コンサート&イベント参戦記やハロプロネタ関連の日記

02/10/5 夜 あやや秋コン「Yeah! めっちゃライブ」@東京厚生年金会館

松浦亜弥 秋もいっきまーーーす! 前回参戦した秋ツアー初日の市原から約1ヶ月が過ぎた今日、ようやく東京公演が開幕した。今回は名実ともに10列目という肉眼で表情がバッチリ見えるなかなかおいしい席で観ることができたので市原よりもさらに楽しんでこれた。
 今回注目していた「私のすごい方法」では真紅のドレスを纏い頭には小さな王冠を戴いてそれがとてもよく似合っている。そしてスカートの両側を少し持ち上げながら階段を上がる様は映画に登場するお姫様のようだ。春ツアーの後半から「Yeah!〜」が入った代わりにカットされてしまったこの曲が復活してくれたのはなにより嬉しかった。元気いっぱいの曲ももちろん大好きだけど、春ツアーレポでも書いた通り「私の〜」は今までの曲の中でも等身大の彼女を最もよく表した最高の1曲だと思う。と言いつつも春のツアーを乗り切ってひと回り成長した彼女は、きっともうそのすごい方法を掴んだんじゃないかと勝手に思っている。
 今日の公演ではその「私の〜」のサビで歌詞が飛んでしまい、次の歌いだしのきっかけがなかなかつかめなくて照れ笑いをしてたところが超かわいかった。こんなハプニングを見られるのもコンサートならではだ。その時は当然のように(がんばれー)の大歓声が上がったんだけど、次の瞬間会場のみんなが代わりに歌ってフォローしたことも印象的だった。なんだか去年の正月のハロプロで圭ちゃんが病欠した日、プッチのナンバーで圭ちゃんのパートを会場のみんなで歌ったことを思い出した。
 「I know」の『♪Oh!Yeah!』で大盛り上がりになったかと思うと一転して「初めて唇を重ねた夜」を力強く歌い上げる時は客席も沈黙。ここはノリノリで元気いっぱいの曲を歌うだけの歌手じゃないんだというのを訴えるような最大の見せ場だ。間奏ではステージが真赤に染まり、その中心に一人佇み客席をじっと見つめる彼女がいる。それは闇に浮かぶ光の海の先にある、彼女にしか見えない何かを見つめているかのようだった。チケットの席番188はあややに引っ掛けてる?

 アンコールの「♪ドッキドキ!LOVEメール」では歌い終わった後なぜか笑い崩れていたので何があったんだろうと思ってたら、その後のMCで笑いをこらえながら振りつきで解説してくれた。自分は全然気付かなかったけど、最後の最後で『サンキュー!』とカッコよく決めるはずだったのに、アンコールで着ていた袴の袖が振り回した拍子にマイクに絡み付いてそれを見て笑っちゃってやり損なったんだって。いつもは落ち着いてMCをこなすあややもこの時ばかりは照れまくりで一際かわいかった。
 アンコールのMCで『2002年10月5日、ここ東京厚生年金会館の私』と言うところは、市原の時もそうだったけど言葉を一つ一つ確認しながら間違えないようにって感じが伝わってくる。やっぱり大阪公演で神戸、東京国際フォーラムで東京国際ホールと言っちゃったからかな?
 今回も今までのコンサートに負けない素晴らしい内容で、公演時間も1時間40分以上あるしこれで¥4800は嬉しい限りだ。最近の娘。コンはだんだん時間が短くなってきてる上に肉眼で直接見ることはおろかスクリーンを見るのもままならないような席で¥6800もするのでもう少し何とかして欲しいところだ。
 さて次回参戦の公演ではあややが我が街にやってきます。彼女の素晴らしいパフォーマンスに答えられるよう次回もしっかり応援しに行かなきゃ。