筋緊張性頭痛

第4回改訂版  2009年8月18日

プロフィール
東十条駅前鍼灸院
     治療法
筋緊張性頭痛 




他の方のホームページ


   http://www.biwa.ne.jp/~susumu55/MCH.htm 


に筋緊張性頭痛の病理学は詳しく説明してあります。


(私は鍼灸の立場より、筋緊張性頭痛を考えています。)

 

 鍼灸の立場より筋緊張性頭痛を30年間追いかけて来ました。少しばかり
ですがご報告させて頂き皆様方の治療、研究にお役に立てばと考えていま
。 
  私は以前、筋緊張性頭痛は頭皮が硬くなると書いていましたが、
  これでは説明不足で他の方 のホームページを参考にしますと

 http://www.biwa.ne.jp/~susumu55/MCH.htm 


に書いてあります様に頭部(頭蓋骨)の周囲を取り巻く筋群の持続的な緊
張によって引き起こされる頭痛の一種です。と書いた方が正確な表現だと
考えるようになりました。

 私は鍼灸治療をしているのですが肩凝りや首の凝りを治療していますと、
特に頭痛の治療をしたのではないのですが、何年もあった頭痛が治ってき
たと患者の方達からたいへん喜ばれる事があります。

  30年位前ですが頭痛を治してほしいという患者の方が来られ、いろいろ
と治療してみたのですがよくならないのです。その人が言うには以前に通っ
ていた鍼灸の先生は頭の患部に直接針を刺していたというのです。そこで
言われるがままに頭の痛いところに針を刺してみますと、その人は具合が
いいと言うのです。こんな調子でしたので、私は治す自信はなかったので
すが この患者さんとは相性がよいのかよく通ってくれました。
 
 ある日、頭に針を刺した瞬間、患者の方の頭がスーとするのが分かりまし
た。この時「これだ」と思いました。肩凝りの治療の時にも凝りがスーと消え
るのが分かります。腰痛の時にもスーとして腰の痛みが取れる事がありま
す。これと 同じ現象が頭で起きたのが分かったのです。

 針・灸、指圧を職業としている私達は指先の感覚が自然と良くなっていま
す。筋緊張性頭痛の人の頭を触ってみますと、あちらこちらと頭が凝ってい
るのが分かる様になってきます。これは普通の人でも肩凝りの人の肩に触
れてみますと凝っていて硬いのが分かることがあると思います。この考え
方の延長上と考えて良いと思います。

 一般に、肩は凝る、腰は痛い、頭も痛いと表現します。頭も凝るといえば
話は早かったので す。

 そこでどうして頭に緊張・凝りができてしまうのかを考えてみました。

 

@ 一番目に考えられますのはどこのホームページにも書かれています様
に肩凝り、首の凝り、疲れ、ストレス等からくるもので、私はその時に頭皮・
頭皮下の筋肉も一緒に凝ってしまい頭痛が起こるものと考えています。  
  直接、この頭の凝りに針を刺して凝りをとり、頭痛をよくします。

A 二番目としましては他では言われていないのですが、夜、髪の毛を洗っ
た後、髪の毛を乾かさずに眠ってしまい頭痛が起こってしまうと考えていま
す。
このケースはほとんど言及する人はいないのですが、意外と多いので
す。これを読んでいる皆さんの中に、夜、髪の毛を洗うと頭痛を起こしてし
まい、夜、洗わずに朝、髪の毛を洗っている人もいるのではないでしょう
か。仕事から疲れて帰って来て風呂に入って髪を洗った後、乾かないうち
に眠ってしまう人は次の朝、頭痛を起こしてしまいます。これは髪の毛と頭
皮・頭皮下の筋肉に残っている水分が夜中に頭を冷やし、頭痛を起こさせ
るものと考えています。漢方病理学でいうところの寒邪と湿邪が関与してい
るものと考えています。この事を繰り返していますと、頭皮・頭皮下の筋肉
が荒れてきまして、いつも頭痛、頭冒があるようになってしまいます。眠る
前に必ず髪の毛、頭皮等を乾かすようにするとよいでしょう。
 この事だけで頭痛を治してしまうことも多々あります。ひどくない人は治療
は必要ありません。

 頭をきちんと乾かして眠るようにしますと治ります。

B 三番目としましては髪の毛にムースやスプレーを付けすぎて、頭痛が起
こると考えています。
 このケースはムース頭痛(私が勝手につけた名前)は若い人に多くみら
れます。ムースは髪の毛を固める作用のため頭皮・及び頭皮下の筋肉まで
固めてしまい頭痛を起こさせてしまうものと考えています。この種のものは
意外と簡単に凝りが取れます。


 約30年間筋緊張性頭痛の治療法を追って来ました。「筋緊張性頭痛に関
しましてはかなり良い治療成績を出す事ができる様になりました。最近では
頭を触りまして頭痛を起こしやすい人、頭痛とは縁のない人等が少しずつ
ですが分かる様になって来ました。頭痛で困っている人は多いですし、針
灸つまり東洋医学、もう少し正確に言いますと中国医学が多いに活躍でき
る分野です。皆様方のお役に立てばと考えています。





    参考文献   「頭痛ー正しい知識と治し方」 寺本純著

     ホームページ(http://www.biwa.ne.jp/~susumu55/MCH.htm )


更新日 2009年08月18日

2009年08月08日 更新の内容を書きます。