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2005年7月の長尾日記



8月のテーマ曲
玉砕覚悟でも小川村へ行こう。

サブテーマ
「♪じゃいあんと・こ〜んが、ターベたく・なるのわー」
「なぜでしょうねぇ、なーぜーでー、しょうねぇっ!」


2005/7/31(日曜)
体調が悪いので家で静養した。
テレビで「でぶや」の再放送をやっていたので観た。いつみても思うが、 タレントの石塚氏は得がたいキャラクターだ。かれの食べている表情を見ると、 それが営業用だとしても、つい心から「ほっ」とする。
他のレギュラーも食べ方を工夫しようとしているが、彼のすがたはまったく 他の追随を許さないレベルだ。すばらしい。

そのままお昼のテレビをつけっぱなしにしていたら、ベリーズ工房が出てきた。 なるほど、これがベリーズ工房か!某歌詞サイトでチーム名は知っていたが、 現物はコレか。。。まるでお子様番組だな。いくらなんでもこんな小さな子供に オトナチックなキラキラ衣装を着せてテレビで躍らせるのは、教育上よろしく ないのでは?
え?なにがアカンって?ガキなのに外見にこだわりすぎる。
外見にこだわるのって楽しいかもしれないが、精神力というか、 人生の消耗も大きいぞ。ってか、人生ヒマならべつよいか。 でも子供の頃って、もっと他の、実りあるものにチャレンジしたほうがよいような。。

うすうす気が付いていたが、ベリーズ工房とはつんくプロデュースらしい。 なんか嫌なビジネスだな。いや、つんく本人もビジネスだと割り切ってやっているのだろう。 つまり市場が求めているってワケか。ならば彼には、市場より上位の正義はないんかい? おまえのつまらん歌詞にいつも出るじゃないか、「でっかい世界平和」とかさ。
まー、ゲーノーカイなんてどうでもいいか。べつに。
そうおもってテレビを消した。

ところで僕は「う○まっぷ」なる歌詞検索サイトを時々みることがある。 なぜって、太古の昔の高校生だったころ、僕は合唱部に入っていたが、 音楽と歌詞のこだわりはかなりあって、歌詞のダメな曲は歌謡曲だろうが なんだろうがジャンル問わずダメだと信じていたのである。 そのせいか、今でも歌詞というものに時々興味をもって調べたりするのである。

器楽と異なる歌曲とは「意味」という音以外の次元を持っている。歌詞という コトバを使って、聞く人へ向けて、単なるメロディー以上のパワーを発揮する。 だから、その歌詞の洗練こそ、歌曲には命だと思う。
もしも歌詞がどうでもいいなら、器楽曲におもしろい曲はいくらでもあるじゃん、 わざわざコトバなんてつける必要もない、というワケである。

そういう意味で一時期流行った「つんく」プロデュースの曲は歌詞サイトで 何度かチェックしたことがある。でもはっきり「ダメ」だと思った。 なにがダメだって?まず、首尾一貫していない。ことばの意味が連続しない。 だからじっくり聞こうとする集中力が途切れる。テレビではオネーサンの派手な 外見がないと続かない、という仕組みなのだ。
また彼の歌詞とは、ストーリーの構成のなさをごまかすために飛び道具的な 派手な単語をちりばめている。だから何気なく聞いていると景気はいいが 中身がまったくない。メッセージがありそでない、という曲に仕上がる。だから 湧き上がる感動がない。

こういうコトバたちを、某小説の「ぼっちゃん」の中では「ビールの泡」と形容していた。 そう、まさしく「ビールの泡のような歌詞」である。だから「ラブ・エボリューション」が 流行ったのは年末の会社の飲み会のカラオケ用であり、泡沫曲として、まさにピッタシだった のである。
ま、それはそれで需要があったのだな。さいきんはそう思うようになったので、 別に気にならなくなった。聞き流す曲って存在もあるんだな、と思えるのに 僕は意外と時間がかかったようだ。

勝手な持論では、サザンとELTは分類学上、まったくの同類である。 なにが同じって、歌詞に出てくるストーリーの内容のステレオタイプさが、 まったく同じだと思うからである。
まぁコトバの意味や解釈は人によって違うだろうから、文句を言うのも的外れか。

自分の好きなMISIAは、声にパンチがあると思っていて実に気に入っている。 小柳ゆきも声にハリと力がある。歌う曲はいいのも悪いのもある。 彼女らにいい曲がハマれば、すごい力強いパワーがでる。実にイイ。

声は良くても嫌いなのが井上陽水だ。「少年時代」はましだが、それ以外は 陰々滅滅として芸能界の裏街道ムービーみたいだ。松山千春は許せる範囲か。
平井堅は1枚だけCDを買ったが、ちょっと歌詞が女々しかったので聞くのを辞めた。 もっとイイ曲もあるのかもしれない。でも、歌謡界の男性歌手はきれいな高音を目指す 人が多いのような気がするが、なんでだろう。趣味が合わないな。高音ならば ソプラノにまかせりゃいいだろ。男の声の美しさって、ちがうところにあると思うが。 それを体現しようとして一時期努力したが、どっちかというと大人しいはずかしがりな 性格なので(あはははは)、合唱団にいても大成しなかったようである。

そういや、浜崎あゆみは、以前は歌詞の力に恐ろしい迫力を感じたことがある。 でも、さいきんはどっしりしすぎているようだ。オトナになったということか。

そういえば、歌詞には意外と個人的なことばが込められていることが多い。 自分で作詞して歌う人に多いようだが、個人的なメッセージと思われるものもある。 でも、それは不思議ではないことなのである。なぜならば、いちど歌詞を作ってみれば 分かるが、歌詞というのはマジメにやればカナリ精神力をつかうものであって、 ことばの洗練をくりかえすうちに、ことばの中に作詞者自信の気持ちが出てくることが あるのである。
むしろ自分の中にないものを頭ひねってコトバだけで表現しても空想上のユーレイみたいで ちっともパンチがないのである。

それはブログが流行る理屈とおなじだ。
ブログのことばには、その人自信が宿っている。最高に面白いブログは、たとえが悪いが、 沈みかけているタイタニック号のお客さんのさけびのようなブログかもしれない。
でも、苦労人の歌詞はすべてが面白いとは思わない。表現力やものの見方という 問題もあるからだ。どこかで聞いた話だが
「おもしろい本をかく人は面白い。でも、おもしろい人が面白い本を書くとは限らない」 というそうだ。

(つんくとゴーストライターと、ことばの素顔という話は削除?しました)

2005/7/30(土曜)
なんとか家にたどり着いた。む、胸がくるしい。

なぬ?も、もしかして、これは「ナカノ君のジャイアントコーン」とおなじ、
思春期なのだろうかっ!

・・・いや、単に呼吸器系がイッテしまったらしい。味噌汁飲むのも辛い。

今日の土曜練、野猿街道は「なんだ余裕ジャン」と最初思った。なにせ 山口・高橋の突撃コンビがいないから加速しても恐ろしい領域に行かない。 さいきんの新しいトレーニングの効果もあって余裕で今日は視野が広くなった気になった、 が、それもすぐに霧散してしまった。
後方にいたら信号で切れてしまい、追いかけようとしたが意外とスピードが出ない。 後ろから最近は中継ぎ職なのか、ナカノ君がやってきてガンガン曳きだす。 あれっ、47キロを越えそうだ。
もう青息・吐息である。く、くるしいっ、キモチワルイっ。
信号のおかげで野猿峠手前で先頭と合流できた。はぁはぁ。 なんだか脚よりも心臓が今日はだめだ。つまり「練習がたりない!」ということだ。 あぁ、身体は正直である。
でも野猿峠は前回のときとさほど変わらない。なんとか千切れた追走組で頂上にあがり 追いかけ始める。。。ん?息が上がらないぞ?
そこから一人だけどんどん遅れる。ぜんぜん走れない。
さいきん残業が多くて寝不足のせいか、それとも木曜の夜にビールなぞ飲んでしまったせいか? あるいは昨日から胃腸がイマイチでソバとかパンばかりたべているせいか?いや、ちがう。 単純に「週間の走行距離が短すぎる」のである。
夜中に気休め程度にローラー台にのっても、30分ぐらいじゃぁ20キロにもいかないだろう。 自転車通勤も片道8.5キロ。。。ペダリングは確かによくなった気がする。以前は 筋力不足で終っていたのだが、今日はキモチワルイで終われるようになった。 だからその点は進歩はしている。でも、今日はまったくダメダメだった。 なぜなら、練習不足というヤツなのであるから。

いつもは野猿峠で遅れても左折した後の並木道でなんとか追いついていたし、 法政大周辺で切れても小倉橋までには復活していた。 でも、今日は休憩所まで「ずーっと切れっぱなし」だった。

帰りはコンビニ寄って補給し(今日は補食を忘れた。)、激タレして走っていたら パンクで遅れた川上さんに追いつかれて「一緒に走りましょう」ということで その後はちょびっとマシに頑張った。ほんとは25キロぐらいでとろとろ走りたかったが もし本当にそうしたらもっと辛かったかもしれない。意外と踏みなおしながら 多摩川まで同行した。今考えると救いの神だった。

そのあとの多摩サイはマジで激タレした。なにかがくるしい。なにかがくるしい。 無風なのに時速が20キロを下回った。マウンテン、フラバーにさえ抜かれる。 よろよろしながら長尾坂を登り、家に帰り着いた。
シャワーを浴びて、着替えてクーラーの下で寝る。む、むねがくるしい。

どうやら私の呼吸器系はアスリートとは呼べない代物のようである。 次から次へと、課題は解決するまえに増えてくるものなのである。


2005/7/29(金曜)
最近ペダリングの左右バランスを調整する練習をしたら モモの内側が筋肉痛になった。正しい補正練習の結果かどうかは まったく不明だ。きっと明日の土曜錬で判明するだろう。
なぬ、ぜんぜん変わらないだろう?
うーむ。。。。その場合でも継続あるのみである。
新しい練習は最低でも2週間ぐらい続けてみないと効果の真偽は 分からないはずである。

身体の話だが、6月末に夏用のスラックスを2本新調した。
さいきんのワカモノはお尻やモモが細いらしくて、ウェストサイズで 合わせるとぜんぜん入らない。で、モモやお尻のサイズで合わせようとすると、 ウェストがかなり余る。ベルト必須ではないか。
きっと当HPの読者(いるのか?)は自転車体形のはずなので、きっと 同感して頂けるはずである。
ところでこのスラックス、着た感じはすらっとしてカッコイイ。 良い買い物をしたと思って最近愛用していたのだが、いざ夏本番になって 汗をかくようになると大問題に気がついた。外出して汗をかく。昼の電車に乗る。 座席に座る。。。
「ひ、ひざが曲がらない!」

モモ、尻がパンパンなので汗をかくと生地との摩擦が無くなって まるで炎天下のジーパンのように「動けない服装」になってしまったのである。 うーむ。むずかしいものだ。服飾とは。

昨夜は貴重な同期1名と焼肉ビールをしたので自転車は置いて帰った。 だから今朝は電車通勤だったが、とにかく暑い。歩いているだけでべとべとになる。 これなら自転車ではぁはぁ言っているほうが爽快であろう。どうせ汗だくになる のだから。
べとべと同士が混んだ電車のなかで押し合う。なんとも忍の世界である。 でも耐え忍べば良いかと言うと、状況はそうでもない。オトナの世界、社会人の 世界には、もともとある程度のルールがあったはずだ。でもさいきんは公共マナー なんてコトバは死語だと思うような状況。
肩がぶつかったので「護身用」ナイフで刺して殺したなんてニュースさえある世の中。 それぐらいならアホなクルマに煽られながら路肩を走るほうがマシである。

なぬ?じゃまな自転車を轢き倒すクルマが出るって?そりゃ業務上過失傷害 じゃなくて殺人未遂だろう。そもそもクルマの殺気は分かりやすいし、自転車 にとって逃げやすいから回避するのはラクだ。でも満員電車であぶない人が いたときは、逃げられないではないか。
精神衛生的にも、路上ではぁはぁやるほうが良い。そっちの方が、ごはんが旨いでないか。 そう思いつつ、電車に乗ったことを後悔するのである。


2005/7/28(木曜)
今朝のジテツーは、気のせいかちょびっとスピードアップした。
ペダリングの修正、特に左足の回転と腰の安定に気を使ったことが効果あったのだろうか。 でも、すぐにタレた。練習の絶対量が不足してるせいだ。まだまだだな。

さいきんナカノ君のブログが超おもしろい。そしてカナリ練習も充実している。 いいかんじだ。半年間の休みは、もしかすると彼にとって大きな意味があったのかもしれない。 今年の後半、あるいは来年の彼は楽しみである。いや、楽しみどころじゃないかもしれないな。 岩倉君が水曜錬にも出たそうだ。いよいよ本格始動だろうか。ただ、途中で帰ったらしい。 惜しい。彼なら最後まで残れるだろうに。

昨日、じつは長い文章を書いてアップしようと思ったのだが、やめた。 技術的なこととトレーニングについて長々書いたのだが、書いた後に 「ことばより実践だな」と思った。
でも今朝のジテツーでここ1、2週間の取り組みはあながち間違えでもない気がしてきた。 パワーアップというものは、意外と繊細なモンダイのようだ。 僕の場合、練習に割り当てられるリソース(時間と体力)には限りがある。 アタマ使って工夫しよう。

ところで今日YahooNEWSに「自転車持ち去りで俳優・杉本哲太が事情聴取」と出ていた。 酔って放置自転車を持ち去ったらしい。あまりにベタな内容と、顔と光景が思い浮かぶので ついつい笑ってしまった。


2005/7/27(水曜)
水曜はお仕事の日。ふぅ。


2005/7/26(火曜)
ビルの外は台風。ビルの中も台風。はっはっは。

そういうこと。

(もろくも崩れたつかの間の平和?)

23時半を過ぎて帰宅。
まずはPCをつけて、、、そのあとローラー台にのる。 ほんのすこしだけ。ほとんど気休め。

社会人なんだから、会社人間なんだから、第一義は仕事。
仕事を頑張るから、第二の自転車にも情熱が入るというものだ。 マメな人には生まれてこなかったので、もしも毎日ヒマで することがない人生だったら、たぶん一日中テレビ観て ぼーっとしているだろう。
忙しいことに感謝していいのかもしれない。
忙しくない時には、たまにそう思うことがあるが、今日、 そう思えることは我ながら感心だと思う。


2005/7/25(月曜)
じぶんで切り番[5555]を踏んでしまった。
まぁかなりのカウントを自分で踏んでいるからさほど不思議は無いか。

朝練をちょこっとやった。
雨予報なのでジテツーはなし。
夜練もちょこっとやった。高回転の実験だった。
軽い負荷でケイデンスを上げると腰が跳ねる。
意外と左足の回転ががさつで意識すると良くなるみたいだ。

明日は火曜。多忙な日だ。
台風直撃みたいだから、長靴で出社するか。


2005/7/24(日曜)
精神的にユルんでくると、生活も不規則になり、身体の免疫力も 緩むらしい。おかげで昼から原因不明の腹痛になった。
食中毒?風邪?腹出して寝たから?汗かいたジャージを着替えなかったから? 理由はわからないが、とにかくおなかが痛い。毎朝ヨーグルトを食べるように なってからココまでひどくなるのは初めてだ。
明日から仕事。すこしは気合を入れなおそう。

ストレス社会という言葉を最近聞かない。聞かないぐらいあたりまえになったようだ。 でも、ストレスとは何だろう。

心理学であわれなネズミちゃん実験をするときに、ストレスをかける方法として 床に電極を貼って微弱なショックを断続的に与える方法があると聞いたことがある。 つまりこれは何だろう。
電気ショックは誰でも嫌である。だからストレスなのだろうか?いや違う。 ストレスとは「自分で制御不可能でかつ予測不可能な不快刺激」だと言えるだろう。 つまりネズミちゃんは電極を床からはがすことは知能的にできないし、ましてや 電撃が次にいつ来るか、ネズミちゃんには分からないのである。
さて、では人間社会におけるストレスも同じものだとすれば、「現代はストレス社会だ」 という決り文句は、ずいぶん情けないハナシではないだろうか?ん? 世の中を嘆いているのではない。世の人を嘆いているのである。

そもそも霊長たる人間は知能を使って問題を解決してきたはずである。だから 「予測不可能」だとか「制御不能」なんて問題があるなんてナンセンスである。 自力で予測するか、あるいは来たものを制御して自分の被害を最小にするだけの力を 持てばいいのである。

「無理だ」というのはカンタンだが、本当に無理なのだろうか。

今日、オーベストへ向かうクルマのなかで宇多田ヒカルの「Wait & See」を聞いていて カチンときた。「○○なんてムリ」という歌詞がある。なんだと!ムリだと? そんなセリフ、老人ならともかく20代のワカモノが平気で言うんじゃない。 ってか、そんな諦めを平気で言うヤツはワカモノじゃない、バカモノだ!

でも「ムリ」とか「出来ません」とか言えば自分も他人も諦めがつくし、ケリが早くついて いいのだろう。だからだと思うが、今の時代は多くの人がカジュアルに「ムリだ」という。 でも、それは僕から見れば戦わない姿勢である。そんなんじゃ人生で何かの問題が出たときに 制御することも、予測することも出来ないだろう。そんな逃げ腰でいるとそして襲い掛かる難題が 制御不能・予測不可能のいわゆるストレスになる。つまり現代社会はストレスが多いのでなく、 問題をストレスにしてしまう社会なのではないだろうか。

難題は受け止め方次第でストレスにも、自分を成長させる舞台にもなる。
ただ、、多すぎるストレスとか、そのひとが頑張っても受け取れる最大容量を越えた場合は 時代も姿勢も問わずストレスに堕ちるだろう。それはストレスだ。そして変化が早い現代社会は 難題がおきやすい社会体質でもあることは、一側面として確かにあると言える。

・・・・
偉そうに書いたが、僕自身、今日、ひさしぶりにそんなことを思いついた。

ついこの前、仕事が忙しかったときにグチばかり書いていて、頭の中では 「たからくじが当たればマンション経営でもやってのんびり暮らし、あとは 自転車乗り放題したいなぁ」とか思っていたが、この2、3日の自分を振り返るに、 やっぱり厳しい仕事があってこそ人生の緊張感が生まれ、そのなかで練習をすることで 情熱が出てくるのだと思う。

もしかすると、今のワカモノはそういう情熱をしらない子がいるかもしれない。 ゆとり教育かなにかは知らないが、若い頃にギュウギュウ言わずに南国の昼寝みたいに 過ごしてきた人間には、ちがう人生が見えるのかもしれない。 でも僕にはそんな退屈な生活を楽しむようなページは無いので分からない。

他人はともかく、自分は今後、仕事で降りかかる無理難題、火炎地獄への落下傘部隊の役も、 もうすこし前向きに考えてみても良いのではないかと、少し思った。


2005/7/23(土曜)
寝坊した。。。土曜練をサボってしまった。。

さいきん仕事が「超・ヤバイ状態」から「まーまー世間並みに忙しい程度」 になったせいで、一気に緊張感が抜けた。

寝坊はする、二度寝はする、大食はするし、夜にビールも飲む。 腹出して寝るし、汗かいたまま着替えずにパソコンで何時間も遊ぶ。

僕は重しがないと糸の切れた凧のように遊離してしまう。 堕落してしまう。やはり仕事のストレスとか緊張がちょうど良いのだ。 悲しいながら。
思ったのは、若いときの過ごし方ってのは大人になっても続くもので、 幸か不幸か、若い頃超・ストレス下にあったものだから(というより自分から 接近したのだが)、今でもしんどい状態のほうが精神的に調子がよくて バランスが取れる。
だから去年のように仕事がヒマだと「疲れたー」「疲れたー」を連発して 母親に「おまえはヒマなほうが疲れるんだね」と指摘されてしまうのである。

さいきん練習の発見があったにも関わらず効率的に取り組めない。 なんとももどかしいものだ。


2005/7/22(金曜)
今日は月に一度の研究会の日。るんるん。
仕事を忘れて一日のんびりしちゃいました。
まぁオフィスを出れば仕事を忘れる僕だから会社に出なければ るんるんは同じか。

朝練しようと思ったが眠くて二度寝。
今日睡眠を削ると研究会で間違いなく爆睡すると思っての措置だったが、 結果はどっちでも同じだった。いや、昼ご飯あとの1時間、目は開いていたが 反応はゼロ状態だった。。。まわりにバレバレだったかな。これなら 練習したほうが良かったかも。

そういうことで、今日は仕事も無ければ、練習もない日。
いちおう休息日ということでユルしてやろう。
以上。


2005/7/21(木曜)
あれ?ガンダム占いしたらモリカワさんと同じになってしまった。 そういや誕生日近かったっけ。もしかしてモリカワさんも、O型?


キャラの特徴:RX-G78-2 ガンダム
自分を犠牲にして人を助けるアナタは、周囲にとってはとても頼りがいがある人。持ち前の万能っぷりで、 新しいことにチャレンジしていく姿は、周囲に良い影響をもたらします。ただし、人間関係においては、 虫の居所が悪いとむやみにキレて暴れる危険なところもあります。いつも仮想敵を想定していないと、 人生張り合いがないという考え方も、ちょっとアブないかも。
基本性格:
なにしろ主役機ガンダムくんのアナタのことですから、いつだってみんなの人気者です。 その無茶なぐらいの万能能力から周囲に頼りにされることも多いでしょう。またそれに応えるように、 アナタ自身も困っている人を見ると自分のことをかえりみずに助けたりもします。 慈悲深い性格なので、周囲の人々とはうまく付き合ってゆけるでしょう。 まさに主役の名に相応しい人格と言えます。さらに、積極的なアナタは、 まだ誰もやったことのない初めてのコトにも果敢にチャレンジします。 反面、自分にとってマイナスになるコトには手を出さないのも特徴です。 それゆえ、したたかに成功を手に入れる抜け目なさをも持ち合わせています。


果敢にチャレンジって、モリカワさんそのままじゃん。

どうせなら僕は、 マゼラアタックの台座とか、三角戦車 キュイとか、連邦のホバートラックとかのほうが似合いなんだと思うけどなぁ。
あ、モビルスーツじゃないぞ。こりゃ。
じゃぁ、ザクタンクとか、量産型ガンタンクとか。。。。 なんだかキャタピラばかりだな。え?それもリストにないの?
・・・

そうそう、今日も朝から考え事練をした。 けっこう疲れた。


2005/7/20(水曜)
今日は仕事のヤマ。
終わると週末の気分だ。
明日から練習にもアタマを使おう。
とりあえずリポビタンAをジュース代わりに飲んで一息。ふぅ。

それにしても、さいきん暖かい。建物の外にでるとぬるいプールに 飛び込んだみたいだ。
プールといえば、中学生のころは学校の授業で水泳を散々やった。 当時は冷夏で梅雨時にガタガタ震えて水に入った覚えがある。 ワタシにとってプールとはそういうものなので、成人した後に スポーツセンターへ行って温水プールに入ったとき
「運動した体温が逃げなくてキモチワルイ!」
と思った。ふつう運動して発生した熱はつめたいプールの水で クールダウンされるのに、スポーツセンターの水はぬるいから 体温が下がらない。ぎょえぇぇぇと思うのだ。設定温度をもう 2、3度さげてくれないものだろうか。
そういや千歳船橋の温水プールは小学生のころさんざん行ったが ぬるいと思ったことは無かった。低めにしてあったのだろうか? それとも自分の体温が高かったのだろうか??
千歳船橋の温水プールは入場口が地下で、番台の左右に更衣室の 入り口があった。小学生の僕はオトナの女性が入っていく 女子更衣室に興味津々だった。でも実行は出来なかったな。 まぁ当然である。

今日は昨日置き去りにした自転車で家に帰った。 ぬるい空気の中を自転車で泳ぐ。なんだか生命のいぶきに 囲まれているようだ。夏はいい。

高温環境に慣れたのか、寝るときにクーラーを使わないことが増えた。 これも運動しているおかげだろうか。すばらしい。
あとはガンガンの直射日光に対応できれば夏が味方になりそうだ。

家に着いたがまだ早い時間だったし、ジャージ着ていたし、まだ明るいし、 で、もう一度練習にでた。いや、単にヒマだったからだ。 今日も考え事練。■
考えているうちに30分過ぎ、そろそろ佳境というところで暗くなった。 もう1本だけ登って今日は終わりにした。意外といける。考え事練。 みなさん真似するなら信号とクルマのないところでやりましょう。 坂があるとスピードが下がるのでなお良し。

追伸:今日は脛毛を剃った。
脛毛のロード乗りは、毛むくじゃらのお相撲さんみたいにカッコ悪いと気がついたからだ。 ちなみに肌が弱くて剛毛な僕はひげも脛毛も剃ると血だらけになる。だから極力やらない。 でも除毛クリームを入手したから脛毛対策が楽になった。痛くないし綺麗にとれるから 便利なのだが、またすぐに毛が生えてくる。手間だ。

昨日雅ちゃんと話してるときの「生きているって感じた」というコトバが、 昨日から今日にかけて何度もアタマに浮かんだ。
そして、そこにあるものが写真のように見えた気がした。


2005/7/19(火曜)
坂を登りきった後の状態とは?
ふむ。いつも僕は「あーつかれた」と行ってタレるが ここで変速せずペダルを猛烈に回せるか試してみようと、 昨日の夜から考えている。さて丁度良い場所はどこだろう。 自宅前の長尾坂が良いか?余裕で8%あるからテストには 丁度いいかもしれない。

ところで、僕は修善寺の登りゴールが好きだ。
登りだから他の選手との相対距離が縮まる。下りで見えなかった 自分より前の人間が視界に入る。だから力が入る。ゴール前だから 安心してがんばれるのだ。
たぶんレース中でいちばん心拍が上がるシーンだ。
こんど心拍系をつけてレースに出て最高心拍を測ってみようか?いや、 20代のワカモノと比べて悲しくなるから辞めておこう。

自転車で強い人は、みんな体幹がしっかりしているように思う。
スポーツ全般そうだという話を聞いたこともある。
自分はどうだろう。さいきんようやく非スポーツ人から脱却した程度の 低いレベルだと思う。なぜって、今年になってようやく手放しで 走ることができるようになったぐらいだからである。

手を放して胸をそらす。上体がぐらぐら揺れる人はあっという間に転倒する。 今まで僕は怖くて出来なかった。それは上体を支えることが出来ないからだ。 いやいや、3年前はダンシングさえ出来なかった。これは非力だっただけでなく 筋肉の発達のバランスが悪かったのだろう。あるいは体重を支える筋肉がないから 座ってハンドル握った状態以外は安定が保てなかったのだろう。

ん?手を放してダンシングできるだろうか?
アホらしい発想だが、世の中には出来る人がいるだろう。でもなんだか 自転車のパフォーマンスと関係なさそうだ。

小学生の一輪車を見ていると、「すごいバランス感覚だ!」と昔は思ったが、 今は「すごい体幹のチカラだ」と思ってしまう。きっと世に言うバランス感覚 なんてものは知覚と制御の能力なんじゃなくて、重さと支える筋肉の比率がよく、 また必要十分に敏捷な調節機能があればカンタンに可能なのだろうと思う。 いや、僕がそう思うだけでほんとかどうかしらない。長尾日記読んで信じて 失敗しても責任はもてないのである。

山口君はスタンディングが出来る。すごい。
僕はロード乗りたての当初に近所の路地で散々挑戦した覚えがある。だが、まったく 進歩のカケラも見出せなかったのでそれきり止めてしまった。でもそれは当然だろう。 当時ダンシングさえまともに出来ないほど筋力不足の僕が調節機能だけで そんな高等技術を体現できるはずはなかったのだ。
でもまたやってみようかな。これは体幹うんぬんもそうだが、単純にクリートを はめるのがへたっぴなので信号ダッシュで置いていかれたくないのと、あとは クリートが磨り減ってはまらなくなるまで使い込むせいである。

そういえばクリートといえば、タイムのクリートは特別らしい。 なにがって、取り付け時に左右調整がないのである。。。。ん?それって 普通じゃないんですか?
JCRCの帰りのクルマの中でモリカワさんと話して気が付いた。

そういえばSPD−SLのクリートを付けようとして、左右にぶらぶら揺れるので 使いにくいなぁと思ったことがある。
タイムのクリートは前後調整用のミゾはあるのだが、左右に遊びはない。 少なくともイカペダルとインパクトにはない。最新のタイムペダルは触ったこと 無いので知らない。
だからタイムのシューズにインパクトを付けていたときはクリート設定は超・簡単。 クリートの側面に刻んである11個の目盛りをみて、クリートを前後させて自分の 好きな位置にずらし、あとはネジでがっちり固定するだけ。左右?なにそれ? ってな感じである。
ちなみにタイムのクリートネジはヘキサレンチで締められるのでその点もありがたい。 ぶっといマイナスネジでしめるクリートがあるが、そんなドライバー、持ち歩かないし 家にも無いから大抵は舐めちゃうのである。これこそ企業にクレームしたいぐらいだ。

今日は仕事でいろいろ大変だった。書けないが。
つかれたので自転車は置いて帰宅。明日のお客様との会議に全てのリソースを 集中せねばならない。まぁ給料頂いている身だからしょうがないな。
火曜、水曜はしょうがないのである。


2005/7/18(月曜)
今朝はのんびり二度寝して、日が高くなった時間帯に遅い練習にでた。 なぜって、ヒマだからである。府中街道をトラックに追い立てられるのも しんどいし気合がないから、近くの霊園に行って、並木道の下でのんびり 走ろうと思った。
3年前もここでよく走った。ここはクルマが少なくて信号がない。 まぁ霊園という私有地の中だから当然か。
出口から別の出口までの一本道で、距離にして2キロぐらいある。ここを 延々と往復する。霊園は丘になっているので出口付近は短い坂になっていて 初心者の僕には丁度よい練習場だった。

今日はやる気ないし直射日光はしんどいから桜並木の霊園練習にした。 ぼーっと考え事をしながら坂を登る。ゆるい。連光寺坂をわずかに上回る程度の坂だ。 しかも短い。坂の下まで降りて、シッティングで上がる。坂の頂上でUターン。 またシッティングで上がる。ギアは固定にしておく。
これをいつのまにか1時間半もやっていた。
最初の30分ぐらいがしんどいが、あとはもう惰性になってきて、1時間ちかく 経ってくると楽しくなってくる。当初は1時間で切り上げるつもりだったのが 延長して1時間半も登り降りを繰り返してしまった。
はてこれは何の練習?

考え事してられるぐらいだから心拍域は低い。 いちおう坂だが緩いから筋力的にもつらさは無かった。 最近練習日数が少ない僕には、最低限走るという意味では良かったかな?

そう思って昼ご飯に戻った。
昼寝してから会社に向かう。当然自転車で行くのである。 走り出してビックリ。あれ?脚が疲れている。
・・・・
僕もおっさんだから翌日の筋肉痛が遅れてくることがある。でもちがう。 昨日のJCRCは息が上がってオシマイっていう、なにも出来なかった状態 じゃないか。
もしかして今朝の霊園の考え事練?

会社で仕事を片付け、オーベストに行く。
Bossといろいろ話して、今日はいくつか記憶の断片が反応した。 ひとつ思い出したのは、去年の沖縄でのこと。 そういや源河前の坂3発で、僕は集団を千切って逃げたのだ。

去年の沖縄、漫然と走り始めて普久川ダムを淡々と登る。 下って登っているうちに集団と合流し、その後ずっと集団に埋没して走る。 最後の坂3発のときは、周りが辛そうに見えた。集団のど真ん中にいて 自分より細くて心臓強そうなあんちゃんがぜぇぜぇ言っているのを見て みんな辛いんだなぁとしみじみ思ったものだ。
そして忘れもしない風景。最後の坂。坂も終盤、もうすぐおしまい。頂上が見えるぞ! その瞬間、気持ちが前へ、前へと向いた。
気がついたら坂をひとりで下っていた。
源河のCPを通過したとき叫びそうになったが、そのときは一人だった。
そう、一人だったっけ。

はるか遠くに先頭集団が見えた。
「あそこに行きたい!」
声に出して叫んだ。
そのとき後ろには2、3人しかいなかった。 そうか。登りでたくさんいた人たちを置き去りにしたのか。 これって「逃げた」ことになるんだな。

ゴールも一人だった。いや、写真で見たら後ろに2名いたが、レース後数ヶ月 たつまで気がつかなかった。彼らはずっと僕にツキイチだったのだ。 どこから?まさか最初の陸橋から?

なるほど、逃げるということは、皆が辛くて自分も辛いときが一番決まりやすいのだ。 そうか。それ以外は逃がしちゃくれないのだ。
そういえばこの前のJCRC群馬、10メートルだが逃げた。それはたぶん、監視塔前の 坂が僕に有利でぐいぐい曳いたから後ろが嫌になって「どうせこの先の下りで追いつくさ」 と放置されたのだろう。なるほど。やるならそこで僕は頑張らなきゃいけなかったんだな。 まぁ、間違いなくリフト坂か8%坂で捕まったと思うが。

今朝のトレーニングは意外と脚に来た。
ユルい坂だとなめてかかったが、脚に来たということは僕レベルにいい練習だったのだろう。 あれぐらい緩いといつもと同じフォームで登れる。またやってみよう。


2005/7/17(日曜)
今日のレースは初惨敗だった。

今までは?
レースなどしてなかった。完走できればいいや、ちょっとでも順位が上がれば良いや、 それだけだった。
そういや去年、JCRCの初参加がこの大会で、そのときも勝ちたいと思った。 Xクラスで7位だったが、自分なりに戦った結果だから満足だった。 それ以来、戦う気力になったのは2度目かもしれない。 そういう気持ちになったのは。

スタート。
先導バイクが集団のアタマを抑える。僕は前方5、6人の中に収まる。いい形だ。 あ、先頭でナルシマが一人で曳きっぱなしだ。あーあ。いいのかな。 それにしても周囲の雰囲気からみて、実力差はわずかだ。つまり決定的に ずば抜けていくやつも居なければ、遅いヤツも前になんかいない。 でも今日はなぜか勝ちたかった。逃げたかった。だから走りながらずっと 武者震いをしていた。
スタート前にそんな気持ちになったことは過去にあったかもしれないが、 バイクペーサの後ろでアガって興奮している自分がそこには居た。 ちょっと異常な精神状態だったかもしれない。

バイクのまったりしたペースでそのまま1周する。どこらへんだか忘れたが、バイクが離れる。 そうすると一気に先頭集団は活気付く。その熱に反応して、つい前にでてしまう。 場所もタイミングも考えず、なぜか前へ、前へと気持ちが流れ込む。
監視塔前の坂の頂上付近でわずかに逃げる。うしろを振り返ると10メートルぐらい離れた。 でも、この後どうしたらいいのか分からない。そうだ!分からないのだ!
後でよく考えてみたら、僕は練習でさえ逃げようと思ったことも、逃げたことも無かったのだ! だから今、逃げようとして猛烈にもがいたらその後どうなるかわからないのだ。 だから煮え切らない。どうすればいいのか躊躇する。 でも気持ちだけは前へ、前へ、それしか無いのだ。

後ろの集団はそんな自分にすぐ追いつき、棒状になってお尻にひっついてきた。 ぜんぜん前にでる気などない。とにかく綺麗な一列棒状でひたすら風の影にかくれようとする。 だからといって、僕が下がるわけにはいかない。気持ちが前へ、前へと急ぐ。

そんな自分を哀れに思ったのか、ナルシマが僕のケツを叩いて「8%坂で逃げましょう」と誘う。 そんなことは生まれてこの方一度も言われたことない。とにかく返事して彼の先行を許す。でも、 そんな声をかけられた時点で彼は僕の「仲間認定」になってしまった。一度認定されてしまったら、 この相手に先頭をひかせるわけにはいかない。積極的に前にでてカバーする。でもよーく考えたら このナルシマ、JCRC第1戦修善寺のときに後ろから見ていて坂じゃとっても追いつけないなぁと 断念した相手だったのだ。
でも走ってる間は実力差とかまったく考えずとにかく彼の前へ出る。おまえだけに曳かせちゃ申し訳ない!
「まだ温存しましょう」
と気持ちがはやる僕にアドバイスしてくれる。ますます僕が前に出ないわけにはいかないのだ。 リフト坂。「ん?」と思った。でもまだまだ大丈夫。8%坂。いっせいに後ろに隠れていた 10名ぐらいが前へ出てくる。「あ!」と思った。ペースが上げられない。ナルシマとその10名を 追いかけようと思ったが息が上がっている。追いつけない。
そうだ、これは練習不足だ!日々の練習不足だ!筋力は余っている。でも呼吸がダメダメ。つまりは 積み重ねてない自分がそこにいるのだ。
はっきり分かった。今日の自分の力と、自分を置いていった先頭たちの練習の差が。 だめだ。終った。レースが終った。
それから後はもう、いやいや1周を走った。猛烈にタレた。

3分おくれのE2クラス先頭に追い越されても追う気ゼロ。
きっといつもより遅いだろう。ゴール前で最後だけちょこっと呼吸を上げて1,2名だけ抜いてゴールした。 でもそれがなんになるだろう。

去年のチャレンジ200in群馬で7時間30周以上まわったときでもこんなに投げやりにならなかった。 あのときはひたひた走って頑張ろうと思った。でも今日はダメなのである。レースは終ったのである。 走る意味はないのである。終った時点で投げ出したかった。

思い出してみれば全くダメダメの敗北だった。アタマ悪すぎる。まったく何も考えていなかった。 展開も考えられないし、自分の体力の使いどころも温存方法もなにも分からない。効率を数値化したら マイナスだろう。
でも、今回、そう思えたことが良かった。

なぜ今までそう感じることが出来なかったのだろうか。 レースが終った後、いろいろ考えた。それこそ昔の自分から再検討してみた。

私がロードを始めたのは2002年。そのときの自分は健康診断でひたすら脂肪率が上がり、肝臓やら コレステロールやら、成人病因子がじわりじわりと上がってしまう、サラリーマンのオジサン一直線だった。 いちおうフィットネスクラブに行ってエアロバイクをやったりスイムとかしていたが頻度がすくなく 効果は薄かった。
ロードを始めたのも、健康に良いとか、小さい頃のロードマンの軽快で爽快な思い出とか、 通学はいつもドロップハンドル車で割と生活として普通だったので深く考えていなかった。

お店で薦められてツールド沖縄に出た。たのしかった。一生懸命頑張るのはたのしいからだ。 足切りされたがなんとも思わなかった。僕は頑張った。僕でもけっこう走れる。 それだけで満足だった。まさか先頭のほうに居る人間なんて、自分とは次元の違う世界のひとで 関係ないと思っていた。
でも、3年もやっていると完走できるレースも増え、練習してるし、いつか体力がつけば 結果がそのうちでるだろう、ぐらいに思っていた。

今日は結果が欲しかった。前回のJCRCも狙っていたが消極的に集団に埋没していたら落車のせいで レースが終ってしまった。だから今日は積極的に走る。そして勝つ。それしか考えなかった。

でも大事なことを忘れていた。
「どうやって?」
それさえ思い浮かばない自分はよくよくアホだったのだと思う。

レース後に
「どうするべきだったのか?」
を考えた。まず先頭を曳きつづけたのは確かに消耗が多くて損だが悪いことじゃないと思う。 勝ちたいなら前へでろ、である。そうすれば今回のナルシマみたいに協力者は出てくる。 じゃぁなぜ失速したのか。それは練習不足である。
なぜ練習不足だったのか。
仕事がいそがしいから?いや、それは違う。仕事がいそがしいのは平等だ。だれでもそうだ。 そんなのが問題になるなら何も出来ない。なぜ練習不足だったのか。 わかった。いまさら気がついた。
自分はモチベーションが今、すごく下がっているのだ。

なぜだろう。
去年の夏から秋にかけて、僕は平日に毎朝5時半に起きて練習した。尾根幹まで走った。 今よりあのころの方が速いかもしれない。少なくとも心肺系はずっと強いだろう。

僕にそれだけ練習をさせたものはなんだろう。
2年連続で沖縄足切り。それがくやしかったのだ。 今年は?いまのところ沖縄のつもりだが、そのうちやる気がでるだろうと思っているが、 よく見ればさっぱり気合がない。

その原因を掘り返してみる。。。日記にはさすがに書けないが、だいたい問題点は見つかった。 なるほど。根本的原因の切除はともかく、対策はあるだろう。 歯切れが悪い日記でもうしわけないが、これはかなり難しい問題である。 逆にいうと、この問題に着手しようとできるだけでも、人生でロードをやってよかったと 言えるかもしれない。


2005/7/16(土曜)
さて明日はJCRCである。
ここ数日多忙だったので朝はうんと寝坊し、昼前に家を出て軽く走った。 なかなか暑い。でも気持ちいい。
昼ご飯を食べて休憩。しかしこれがまずかった。
クーラーの効いた畳の部屋で寝てしまった。汗かいたジャージ姿のままで。
いちおう風邪はひかなかったから良かったが、さてもう一度練習しようと 出かけにドリンクを飲もうと冷蔵庫を開ける。 甘くなくて、栄養があって、水っぽいもの。。。ああ有った。牛乳。 ごくごくごく。
それからボーラを履いて昼下がりの長尾坂を下る。 身体が完璧に冷えたせいで立ち上がりが悪い。 尾根幹に着く頃はなぜかバテている。はて、暑さのせいかな? 信号で止まって近くの公園で小休止。
んん?んん?
おなかが痛かったのか。僕は。
しばらく休んで収まったのでそのまま家に帰った。 シャワーを浴びてのんびり。
今晩はバレーを応援して、明日は自分を応援しよう。 自信は無いが、ナットクする走りをしよう。ってゆうか、いちど 逃げってものをやってみようかな?別にすぐ吸収されてもいいから、 一度ぐらいやってみないと、ホントにやりたくなったときに初めてじゃ ダメだな。何事もやってみて考えよう。
あ、これはヒミツだ。

そうそう、このHPはときどき動画や音楽をUPしているが、 むろん宜しくない内容である。個人で楽しむ範囲ということで ユルしてもらうから、非公開なのである。。。だめ?
ちなみに今日は「アンジェにおまかせ!」をUPしようと思ったが サーバの容量制限が一杯になってしまった。ので古い動画は そのうち消します。別にだれもアテにしてないと思うけど。

かわりに映像付きで再掲:お勉強シリーズ
♪水金地火木土天海冥〜


2005/7/15(金曜)
今日は帰宅が1時を過ぎていた。。。いや、今日はめずらしく 仕事で遅いのではない。仕事が終ったあとにレイトショーで 「スターウォーズ シスの復讐」を観にいったのだ。

・・・・重い。
重い話だった。
いや、実に単純。道を外した修行者の話にすぎない。愚か者め。

アナキンがダークサイドに墜ちたのは、個人的な愛の執着ゆえであろうか。 いや、そうじゃない。もともと本人が持つ、強い権力への欲望がそうさせたのだ。

大人になって細かいことを知れば知るほど、単純で大きな集中した権力の限界を知るものだ。 だが、世の中には大きな力の限界をしればその力の使い分けが分かると主張する人がいる。 若い自分もそうだったが、それは己の自己制御の過信であり、人間の視野・視覚の限界を知らぬ 浅はかさである。

うんにゃぁ、北○鮮の某専制君主はミサイル打って排除してしまえという過激思想な 僕が言うと説得力ゼロかもしれないな。(ちなみに公共土木開発事業は帝国制のほうが良いという 持論もある。。実現性無視の話だが。)

では個人的な愛の執着が彼にもたらしたのは何だろう。頑迷、固執、偏見、そして 偏った情熱愛の裏返しである、他者への無慈悲な仕打ちである。
それだけで破門級ではあるな。まぁダークサイドというより、修行の落伍者というところか。 なんだか自分を省みてしまうな。


2005/7/14(木曜)
仕事の日、No.2
9時には会社を出ようと思ったが、結局10時だった。
南武線の10時台は混む。
疲れが倍増する。
疲労が溜まるのに自転車は強くならない。。。なぜだっ?

・・・のうみそも疲れる。
やっぱりITは身体に悪いな。


2005/7/13(水曜)
仕事の日。
残業して、晩御飯食べて、テレビ見て、いつのまにか寝てしまった。
ノー練習デーだった。。。残念。


2005/7/12(火曜)
今日はジテツー。
走り始めはなんだか脚が重い。気が付いたら 重いギアを踏んでいた。そのわりにスピードが上がらない。 脚の疲れがまだ残っているのだろうか。ギア比を下げて 楽をしたが、スピードは同じだった。

昨日は電車通勤をしたが、混雑した電車はあまり居心地の いいものではなかった。しかも蒸し暑さで汗だくになる。 これぐらいならば自転車で汗だくになったほうが気持ちイイ。 そう思って今朝は自転車通勤した。天気も爽やかだし。 去年の某チーミージャージ(TEAMY)を着て、真っ白い5分丈 短パンを履いて家を出る。
なぜ短パンを履くかって?
弊社はクールビズだが半ズボン出勤は禁止なのである。 むろんレーパン姿はNGだろう。
だから短パンでも5分丈を履くのである。

ビルに到着してロビーに向かいながら、ふと考える。 そういや都ロードの帰りに高橋君と山登りの話をしたな。 そうか、今日はエレベータ使わないで階段であがろう。22階まで。

意外と疲れなかった。脛がだるいのは自転車で使う筋肉と ちがうからだろう。心拍が上がったので短いジテツーのカバー としては良いかもしれない。
効率わるいかもしれないけど、やらないよりマシ。


それにしても、自転車通勤をするとおなかが減る。
11時を過ぎて猛烈に空腹になった。
ガムを噛んでごまかすが、おなかが鳴る。ぐきゅぅぅぅ。
今日は創立記念日だそうで、お弁当がでる。
外勤者のお弁当が余るから、2つ3つ食べらる。そのかわりに今晩も 筋トレしよう。今日、筋トレについて貴重な情報を某HP経由で ヨッシーから入手した。うーむ。知ってる人にはあたりまえと 笑われそうだが、なんと僕は全然知らなかった。なーんだ。 平日の練習計画をすこし修正しよう。

それにしても、自分は運動方面に関してほんとに無知・無学だと思う。 身体の鍛え方なんて、ようやく最近意識して考えられるようになった程度だ。 去年とか一昨年は、なにも考えなくても身体を動かしていれば向上する から良かったが、最近はまともに考えないと対して変わらないようだ。 よのなか知らないことがたくさんある。
でも、この世界、まったく見当がつかないかというと、意外と違う 分野から類推できたりもする。なかなか深いなぁと思う。ますます ハマリそうだ。


2005/7/11(月曜)
今日は夕方から東京駅ちかくで会議。
19時に終わって駅へ向かう。湿って暖かい風に混じって、 ごくかすかに潮の香りがする。
そうか。海が近いのだ。

東京駅はいつきてもなんとなく雰囲気がちがう。普通の駅じゃない。
歩くひとも、新宿、渋谷とはちがう。
どこかなつかしさを感じる。仕事でキリキリ緊張していても、
やっぱりこの駅はゆったりと見えてくる。

ラッシュの東海道線で川崎経由で帰る。会社に。
さいきん残業する人もまばらだ。

昨日は脚がパンパンだったので今日は走らないことにした。
仕事に気を取られてジテツーする余裕も無かった。

そういや週末は土曜錬がないらしい。
そりゃそうか。石川(実業団レース)の前日だもんね。
僕はJCRCだ。前回は目の前で落車が起きて、避けようと 急ブレーキしてパンクした。今回は、、、74人。ななじゅうにん? なんだそれ。
できるだけ前に出よう。こわすぎる。


2005/7/10(日曜)
今日は都ロードに出た。ひさしぶりのレース。
そうだ、Mt.富士ヒルクライムが出られなくなってからずっと 遠ざかっていた。で、リザルトは、完走したってだけ。最初に 10名ぐらいの先頭集団に着いていくが、1周も持たないで切れる。 上り坂で踏ん張ると前モモが最初からパンパン。
あとで高橋君に言われて気がついたが、これは筋肉痛とか疲労 というより、乳酸がちゃんと抜けてないのだろう。
あれ?乳酸の蓄積って、どのくらいで回復するのだろう?
乳酸耐性ってのはトレーニングしないと強くならないっていうけど、 そういや筋力増やして踏んでも乳酸耐性が弱ければ所詮は一時凌ぎ なわけだ。昨日の土曜練、反省点はまだまだあるな。

で、パンパンなモモだからしょうがない、もうレースじゃなくて ヒルクラモード、つまり遠く離れる先頭を見送りながら、呼吸とギアを 選んで淡々と登る。うーん。ぽつんと残されてしまった。後ろも居ない。

2週目からラバネロの中学生?と並走する。
下りがニガテなのか、軽いからスピードがでないのか、 すぐに僕に抜かれてしまう。でも登りは軽快に登っていく。 ほっそいモモなのだが、心臓と筋力と体重のバランスがちゃんとしてるのだろう。 垂れたり頑張ったりするのは根性の問題?
追いつけずに後ろから見ている僕は、まだまだ筋力が無さ過ぎるなぁ。 減量以前の問題だ。

なんとか3周まわってゴール。
前にも後ろにも誰もいない。これが今のレベルなのだな。

今日は珍しく自分のクルマじゃなく中野君に乗せてもらった。 運転しないのは楽といえば楽だが、眠くない限りは自分で 運転するのが楽しいから、やっぱりクルマだすのも悪くない。

それにしても高橋君はレースのたびに結果を出す。えらい!
今日はレースで動きを作ることができたそうだ。いいねぇ。
それにしても、彼は脳と口が直結している。帰り際に僕のうしろを 走っていて
「かとうさん、おしりがふくよかですね」
と仰った。どこを見ているのだ?どうせ見るなら女子選手、いや 観戦女性客のほうが良いじゃないか?
それとも彼らしい理論から、なにか言いたかったのかもしれない。 そういや「尻やせ」ってコトバは無いな。でもきっとたくさん距離を 乗ると尻も痩せるのだろう。ちがうか?
すくなくとも5月の三分の一しか6月は乗らなかった僕は、 7月に仕事と自転車をきっちり分けて、、、分けられるかわからんが もうすこし自転車を楽しみたいと思う。


で、今月はしばらく「永井豪」シーズンということで。
乗るならやっぱり こんなの?

ちなみにエンディングは設計図じゃないの?
というアナタ!
テレビの見すぎです。子供の頃に。
ところで問題です。
画面を横切る飛行物体は何でしょう?
アナタの動体視力が問われます。
1:スクランダーX
2:アフロダイA
3:パイルダー
4:ボスロボット

ちなみに加藤は分かりませんでした。
なぬ?4つが何か分からない?

・・・・


2005/7/9(土曜)
今日の土曜練は、時速0.5キロの向上が明確に現れた結果となった。
なぬ?0.5キロなんて誤差のうち?
そう、誤差ぐらいちょびっと向上したのである。

あとひとつ、素晴らしいことを報告。

串川橋でなんとか間に合った!

以上。

ま・とにかく、さいきん始めた練習方法が間違っていないことが確かめられたので 後半のレースに向けて頑張ろうと思う。この方法ならば少しぐらい忙しくても なんとかなるし。


ところでいつも真っ黒になるほど日記を書くのだが、今日はなんか気が乗らない。 なんでだろう。



ああそうだ、今日は野猿街道でモモがパンパンになってしまった。 今日の土曜練はけして速くなかったのに、なんとも残念である。 野猿街道では必死に登ったが、まだまだパワー不足である。ずるずると 後方に下がってしまった。

その後も懸命に踏ん張ったが、なんだか歯茎の奥が痒い。つまり
「歯を食いしばって粘れ!」
と身体が言ってるのだろうか?
南野の緩い登りから冬の周回コース近辺でまた千切れた。どうしてだろう? ここはいつも苦しい。なにか基礎的なものが足りないせいかもしれない。

その後は前に2、3人見えるぐらいの場所で(つまりほぼ最後尾)、歯がみをして 頑張ったら前回赤信号だった法政大前の交差点が青のうちに渡れた。 今日はすこしマシだ。

その後はまた豊嶋さんとか小林さんとエイエイ追いかけてなんとか追いついた。 あれっ?いつのまにか豊嶋さんがいない?及川さんと正面からすれ違ったが もしかしてガッタ特練でもあるのだろうか?

小倉橋からののぼりはそれまで踏んでしまったせいかいつもどおりに千切れる。 でも、ああ、でも、串川橋で曲がりなりにも追いついた。ふぅ。

南山はすでに終っている脚なので慎重に上り始めたが、ゲートを越えてからは 大谷先生の訓示を思い出し、筋力と呼吸に最大限注意を払って淡々と登った。 真後ろにもうひとり居たが、いつのまにか見えなくなっていた。

くだりはビックリするぐらいゆっくり降りた。
っていうのは、パナのタイヤは上戸彩、、じゃない、ウェットだとすんごく 滑るっていうヨッシーブログの指摘から、時速30キロちょっとでとろとろ 下った。いやまじで、金属のドブフタの上を通過する度に後輪のバリアントが スコン、スコン、と滑る。おかしい。進入角度はほぼ直角なのにこんなにも 滑るのか?
ちなみに前輪はパナのジナルディモデルで、これは良い印象。なぜか恐くない。 後輪をバリアントに変えたとたんに雨が恐くなった。同じパナだからたいして違わない はずだと思うのだが。。

休憩所についたら、なぜか人が少なくなっているような?
そういえば僕の後ろの人って、どうしたろう?

(つづく)

休憩所では100%果物ジュースを飲む。濃いのが好きなのである。 それにしても今日は涼しい、ってか寒い。なんだか季節がちがう。 はやばやと休憩所から帰路に着く。
湖沿いの道をいつも皆で走るのだが、今日はいつもよりちょびっと楽だ。 これも新型練習の効果かもしれない。まぁ所詮はプラス0.5km/hだけどね。

帰り道は法政大で千切れかけては追いつきを繰り返したが、最後に冬の周回コースへ 曲がる信号で寸断されて取り残されてしまった。

あーあ。さすがにもう集団を一人で追いかけるのも無理だなぁ。。。と タレながら走る。坂をくだり、あの例の長い坂を歩道に上がってとぼとぼ登る。 もう終った気分だ。ふにゃぁ。
中腹まで来たとき、あれ?車道でオーベスト軍団が長蛇になって登っているぞ! いつのまにか日野の住宅街でショートカットしてしまったらしい。 追いかけようかと思ったが、明日のレースを前に、ただでさえ終わってる脚に もうひとつ刺激をいれるのもなんだろうと、そのままのろのろ登った。

今日はひさしぶりの土曜練で楽しかった。もっと楽しむために明日もあさっても 頑張ろう。


2005/7/8(金曜)
今日は飲み会に誘われていたが断った。なぜか?
明日は土曜練だからである。

昨夜は仕事が早く終わったので、帰宅したあとに通勤号からセルビーノに 乗り換えて長尾坂を下ってみた。ひさしぶりのセルビーノ。最近ジテツーか ローラー台ばかりだったので新鮮な感触だ。
タイヤが細い!23Cってこんなに板状だったっけ?
このタイヤでガンガン坂を下っていた自分の感覚が分からなくなる。 ハンドルもクイックだ。さっさと曲がるハンドリング。これぞレーサーだ。 ってか、あとで調べたら3週間もセルビーノに乗っていなかった。 ああ、気持ち良い!長尾坂を思わずダンシングで登る。 通勤号とは次元の違う軽快さですっと前に進む。ああっ。

28C低圧タイヤと比べると違う世界だ。まぁ当然か。 ついつい気持ちよくて3本も登ってしまった。 夕暮れ色の見慣れた近所の景色が違って見える。 やっぱりロードレーサーはいいなぁ。

週末の都ロード、ヨッシーは怪我のため大事を取ってお休みになった。 そりゃそうだ。ブログで読む限りカナリな怪我。それでも練習を続けるのは、 あぶない宗教に入信してしまったからだろう!
そうそう、ナカノ君がついに復活したらしい。まぁ若いうちは色々あるだろう。 走りが変わったというコメントもあるし、きっと前以上に強い走りを見せて くれるか。。。。ん、ということは土曜錬がますますやばくなるってことか。 イカンじゃないかっ!

今シーズンも中盤。暑い夏を越えて沖縄が待っている。 回りの皆にも言われるが、まったく良い趣味を持ったものだとつくづく思う。

そして、あぁ、今日もご飯がうまい!


2005/7/7(木曜)
今日は七夕?毎年雨に決まってんじゃン。
それに僕にはかんけーないもん。ふん。
こっそり短冊に願いごと書いてハンガーに吊るしておこうかな?
「ツールドフランスに出場できますように」・・・ムリか。そりゃそうだ。
「ジロデイタリアに出場できますように」・・・これもムリそうだ。まぁ普通そうだな。
「ツールドフランドルに」・・・そろそろ気が付いてもよさそうだな。

・・・ことしのツールド沖縄で120キロに出て、普久川ダム手前で息切れしませんように。。 これなら努力目標になるかな?なんだかむちゃくちゃ消極的な目標だな。

まぁ願いごとなんてどうでもよくて、それより昨夜の筋トレである。 「おトイレの発見」から膝角度に着目して負荷を強め回数を減らし、 じっくり曲げてン十回スクワットをやってみた。たしかに強度は上がった。 膝と腰がきわどい状態だ。握力はなんとかなった。これは収穫だ。 でも、脚はきっと筋肉痛にはならないだろう。。。よくわからんからだである。

で、今朝のジテツーだが、また少しだけ速くなった気がする。時速にして0.5km/h ぐらいだろうか。前より重いギアが踏めるようになった。気のせいかもしれない。

そもそも筋トレとはなんだろう?
筋トレして筋遷移が強くなってパワーがでるようになるというのは理学的な定説だが、 おなじ筋肉でもトレーニングをしているとパワーが出やすくなるのではないだろうか? ある程度筋肉が発達している人でもサボっていると筋肉があるのに力が出ないという ことがあるのではないかと最近思う。
筋トレには肉をつける効果だけでなく、肉自体の効率を上げる効果もあるように思う。 まぁ感覚でそう思うだけなのだが。 普段からスクワットをしたり、あるいは毎週土曜練で峠を登ったりするのは 大事なことなのだ。

ところで今週末の都ロード、6月のあいだに練習の積み重ねをしていなかった僕が 勝つことはありえないが、自分の今いる位置を確認するために頑張ろうと思う。

そういやイワサキさんが新車を買ったそうだ。しかも新型ラピエール!! うーん、だれが最初に手を出すかと思えば、イワサキさんだったのか! なんだかひそかにオーベストは新車ラッシュかも。ここ数回土曜練に出てないから 状況がわからない!ああ、くやしい! それにしても、軽い人に軽い自転車はアカン!ますます野猿峠で千切れてしまう ではないか!こうなったら夜中に加藤がこっそり釣り用の鉛粒をシートポストから 入れておきましょう!よし!これで平等!(なにが?)
でもラピエールの黒ってイワサキさんにハマリすぎかも。わはははは。

そういや梅さんのプリンスにこっそり貼り付けておいた鉛版600グラムは いいかげんもうばれて取り外しただろうか。。。いや、ウソだけど。

さて、気合が入ってる皆に対抗して、加藤も登坂強化のため減量、いや、 パワーアップに励まねばならない。よしっ、とりあえずはモリモリ 食べて、それから。。。ぐぅ。Zzzzz


2005/7/6(水曜)
んー、しごとが忙しかったんでそれ以外書くことがない日だった。
仕事はだんだん好転しつつある。うんうん。努力の結果だっ! お客さんにも信頼されてきたし、開発各社との連携も太くなった。 んー、あと1社のみ問題だがまぁいいだろう。
これで脳みその領域の三分の一ぐらいに自転車を 割り当てることができそうだ。
なぬ?十分多いって?去年は約7割が。。。
(残り3割がいけ・・・)


2005/7/5(火曜)
朝、トイレに入って考え事をしてハタと気が付いた。
スクワットのフォームが悪いかもしれない。

自分には致命的な欠陥がある。握力が全然ないことだ。 それは昔から鍛えたことがないから当然なのだ。
今、会社の机の上にはグリッパーが置いてあって、仕事に 余裕ができると時々ぐりぐりやるようにしている。悪いところは 少しづつでも改善!の精神である。おかげで最近、ある程度重い パワーブロックを持ち上げられるようになった。

ああ、それでも脚に筋肉痛を起こすほどの負荷を持つことができず、 今は回数で稼いでいる状態だ。しかし回数でも筋肉痛が発生しなく なると、もはやお手上げだ。
とにかく地道に握力と背筋力を鍛えて将来の高負荷に備え ないといけない。。。去年からずっとそうおもっていた。

しかしトイレに座って曲がっている自分の膝をみて「角度だ!」 と気が付いた。そう、握力をカバーするため1セットあたりの回数を 猛烈に増やしているのだが、時間がかかるのでスクワットの屈伸時間を 短縮しようとして、自然と曲がり方が浅くなっていた。 いや、かかとにお尻をつけるほど曲げちゃアカンと思うが、 あるていど十分にまげないと筋肉を痛めつける効果がないのだ。

でも深くまげて膝を出すと間接を傷める可能性があるらしい。 そのためにはお尻を後ろに突き出す形で、、、そうすると バランスが悪くなってからだが後ろに転倒するから腕を前に出して、、、

・・・・

要するに筋トレもフォームが大事!ということである。 デーモン小暮のアホらしいラジオを聞きながら漫然と やっているだけではダメなのだ...深い。


2005/7/4(月曜)
今日は難問山積のはずで朝からユーウツだったが、どれも上手くいった。
こうゆう日もあるのか。なにをやってもいつもよりずっと上手くいきそうだった。
予想しないいい事があった。いい日だった。

そうそう、今日は筋トレをやった。
先週の金曜もやったが筋肉痛にならなかった。
どうやら同じ事をしていてもダメらしい。
今日は一枚だけ負荷を上げ、セットごとに減らしてセット数を倍にした。
でも、、、効かなさそうだなぁ。。


2005/7/3(日曜)
自分宛に小包が届いていた。
しかも個人から。インターネット通販を除くとかなり珍しい。 しかも知らない人から。爆弾?
どうやら留守の間に電話があったようだ。あのケータイを落とした人から お礼の品だったのだ。
ふーむ。そんなことしなくてもいいのに、丁寧なひとである。ってか、 ケータイ落としたらお礼にお菓子ぐらい出さないとアカンのだな。 自分も落としたらそうしよう。


2005/7/2(土曜)
まずはお詫びである。
各所から「アンケート答えました」というありがたいご意見を頂いてしまった。。。 そうか、それ系の技術者意外には分からない冗談だったか!いまさら「アレはあからさまな ダミー入力欄です」なんて言えないよな。。。どうもスイマセンデス。

おまけに今日は土曜練をサボって浜松でうなぎ三昧してしまったのであります。 昼には蒲焼でうな重、おやつには白焼きと肝吸い、おまけに骨せんべいをぼりぼりかじって 12時間の自動車の旅をしてしまいました。あー、つかれた。

うちに帰ったら丁度女子バレーワールドグランプリ日韓戦だった。
いけー!やれー!まけるんじゃないぞー!そこだー!きゃーアイっー!!
と騒いで観ていたが、なんとか粘って追いすがる韓国を3セットとも突き放し 強くなった日本を見せつけた。ふぅ。疲れた。

なるほど、バレーってのは気合が大事なのだ。大事なところで根性が負けたら ずるずる4、5点失う恐いスポーツなのだ。そうか、それは自転車も同じではないか! 気が抜けたり、仕事を理由に意識を留守にしてると、あっというまに差が開いてしまう。 でも今日、全日本女子の強くなった姿をみて、私は感銘を受けたのだ!いや、感じないやつなど いるだろうか?いや居まい!
よしっ!私も強くなろう!えいえいおー!
まずは来週の都ロードだっ!どうせ下位は距離短いし、全力だ!全力で行くぞ!
そういや全力といえば「逆境ナイン」の映画ってどうなったかな?


2005/7/1(金曜)
昨夜は新潟にいった。緑がきれいで清々しい天気だった。
財布を落として帰れなくなったので、新潟に住んで仕事を さがして暮らすことになった。
財布は駅のごみ箱のなかにあった。お札もカードもちゃんと 入っていた。もうすぐウチに帰る特急がくる。券売機が ボロでなかなか紙幣を認識しない。ああ、特急がホームに 到着しちゃう。間に合わない!

そういう夢を見た。夢オチである。

昨日は免許更新のため早退した。
家に帰って自転車に乗り換え、駅前で証明写真を撮ってもらった。 ちゃんと写真屋さんで撮影してもらったのである。 機械のスピード写真だと人相わるくなるからである。 その他、自転車乗りとしてちょっとヒミツの工夫をした写真に満足し、 意気揚揚とケーサツ署へ行く。 だってわるいことしてないもん。受付のおばさん婦警さんに はがきを出す。そうするとおもむろにはがきをめりめりはがして 隠されたヒミツページを開いた。
「あー、違反者のヒトはもう今日はおわりだよ。」
なぬー。
最終日。つまり誕生日で、もうおしまい?
「免許試験場へ行くか、あとは予約して8月に公民館で講習をうけるか どちらだけど、どっちにします?」
最初は日曜に講習のある免許試験場にしようと思ったが 写真がその場で撮るときいて「せっかく工夫したのが無駄になる」 と思って公民館で平日に講習をうけることになった。めんどくさいなぁ。

そもそもなぜ自分が違反者かと言うと、今から遡ること数年前、大学院の 指導教官が定年で退任される記念講演をするときに日帰りで名古屋まで 東名を飛ばした際に覆面パトにパクられたのだ。しかも御殿場ちかくの 80キロ制限をしらずに120キロで走っていて「はい、スピード違反ね。」 なんじゃそりゃー!
そのときMR−Sというオープンのスポーツカーに乗っていたので 目をつけられていた可能性大である。あーあ。
(ちょうど免許書換えの直後だった)

ところで今朝は5時半に起きて外で練習しようと思ったがセルビーノの ホイールをつけ替えるのがめんどくさいのでローラー台に乗った。 たしかに、ローラー台を1時間乗るのはキツイ。
僕はまだ退屈するほど乗ってないからその点は良いけど、実走よりお尻が痛い。 隊長のページを思い出しダンシングしてみたら意外と出来た!と思ったら 身体がぶれて安定しない。
重心を崩して踏ん張ったら前輪を支えているプラスティック製品の輪留めを つぶしてしまった。おそるべし我が体重!あっはっは。いやはや、なにごとも やって見るべしである。ダンシングも普通のペダリングも、自分はまだまだ 入門級だと実感した。

今日のジテツーファッションは去年のYジャージである。これはパールイズミの 新型でかなり涼しくて今日みたいな日はとてもいい。
あと、テニス用の5分丈パンツを履いているのだが、アディダスのまっしろで けっこうカッコイイ。白は汚れやすいけどこれからの季節はまぶしいものだ。 おまけに自動車から良く見えるはず。ジテツーの安全を考えてもグッドである。

帰りは小雨がふりそうな雨模様のなか突貫して家まで帰った。そう、今日は ワタシの愛、大友愛じゃなくて、女子バレーの日なのである。 んん?ドミニカ相手に苦戦してるぞ?なんとキューバを破ったことのあるチーム? こわすぎ。。。
大友、菅山が目立っていたが、やはり杉山、高橋、竹下はチームの屋台骨である。 彼女らの奮闘で粘り勝ちし、根負けしたドミニカを3−0で下した。すんばらしい! うつくしい!きゃーっ、わーっ!
。。。。面白かった。

明日午前は弱い雨だそうである。。。。
僕は浜松行きのドライバー担当だから出られないけど、みんな土曜練かな? うーむ。クルマのなかで練習するか?いや、できまい。しょうがないから今晩は 激しく筋トレしておこう。

ところで問題:
今朝僕が踏みつぶしてしまったプラスティック製品は何?
正解者にはすばらしいメッセージが!

マグマライザー
マグライザー
アンヌ隊員