は小さくなるどころかどんどん大きくなり、やがてきれいに揃った大きな手拍子へと変わりました。するととうとう坂本君と裕ちゃんの二人だけでしたもう一度だけ舞台に登場してくれました。先程のアンコールのときのキリッとした表情とは違った、とても照れくさそうな表情だったのが印象的で予定外の登場だったことが伺えます。
 二人が現れると同時にさらに大きな大きな割れんばかりの拍手が送られました。舞台と会場全体が一つになる瞬間とはこのことなんだ! この時ばかりはジャニーズファンにちょっと嫉妬してしまいました。劇の途中でタレントの名前を叫ぶ人はいませんでしたし、すばらしい演技と客席の雰囲気のおかげでミュージカルを十二分に楽しんでこれました。
 「出演者全員にスタンディングオベーションを」と考えると前出の隣にいた女性は1人でこれを実行していたわけでそう言う意味では感心させられます。もちろん場合によってはただの邪魔者になってしまうので注意が必要ですが、なにより場の空気を読むというのが大切なことだと思います。今回一つ残念だったのは、カーテンコールの途中で『裕ちゃ〜ん!』と叫んでいた数名の男性ファンがいたことです。場内が歓声ではなく拍手で満たされていた中でのことだったのでかなり雰囲気を壊していたように感じました。

 本編では坂本君のキレのあるダンスはファンでなくても感心させられたし、裕ちゃんは「LOVEセン」からさらに磨きが掛かった力強い歌声を聞かせてくれました。それに元ピンクレディーの二人もとても素敵で見所が満載の素晴らしいミュージカルでした。

 ちなみに、翌日の最終公演ではカーテンコールで坂本君が胴上げされたそうですよ。