JFS四国支部 フィールドレポート
2002年釣行記
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2002/05/02 : 面河川水系釣行vol.4
Date : 2002,5,2
Style : 日帰り釣行
Party : 単独
Weather : 晴れのち曇り時々小雨
5/2 アマゴ よ〜く考えてみると今年になってまだ良型を釣ってないことに気がついた前日。 "あそこには良型がいるはずだ"という確証の無い確信をもってまだ釣ったことのない今回の渓を選択。 午前7時現地に到着。 ドライで狙う。 入渓早々20cmオーバーのアマゴ。 "やはりこの渓は期待大だな" が、それ以降は小型ばかりが出てくるいつものパターン。 "ふ〜む・・もしかして今回も・・"
5/2 良型アマゴ 渓半ばのとある淵。 いるいる。 良型が数尾、流芯に隊列をなして定位している。 しかも所々でライズを繰り返している。 まず手前で20cm強のアマゴをキャッチ。 "まだイケルな" さらに奥側にキャストすると本命の良型がフライにライズ。 ずっしりとした重み。 "これこれ、これですわ!" が、馬力が微妙に物足りない。 サイズはあるが少し痩せ気味でヒレの傷んだアマゴだった。
5/2 上写真の良型アマゴ。 ヒレの傷みはおそらく昨秋の産卵の名残だろう。 今は必死でエサを捕食して体力の回復に努めていたのかもしれない。 そんなことを考えながらアマゴを撮影していると良型を仕留めた充実感が薄らいで感傷的な気分に支配されてくる。 春の源流行ではしばしばこういう状況に遭遇する。 サビの入った魚体。 痩せこけた魚体。 そして産卵の名残ある痛々しい魚体。 それらを見るたび感じるたびに"釣りってなんだろう?・・"と自問自答する。 こんな清浄で無垢な魚達を釣りと言う自己満足的な手段で弄んでいいものか・・・
だが、人は痛みを感じることで成長する生き物である。 釣り人は魚の痛みを感じ渓の痛みを感じながら成長する人種である。
渓相
5/2 渓相 釣りとは快楽と心痛の相克の過程である。 釣りに心痛が伴わなくなった時、それは釣り師として引退しなければならない時である。 常に魚や自然の痛みを感じ、それらに対するインパクトを如何に減らすかを考える事が大切ではないだろうか。 そんなことを考えながら今夜は『釣魚大全』を読もう。 「謙虚と感謝」そんな言葉が心に響く。 こんな精神逍遥も釣りの楽しみの一つである。
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