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長尾日記

2005/4/30(土曜)
今日はひさびさにゆっくり休もうと思って午前中は寝て過ごした。 午後からクルマを洗車し、そのあと多摩サイを軽く流した。


2005/4/29(金曜)
今回の東日本、調子がイマイチなわりに「レース」として勉強になった。

Bossの提案どおりに最初から前へ前へと出た。1、2周は先頭が見える範囲で粘った。 近くには天野さんが居た。さすが、走り方を心得ている。 先頭の20人ぐらいの集団の後方へ入り込む姿が見えた。
しばらく天野さんの背中を眺めていると、となりからモリカワさんが上がってきた。いいかんじだ。 そして8%の坂で気がついたらヨッシーも僕の前方にいた。さすが。
イワサキさんは姿が見えない。もっとも、怪我明けでいきなり先頭集団に混じっていたら 僕の立つ瀬がないではないか!出走取りやめを急遽出場にしたわりに、しっかり走っていた らしい。
3周目ぐらいの坂の頂上で、いきなり僕はペースダウン。あー、心臓に来た。 これは自力の差だな。辛抱しきれなかった。
わずかに空いた差は棒状に伸びた集団の後方の、さらに数メートル後ろに千切れだす。 監視塔裏のストレートでは切れないようについていくが、カーブに差し掛かって急に 右の肺が痛くなる。「よこっぱらが痛い」と同じ感覚で、位置がすこし上の痛みだ。 「やばいっ」力をいれて踏ん張ろうとする。腹部の全ての筋肉が硬直して対応する。 でも、痛みをこらえては千切れかかった自分に、今日の強風は耐えられない。 あっという間に引き離される。監視塔前のゆるい登りでは完璧に切れた。 締め付けられた小鳥のように小さく激しい息をしてペダルを踏みつづける。 重い。重いペダルを踏むのは、くせというより、「心臓が一杯で早く回せないから」である。 この課題は前から分かっていたが、短時間で解決するわけでもない。
くだりは一人旅。ここから一人旅が続く。しばらくしてボンシャンスとT-Servの引く 小集団にぶら下がる。くだりで休んでリフト坂あたりで前に出て、8%で後退する、、、 だが次第にこの集団からも千切れて仕舞って、あとはもう、脚きりを待つのみだった。

過去、レースというものは僕にとって
「後ろのほうで千切れないように必死にぶら下がるだけで 完走すればおめでとう!」というものだった。
今日は前で走ることができた。途中で肺がいたくなったが「体調がいいときは追い込んでも そんなことにはならない」という。あ、そういえば今日は血のあじになる前にジ・エンドだったな。 でも、不調のわりにはかなり攻め気で燃え尽きることができた。先週のJCRCの正反対である。 おかげでもうすこしで完走できるところまで持っていくことが出来た。まぁ、残念だが、 今日の前へ前へという気持ちは今までに無いことなのでよしとしたい。
そう。そうなのだ。自転車レースを初めて以来、
「レースで上位になるひと、先頭集団を走る人は僕と違う人種で、きっと幼い頃から積み上げた スポーツマンだから、ぼくなんか絶対追いつけないし、ちがう世界だ。」
なんてずっと思いつづけていたが、さいきん「それじゃレースをする意味あるの?」と思い、 むしろ「なんで違うと諦めるのか?」「今の自分の走りを2002年の自分が見たら、驚嘆するでしょ?」 と自問自答したとき、近い将来、先頭でばんばん動き、そして表彰台の高いところに立つことが 他人事だと思えなくなった。
イメージとは本人にとって強いもので、そう思えば道が開けるものである。 今日は走り方が良かったことを満足したい。まぁ結果を出したいが、こんな片肺男がいま 光り輝くものを頭上に頂くのはイケナイのである。ってゆうか、ふさわしくないのである。 もうちょっと練習の「テーマ」を考えて、ひとつひとつ自分を強化していきたい。

さいきん年・月単位では練習テーマがあったが、Bossのハナシによると 「練習1日ごとに考えないと漫然と満足しちゃう」ということが分かった。 さて、、、いちばんやりたい練習は会社員ゆえちょっと難しいが、まぁ工夫こそが カギなのであろう。
次は東京―糸魚川ファストラン。300キロ走って日本海まで。
これでまた何か自信を掴めればいいと思う。

去年の群馬7時間の死闘はものすごい心の支えだったように。


2005/4/28(木曜)
さいきん急激なダイエット生活のせいか、どうもしゃっきりしない。 体重が前々回の土曜練(南山峠に死す)から2キロぐらい減っていて ときどき軽快に走れるのだが、総じて低調である。
今朝も5時半に起きたが練習に出ず、ジテツーでお茶を濁した。 こまったものだ。。。
そう思っていたら、Bossからヒミツメールが来た。 ふっふっふ!急に「明日の己の走り」が見えてきた。

。。。。できるか?できまいか?チャレンジあるのみである!


2005/4/27(水曜)
さて、どうしよう。群馬。
士気低下が著しいのだが、原因は「ビジョンがない」に尽きる。 JCRCで走り方が見えたような気がしたが、自転車の女神様の 言わんとするところ「積極的でないレーサーに死を」ということ らしい。
では東日本はどうしよう。
果敢に先頭を曳いたら2、3周で力尽きて千切れてジ・エンド かもしれない。でも、チーム走になれば満足かもしれない。 どのみち「やっとこさ完走できる?」ってレベルだろうから レースとして意味があるのか疑問なのである。 また、今週は仕事のごたごたで調整どころじゃなかった。
走りが思い描けない、さいあくの準備だ。

でも、去年の少ない経験では自信も気合もないときに結果が でることがあった。その逆も多い。。。。さて、どうすべきか。 東日本。


2005/4/27(水曜)
世の中は変わる。
システム開発と研究が骨のわが社もだいぶ変わった。
ものづくり精神はいつのまにか廃れてしまったようだ。
会社の寿命は四半世紀とだれか言ったような気がする。

世の中難しいものだ。

「♪いつかしらないーとーころーで」


2005/4/26(火曜)
一日考えたが、要するに、パワーつけて逃げて圧勝すれば落車に巻き込まれる危険がない ということが分かった。特に「体力一本勝負」の修善寺はまさにそういうコースなのだ。 早く昇格したいと思う前に、もっと強くなろう。


2005/4/25(月曜)
・・・・
ヤンクミ・ふぁいと!おー!

・・・・


2005/4/24(日曜)
昨日の夜、ヒゲを剃った。
いつもはめんどくさくてテキトーなのだが、今回は剃った。 なぜか?表彰台の写真がヒゲ面だとおっさんくさいからである。

。。。。

いつか田口さんが言ったことばがある。
レースでメカトラを起こす人は不運なんじゃない。準備がだめなのだ。 それも実力のうちなのだ。まったくそうだ。

昨日、車体を念入りに掃除して空気圧もチェックし、タイヤまで拭いた。 そのとき思った。後輪、だいぶ平らになってるな。今度の東日本が終ったら 交換しよう。

。。。。。

JCRC第二戦、Eクラススタート!僕は先頭近くに並んでいたので良い位置をキープできた。 長いくだり、S字、リフト坂へのアップダウン、そして8%坂。うまくこなした。8%坂で4名 ぐらいが逃げる。監視塔裏で追いかける1名の背中を借りて、僕もブリッジを掛ける。成功。 ゴール付近で合流した。そしたら後ろからもちゃっかり集団はついてきた。

また長いくだり。大きな先頭集団の中心やや後方という一番らくちんな位置をキープする。 かんぺきに休憩モード。8%坂をしのげばこのレース、汗かかないぞ。
そのとき、ガシャン!「落車ぁー!」
先頭集団のど真ん中でこけたやつがいる。つぎつぎ倒れる。だれか轢かれた。このままだと 僕も突っ込む。急ブレーキ。右手に逃げる。あ、ガッタのジャージ、豊嶋さんかな? ガッタに突っ込みそうになってブレーキしながらよける。S字を描いてなんとか突破できた。 前方で6、7人が逃げる。むごいけど、おれも逃げる!
「バシュッ!しゅ〜〜〜」

。。。。。オレか。オレだな。

路肩に寄る。振り返ると道路のどまんなかにジャージが倒れている。動かない。 数名が交通整理をしている。俺のレースは終った。んじゃ協力するか。 自分の自転車を路肩の泥へ倒しておく。
路面に血がある。微量だが。道路の真中の倒れた男に近づく。動かない。声をかける。 しばらくして返事をした。「脳出血の時はうごかしてはいけない」と聞いたことがある。 でも大丈夫そうだ。「動けるか?」と聞く。よろよろ起きようとする。うしろからEクラスの 千切れたのが次々くる。2、3名がよけるよう叫んでいる。かれらもレース終了なのかな?
男は意識もしっかりしていて状況を把握できているようだ。路肩へ動き出したのでもう 大丈夫だと思って僕は帰ることにする。路肩の自分の自転車による。振り向くと青いジャージの ひとが路肩で伸びている。あれもうひとり患者がいたの?でも路肩なので大丈夫でしょうと思う。 (大丈夫じゃなかったようだが。。。あとで聞いた大腿骨骨折ってのは彼じゃないかな?)
クリートかちゃかちゃ鳴らして歩く。ビアンキが通り過ぎる。ん?チェーンが踊ってるぞ? リアディレーラがスプロケットの上にひっかかっている。終ってるじゃん。 横を通り過ぎるときに話し掛ける。どうやら完璧にリアディレーラは破壊されたようだ。 エンドも曲がっている。「でもリプレースだね」。カタチからみて交換可能みたいだった。

今回の敗因。
先々週ぐらいから、
「後輪タイヤが平になっていたので前後を入れ替えようかな?でもレースはもうすぐだから  いじるのはやめようかな?」
なんて思っていて、結局まったいらタイヤで出てしまい、落車回避の急ブレーキにタイヤが 耐えられずに穴があき、チューブがすれてパンクしてしまった。

今日は楽な展開のはずだった。
ゴール前の位置取りを気をつけて、ここ数試合で決まっているスプリント勝負で楽しもうと 思っていた。でも、まだまだ努力がたりない自分に対して自転車の神様は「もっと頑張りましょう。 それまでご褒美はなしです。」と仰ったのだ。
そう。表彰状なんてものは、あのモリカワさんみたいに日夜(変態的に!)練習を積み上げてきた 人間にふさわしいのだ。練習で出来ないことは本番でも出来ない!これはBossのセリフ。 昨日ちょっとばかり調子がいいから今日のレースをどうしようなんて安直なのである。 産直はいいかもしれないが。
ん、ということで暖かさも本格的のようだし、また一つづつ積み上げようと思う。 。。。。ふぅ。


2005/4/23(土曜)
鮎原こずえです。
今日は土曜練に出なかった。明日レースなので軽く調整だけしようと思ったからだ。 ということで、ひさびさの寝坊をして、朝ご飯食べて、朝寝して、昼ご飯たべて、 おやつを食べて、、、はっ、いかんいかん。2時すぎになってようやく着替えて 外に出る。あー、暖かい!これだ!今まで寒すぎなのだっ!きもちいいー!

長尾坂を下って府中街道を走る。いきなり40キロ?まぁ最初の速度と 本日のパフォーマンスはほぼ無関係なことは土曜練で証明されたから 気にしない、気にしない。
小田急の陸橋を越える。楽だ。午後のせいか、あるいは暖かいせいか、 身体が動く。力が入る。いいかんじである。そのまま混んだ府中街道の車列を バンバン抜かして快走する。川崎街道ではのんびり走る。ちょっと疲れたな。 そんな僕の横を赤帽の軽トラックが抜いていく。幌の隙間から ホイールが見える。。。ロード?タイヤは、、、IRC?スリック? 今度は軽トラック追いかけて加速。えいえい!50キロぐらい出るもんだ。 今日は年に一度の絶好調日なのかもしれない。。。なんでそれが来週の東日本 じゃないのだ。(涙)

南多摩駅前で再びのんびりモードにして、連光寺坂をゆっくり登る。 今日はLSDのつもりだったのだ。サイクリング気分で登る。でも心拍はちょい高め。 今週も減量に成功したのに、今朝の怠惰な生活で逆戻りするわけにはいかないのだ。 負荷を下げて脂肪燃焼できるぐらいの余裕ある走りを目指す。 頂上でUターン。川崎街道を走って家に帰る。
南多摩をすこし過ぎたあたりで信号に捕まる。ちょい休憩。うしろからやたらに 甲高いバイクが近づく。なんだ?ゼロ半バイクというやつだろうか。レーサーっぽい カタチだがエンジンは小さそうだ。青信号になる。ダッシュ!現チャリレーサーと勝負! 相手は変速でもたついてるのか前に出てこない。なんだ?それでもエンジン付きか? ピーピーうなる音がようやく抜いていった。まぁ最高速が違うから、ここから先は 勝負できないな。
次の信号でまた停止。やつも停止している。。。。青!スタート! ダンシングで重いペダルを踏み込む。さいきん忘れていた背筋も利用する。 スピードが出てきて、ギアを上げる。再度立ち上がってもがく。よし!
そしてバイクが抜いていく。。。

そんなことを4度ぐらい繰り返すと、だんだん人間であるワタクシには疲れが見えてきて 息が上がってくる。4度目ぐらいは明らかにバイクは手加減したな。勝負あった。 まだまだワタクシなんぞがバイクに勝負かけるのは早すぎであった。

反省して矢野口のローソンに寄る。ボトル持つのを忘れたので喉が渇いたのだ。 100%みかんジュースを買って飲む。ふぅ。
あとは適当にながして多摩警察前まで行く。さて、最後はちょっと頑張るか。 信号青なのでスピードを上げていく。今日は40キロで警察署前を通過。 坂に差し掛かる。力をこめる。45キロ、、、もっと加速したい、、、 でも、、伸びない!頂上では39キロに減速してしまった。なんだ、初っ端だけじゃん。 よさそうなのは。

体調は悪くない。疲れも残ってないようだ。
明日はレース。。。ん、、、まだかな。でも頑張るだけ頑張って、 結果は考えないようにしよう。。。そうだ!結果考えて計算するより、いかに レースで燃え尽きるか考えよう。それで10位以下ならそれで良し! そういう風にしよう。


2005/4/22(金曜)
JCRC第2戦の参加状況を見てみたら、なんとEクラスは65人だった。
まじ?他のクラスより20人多いんじゃない?
ってことは、上位になるためにはかなりの数の相手を打ち負かさなければいけない。 きびしー。ん?ならば、人数が少なければ上位になれる?そんなことはない。 やっぱりレースとは難しいものなのだ。 レース前日、どんな調整したらいいのか未だに分からないが、とりあえず 明日はLSDってやつをやっておくか。

今日のソング  ・・・これを観て燃えないヤツはダメである。

ホイールが〜うなると〜胸がはずむわ〜♪


2005/4/21(木曜)
昨日からエンドレスで「新・エースをねらえ!」のテーマが頭の中を流れている。
そのせいか、今朝の自転車通勤(往路)はいいかんじだった。
信号のたびにインターバル。ギアを上げて、ハンドルに掴み掛かり、腰をすこし浮かして クランクをぐるんぐるん回す。スピードが跳ね上がる。力任せなので後輪がブレる。 歯噛みして加速する。瞬時に力を放出する。次の信号まで維持しようと粘るが、 スピードメーターはすこしづつ減速を表す、、、信号で停止。

なかなか自転車通勤はたのしい。

今日の午前はひさしぶりに本社でゆっくりした。後輩とお昼ご飯を食べながら雑談した。 やっぱり本社勤務はいいなぁ。でも午後から顧客先で打ち合わせか。ちょっとしんどいな。 昼の空いた電車に乗って出かける。なんだか眠くなった。
会議は盛り上がった。僕は重要な立場じゃないから聞いていて勉強をさせてもらったような気分だが、 みんなが熱く「どういうシステムを作るべきか」というハナシを聞くのは楽しいものだ。 うんうん。だんだん新しい仕事もなれて、もうすこし頑張りたくなった。なぬ?契約外作業に なるかも?ふん、仕事は気持ちだっ!はみ出したら上司に謝らせればよろしいっ。

気持ちがすこし上向きになったのだろうか?
長い熱い会議が終って本社にもどり、メールを出して夜の通勤路を自転車で帰った。
会議のせいか、それとも今朝のジテツーのせいか、ふしぎとペダルに力が入った。 なんだか力いっぱいぐいぐい踏みつけて回すのは久しぶりのような気がする。 腰を引いてハムで大パワーだす走法が身についてない、というか、すっかり忘れて 腰高の半端走法になっていたのかもしれない。。ここ数ヶ月?
でも、スピードメーターはたいしたスピードじゃない。僕の場合、絶対的なエンジンの性能が 低いから、力が入るようになったからといっても世の中的にはたいしたこと無いのだが、 でも自分ではひさびさにパワー爆発できてよかった。

ウチに帰ったら上戸彩の「アタックNo.1」をやっていた。
「平成のリメイクなんてどーせ軽薄さ。」なんて思っていたが、しっかり感情移入して 最後まで見てしまった。
しかし、、、上戸彩ってよーくみるとそれほど美人じゃないな。でも、イイ。 さいきんますます美人が苦手になったかも。。。そういや昔からそうだったな。 浪人生のころに好きになった子が結局美人だったからイカンのだな。しかも次は もっと美人で、、、まぁどーでもいいか。そんなこと。


2005/4/20(水曜)
今朝は朝練をした。なんだか相変わらずイメージが湧かない。
練習して強くなるってどういうこと?
食事制限を続けているが東日本に間に合うの?
自分にまだ可能性はあるの?
マイナス思考なのは、双極性な性格の「裏面」になったようである。

着替えて6時丁度に家を出発。今日は連光寺坂まで行こう。 先週の土曜練で基礎の足りなさと体重の重さを痛感したから 坂でちょっと頑張る朝練よりもなるだけ長い時間を走ろうと思う。

府中街道を走る。雨がふってきた。まぁいいや。小雨で練習するのは さいきんなんとも思わなくなった。ただ、洗濯したての真っ白な オーベストウィンドブレーカが汚れるのだけはいやだな。 泥除けつけてくればよかった。

意気も上がらず南多摩まで到着。稲城地方は雨が降ってないようだ。 ここからのんびり登る。のろのろ、のろのろ、のろ。
頂上でUターンして帰る。のろのろ。
ふもとにつくと車線と自動車のうごきがごちゃごちゃしてうざいので ついスピードを上げて混乱から抜け出す。あ、スピードは出るんだな。 身体も温まったようである。

しばらく川崎街道、府中街道を快走して小田急の陸橋まで戻る。 さて、今日はどうだろう。ここの小さい登りは指標値である。

信号をスタートして30キロ程度で多摩警察前を通過。そのままのスピードで 坂に入る。登りになってギアを落とさず、むしろ踏み込む。えいえい。 だんだんスピードが乗ってくる。35キロ、、、37、38、、、 頂上で40キロに乗せられるか?
いまいち伸びが足りなかったようだ。でも根性ナシな今の自分には とりあえず「やった」レベルだろう。その後はクルマにまぎれて 宿河原まで高速を維持して帰る。

そういえば最近煮え切らないのは、きっと仕事の外出が増えて 自転車通勤ができないせいだと思う。アレは時間が短い割に 信号ダッシュでもがいているので楽しいのだ。 朝練も短くして追い込むべきだろうか。
.....明日もとりあえず頑張ろう。

。。。以上。

そうそう、今日ワタナベさんのHPに書き込みしたらDMが返ってきた。 メールはフランスの香りがした?
あちらの生活はなかなか良いかんじのようである。なんだかいい空気が、 読んでいる僕らも感じられて、うれしいものだ。

うん、あすは練習がんばろう。

エースをねらえ!
泣きたいときは 車上で泣けと
あのひとは あのひとは 教えてくれた
千切れかけても 足切りされても
私には見える ひとすじの光が
アタックエース この一蹴にかけた
エスケープエース 私の青春
スプリントエース だれにも負けはしない
ああ熱い 熱い 情熱だけは
熱い 熱い 情熱だけは!

(これからは、鮎原ひろみと呼んでください)


2005/4/19(火曜)
昨日は仕事があまりに不愉快だったので、酒のんで寝てしまった。

おかげで今朝は朝練しなかった。明日は雨らしい。なんたることだ。 ちなみに今日も仕事は不愉快だった。新しい上司というのが、いわゆる
「部下に陣地を死守させて、自分は一番最初に逃走するタイプ」
だからこっちは死んでも死にきれないのである。

しかし大事なレースの直前に仕事にさざなみが立ってくるなんて、なんかムカツク。 でも、そんな困難を乗り越えられないようでは、フルタイムワーカーとしての レーサー失格なんだろうなぁ。はぁ。

それにしてもワタナベさんのフランス日記はたのしすぎる。まぶしい青空と ひろい大地が目に浮かぶようである。。。あ、写真見てるから目に浮かぶのか。 そしてなにより、フランスのすばらしい自転車文化。ワタナベさん、日本に帰ってくるかな? 僕も10年以上前に某米国でスペイン人の友達ができたときは、一生スペイン人の 仲間の中に居たいと思った。日本もいつかは、そう思えるような文化、社会に ならないかな。

。。。。以上。


2005/4/18(月曜)
今日は長尾周辺を適当に走り、最後に長尾裏坂2本だけ走った。
仕事はアレコレ大変だった。
・・・・以上。


2005/4/17(日曜)
今日は起きたら寝坊した。ぐぅ。
ベッド近くに放置していたプレステのコントローラを引っ掛けて 脛をけがした。あほ。
ひさびさに床屋さんへ行って散髪した。すっきり。

。。。。。以上!


2005/4/16(土曜)
実は今週のテーマは「食べずに練習してはしる」であった。

1周間、極力走る機会を増やした。だから小雨程度じゃ休まないのである。 おかげで「みかん号」はドロドロ。金曜の夜に慌ててチェーンだけ掃除したほどである。 身体がきしんでいた月曜日は練習を休んだが、それ以外は必ず自転車に乗った。 あ、静岡出張で現地に泊まった木曜日はやらなかったが、珍しく筋トレをした。 片足スクワットなる珍妙な運動をしたおかげで土曜練当日もケツ筋、つまり大殿筋が 痛かったが、逆にいうと筋トレの効果があったということである。
ここ半年ぐらいまったく筋トレをしていなかったが、理由は簡単。筋肉痛にならないから である。正確に言うと、やっても痛くなるのは肩とか手首とか、筋ばっかりで肝心の 脚腰はなんともないのである。これは単に上腕部がきわめて弱い! ということなのだろうが(他の運動家と比べ)、まぁ若い頃からトレーニングなどやったことが ないからまぁ当然なのである。
Bossの影響で「自転車の筋肉は自転車で鍛える!」ということで練習会ではいつでもアウター53を 踏むようにしている。むろん大垂水ぐらいならインナーに下げちゃイカンのである。でも 片足スクワットは面白かったから、上腕部強化とあわせてこれも今度からやってみようと思う。

えーと、ハナシが戻らんな。ええと、今週はとにかく、極力乗る時間を増やすことにした。 それは筋トレも大事だが、坂に登っているときにどこが苦しいか冷静に見つめた結果、 どうやら呼吸系にあることが判明した。原因は簡単。冬場寒くて平日朝練をかなりサボったから である。「基礎が足らん、基礎が!」ということで今後は平日に、追い込まなくても極力乗りつづける ことを始めようと思う。

そして今週のもう一つの実験テーマ「食べない」。これは別に絶食をしようとか、女子大生みたいな 極端な食事制限をしようとか言うのではない。大食でない、さして食事にこだわらないごく普通の男性 なみの食生活をすることにしたのである。だから清水港のどんぶり飯は封印、鎮守の森のにんにく チーズカツは封印、なのである。
これは僕にとって、自転車を封印することの次ぐらいに厳しいことだ。でも背に腹は変えられないのである。 むろん間食はなしで、仕事中の飲み物も最小限のお茶のみである。あ、1、2回は「豆乳花」は食べたな。 金曜夜の時点で先週比マイナス1キロの減量に成功したのである。 しかも丸秘・脱毛剤で脛毛を一掃!肌のよわい僕でも脛の剛毛を綺麗に処理できて、準備万端である。

そのくせ、金曜の夜はさっぱり良いイメージが湧かなかった。土曜練、今日も宮ヶ瀬山中で撃沈する のだろうか。今週も死体となって帰るのであろうか。木曜にやった筋トレはどうもへんなところばかり 筋肉痛で痛い。何で肩甲骨の裏が痛いのだ。朝練してもペダルが踏み込めない。
今週は休んじゃおうかな。。。。

。。。。休んじゃった。

んなわけない!
6時に起きて朝食を食べる。先週の反省でごはんは止めておく。パンにする。 甘い系パンと、ジャムたっぷりのヨーグルト。満腹にならないように食べる。 補食はようかんとバーのみ。いや、これも不要なぐらいだ。というのは我が友、CCDをボトルに 詰めたのである。(おまえに友達はドリンクしか居ないのか?)
外はすこしだけ涼しそうだ。天気予報によると今日の最高気温は20度以下だそうだ。 よし、せっかく脛毛そったけど長パンにしよう。

ウェアを着込んで出かける。長尾坂を降り府中街道に踊り出る。意外と進む。踏める。 「ふん。先週もそうだった。朝イチからそうだったさ。」期待しないでそのまま進む。 是政橋に5分前についた。すでにたくさん居る。みんな物好きだなぁ。
でも今日は集まりが先週より悪かった。正確に言うと、いつものメンバーのほかは初顔らしい人が 1、2人と田口さんだけだった。さすがに最近の土曜練はかなり「凶暴」になっている。 振り落としが普通だから、もはや「よかったらどうぞ来てください」という雰囲気じゃないな。

Bossがだいたい時間どおりに来た。なぬ?腰痛?めずらしい。ってか最近土曜練ヤバすぎでしょう。 水曜練が丸一日ハードにやってるのに、土曜練も山系サバイバル。なかなか身体が丈夫じゃないと できないでしょう。
しかしBossに限らず、ヨシノ練とかモリカワ練に出てる面々もそうとう頑丈であるな。 僕も2、3年前に比べれば鉄人(自己比)になったが、まだまだひょろひょろ虚弱だ。

皆で連光寺坂を登る。お?いのうえさんがいる。なんと朝練再開して頑張ってるそうだ。 いよいよニコタマも本気モード突入?たしかに季節も日照時間も自転車向きになったし、 ほんといい季節になったなぁー。

井上さんは坂の頂上でUターン。おつかれさまです。
オーベストチームはいつものように下って野猿街道へ行く。 はて。。。ちょっと調子いいな。先週よりはスピードが乗る。いや、ちがうな。今日は 先頭でダッシュを繰り返して鬼引きする山口君が居ないだけだ。彼が前にでると ヤバすぎである。今日はレースに行ったのかな、、、なんてのんきに考えていたら 森川さん、天野さんたちの年長パワーが炸裂!後ろをひきちぎってどんどん先へ進む。
(むろんそんなメンツに田口さんが参加していないわけがない。)
あーあ、伸びちゃったよ。信号で切れちゃったよ。このまま後ろにいるのはまずそうである。 再合流してからは中切れのたびに前へ詰めた。というか、詰めることができた。 今日は意外となんとかなりそう?先頭は曳けないけど、先週よりずいぶん改善したような気がする。

そして野猿峠。むろん前に出る。そりゃ後ろで頑張ってどうにかなる自分じゃない。 暫くして集団にじりじり抜かれる。まぁとうぜんだ。中ほどで持ちこたえるが、やはり 1周間で根本的問題が解決するはずもないようだ。中切れを起こしてしまう。 路肩によると、1人、2人、前にでる。3人目に山田さんが来た。
「はじっこに寄っちゃって。。。間に入っても、よろしいんですか?」
思わず吹き出してしまった。山田さんは普段から皆を良く見てる。僕がタレかかってるのを 見通されてしまった。ら、来週はボク頑張るもん!あ、来週はレースか。

結局最後尾になって千切れた3、4名とくだりに入る。今週の取り組み、どのくらい成果が あったのか分からないが、でも、先週より数ミリましだから来週も続けよう。 その後は南野を通り過ぎ、法政大前のアップダウンを行く。ここで最初は集団についていけたが すぐに息が上がってしまった。そうだ!息が続かない!まったく問題点は明らかだな。

いつもの待ち合わせポイントに行くと誰も待っていない。ん?交差点の真中で 止まっている。そうか、もうここで長々待つことは無いのだ。
城山付近を南下して小倉橋へ。
先週の反省?を生かして最後尾あたりで着いていこうと思ったが、いきなりトラックが飛び出て 来たので、メンドクサイから前に出た。要するに斜度のある登りでみんなが一列に登っているのに 割り込みはできないので、しょうがないから一挙に先頭まで駆け上がってしまった。ん? なんだ踏めるじゃん。
ここ暫く踏めない病になっていたがやりゃできるようである。 脚は続くが息はダメ。その後はだんだんと後退し、最後にはほとんど最後尾になる。 おきまりパターンだな。こりゃ。

串川橋で待ってもらった。あーあ。いつまで待ってもらえるのだろう。

そのあと南山へ登る。。。。

いきなり「フランドルか?」ってな激坂。きつい。ってか、身体重すぎ。 先週から1キロ痩せたから、来週はもう1キロ痩せよう。。。って、むりか。

しばらくはだれかの後姿が見えていたがそれも見えなくなり、いつのまにか一人旅。。。 でも先週より短く感じたのはなれのせいだろうか。

そのあとはくだりベースの複雑な道を縫って三増トンネル下のコンビニへ。。。。 今日は峠で遅れたが、先週よりもまともな状態でココまでたどり着いた。 なんだか今の僕にはここまで来るのが目標だな。

今日は脚も攣らず、死体にもならず、かといって要所では千切れて、まだまだ 問題の多さを実感したのである。


2005/4/15(金曜)
今朝は5時に目が覚めた。しばらくぼーっとテレビを観ていたが、 寒くなさそうなのでノソノソ起き出した。
今日は上下Yジャージ。PEAKのスパッツとオーベストのウィンドブレーカ。 実に混載な組み合わせである。
我が「みかん号」はだいぶ汚れている。雨の日にのると木屑や泥がたくさん付着する。 でもま、走行には関係ないか。そのまま長尾坂を下る。

今日もいまいち。なんだか体全体がしっくりこない。なんだろう? このまえシート高をほんの1ミリ程度動かしたのだが、体感として差は 感じられないから関係ないだろう。気合?きっとそうかもしれない。 なんだか「努力と成果の関係」が空想できなくなっている。

たんたんと府中街道を進む。 今朝は6時前に家を出たので尾根幹まで行けそうだ。 塚戸交差点をいつのまにか通過して矢野口を過ぎ、川崎街道を流す。 スピードメーターを見る。なぬ?29キロ?おっそー。 完全にふぬけモードになっている。こまったものだ。

南多摩の交差点で左折して光陽台への登りに入る。メーターを見る。 遅い。沖縄前のときも遅かったが、そのときよりも若干遅い。 ってことは、いったいこの半年はなんだったのだろう。

稲城第三公園前を通ると対抗車線にロードの大集団がやってきた。 ジャージはばらばら。どこの連中だろう。しかし平日の早朝に 10人以上で集団を作るロードってのは異様な光景だ。

でもロードを目にしてちょっと嬉しくなり、のんびり公園前の長い坂を 登りだす。のろのろ。とろとろ。 頂上までもう少しというところで背後に影が。 なにやつ?つい嬉しくなりペースを上げる。 追いかけてきて追い抜くかと思えば、前にでない。なんでだろう?

下りでわざとのんびり走ってヤツを前に出した。 めずらしい、全日本チームのコスプレだ。 自転車はどこのだか不明。GAIANTのTモバイルカラーのような、 フォンドリエストのランプレカラーのような、よくわからない スローピングだった。

次の登りで抜き返して前に出たが後ろにいない。先頭交代という発想は 無いようだ。ってか、ゆっくり走っているのに前を真剣に見詰めている。 あまり経験のないひとなのだろうか。それにしては朝練するなんて偉大だな。 うしろについてしげしげ眺めるが、結構若そうだ。いまから頑張れば 将来たのしそうだなー。
国士舘をすぎたあたりで時間が来たのでUターンする。 そのあとはのんびり川崎街道へ戻って府中街道を流す。 途中でいきなりパワーが出せた。あれ? なんだったのだろう。一瞬だった。気のせいか。
長尾坂を登って今日の練習はおしまい。

今日のお昼、外で食べようとエレベータに向かった。
わたしは頭が悪いか、にぶいのかも。よくわからなかった。 もうダメダメである。どうしたらいいのだろう

最近疲れてるんじゃない?と言われるが自覚はない。でもそうなんだろう。 明日はしんどそうだ。

。。。元気25%に低下。
岩倉君のケガはかなり悪いようだ。お見舞いに行きたいな。 当分の間走れないのかな?彼には辛いかな。。。

そういや昨夜は筋トレしたが、スクワットなのに肩や腕が痛くなってしまった。 オモリで脚を鍛える前に、肩関節や腕や握力のトレーニングになっている。 だめだめだ。しょうがなさ過ぎるから禁断の片足スクワットをした。 むずかしい。でも今日になって大殿筋に効いた(なぜ大殿筋?)。 もうすこし工夫の余地があるかもしれない。


2005/4/13(水曜)
今日は静岡出張の2日目。
実は出張の出発前に考えていたことがある。
「三島まで新幹線で行かずにクルマで行って自転車を持ち込み現地で朝練しようか」

30秒だけ考えていたのだが、初めての研究会参加なので勝手が分からないので遠慮 することにしたのだ。たぶん次回からは検討範囲になってしまうかもしれない。
来月の研究会は都内、再来月は福岡らしい。。。寝台特急&輪行?なぬ?はやぶさはもう無い?

しかし、2日間も議論するのは結構疲れる。でも緑に囲まれる研修所だから、ほかにやることはない。 誘惑が無いから集中できてよいかもしれない。休み時間に施設の周りを散歩したが、 畑と林にのどかな春の風がふいて鳥が無く以外、なにもなかった。

研究会は夕方に終わり、新幹線でぶじ帰宅した。
今日は自転車に無縁の一日だった。。。。はず?


2005/4/13(水曜)
今日は静岡出張の日。
ひさびさの「泊まり出張」だ。何年ぶりだろう?
5年ぐらい前に某社オブジェクトDBの件で下関まで「電車で」行ったことがあったが それ以来の遠出である。
ちなみに、知ってる人は少ないと思うが、加藤は飛行機が大のニガテである。 沖縄が陸続きでないことが大変に残念である。 会社が休ませてくれるなら、鹿児島から船で行きたいと思うが、船も船酔いするから 地獄だと思う。さいきん自転車ばかり乗るようになって電車もクルマもダメになった。 もはや文明人とは呼べないかもしれない。


朝は6時に起きる。今日は8時45分に新横浜発の新幹線に乗って三島駅まで行き、 そこから送迎バスに乗ることになっている。ふむふむ。朝練しよう。
(僕もプチ森川級の変態になりつつあるなぁ。。。)

小雨が降っているので雨合羽を着て泥除け付けて家を出る。今日は遅刻するわけには 行かないから、近場ですまそう。ということで長尾近辺を適当に走る。とにかく 最低限の練習をすることが目標だから、ウォームアップだけでもいいと思いつつ走る。
最初は2%程度の緩い坂でもギアが重く感じる。うんうん。
5分も走れば段々と気持ちよくなっていく。ふんふん。
10分ほど走ると、こんどは退屈で物足りなくなってくる。はぁはぁ。
いくらなんでもコレだけで練習終わりにしたらぬるすぎるので、長尾坂を登ることにする。 ふもとまで下ってから裏坂を登り始める。当然ダンシング固定である。
途中の工場を過ぎたあたりで疲れてくる。やっぱり僕の今の力量のバロメータだな。 坂がちょっと緩くなるので腰を落とす。少し休んでからダンシングをして頂上まで登る。 時間は7時5分前。微妙だ。もう1本できるかな?でも遅刻すると恥ずかしいから 今日はもう上がろう。

。。。。。

で、結局新幹線には乗り遅れて、三島の送迎バスには乗れず、 研究会の最初の合同ガイダンスに遅れてしまいました。あほーです。 (会社にはヒミツね。)

研究会はなかなか面白かった。1日目の夜は懇親会でお酒飲んで議論した。 今回のお題目(SOA)は自分が以前にちょっとだけ研究した分野だからやりやすかった。 これから1年でどんなかたちの研究になるのか楽しみだ。


2005/4/12(火曜)
公約どおり雨のなか朝練した。
出るときは「だいじょぶかなー」と思ったが、府中街道の塚戸交差点付近から小雨がふりだした。 今日は出るのが少し遅れたからランド練にしよう。
左折してランド裏坂をめざす。この道は幅が広くてクルマが少なく走りやすい。斜度も大して ないからあまり練習にならないのだが僕のような体重が重くて筋力の無い人間には丁度いい 練習場になっている。
坂のふもとまで着くのに10分ちょっと。アップには物足りないが上り始めよう。 1本目はペダルが踏めない。週末の撃沈練習のつかれが尾を引いているようだ。 しばらくダンシングで耐えるが、次第に座ってしまう。まだまだだな。 こんな坂のこんな距離ぐらい、岩倉先生なら手鼻かみながらスルスル上がっていっちゃうな。
傾斜が緩くなり気を取り直す。しばらく行くとT字路があるので左折。もうすこし登る。 小さいトンネルをくぐって狭いくねくね道を登るが、いまいち走りにくいわりに 通り抜けのクルマが気になる。坂の頂上まで行って1本目終了。
今日は雨なのでゆっくりゆっくり降る。

2本目もたいして変わらないスピードで、大して変わらない距離までダンシングで登る。 今の自分はこんな程度なのだ。そういや沖縄直前もここで練習したっけ。あのときは どうだったかな。。。あんがい登れなくて自己嫌悪した覚えがあるなぁ。

3本目になりようやく踏めるようになる。といっても、前回比で1割未満の微々たる改善だろうが。 すこし気持ちも前向きになり、途中でギアを上げたりして頑張る。小トンネルより先のくねくね道は どうせ狭いし上りも大して無いので手前でUターン。下って4本目に入る。

いつものことだが、ある程度からだが出来てくると身体からの苦痛信号?が減ってくるのか、 考え事を始める。今日はなにを考えていたか分からないが、いつのまにか4本目も終ってしまった。 いかんな。これじゃトレーニングなんだかLSDなんだか分からない。
もうすぐ7時か。府中街道が渋滞するまえに家に帰ろう。

家について時計を見て「会社に十分間に合う時間だな、うっ?」

ようやく気がついたのである。今日午前は歯科検診をするため、午前半休を取得したのであった。 検診は10時15分から。。。ああ、尾根幹までいく時間があったなぁ。

くやしいから?朝から長尾日記を書いてしまった。



2005/4/11(月曜)
今日はサイクルポイントオーベストの開店1周年である。
平日なので何が出来るわけではないが、お祝いメールを出しておいた。

それにしてもこの3日間、連戦連敗で意気消沈である。

今日は会社で部会だった。(始まるまで中止だと思っていた)、
空振り三振ゲームセットという気分だった。
なんでも積極的・当たって砕けろというのは、だめのようだ。
今後は、ポリシーに反するが、むこうからやってくるのを 待たなければ、打開策がないようだ。


午後は事業部長と部長ばかりが出るエライ人の会議に同席させられた。 今月から担当する仕事はよっぽど重要らしい。やだな。 まともで重要な仕事なんて、今まで僕はやったことあるか? いつもだと、まともじゃなくて、すでに火炎地獄で、崩壊防止のために 応援要員として「死んでくれぃ」と投げ込まれるのが普通じゃないのか? 僕の尺度も仕事のポリシーもスタイルも、そういう火事場の環境に 合うようになっている。あまり行儀の良い仕事はしたくないな。 そういうイイしごとというのは、頭がキレて、外交・政治力も発揮できる 弊社に数名いる才女にお任せすればよいだろうに。

今日は体力も回復していないし、早く帰って風呂に入って寝たくなった。 3連敗は、気力の負けである。沈没。

(....着底)


午前中ですでに精神的死体となり陰陰滅滅としていたら、昼食直前に Bossからメールの返事がきた。なぬ?一周年は昨日だった? ありゃー。きのうオーベストに行ったのに(涙)、僕はなにも言わなかったよ。 しかもオーベストじゃなくてニコタマのジャージ着ていた。あああっ。 かとーはあほーである。馬鹿でのろまな亀である。罰として 明日は雨でも雪でも朝練である。雹が降ったら長尾3周で許してもらおう。


キラーン☆
ふっふっふ。
メール1本で復活してしまった。気合120%!!
別に励まされたわけでもないが、エネルギー爆発!


昨夜寝付けずテレビを見ていたら丸山茂樹のマスターズ挑戦の特集をやっていた。 彼はちいさいころマスターズで優勝した選手にあこがれてゴルファーになったのだ。 彼の目標はつねに日本の試合でなく、アメリカの、そしてナンバーワンの称号たる マスターズの大会で優勝することだったのだ。
強い憧れと高い理想。そして技術的なハンデ。かれの打球はスライス系で、つまり 打つと右へ弧を描いて飛んでいくが、マスターズを開催するオーガスタコースは スライス系に不利なドロー有利コースなのである。強い思いとニガテな設計のコース。 丸山はいつしかプレッシャーにつぶされ、予選での失敗がトラウマになった。
「ゴルフはイメージできなければ勝てない」というそうだ。 これは僕の全てに関する人生訓と同じだからよくわかる。 丸山はコースに立ってもイメージができない。トラウマが襲う。なやむ。 ニガテ意識からの呪縛を今、必死に取り去ろうともがいているのだ。
すばらしいっ!!
よし、僕もニガテ意識を克服し、いつか山岳レースで表彰台を取ってやるのだ!
(言い切り。言い切ったぞ)

実はBossが以前言っていた。「むかしは体格がどうだからどんなコースが ニガテとか有利なんて言わなかった。だから僕はそんなこと考えなかったよ。」 そうなのだ。あんなに筋肉質で太いBossが、修善寺のような登りばっかりの 地獄の責め苦コースが「いちばん好き」ってぐらい得意なのは、くだらない 思い込みで己を狭めたりしないからだ。
そう。僕の大好きなマンガ「逆境ナイン」にもある。

「へたな想像ならするな。自らの範囲をせばめるようなことは、男の中の男のすることではない」

ということで、オーベスト土曜練、山岳練習。。。いつになるか分からないが、 千切れても千切れても、絶対に諦めないのである。うおおぉぉぉっ!


ちなみに、逆境ナイン「二者択一」を読めば加藤がいまだひとり身な理由のひとつが きっと分かって頂けるかもしれない。

2005/4/10(日曜)
今日はニコタマ花見練習の日である。
昨夜、何度も悩んだ。
「明日は体調不良のためお休みしますので飲み会から合流します」
「土曜練で追い込みすぎたのでお昼から参加でもいいですか?」
どれも嫌だ。せっかくのニコタマ花見練、年に一回なのに出ないのは嫌なのだ。 ニコタマ練は千切れても待ってくれるから、とにかくタレまくっても走ろう。 走ったほうが回復もいいかもしれない。攣って痛い左脚も早く治るだろう。 そう思ってなんどもメールに手が伸びたが、出ることにした。
いや、正解だった。たしかに脚の攣りは、練習しているうちにいつのまにか消えて しまったようだ。それに意外と走れる。府中街道をたぐちさんが40キロオーバーで 曳き出したらもはやついていけないなぁと思ったが、なんと田口さんも昨日の オーベスト練で疲れが残っていたらしい。いつものようなめちゃくちゃ激しい ニコタマ・アンコントロールペースにはならなかったので助かった。

連光寺坂を登る。重い。。昨日の練習疲れを差し引いても、体が重い。筋力が減って体重が 増えたようだ。淡々と登るしかなかった。
坂を下り、左折し、こった川沿いをちょっと走って上り返す。のくぼっちがカメラを構える。 走るのに精一杯だがなんとかポーズをつける。いのうえさんがビデオ?カメラを構える。 。。。一応上りなのに、二人とも余裕だ。僕は登るだけで精一杯な状態である。
橋を渡ってお蕎麦屋さんのまえを右折し、尾根幹に戻って向陽台へ向かう。 稲城第三公園前の長いくだりではほとんど踏まずに回復に勤めて、次の短い登りで 頑張ってみようと思う。先行する菊地さん、ノクボッチまでの距離はかなりある。 ふたりはトラックアタックをかけて、逃げに出ていたのである。僕はそのとき、気力も体力も 出ないのでトラックのエアポケットに乗ることが出来なかったのだ。
坂をすでに登っている先行2人を、信号で止まっている自動車を掻き分けながら見つめる。 これはちょっと厳しい距離だなぁ。でも坂に入って、自然と立ち上がる。そして 「ダメ元の力づくダンシング」でぐいぐい上る。 さいきんハンドルやBB付近から異音がするが気にしない。今、この坂を座って登ったら タレるのは明白だからだ。
先行の二人が後ろを確かめる。あ、追いかける姿を見つかってしまった。 だいぶ詰めたがそれでも遠い。もうすぐ彼らは頂上だから、とてもこれは 捕まえられないな。
そう思ったら、自覚は無いが気合が抜けたようで、結局最後はのろのろとタレて頂上を越えた。

二週目の連光寺坂はもう、走るだけであった。昨日のゾンビー状態になりつつあった。 頂上でしばらく手塚さんを待つことになった。この後、どこへいく予定なのだろう?
田口さんが帰りたがっている。ふふふ。正直に態度にでる人である。僕も疲れたので 坂を下って川崎街道を戻りたいと思っていた。だが、いろは坂へ行って尾根幹に行くことになった。 「いろは坂、今日は花見客で走りにくいかも」という話がでたとき、たぐちさんが うれしそうな表情をしたのを僕は見逃さなかった。
そんなことをしていたら左手から手塚さんが坂を下って登場した。合流完了。 で、次は?やっぱりいろは坂に行くのだ。

いろは坂、最後にちょっとだけ踏ん張れば登れるかと思ったが、やっぱりタレた。 筋力不足と身体が重過ぎるのである。ダメダメだ。
先週の僕のテーマは、練習すること、食べることが主題だった。
今週は雨と出張で練習できないから、筋力強化と、食べないことをテーマにしよう。

後はのろのろ、難波さん、手塚さんの後ろでタレて走った。今日はおしまい。閉店です。 おつかれさまでした。。。 そんな状態である。まったくダメダメな日が2日続くと自分が無能に思えるものだ。

ミニストップのコンビニで休憩する。


脱力




しばらくしてリサステグマイヤー率いる女の子8割集団がミニストップに入ってきた。 よく見かけるなぁ。毎週ミニストップにきてるのか?まぁどーでもいいけど。好みじゃないもん。 そういえば厳密に言うとあのモンスーンカフェの彼女(だれ?)もタイプじゃないっていうか、 つまりは美人はニガテなのだが自発的な笑顔ができる人には弱いのである。あ、そんなことは どーでもいいや。

ミニストップ休憩のあとは尾根幹、川崎街道を通って矢野口で皆と一旦別れてオーベストへ向かった。 ヘッドまわりの異音を直してもらうためだ。
オーベストで開店を待っているとヨッシーと若林さんが来た。若林さん、昨日ひとりで名栗湖まで 行ったそうだ。。。。は?は?
このひとはよっぽどヒマと体力と、そして何より、すばらしい精神力か根性を、女性ながら 持ち合わせているのだな。さすがオーベスト日曜練メンバーだけある。
じつはひそかに松崎さんもチェックしている。あの人は、あのオジサンは、確実に速くなっている。 スタートラインが僕と同様、
「連光寺坂をインナーローでもぜいぜい言って、やっとこさ登れるようなレベル」
でロードに取り組み始めたのだが、すでに今年のチャレンジロードで修善寺を数周回っている。 この上達ぶり、年齢からいっても尊敬に値するのである。 。。。日曜練、じつはすごいことになっているかもしれない。 きっとファンライドのあの女性記者は日曜練でさえ千切れちゃうだろうな。

お店に入ってヘッドを見てもらう。分解して掃除してもらい、ヘッドパーツをミズノ純正の ウス型じゃなくてロードで一般的なねじ込み式に変えてもらった。こちらのほうが軽くて 緩みにくいのだ。
ハンドルを持ち上げて前輪を地面に叩きつける。うん。ビビリ音がでないし、しっかりしている。 これなら安心だ。さて、ではニコタマ花見練の花見に合流だ!
帰ろうとしたらフタハシさん、キクチさんのアスペンおじさんコンビが来た。元気だなぁ。 ってか、今日のオーベストは開店時からお客が満載で、さぞBossも忙しいことだろう。 お店を出て超・向かい風のなかニコタマへ向かった。

お花見は、お花は見なかったが皆で練習やらレースやらの話題で盛り上がって楽しかった。 けっこう飲んで食べた気がする。僕が合流したのが1時過ぎで、涼しくなり始めた4時ごろまで 飲んでいた。風が強くて難儀したが、それを除けば実に楽しい飲み会だった。


2005/4/9(土曜)
。。。。

いつもオーベスト土曜練はキツくて千切れてあたりまえな自分だが、そして 年末年始のころは「練習場所への移動ですでに千切れちゃって迷子になった」 ということもあったが、この日ほど精神的に負けた日はなかった。

金曜の夜、睡眠時間を計算して早めに寝た。むかしは寝つきの超・悪い子供だったが さいきんはあっさり寝てしまう。こどものころのあの長い時間はどこにいったのだろう。

練習もいちおうしていた。月曜は風邪で寝込んでいたが、火曜日にひさびさの朝練で 稲城のゴルフ場坂(僕は連光寺坂と呼んでいる)まで往復した。水曜は仕事の都合で 練習せず、木曜はジテツーで追い込み、金曜日はランド練で坂を登り、ジテツーで追い込んだ。 いちおう走ってはいる。引きずっていた風邪も完治したはずで体調もOKだ。
自転車の整備もめずらしくちゃんとやり、ネジの増し締めをし、空気圧をいつもの 8気圧より少し高めにして、万全の準備をしたのだ。
朝じゅうぶん間に合う時間に起きて朝ご飯を食べる。さいきんの反省点として練習の 中盤に燃料不足になるので今日は普通のパンと、ジャムのたっぷり入ったヨーグルトのほかに ごはんを食べた。ごはんのほうがパワーの長続きすると思ったのだ。 ごはんといえば、今週の木曜日の昼に清水港という飲み屋に行ってかなりたくさん食べた。 これも
「ごはんでパワーが出る?」
という仮説を自分の体で人体実験するためでもあった。
(まぁごはん好きにとって口実とはありがたいものである)
朝からご飯に生卵をかけて食べる。かなりな摂取量である。

ドリンクも去年の地獄の群馬200キロの生命線だったキナンCCD、じゃなくてグリコの CCDドリンクをボトルに詰めた。これなら最後まで大丈夫だろう。

着替えて長尾坂を下り、府中街道を走る。おおお!この前の朝練のときよりも ギアが軽い!2、3キロ速くなったみたいだ!今日はいいかんじだ! 今日は走れるぞ!

。。。。。

そう思ったのは野猿街道に入るまでであった。

「あれ?」「踏めない」

明らかに速度を上げられないのである。理由はわからない。 今になってアレコレ考えても、要するにダメはダメで変わりは無い。 でもそのときはさっぱり分からなかった。 踏めない・回せないの二重苦は致死的である。

野猿峠は信号が変わったと同時に急いで前に出る。そりゃ最後尾からのろのろ 走り出したら、今日の踏めない自分じゃ千切れてオサラバするのは明白だと 思ったからだ。
山田さんの真後ろにつく。すぐに先頭交代をする。しばらく先頭をはしる。すると Bossと北川君がのしのし前へ行く。もう?もう出ちゃうの?
なんだか体力が沸いてこない。なんだろう。確かに呼吸は苦しい。練習不足なのは明白だ。 特に先々週は風邪と年度末の仕事の追い込みで6日間も自転車に乗らない日があった。 だから息があがるのは自業自得なのだ。
そう思いつつ、ちぎれた数名となんとか野猿峠を越えた。 その後は南野の跨線橋付近の信号で集団と別れ、もうあとは追いかける気力も出なかった。 町田街道?のアップダウンを超えて、いつもの「ちょっと待ちポイント」になんとか たどり着いたものの、「今日はどこまでご一緒できるのだろう」という思いしかアタマに 浮かばなかった。

城山付近を南下し、小倉橋を渡る。なぜか小倉橋付近では先頭近くになってしまった。 いや、今日は少しでも前に出ないと即切れしてしまうからしょうがないのだ。 小倉橋からののぼりはダンシングで頑張る。ない力を振り絞って我慢する。意外と搾り出せる ものだ。いや、それで尽きたのかもしれないが。
その後はずるずるとタレてしまい、串川橋についた頃はもう、出来上がっていたのだ。

南山を登る。。。。

以前Bossが言っていたセリフ。
「過去に運動経験がある人は、身体的な苦痛の追い込み方を経験で知っている」

そうか。超文科系・帰宅部の僕はまだまだ追い込みが足りないのだ! 南山は斜度が一定なので自分の呼吸を続けられる最も早いペースに固定し、呼吸にあうよう ギアを上げる。続く範囲で最大限の追い込みをやってみたのだ。 呼吸が緩くなればギアを上げる。呼吸が速くなれば?いや、頑張るのだ。

踏めないからだでも精一杯こらえる。頂上はまだ?頂上はまだ? 山肌に張り付く杉の林から黄色い煙が上がる。「和田さんだいじょうぶかなー」 意識は呆けている。
かなり長いこと粘って最後に斜度が上がり、もう踏む気力も全部吸い取られて頂上に着く。 くだりは路面が良くないので用心する。路上にこぶし大の石がころがっている。 高速コーナー中にアレに乗り上げたらサイアクだな。
途中でパンク修理中の集団に会った。たいへんだな。でも僕もたいへんだから面倒は みられないな。声だけかけて置いていく。
坂のふもとに大勢待っている。はぁ。つかれた。
止まってクリートを外そうとしたら車体が反対側に傾く。慌てて反対の足を外そうとして ふくらはぎが猛烈に攣る。どかーん。そして動けなくなった自分と自転車はぱたりと 路上に倒れた。攣った左足を抱えてうめく。ぐえ。
そのあとは宮ヶ瀬方面に行き、平地とくだりばかりを走る。攣った脚は治らないが、なぜか 自転車を漕いでるときは大丈夫である。
暫く行って先日の半原峠往復練習の帰りコースに入る。あー、この前はココで燃料切れだったっけね。 しかも千切れてコンビニへの右折が分からず、ひとりで三増トンネル→小倉橋→橋本→尾根幹 と進み、最後には江戸一のお店を探して府中〜調布間をさまよったんだっけ。。。

今日は燃料切れはない。でも、ずっとおなかが重かったような気もする。パワーが出ないのは 朝に卵かけご飯みたいな重いものを食べたせい?それとも月曜まで風邪だったせい?いや、単純に 練習不足だったせい?わけがわからない。まぁ練習不足ということにしておけば簡単だろう。
平地だから何とか頑張る気力も起きるが、もう自分の脚は終っている。筋肉が重く、鈍く、にごっていて 反応しない。反発力ゼロ状態になっている。 ああ、坂だ。だめだ。ずるずる後退する。千切れてしまう。今日は道を知っていたからコンビニには 着いた。足が攣っていて歩くにも難儀する。

その後は田口さんに介護されて、これほどまでひどい状態はいままであったろうかというぐらいに がっくり挫折して、ただ悶悶と走った。両足はもう、他人のゴム状態である。橋本駅ちかくをすぎた あたりで、今日絶不調だという五百旗頭君と合流した。そりゃ彼でも不調な日はあるだろう。
3人で尾根幹を走る。ん?正確に言うと、田口さんと五百旗頭君の二人が先行し、動く死体 (モビルゾンビー、、、ゾンビってもともと動くからゾンビなのか?)の加藤がママチャリ速度で 追いかけていった。
尾根幹終点で五百旗頭君は多摩川方面へ向かい、僕と田口さんは府中街道を走った。 なんども田口さんにフォローされつつ、でも脳内から脚まで死んでいる自分はタレまくって走った。 宿河原で田口さんと別れた後は、道端に座り込んじゃうかも?と思ったが、いちおう脚を着かずに 長尾坂を登って玄関までたどり着いた。
土曜の午後は一日寝込んだ。
いったいなんだったのだろう?


2005/4/8(金曜)
会社で書いたが家に送るのを忘れた。そういう日はしごとを一生懸命やった日とか 会議の多い日とか、あるいは「まるでこころそこにあらず」の日である。
週末なので月曜までアップできない。それにどーせたいした内容じゃないので どうでもいいか。
ちなみにこの日は6時過ぎに起きたのでランド朝練とジテツーで許してやった。


2005/4/7(木曜)
今日の昼は清水港へ行った。別に静岡県ではない。そういう飲み屋が小杉にあるのだ。 昼の定食は790円で安い。なにが安いって、ボリューム比で安いのである。

ご飯は当然どんぶりで出てくる。後輩の松橋君に言わせると
「おかしいです。あの量はおかしいです。茶碗の2杯分ぐらいはかるくありますよ」
とのことだ。
味噌汁、お新香、生卵、全部お替り自由。定食でなくて「いくら丼」を注文すれば、 いくらはいくらでも食べ放題だっ!
今日の選択は「刺身定食」。カンパチ、マグロ、キビナゴが載っている。 店名が港だけあって、それほど悪くない。卵をといてどんぶりにかけて食べる。 ああ!さしみとどんぶり飯が消えてしまった!どこへ?
しょうがないのでお替りを頼む。こんどはゆっくり、2個目のたまごをかけてから 食べる。ごはんはおいしい。ごはんはおいしい。
全部食べてお茶を飲む。ふぅ。まんぞくだ。これでデザートも甘いものもいらない。 昨日はたいやきを食べてしまったが、今日は不要だろう。 こんなに食べて良いのか?
まぁ今日はジテツーしたから許してもらおう。 そういや昼前にチョコ食べていたな。。まぁ忘れよう。

春、暖かい空気と、おいしいご飯と、のどかな風。
し、しあわせだなぁ。
まるで少年時代のひるさがりの一ページみたいである。


2005/4/6(水曜)
今日は仕事上、いろいろ節目だった。そして選択の日だった。
仕事のことで落ち着かず、朝錬せずにじっと早朝から考え事をしていた。 会社に行って午後から顧客先へ。合同会議でカンタンなご挨拶した。 それでおわりだった。
なんだかあっけなかったような、これなら朝練で尾根幹まで行ったほうが 気分的にもすっきりしただろうと後悔する。

夜は二つの飲み会がブッキングしてしまった。新しい仕事の顔合わせミーティングと、 南青山でやった仕事の「おつかれさま」ミーティング。僕は後者を選んだ。 だって新しい仕事の飲み会はメンバーが20人以上いるし、全然知らない人だらけだし、 ほとんどの人間は一次開発で顔なじみで、自分だけ知らない人で、浮いちゃいそう だったからだ。
逆に「おつかれさま」飲み会はメンバーが7名で、取引先の担当者とはこの1ヶ月、 いろいろ話していて懇意だったから自分が出る意味があると思った。 そしてこの選択は間違いではなかったと思う。大変たのしい飲み会だった。ただし、 上司たちのタバコを除いて。
となりに座った上司が灰皿にタバコを置くと、風の関係でまっすぐ加藤の顔に当たる。 上司のタバコは話し込んでいるせいかほとんど灰皿の上にあり、彼のタバコは半分以上、 加藤が間接喫煙してしまった。タバコ全滅戦隊アカレンジャーの自分としては、いつ かれらの話を中断させてタバコを消してもらうか考えたほどである。

しばらくして話題がモンスーンカフェの話になった。どうやらハーフのあの子は お客に有名な美人らしい。その輝くステキな笑顔に誰もがKOされるのだそうだ。。 ああ、そんなすばらしい彼女が、かとうだけの不在を悲しんで、ひとり泣いて暮らすのは イカンのである。うーむ。休日に南青山まで自転車でいこうかな?
そんな空しい妄想をしていたら、上司は前から気づいていたらしく、
「加藤君、げんきないねぇ。」と指摘した。バレバレである。
きっと表情にぜんぶ出ていたのだろう。我ながら単純な人間だと思った。 話題が弾み、飲み会は円満に終わった。また一緒に仕事しましょう。とか、定期的に 会いましょうか?という話がでた。「次に会合するならぜひモンスーンカフェで」と 言えば良かったと帰りの電車の中で思った。
(でも言ったら上司の格好の餌食だな。。。)


2005/4/5(火曜)
今朝は5時前に目が覚めた。のどの調子を確かめる。なんとなく大丈夫そうだ。 風邪は治ったのか?いや、日曜日もそう思って修善寺に行ったら、夜になって 辛くなった。でも、だからといって今日も練習を休むわけにはいかない。
昨夜はバチャバチャ雨が降っていたらしいが、どうやら朝の天気はよさそうだ。 窓をみる。明るい。まだ5時ぐらいなのに外はもう空が白くなっている。 のろのろ着替えて準備をする。5時45分。では、練習に行くか。
さて今日はどこに行こう。ひさびさのような気もするし、かったるいし、 長尾3周にしちゃおうかな。いや、今月末は大事なレースがあるから、もうちょっと 頑張ってよみうりランド練にしようかな。なんだか車道走るのしんどいなぁ。

玄関を出ると空気が冷たい。やだなー。まだ冬の残りなのぉ〜↑と思いつつ、 ウィンドブレーカを着込む。これで万全のはず。では参るか。 長尾坂をさーっと下って府中街道にでる。クルマはいない。そりゃ6時前だから当然だ。 ペダルを踏みしめて前へ進む。意外と力が入る。ダンシングする。スピードがわりと出る。 正月後の超・ださださ状態よりはマシのような気がする。気がするだけだが。
すぐにたれて、あとはノロノロ府中街道を進む。塚戸交差点に気が付かずにまっすぐ 進んでしまった。今日は時間の余裕もあるし、ランドはやめて、尾根幹まで行くかな?
川崎街道に入って路駐のトレーラートラックをよけながら南多摩まで進む。 さて、どちらに行こう。左折して光陽台〜尾根幹?それともまっすく進んで 連光寺ゴルフ場坂を登るだけで、あっさり済ましちゃう? 練習強度は水曜に上げるということで、今日はひさびさだし軽く行こう。 ということで連光寺坂を登って帰ることにした。言い訳のような気もする。

歩道に上がってのんびり進む。。のんびり進む。ハッ。いかん。これじゃ、 練習じゃないぞ。移動だ。自転車移動だっ! 中盤を過ぎてアヤマチに気が付き、ダンシングを混ぜて登る。。。おそいなぁ。 ほんと登りは遅いなぁ。いや、平地も遅いけどさ。

頂上でUターンして、同じ道を帰る。帰りの川崎街道はなぜかスピードがでる。 いまさら身体が暖まったのだろうか。
登戸警察署の前を40キロで通過し、小田急線の陸橋も勢いで登ろうと意気込む。 まぁ無理だろうけど。すると後ろから「ごわ〜〜〜」と振動を立てて重そうな 何者かが迫ってくる。きっと重量級のダンプだな?負けないぞ!とぉ〜っ!えいえいえい! じりじりと背中に巨体が迫る。ついには自分の真横を並走する。なんだこいつ? ゴムタイヤ式のクレーン車じゃないか?おれは登りで、こんなやつにも抜かれるのか? 頂上付近で競り負けて、クレーン車の先行を許す。もはや全力を出しきってのろのろと 下り坂を進む。振り返るとトラックが車間を空けて真後ろに迫っている。ああ、 申し訳なさすぎだ。おれが遅くてクレーンを抜けずに困ってるじゃないか。 申し訳程度に加速する。でも40キロまで上がらない。下り坂なのに。 もはや終わっているのである。

向ヶ丘遊園駅前の信号でストップ。クレーンと並ぶ。ぜぇぜぇぜぇ。
信号ダッシュではまけないぞ。こんな超・重量物とスタートダッシュで負けたら もう立つ瀬がない。信号が青になった。よっし!えいえいえい!えい!ち、力が入らない。 だめだ、さっきの登りで脚が残っていない。ここは元気な日なら40キロは軽く オーバーできる微妙な下りまっすぐの好条件道路でないか。ああ、40キロ、39キロ、 38キロ、、、うしろから、かすかに、あの轟音が聞こえる。宿河原交差点まで 逃げ切れるか?つ、つらい。もう抜いてくれ。いや、まだだ。 相手は40キロをキープして自分を試しているかのように真後ろに張り付いている。 なぜ抜かない?加速して追い抜くパワーがないせいだろうか。ならば40キロキープ しなければもうしわけが立たない。えいえいえい。。。

宿河原交差点が赤を指している。減速。停止。。。今日の朝練は終了した。 あっさりした朝練だが、最後は妙に頑張れた。もし今日走らなければ、きっと 土曜練で野猿街道に行く前に千切れてしまい、追い上げ不可能な迷子状態になっただろう。 今後は風邪ひいても熱がなければ乗ったほうが良いかもしれない。 うーむ。。。とりあえず朝錬は続けなければイカンなぁ。そう思いつつ長尾裏坂を登った。

ひさびさのような気がしたので会社でEXCELを調べる。。。なぬ?6日も走っていない? 風邪をひいたとはいえ、中6日も走らなければもう、ドン亀級におそくなっちゃった はずではないか。こりゃ今週末の土曜練は、野猿街道に行く前に迷子でエーンエーン。。 いかん。明日からは尾根幹目指して頑張ろう。そのためには早寝しよう。 そのためには早く帰ろう。そのためには、仕事は上手にサボろう?

こんなアホな日記をヒマにまかせて会社でこそこそ書いていたら、上司が部長によばれた。 はて?なんで呼ばれたんだろう。すぐに帰ってきた上司の表情は、、、暗いぞ?なんだ? なにがあった?つぎに部長が「ちょっと・かとうくぅん」と呼ぶ。
うーむ。なんだろ。この部長は信頼してるから何言われても大丈夫だ。でもやっぱり 緊張するなぁ。4月からの仕事はまだ決まってなかったから、当面は「待ち」状態で あそんで、いや、勉強していられると思ったんだけど、どうやら次の仕事がきまったようだ。

話を聞くと、Webサイト系の仕事らしい。ほう!この2年、企業間データ通信をやっていて イマイチ乗り気じゃなかったが、ひさびさのWeb関連に返り咲きである。いいかも。
部長から話を聞く。なぬなぬ?あーでこーでこう?なんだ、むかしブリブリやっていた世界と ほとんど同じジャン。いや、そんなことは一言も言わないで殊勝に説明を聞く。
こんどは小杉の本社メインで仕事が出来そうだ。ラッキィ。通勤時間が短いから ありがたい。まぁ、ふたを空けたら地獄車だってのはよくある話だから、楽観できないけど、 とりあえずは仕事を上手くこなして、朝練の密度を上げて行こう。。。

でも、Web系の仕事をするとなると、今までいたグループを離れることになる。上司のIさんは さびしそうだ。せっかく最後にいいところ見せて信頼してもらったのに、即・異動ってのは 申し訳ないな。でもま、このグループにはI女史という、当社随一の才媛がいるから大丈夫でしょ。 まさかワタクシとI女史ふたりも同一グループにいたら、他の方に申し訳ないでしょう。
(ん?なにか違う?そいや、よく考えてみれば、男性に限れば、もっとすばらしい社員が 僕のほかにも山のようにいたっけ。。。はは)


2005/4/4(月曜)
今日は「オカマの日」である。なぬ?しらぬのか?
5月5日は端午の節句。3月3日は雛祭り。ならば、4月4日はオカマの日だろう? ジョーシキである。
今日はこんなくだらないこと書くぐらい、ヒマな一日だった。 先週末、南青山のしごとが完了した後上司から
「しごと、お疲れ様。しばらく有給休暇でも取ってゆっくり休んでください」
と言われたのでよろこんで1日だけ休ませてもらったのだ。
でも今日は風邪のせいで喉が腫れて、いちにち家でごろごろしていた。 おかげでまた坂が遅くなっただろう。明日はもう、喉が痛くても気にせずガンガンやるしか ないかもしれない。
今日はヒマなのでオーベストHPのスペシャルページを作った。
それから井上さんから借りている2004年ツールの第9ステージを観た。なんじゃ、2人の逃げが 150キロ近く走って、ゴール前50メートルで捕まるって、どうゆうこと? そのあとスプリントを制したのは、小柄なスプリンター?
いやはや、レースというのは、ジョーシキでは思いつかないことが起こるものだ。 第10ステージは山岳ステージだそうだ。。。すると、そろそろお決まりのパターン、お決まりの人が でちゃうのかな。うーむ。なんか最近の水戸黄門みたいに魅力が無いな。別に僕はランスさんに 恨みは無いが、真似できっこない走法を見ても研究にならんのだ。どうするべ?
だからといって、バックステットをみてなにか得られるわけでもあるまいし、むずかしく考えることは ないのだろう。そういえば昨日のフランドルにランス先生は出てたらしいな。28位だって。 がんばってるねぇ。それじゃ2004年ツールもみるか。
(ことしのフランドル、だれかビデオ持ってないかなぁ。)
去年のフランドルはDVDを森川さんから貰って、全部通して2回?、最初の30分ぐらいはかなり繰り返して 見たかもしれないな。ワンデーレースってのは分かりやすくて、しかもパワフルで面白い。 ツールの山岳も、パワフルという意味ではキワモノ級であろう。ふむ。来週末の楽しみが増えたな。


2005/4/3(日曜)
風邪は治ったはずだが、今日修善寺は天気が良くて薄着で観戦していたら夕方に寒くなった。 Bossはついこの前まで病後の体力低下でやる気がイマイチだったようだが、昨日の森川練で 気合を貰ったようだ。やる気満々で望んで、早い段階からシマノ3人、ミヤタ2人と、アイサン1人 YOU CAN1人とBossあわせて8人で先頭集団から飛び出してしまった。とにかく最初から7分台という とてつもないペースで展開がすすみ、つぎつぎと後方をふり千切っていった。
周回を重ねるごとに先頭8名と集団の差がひらき、かれら8名で勝負かと思ったが、終盤になって YOU CANとBossの2名が遅れ始め、先頭6名も半分に割れ、結局シマノの野寺が一人逃げを決めて 逃げ切り勝ってしまった。
Bossは追いかけてきた数名と小集団を作ってゴール直前の坂でアタックをかけるが決定打とならず、 くだりゴールのスプリントで惜しくも10位になった。 ついこの前まで体調を崩して試合を棄権しようか悩んでいた人間には思えないパワーだった。 そして自分は、シマノやミヤタのようなチームに対して1人で闘うBossを応援するだけじゃなく、 なにかもっと出来ないものかとくやしく思った。
帰り道は当然渋滞。きっと加藤カーが最遅だろう。
ちなみに行きは記録の「矢野口コンビニ→修善寺前コンビニ=1時間30分」を記録した。


2005/4/2(土曜)
昨日は風邪薬をルル4錠からパブロンG4錠に換えてすっかり治ったと思ったのだが 今朝になってまた喉がはれて鼻水がじゅるじゅる出てきた。昨晩アルコール消毒したから もうだいじょうぶだと思ったのだが、ちょっとしつこい風邪である。
おかげで今日は一日家で暖かくしているしかない。あまりにヒマだからうぇっぶさーふぃんして、 長尾日記まで書いてしまった。今晩は親戚と会食だ。まぁ一日寝込んでもヒマだし、ちょうどいいか。 明日はチャレンジロード。今晩は早く寝よう。

そういやオルベアのカメラマン担当の方?から貰ったCD-Rを今日見てみたが、やっぱり プロのカメラマンが撮る写真はアングルがいい。しかも機材が違うせいか、いいタイミングで 連写している。だからスナップ写真じゃなくて、一枚いちまいが絵になっている。 ちょっと勉強になった。まねできそうに無いのだが。


2005/4/1(金曜)
今日はあの子と涙のお別れである。

二人はお互いの姿を見つけ、走りより、手を取り見つめあう。
じっと黙って向き合う一対の姿は、まさに歴史か美術の本に収められた一枚の絵画のようだった。 まわりの時が止まり、永遠とも思える瞬間がながれる。
うつむく彼女。無言の僕。
そして動き出した時間は、無常にも二人の運命を引き裂いたのだ。 別れの言葉も出ずに、離れていく姿。姿。

ああ、神もご照覧あれ。無垢なる慕情は清い光となり、喧騒で埋まる灰色の南青山の空に 涙色の虹をかけたのである。
これがすべて全能なる神のはかりごとだとすれば、なんともむごいことであろう。 すべては過ぎ去る運命なのであろうか。

夜、机で頬杖つく加藤の心配事は、来週から、僕の居なくなったあの席で、笑顔の消えた彼女が 毎日人知れず涙を落とすことなのである。

うーむ。来月ぐらい、もういちど某所の仕事受注しないかな。