JFS四国支部 フィールドレポート
2004年釣行記
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2004/06/20 : 東北釣行
Date : 2004,6,18〜20
Style : 野営釣行
Party : えさ師A氏、えさ師J氏、えさ師F氏、私の4名
Weather : 6/18 晴れのち曇り、6/19 雨時々曇り、6/20 雨
6/18 新作ランディングネット 2週間前、東京のA氏から東北遠征お誘いメール。 待ってましたとばかりに二つ返事で参加が決まる。 問題は新作ランディングネット。 製作途中なのだが間に合うかどうか。 遠征出発ギリギリまでかかってなんとか左写真の新作ネットが完成。 私の作品もかれこれ14作目。 グリップに黒檀を使用した渋めの色合せ。 ネットは渋めのオリーブ。 今シーズンはこのネットでいきまっせ〜!
6/18 で、遠征初日。 午前中に目的地に到着し、まずはテント設営。 正午過ぎ釣り開始。 水温は11℃。 2・2で場所を分ける案も出たものの、J氏の「みんなでワイワイ釣ったほうが楽しいよ」の一言で4名一緒に小渓流を釣ることに決定。 ゆったりとした時間の中、あ〜でもない、こ〜でもない、と会話しながら順番に釣っていく。 そんな中、F氏が本日一番の良型ヤマメを釣る。 "ムムム・・しまった、手前の小さなポイントなんて釣らずにこのポイントを狙っておくんだった"と私が思ったかどうかはご想像にお任せ、そんなことを考えながら釣るのもまた楽しいものである。 他人の釣りを見たり、山菜を採りながら、そしてまた釣りをして、夕刻までじっくり釣りを楽しんだ初日であった。 のんびりと小渓流を釣る
6/19 雨模様の渓相 翌朝、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。 腹ごしらえも程々に、雨具を携えて目的の源流に向かう。 入渓時の水温は10.5℃。 水況はまずまずだ。 が、入渓しばらくは反応がない。 走る魚も見えない。 エサにもフライにも反応がないとなると、魚が少ないかかなりスレてるかのいずれか。 "ここはムリ"と判断し、しばらくは竿を出さず、さらに源流へと詰めていくことにした。
6/19 イワナ 奥へ詰めても反応は薄い。 時折美しい魚体のイワナが出てくるのみ。 どうも入渓者が多く荒れているようだ。 そこで方針転換。 普通なら入っていかないような小流を狙ってみる。 と、ポイントごとに20cm前後のイワナがポンポンと出てくる。 水深のある少しまともな淵では25cm前後のものも。 これが東北の森の奥深さか。 マタギの森の底力か。 自然の大きさを感じた2日目であった。
6/19 イワナのトマト煮 夜はアウトドアクッキング&キャンプ。 渓の恵みに感謝しながらささやかな晩餐。 左写真はイワナのトマト煮。 イワナの淡白な旨みとトマトの酸味、そしてニンニクの香りが絶妙に舌に絡みつく。 端的にウマイ。 うまいからこそまた自然に対する感謝の念が生まれてくる。 自然を敬い、自然を尊び、そして自然に感謝する。 食べることは感謝することである。 素直にそう思う。
6/20 翌20日。 一日中雨。 恨めしそうに雨を眺めながら結局竿は出さず。 温泉にのんびり入って1日を終えた。 釣りをしない間はいろんなことに思考を巡らす。 今回は改めて「渓魚を食べること」を考えてみた。 もちろん答えは出ない。 ただ、渓魚を食べるとき、釣り人は必ず渓魚をシメる。 その時の痛みは決して忘れない。 食べることはすべからく他の生命を奪うこと。 そしてその痛みを感じること。 だからこそ渓魚の存在を貴重に感じ、自然に対する感謝の念を抱くのかもしれない。 それは釣り人にとって非常に大切な感情だと思う。 「謙虚と感謝」そんな言葉を心に刻み、その感情を忘れることなく渓に立ち続けられればと思う。 マタギの森はそんな思惟を呼び起こす深き深き森であった。 本流筋の渓相
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