2005晩夏 スバルイベントにて
2005年晩夏の古いスバルのイベントの写真です。少ないですがどうぞ。

結構集まりました。
圧倒的多数はK111の型式で知られる360ですが、
サンバーやレックスなども見えます。

手前の黄色いのはカスタム。リアエンジンのライトバン。
ワゴン的な用途も狙ったものでしょうか。
源流はコマーシャルという凄いモデル。現存数は極僅からしいですが。
手前のサンバーのワイパーの向きに注目。なんと、レフトハンダーです。

レックスや出目金が見えます。奥の現在のR1が異常にでかく見えます。

初期のライトはこのように愛嬌あるものでした。
一本ワイパーや、スライド式のサイドウインド、四角いターンシグナル等、後期とは異なる
細部の意匠。
もしかして、激レアな増加試作型かも?

これも古い。横バーのエンジンフードとやる気のない灯火類に時代を感じます。
アクリルのリアウインド中央直下は給油口です。屋根はポリエステルと文献によく
謳われていますが、今流に言うとFRPです。フロントのトランクリッドはアルミ製。
軽量化の為にコストをギリギリまで無視するやり方や、性能のためでも居住性を犠牲にしない
理詰めの設計はこの頃からの富士重工の伝統だったのです。

キレイなG。初期の1000よりややスポーティに振ったモデル。初期の志が薄れつつあった頃です。
理詰めだけでは売れない現場の声に設計者の無念の声が聞こえてきそうです。

サンバーが目立ちます。最奥のモデルはあまり見かけなかった三方開きです。
後ろ煽りに二つ付いていたストッパのゴムがさながらつぶらな瞳のような可愛さでした。
後ろ開きのドアの乗降性は優れているとか。アンチバースト云々が関係なかった頃の
呑気な開き方です。
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