今回は栗、黒豆、松茸などおいしいものの宝庫、兵庫県篠山市のお店を紹介します。その日は午前中に立杭焼の陶芸体験をし昼すぎに篠山市中心部へ向かった。市中心部をぬけ北東へしばらくいくとのどかな田園風景の中に遠く小さく萱葺屋根の建物がみえてくる。これが今回紹介する蕎麦処「一会庵」だ。二車線の道からあぜ道に車を入れ萱葺き屋根をめざす。萱葺き屋根のまわりはすでに駐車車両でいっぱいだ。同行の者の話しによると雑誌で紹介されたそうでそれから客が増えたのだそうだ。実は2ヶ月程前にもここを訪れたがくるのが遅く品切れでそばを食することができなかった。相変わらずの繁盛ぶりである。まずは偵察隊が店へ入り店の中を伺う。偵察隊よりOKのサインがあり店へ入る。店というより民家におじゃまするといったほうが適切であろうか、中は梁、柱がむきだしで萱葺きの屋根まで吹きぬけており広々している。部屋を見まわすといろりに火鉢。ちょっと昔の世界へ戻ったようだ。といっても私の年代(32歳)では懐かしさではなく、「テレビで見た昔の田舎の風景」といった目新しさを感じる。四つある部屋はすでにお客さんでいっぱい。しばし玄関すぐの広間で待つ。これがなかなか長く、1時間くらい待ったであろうか。やっと一室に通され、蕎麦茶とそばを揚げ塩をふったスナックなようなものをいただく。その後お待ちかねのそばの登場である。白く細い腰のある麺をつゆにつけいただく。冷たい麺がのどにここちよい。ちょっと蕎麦の味が少ないがのどごしは最高だ。一気に一皿たいらげる。やっとお腹が一息ついた。次にいただいたのがそばがきのぜんざい。このそばがき初めて知った。とろろのしっかりしたものにかすかにそばの味といったものである。皆さんもぜひお試しください。

一会庵でいただいたそばがきぜんざい。一度お試しください。
一会庵:兵庫県篠山市大熊2−10
ホームページhttp://www1.odn.ne.jp/ikkaian
今回は讃岐の旅を報告します。まず国道11号線を高松に向かい香川県に入ってまもなく山手側に見えてくるのが、讃岐三白(塩・綿・和三盆)のひとつ和三盆を製造する三谷製糖 羽根さぬき本舗です。和三盆とは精製された白い砂糖です。店舗兼製造工場の建物は昔ながらの木造の重厚な造りである。門をくぐり店舗に入ると五六人でいっぱいになりそうなスペースに椅子と机がちょこんと置いてある。売り物の和三盆はというと奥まった小さな部屋に申し訳なさそうに置いてあるだけ。店内の製造方法の説明や雑誌の紹介記事を見ていると店の方がお茶と和三盆を持ってきてくれ、和三盆の説明をしてくれた。話しによると和三盆はこのあたりでとれるさとうきびを煮詰めた黒い白下砂糖を真っ白くなるまで何度も何度も手で練って(これを研ぐというそうです)仕上げていくそうです。見かけは落雁ですが口に入れるとその違いがすぐにわかる。砂糖なのに甘すぎず、口の中で和三盆がすっと消えてなくなる。きめこまやかであと味すっきり。苦味のあるお茶ととてもあう。一つ一つを和紙でつつみ羽子板の羽根を思わせる包みもとてもかわいい。店の方は和三盆を先に口にいれて珈琲を飲んでもとてもおいしいですよとのことでした。
羽根のかたちの羽根さぬき 宮内庁御用達
香川県大川郡引田町馬宿156−8 tel0879−33−2224
つぎに紹介するのは讃岐の銘菓名物かまど。讃岐三白の塩づくりのかまどをかたどった「かまど」は白餡をしとっり生地でくるんだまんじゅうです。わたしのお気に入りはこの味とともにテレビコマーシャル。目をつけたかまどまんじゅうがずらりとならび「かまど〜かまど〜」と歌う。かわいい。地元でしかみられないので、香川を訪れたときはテレビにもご注目ください。
讃岐の銘菓 名物かまど
今回は博多の街を紹介します。博多に行ってまず初めに訪問していただきたいのが、「博多町家」ふるさと館です。博多駅から地下鉄で1つ目の祇園駅下車徒歩5分。博多祇園山笠のスタート地点である櫛田神社の隣にあります。近代的な街中に突然昔ながらの白壁瓦ぶきの立派な建物があらわれますのですぐにわかります。ここでは博多の昔の暮らし、祭り、言葉、伝統工芸などが紹介されており博多の文化が凝縮されています。また、博多伝統工芸の実演が行われており私が行ったときは博多人形の実演が行われていました。その他、博多張り子、博多独楽、博多曲物の実演があります。また別棟では毎日博多織の実演が行なわれています。人の良さそうおじさんが親切に織り方を教えてくれます。
ふるさと館に隣接するみやげも店で購入した博多祇園山笠の博多人形。かわいいでしょ。
福岡市博多区冷泉町6−10 tel 092−281−7761 AM10:00〜PM6:00
博多といえば、ラーメン。その博多でも有名な一蘭。その店のつくりと注文システムがおもしろい。まず店外で食券を購入し店内に入ると、電光掲示板。椅子が空くと「空」の文字が点灯する。カウンターは隣席との間に仕切り壁、前にはのれんで、個室状態で味に集中できるようにとの配慮らしい。椅子に座るとオーダー用紙が配られ、味の濃さ、こってり度、にんにく、ねぎ、チャーシュー、秘伝のたれ、麺の固さを選択する。しばらくすると注文とおりのラーメンが運ばれる。こってりしたスープと細麺はまさに博多ラーメン。おいしかった。
ラーメン一蘭の情報はhttp://www.ichiran.co.jp
福岡天神から西鉄天神大牟田線で25分。学問の神様として知られる大宰府天満宮。西鉄大宰府駅を降りると天満宮表参道はみやげ物店が立並び活気に満ちている。天満宮でお祈りし、学業成就のお守りを購入して名物の梅見へ。しかし、時期がすこしはやかったらしくちらほら咲き。残念でした。梅林の中のお石茶屋でいっぷく。ここは明治時代の筑前三美人の一人といわれたお石さんが始めた茶屋らしい。名物の梅ヶ枝餅と抹茶、甘酒を楽しみました。
餡をもち粉でつつみ焼き表面がぱりっとしている。味は固体ぜんざい。
今回は兵庫県加西市にある兵庫県フラワーセンターです。亀の倉池を囲うこの公園は46haの広大な敷地に約4500種類の花々が植えられ一年中何らかの花を楽しむことができます。私が訪れたときはチューリップとオランダフェアが開催されていましたが、ちょっと時期が早かったせいか地植えのチューリップはまだ咲いていませんでした。でも鉢植えや温室のチューリップは満開で色とりどりの数々の種類の珍しいかわいいチューリップを楽しむことができました。園内にはきれいなレストランもありたくさんの子ども連れの家族が休日を楽しんでいました。
兵庫県加西市豊倉町飯森1282−1 tel 0790−47−1182
入園料 大人500円 中高生300円 小学生150円 駐車料金500円
交通 中国自動車道 加西インターより南へ3km 表示あり
温室内のチューリップ
続きまして共進ファミリー牧場。兵庫に御住まいの方ならよくご存知のあの共進牛乳の牧場です。牧場に牛乳加工工場とレストランが併設されています。レストランで共進牧場限定のソフトクリームをいただきました。濃厚な味。しっかりと牛乳の味がします。おいしいのでぜひどうぞ。それともうひとつおすすめなのがコーヒー牛乳。とっても甘くておいしいのですが何と砂糖は入っておらずミルクの天然の甘味とのこと。他にバーベキューも楽しめる。
兵庫県小野市浄谷町1544 tel 0794−62−0450
交通 中国自動車道滝野社インターより国道175号線を南へ約15km国道沿い東側にヒマワリの塔が 見えるのでそのすぐ東
牧場内にあるレストランミルカーズ
今回はたぬきの焼き物で有名な信楽焼のふるさと滋賀県信楽町を紹介します。初めての人が最初に行きたいのが滋賀県立陶芸の森です。山林を切り開いた広大な土地に陶芸館、産業展示館、創作研修館の施設があります。産業展示館では信楽の主な製陶店の作品を展示していますので各店を個別に訪問する前の参考になります。陶芸館では焼き物に関する展覧会が行われていて、今回私が訪問したときはイタリアのリチャード・ジノリの作品展が開かれていました。その他ここは広大な敷地を有しているので、家族連れが広場で楽しんだり、ウォーキングコースも設置されており小さな子ども連れの方も充分楽しめる施設です。次に車で信楽高原鉄道の信楽駅へ。駅前では陶器市が開かれており、人がいっぱいです。駅周辺にはたくさんの陶芸店・窯元があり歩いて一軒一軒たずねるのもいいでしょうがちょっと範囲が広いのでレンタサイクルがおすすめです。駅構内で500円で貸してもらえます。何軒か店で陶器を見た後最終目的である信楽高原鉄道の旅へ。信楽高原鉄道は草津線貴生川駅と信楽駅を結ぶ全長14.7kmのローカル線。6つの駅を有し所要時間24分の短い旅です。まず信楽駅で信楽焼でできた切符を購入。ゴールデンウィーク中のため子どもの日にちなんでたぬきが鯉を抱えた絵柄でとてもかわいい。改札口で陶器切符に印を押してもらい列車へ。沿線はしばらくのどかな田園風景。その後は山の中。この時期は信楽町の花である山つつじの紫色が新緑の中でとてもきれいでした。
信楽焼の切符。シリーズ化されていて今回はたぬきシリーズ第6弾らしい。その他駅構内のギャラリーで購入した信楽焼の置物。