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2010年11月の長尾日記

当HPはフィクションです。
実在の団体、個人、組織とは関係ありません。



2010年11月30日(火曜)
・・・・

日記ぐらい書こう。




2010年11月24日(水曜)
しごとも少しおちついた。
よくわからん体調の不調もだいぶよくなった。

今日は定時退社して家で晩飯後、テレビドラマをみた。
「坂の上の雲」をのぞくと、ひさびさのドラマだ。

テレビ朝日「相棒」。
テレビ朝日をみることも珍しいが。

最初ちょこっとみて辞めようと思っていたが、ついつい 観てしまった。その理由は、京野ことみだ。

女優さん、いろいろいるが、京野ことみは好みの女優だ。 表情ゆたかで、演技にメリハリがあって、強い女のような、 もろい女のような、そういう二面性がつねに見える。

むかし見ていた、東山紀之の「食いタン!」に女刑事役で 出ていた。部下の刑事、佐野史郎をどなりつけてる姿も面白かった。

バランス感覚だろうか。
しめっぽくなりすぎず、重すぎず、その限界を超えると とてもベタベタな演技になる。そのあたりはきっとカンかも しれない。そういうのが、きっと作り手から信用されて 重用されるのではないか。

いいね。京野ことみ。




2010年11月22日(月曜)
某所より・・・

マスゴミで信用していいのは日付だけ

はは・・・


>>446
地獄への道は善意で舗装されている

てな。派遣規制も最低賃金Ageもそう。
こんな事は、高校政治経済レベルの経済知識と、ちょっとした想像力が有ればすぐ分かるのに… 即ち、供給価格を高値で固定すれば、価格調整が行われず、より少ない需要しか生まれない


ガソリン暫定税率廃止はどこいった?
高速道路無料化は骨抜きになったじゃん。
いったいこの1年、失われたどころじゃない。

そういや国会で丸山珠代の質問をテレビで一部流したそうだが、 テレ朝は「任命責任」ってところだけ削除して放送したそうだ。 さすがテロ朝と呼ばれるだけある。
いやそんなことより、前々首相の漢字間違いと、ホッケの煮付け問題について もういちど糾弾すべきじゃないのかな?あれだけ連日やったんだし、とてもとても 重大な政治事件なんだから。ホッケの煮付け。



そもそも補正予算には、省庁の前倒し取得のみで、景気対策が含まれてない?
麻生政権のときリーマンショック直後の景気対策の補正予算を妨害した民主党を 応援したテレビが、今、問責決議案について「補正予算を妨害する野党」と攻撃するのは 卑怯である。
とても卑怯だ。だからテレビが嫌いだ。
自分は男女とわず卑怯者がとても嫌いだ。
いや、自分こそそうならないよう、それこそ気をつけよう。



2010年11月16日(火曜)
世界初だ!ついにはやぶさのカプセルから
小惑星「イトカワ」の粒子が見付かった!
すげー。
ちなみにみなさん御存じかもしれないが、小惑星の名前、イトカワとは、 糸川秀夫という科学者からもらった名前だ。糸川秀夫といえば、そりゃ 日本の航空宇宙技術の父だ!
戦中は戦闘機隼、鍾馗(しょうき)の設計に携わり、戦後の復興期は 日本のロケット開発の中心人物となった、天才肌の(ちょっと奇人の) 日本にはめずらしい方だ。

はて?僕は会ったことがあったかな?
大学の後輩がひとり、糸川先生のところでバイト?してて、 そこへいちどだけ遊びに行ったことがある。当時でもう、 そうとう高齢だったっけね。80歳かな?

その糸川先生の名前のついた小惑星、イトカワにあの「はやぶさ」が 行って帰って、砂粒を持ち帰ってきたのだ。すごくない?すごくない? 日本のマニアは世界一ぃ!

やっぱ「こだわり」ってのは、何にしても大事だ。 「これひとつ」に拘るのが大事だ。僕も昔は、 いまほどあれこれに興味なく、ただひとつのことに 専念していたのだが、、、それはそれはそうとう世間と ズレていたっけね。

今はもう、することないし、あっちこっち興味を ふりまいているのが、なさけない。
つまりは「定義無し」なのだな。


このまえNHKの「坂の上の雲」第一部の再放送をみた。 主人公のひとり、秋山好古(あきやまよしふる)のセリフ、

「男子(の人生)、ひとことで足りる」

にびびーんと来てしまった。
ちなみにこの「坂の上の雲」に出てくる男たちは、みなかっこいい。 好古もいい。秋山真之(あきやまさねゆき)もいい。 好古は日露戦争で重要な騎馬隊の創設に尽力し、みずから戦場で 世界最強といわれるコサック騎馬兵と対決した男であり、 その弟の真之は、みなさま御存じ、日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を やぶった東郷平八郎の参謀である。
かれらだけでない。戦前の方はよく御存じの、「杉野はいずこ」で 有名な(今の子は知らないだろうな)広瀬中佐が、すっごいかっこいい。 加藤的に、「こんなふうになりたい」と思える人である。

来月から第二部をやるそうだ。
もうビデオに録画して、3回くりかえし見るぞ!
でも、第二部最終回は観たくないな。。。
だって広瀬中佐が・・・




2010年11月X日(X曜)
ネットより・・
政府が勝手に機密扱いしても
裁判でその機密性が否定されれば
法と証拠に基づいて無罪になるわけだが

で、その機密性だが船長を既に釈放して証拠能力も失い
一部の国会議員に見せてその内容はCGでマスコミに
再現されまくった情報のどこに機密性があるのか
詳しく説明してほしいな

普通だな。



何でいつも情報公開と知る権利ばっかり主張してる日弁連の某委員会は
民主党政権が情報統制を強めようとするときには何も言わないの?

何でアメリカとの密約を隠していたのは狂ったように追求するのに
中国との密約があったとか言われてるときは何も意見書出さないの?

何で共産党のビラまきは狂ったように弁護するのに
尖閣画像の流出は無視するの?

情報担当を自負する委員会が二枚舌で信用されると思ってるの??


不思議だな。





かなり以前から某所で有名な「テキサスおやじ」
http://www.youtube.com/watch?v=mQEkc6iAWFM&feature=related

こういうの、ふつうだと思うけどね。
普通のひとがいない国、ニッポン。。。




2010年11月16日(火曜)
某所より。


114 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/11/16(火) HH:MI:SS
 これまでの自民政権による悪い所をよくする為、民主政権にとかだまされて老害どもが
 こぞって投票したわけだが、一番最悪だった時代の自民議員が自民を追い出されたあと
 入ったのが民主。ほんと老害どもは愚かだよな。

 そしてうちの親父もその老害の1人、政権交代のときはこれで少しはよくなるとか
 言ってたが、最近民主の糞っぷりにやっときがついて、やたらいつも機嫌わるい。
 民主のニュースになったらすぐTVのチャンネル変える。
 日本全体の事から、うちの家の中まで、民主はほんとうに迷惑だ。

204 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/11/16(火) HH:MI:SS
 久々に実家に帰って、
 「母ちゃんが民主党に投票するからこんなことになるだよ!」
 と責めたら悲しそうな顔してた。
 ちょっと心が痛んだ。

212 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/11/16(火) HH:MI:SS
 >>114
 機嫌悪いよね…顧客の一人にお灸派がいたんだが最近ムッスリ、
 仙谷映るとチャンネル変えるし。

 民主党は馬鹿やな、最悪でも尖閣の件で仙谷辞めさせときゃ
 なんぼかマシだったのに。

266 名前:名無しさん@十一周年[] 投稿日:2010/11/16(火) HH:MI:SS
>>114
ああ、そういや家の親父もそうだ
昔は飯食ってる時にニュース番組を必ず見てたのに(7時のNHK)
最近見てないな
スポーツ番組やCSばかり見てるな


いずくもおなじ・・・
(上記「お灸派」とは、「自民党は慢心してるから政権交代してお灸を据えてやる」 といって民主党にもろ手をあげて賛同した人々を指す。)


こんな話が多く聞こえてきても、テレビの調査だと、まだ40%前後も 支持率があるそうだ。
・・・どこのくにの支持率調査だ?ちょうせ・・・


これで十数年後、テレビの偏向っぷりがバレて指摘されるようになると、 「当時はミンス党の強制で仕方が無かった。われわれは今こそ報道の自由という己の権利を 神聖不可侵にすべきであり、新規参入を阻んで自分たちは努力しないですむ楽園を 守るため、放送免許はぜったい増減なしで既得権益死守するのである」 とか言うんだろうなぁ。

ってか、現在進行形か。それ。


214 名前:名無しさん@十一周年[sage] 投稿日:2010/11/16(火) HH:MI:SS
民主党支持者の人を追い込んでも意地が悪いだけだからな
いじめるのとか好きじゃないから俺は
ただ、一つだけ質問がしたい。簡単な質問だ

民主党のこの一年でした具体的な経済政策って何?


以下は引用したニュース

来賓者は政権批判自粛を=防衛次官が通達、政務三役指示

 防衛省が自衛隊関連施設で開催する行事について、来賓者に政権に対する批判など
政治的発言を控えるよう要請する内容の中江公人事務次官の通達を全国の自衛隊に 出していたことが16日、明らかになった。通達は同省政務三役の指示で作成されており、 波紋を呼びそうだ。
 関係者によると、今月3日に航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市など)で行われた航空祭に、 自衛隊協力団体の代表が来賓として出席。同代表はあいさつで、尖閣諸島沖での中国漁船の 衝突事件を念頭に菅政権を批判した。これを受けて同省は10日、事務次官名の通達を発出した。  通達では、政治的発言の自粛要請が受け入れられない場合、来賓の参加を見合わせることも求めている。  (2010/11/16-23:53)


ああ、民主党の言論統制も目に見えるぐらいになったのか。

とある民間団体が航空祭での挨拶で、
「民主党政権は早くつぶれてほしい。皆さんも心の中でそう思っているのではないでしょうか」
と発言したので、そのような言動は「民間人でも許さない」そうで、制限するそうだ。

・・・・

これ現実だよ?これが去年、テレビ新聞が「政権交代・二大政党制で日本がよくなる」と
大宣伝して強力に扇動してできた結果。

「民主主義は民主主義によって終焉する。」
高校レベルの歴史ぐらい勉強しましょう。

ああそうか、高校の歴史のセンセェは日教組で、そういうこと 教えないのね。ソビエトや共産主義でも演説してるんだっけね。
うちの高校も、歴史の先生は狂信者みたいだったな。 太平洋戦争中のいくつかの戦時訓について生徒に紹介し、さも悪逆のように 解説していたが、そのなかに「自重自恃」(じちょうじち)ってのがあったので、 おもわず「ぷっ」と優等生な僕が笑ったら、真顔でソビエト先生が怒り出し、 「なぜ笑ったのか」と詰め寄ったので、
「これ、うちの高校(の校訓)と同じです」と言ったら、言葉に詰まって それ以上、なにも言わなかった。
(めんどくさい先生だね)

そのソビエト先生の授業はさっぱり覚えてないが、 そのことだけは明瞭に覚えている。








テレビが隠す、報道をわざとしない 今。

これはメインのデモでなく、3日前に急遽ネットで募って集まった、デモのひとつ。
その人数と顔ぶれと熱は、ちと面白いではないか。


テレビ新聞は、もう、ダメだな。




muteking


2010年11月15日(月曜)
昨日はまた夜になって熱がでてきたので、やっぱ治ってなかった。 今日は出勤できなくもない(本人は元気)だが、いちおうやめておいた。
てか、そもそも先週、マスクして出勤してるのが、まわりに2人もいて、 自分はそいつにうつされたかもしれない。出てくるんじゃねぇ!
(とは言えないか)

ちなみに、せまい飛行機内で臨席にうつしまくるのは本望でないので、 そういうふうにした。おもいおこせば、4年前?もたしかマスクして 行ったが、「加藤にうつされてレースが・・・」とならないか、 実は内心、ヒヤヒヤだった。





2010年11月14日(日曜)
熱はそれほど上がらなかった。
重篤になって1日でスッキリ治るってほうがいいんだが。




2010年11月12日(金曜)
疲れたので更新やすみ。





2010年11月12日(金曜)
保安官りっぱだね。
仙石の刺客弁護士を解任か。




2010年11月5日(金曜)
戦場報告:

夕暮れ、自分が軍本部へもどろうとした矢先、野戦電話がかかってきた。 どうやら防衛線の一部が決壊して敵戦車が大量に雪崩れ込んだらしい。 その突破されたところが、自分の部隊だというのだ。 自部隊はさいきん陣形を修正したばかり。それがまずかったのだろうか。 いや、思い当たるフシがあるな。。

いそいで宗主国将軍のもとへゆく。将軍は双眼鏡でなにやら詳細に確認している。 どうやら自分のうしろの歩兵部隊の混乱した様子をみて状況把握を試みているらしい。 その話をきくと、ちょっと妙だ。自分の部隊がやらかしたにしては、 内容が違う。敵戦車の種類が違うはずだ。あれれ?

将軍は双眼鏡をにぎりしめ、ひとり合点している。んん?んん?んん?

どうやら雪崩れ込んだのは加藤部隊が直面している敵戦車隊ではなく、 別の人の部隊が直面している敵戦車だったようだ。そこでふせげなかった、 あるいは、そもそも陣がかまえてなくて、素通りで後方の歩兵部隊にまで 突破されたらしい。

たしかに敵戦車隊の布陣は複数ある。加藤部隊が直面しているのは火炎放射器をそなえた 凶悪なP型戦車部隊なのだが、そのほかにも旧式のT型戦車部隊も敵軍は保有しており、 その対応は将軍が他の下士官へ指示していたはずである。双眼鏡でみえる範囲の状況では、 突入したのはT型戦車部隊だけのようだ。P型の敵戦車部隊はまだ防げている?
とりあえず自分は将軍から「無罪放免」となったが、、、

でも、ふにおちない。
ほんとうに攻め込んできたのはT型戦車隊なのか。P型は混じってないのか。

たしかにP型戦車の対策は、わが陣でそなえている。火炎ふきまくる悪辣なP型の数を へらすために以前からやっていたのだ。でも、ほんとは、P型戦車じゃなくても、 T型でも何型でも、戦車ならば撃退できる陣形でだった。 さいきん陣形を変えた。それはP型T型の区別なく戦車の対応する方法から、別々に 最適に対応する方法へ切り替えておいた。今、加藤部隊の眼前にはP型しかいない。 でも、将来T型戦車を相手にするかもしれない。そのとき最適に防衛できるよう、 いまのうち将来の予防線をしておきたかったので、陣形を変えておいたのだ。

(加藤は用意周到である)

でも、気になる。そのP型T型べつべつの対応に、もれがあったような気がする。 もしかすると、新しい陣形にしたことで、どこかP型が突入できるような穴があって、 今回の敵侵攻も、実はP型戦車隊が含まれていたのではないか。。。

夜が近い。今宵は新月の夜なので行動不能。それ以上の偵察はできなかった。 はたして、ほんとに攻め込んだ敵軍はT型戦車部隊だったのだろうか。 たとえそうだとしても、自分の最近開発した「二段作戦」には、やっぱり もれがあるのではないか。

悶々として前線をはなれ、本国の夜の会合に出た。
会合ではワインが出たが、いくらか飲むまで、頭はさきほどの作戦の穴さがしで、 リラックスどころではなかった。

23時すぎて、飲み物も焼酎系になったころ、ふと気がついた。 ああ、今時点で自分の二段作戦は機能している。ただし、将来は敵兵の種類が ふえるはずで、そのときは今の二段作戦だと穴がある。だからまずいことはまずい。 でも、夕方に発生した敵軍の侵攻は、たしかに自分の持ち場でなく、 別の前線の話だ。

深夜になってようやく事態が飲み込めた。
腑に落ちたことで、本国の上官から、お説教きく余裕が出た。
すでに0時にせまったころである。



2010年11月4日(木曜)
強い。まさしく強い。
バレー全日本女子は、まさに今、おおきな躍進を遂げようとしている。

世界バレーの一次リーグ、緒戦は苦手のポーランド(国際ランキング8位)。 真鍋監督の新体制になっても1勝5敗と分が悪い。身長で日本を圧倒して いるが、常に最終セットまでもつれる激突カードだ。

日本の課題、「大事な試合でつねに第一セットを取られている」を克服 するかのように、試合開始後、ポーランド相手にいきなり16-10まで 差をつけた。すばらしい。新生ニッポンかとおもいきや、16点の テクニカルタイムアウトが終わったとたんに浮き足だつ。 ポーランドの高さと粘り強さに圧倒され、あっという間に追い付かれる。 いつもの日本に逆戻りか。そのまま第一セット、第二セットと連続して 失ってしまった。
まだまだ発展途上だったか。。。

あきらめかけた第三セット、選手交替でリズムを変えつつ、大黒柱の木村も 復調したのか、ようやく1セットを奪回。これで自分を取り戻したのか、 第四セットも粘りに粘って連取した。そして最終セットはそのまま 双方とも白熱したプレーでどちらが勝ってもおかしくない展開となるが、 いつものようにミスでずるずる後退することもなく、逆にポーランドの ミスを逃さず、ようやく苦手に打ち勝つことができた。

翌日のペルー(17)戦、自信を持ちつつある全日本女子は終始「自分達のバレー」 を展開し、優位な状態のままペルーを波乱なく退けることに成功する。

第3戦のアルジェリア(14)では力量の差は歴然とし、また相手に油断する ことはほとんどなく、きっちり得点差をひろげて力のちがいを見せつけてくれた。 終盤はメンバー交替の実験だろうか、前衛に荒木、木村と高い選手を置くだけで、 あとはすべて日本が誇るチビッコ、竹下(159cm)、佐野(159cm)、井野(168cm)、 仲道(159cm)の4人でレシーブしまくり、打たれても打たれても拾いまくって トスをあげ、荒木と木村で反撃と、国際試合では観たことのない、 「かわいらしいと言ってよいのだろうか」という光景まで現れる始末だった。

火曜日のコスタリカ(31)戦も確実に相手を押し返し、相手がだれでも確実に 勝つ、つまり精神的に強いチームを披露してくれたのである。 油断のない様はまさにチーム力の強さ。バレーほどチーム力に左右される、 天国と地獄になる競技もないだろう。日本は身体的な差を跳ね返すだけの なにかがあるのだ。

一次リーグ最後の相手は、日本と同様全勝のセルビア(国際ランク9位)。 これは大変な見どころだった。全員バレーを掲げる真鍋監督はスタメンに 簡単に諦めさせないように配慮しつつ、要所で大胆に変更。とくにセッター 竹下のブロックの穴、いや、実は竹下、ブロック上手いのよ。竹下の ブロックって、意外とあったりする、でもロシアのガモワ(2メートル・・・おとこ?) みたいのには通用しないはずなので、今大会から奇策?を考案していた。 真鍋監督+スタッフはやっぱり敏腕かもしれない。
前衛になった竹下に、怪我から復帰した栗原を、後衛に回った山口(むぅわいちゃぁぁあん)を 東レのセッター、仲道に交替するという手だ。
今までこれをしなかったのは、竹下から別のセッターに替えるとトスのテンポが 変わってチームが乱れる原因となってしまうのだが、そもそも体格もプレースタイルも 似ている、Vリーグ優勝チームのセッター、仲道を据えることでそのギャップを最小限 にするという方策にでた。
これがまぁ、ほとんど(ゼロじゃないが)違和感なし。あれ?セッター今だれだっけ? というぐあいである。
これで要所で前衛に栗原を入れることができるようになり、常に高い壁を日本も つくり出すことができたのだ。

セルビアは高さと力強さをもつチームだが、それに依存しすぎだだろうか。早さは さほどでもない。むしろ日本のテンポの早いペースにひきずられ、要所でミスをし、 反対に日本のミスの少なさもあり、第一セット28-26、第二セット29-27という大激戦で 連取してしまった。
ここというときには、やはり大黒柱(木村)が決めてくれる。そして江畑がこの日、 おもしろいように決めてくれる。動きが読まれてブロックされても、短時間で建てなおし また決めてくれる。江畑は全日本の中核選手になりつつある。おなじくWSの座を 争う迫田もコスタリカ戦でバックアタックを面白いように決めてくれる。得点は 木村に頼りきりだった最近の全日本女子も、すこし偏りが解消されつつあるかもしれない。 そうなったとたん、セルビアがワタクシのむぅわいちゃん、山口を狙うようになる。 どのチームもサーブは常に木村ねらいでバックアタック封じをしていたのだが、 今回のセルビアは山口狙い。そうだ、山口舞はそもそもオポジット(セッターの対角) でなく、センター(MB)であり、自分のチーム、岡山シーガルズにもどれば荒木や井上と 同じポジションなのだ。バレーでいうセンターはリベロのちょうど逆の役割で、 レシーブ免除でブロックやブロードのようなネット前のしごとがメイン。でも 山口はスピードと器用さと連携の上手さが買われて、真鍋監督からはライト(オポジット) のポジションになっているのである。後衛にまわってレシーブする舞ちゃんを くりかえし狙うセルビアのサーブ、ゆるせん!(いやちがうって)
木村もそうだが、くりかえしサーブで狙われると調子がくるって攻撃のテンポが 悪くなる。それをはね退けたのが今の木村である。山口は全日本のライトとして 世界に認識されたということだ。
これは逆に、木村の負担が軽くなったということであり、ここを持ちこたえれば 日本はさらに次のステージに上がることができるということだ。 で、セルビア戦は当然激戦になったが、日本のサーブはミスが少なく、自分から 崩れることはついになく、最後まで集中がきれなかった日本が追いすがるセルビアを ふりきって、3ー1で一次リーグ全勝を果たした。
強い。強い。
心身ともに、強い。
とてもいいものをみた。
これからほんとの強豪が相手だ。中国、ロシア、アメリカ、イタリア、ブラジル。 だが諦めることはない。ブラジル、イタリアはこの前の国際大会の決勝リーグで 打ち破ったのだ。

身長差で歯が立たない全日本女子。でもその強さは本物だ。



FIVB 国際ランキング(2010.08)
1.Brazil
2.USA
3.China
4.Italy
5.Japan
6.Cuba
7.Russia
8.Poland
9.Serbia
10.Netherlands




2010年11月2日(木曜)
逃げ弾正とは甲陽軍鑑の筆者、高坂弾正であるが、さて いまどきの仕事でも、「退き上手」というのがあるかもしれない。

IT系の業界でよく聞く、プログラムの異常というのは、、、、 あぁいや、世間的に「システム障害は、あってはならないこと」になってるらしいが、 そりゃ人のつくるもの。完璧の保証はない。完璧なシステムだという 保証が欲しければ開発するのに天文学的な金額がないと、その 天文学的な労力に見合わないのだが、とにかく、なにか問題が発生 する、という場面は、IT業界に限らず、かならずあるのだ。

障害発生。それは戦争の負け戦同様、仕事の難易度と計画の困難さに、 自軍が目標を達成できなかったために発生する事態だ。負けが バグという形で、プログラムの不具合という形で、システム障害 という形で、現実に現れる。

失敗したらおしまい、という世界はない。
失敗といっても、ピンからキリまであるのだ。

そこで、失敗したときの対応が重要になってくる。それこそ、 敗戦したときにいかに奮戦して被害を最小限にするか。 殿軍と同様の難しさなのである。いや敗戦処理も、努力次第で 自軍の意気のあがるやりかた、敵軍にみせつける退きかた、 というのまであるのだ。

不意に訪れた負け戦のときにいかに退き方ができるか。
意識したことはないが、ふと面白い、と思ってしまった。


失敗して評価をあげることもある。
そういうことだ。




2010年11月2日(火曜)
今日はいつのまにかすっかり苦手になった数学、それも指数関数に 一矢報いようと戦いをいどもうと思ったが、尻込みして、 ちょっとした小競り合いで退却してしまった。
でも、夢想家な科学者であるワタクシ、将来は計算モデルで会話する 道筋がちらっと見えたぞ!
数学と哲学と宗教は大差ない、、、って言ったら言い過ぎか。




2010年11月1日(月曜)
壊れた。今日二日目もループ中




2010年11月1日(月曜)
不思議だ・・・ワダさんとこのグラフ、心拍と出力に明白な相関がないとは、 とても不思議だ。

長年?心理学をやって「ココロのどうしようもない不思議さ」は痛感していたが、 「ヒトの身体」もけして単純じゃないようだ。物理法則の範囲のくせして、 生体というのはそこまで複雑度が高いのか。でもそこは科学者を自認している? わたくし、単純なルールを探すのは「さが」である。

心拍というのは血液の循環であり、血液は酸素と糖?を運ぶので、筋肉での消費に とても関連があると思ったが、いや、そんな運搬機能と運動機能は時間軸で直結 していないということだ。
つまり筋肉は活動するための燃料を筋肉内にある程度溜め込むことができる、 だから運搬と消費が直結しない、と考えるしか有るまい。

じゃー心拍強化って意味ないのか?そんなことはない。筋肉内に溜め込んでも 使いきったら終わりだ。それはむしろ前提条件であろう。じゃぁ、大出力の ためにはどうしたらいい?短いアップダウン、あるいはスピードの強弱が 激しい運動は、LSD的なものとまったくちがう能力ってことだろう。

じゃ、それはなに?それはなにによって強化される?そんなの空想しかできないが、 すくなくとも「ちがう」ということだけは確かだ。オーベストは(僕がいうと笑われるが)、 前々から、レースではのぼりが強い、つまり心臓は十分合格点でも、 筋肉の一時的な出力増大の機能が発達不十分、ということかもしれない。




2010年11月1日(月曜)
たまには夢のある話をしよう。
やはり科学万歳な自分なのだが、たとえば太陽高発電で動く 植物工場ができたとする。ようするに農業のオートメーション化だ。 もしも生産設備が修理不要ならば?いや、維持費が超低コストならば? それが個人所有できて個人の需要を十二分に満たせるとしたら? ひとは今ほど働かなくてよいかもしれない。

僕はサラリーマンになってかなり「働きバチ」になったのだが、 本来はそうとうなさぼりーなグズな、めんどくさがりだ。 芸術を愛して、スポーツを愛して、文武両道こそすばらしいと、 というわりにはとてつもなくノロマである。
ま、そんな自分は人類の将来が生産や病気対策などから開放され、 まるで永遠の部活動みたいな暮らしをして過ごせたら素晴らしい のではないかと、たまに思う。

人間それじゃ怠惰になってダメになるかもしれない。
動物的なすべての欲が満たされたとき、ヒトはどうなるだろう? スリルを求めるのか、哲学を求めるのか。
ヒトは社会なしでは生きられない。低次元な欲求から開放された 人間は、建設的な意義で、もうすこし展開できないものか。

なんてことふと思った。