いいお産がしたい (95年3月初版 農文協)
実はこの本、妊娠発覚してからというか、まだ産院を何処にするか決めてなかったとき、助産院はどうだべ?と思って見つけた本です。今、読みなおしても・・・素晴らしい。この本で、自然に生みたい熱が上がったのは言うまでもありません。いろんな人が自分の立場で文章を書いてらっしゃいます。
「シーラ・キッツィンガー講演録」「私も言いたいいいお産」「再発見産まれる力産む力」「産む場所の選び方」「お産の安全性は今」「わたしたちお産を手助けします」「小さな命を見つめる暮らし」こんなかんじで話は進んで行きます。
まず、この本は、写真入アクティブな出産の様子から入ってます。とっても、官能的かもよ♪子供を産むってことが、本能なんだって、思い出させてくれます。そして、赤ちゃんが片目を開いた写真。命っていいなーって感じます。
月の満ち欠けによって赤ちゃんの出生率が変わってくるって言う話しも載ってて、人間の生死って言うのは、実はどんなに小さくても宇宙の中の大事な出来事で、やたらに人間が立ち入って本能を押さえてしまうのって罪じゃないかな―?とも思います。
自然分娩が何か特別のことになっているような今、出産の予定のある方は、ぜひ読んでみてください。そして、自分が受けたい医療行為を考えて見てくださいね。わたしたちが受ける医療行為にも一つ一つちゃんと説明があります。そえいて、それは、自分で選択してもいいんだと言うことも書いてあるので、産院と意見が合わないときの助けになるかもしれません。
お産は魔物だと私はいつも思っています。どんなにいろいろ考えてても、やっぱり医療行為に頼らなければ行けない場面も出てきますが、読んで損はしない!とっても濃い―内容の一冊です。
これ、妊娠初期に読んだきりで、出産前に読み返すのを忘れていた私・・・。抜けがあったなー。妊娠中って、今の自分の状況しか見えなかったりするので・・・。
カンガルーケア― ぬくもりの子育て小さな赤ちゃんと家族のスタート (聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院周産期センター 堀内たけし 飯田ゆみ子 橋本洋子 編著 99年3月初版 メディカ出版)
みなさん、カンガルーケアって知ってますか?小さく産まれた赤ちゃんを、オムツ一枚にして、ママやパパの体であっためて育てる行為です。
モチロン、小さく産まれてしまったら、どうしても医療の手を借りなければいけない事が多いです。そんな中、親と子のコミニケーション、カンガルーケア―の素晴らしさを訴えています。赤ちゃんと密着して、とっても楽しそうです。(体重が重くてもやってみたーい)
この本には、そんな表の楽しい部分の他に、人間の命に関して考える事もたくさん出てきます。例えば、障害を持って産まれてしまった子へのケアの仕方、そして、出産時のトラブルで、母子共に命の危険にさらされてしまった時の心のケアの問題、私は思わず涙が止まらなかったです。単なる医療関係の本っていうジャンルにくくれない気がします。
人間の生きる力、それは、生れ落ちた時から備わっている。そして、愛情は素晴らしいと、感じます。かなり、ひーどんお勧めの本です。
もっと自由に母乳育児 マニュアルより赤ちゃんの対話を (山西みな子著 95年6月初版 農文協)
母乳育児の本って、なんだか手に入りにくいんだけど、これは、比較的あるのよ、書店に。
実はこの本読んだ時・・・。「私、母乳育児なんてできないかも・・・」とちょっと思っちゃったのー。だってー、少飲少食だーっ!って書いてあって、妊娠中は食べたいのに食べられなくって、生んだあかつきにはぜひ美味しいものいっぱい食べたやる!なんて思ってたから、ちょっと、自分に都合が悪かったのだ。ハハハ。
ところがどっこい!産んでみると、参考になることがいっぱいでした。特に食生活の面では、今の私の体にはとっても受け入れやすいものです。普段から、受け入れられる基礎がないと、ちょっと引いちゃうかもだけど、だまされたと思って、素食で、ごはん中心にしてみると、おっぱいだけでなく、からだ全体が軽くなる事は確かです。
あと、病院に連れて行くまでもないんだけど、なんだか子供の様子がパリっとしない時も、うまくアロマテラピーや、昔からの知恵を生かして、解決する方法が満載です。
あと、ミルクを足してしまった後でも、きちんと完全母乳に出来る技も、ちゃ―んと書いてあります。かなり具体的なので、困った時には、かなり手助けになると思います。
基本的には、三時間おきに授乳を勧めている本です。
私達親子は、時間を決めてっていうのがどうも合わなくて、それに縛られてとっと辛い時期もありました。けど、三時間おきって言うのがむっちゃしっくり来る人もいるし、ホント、授乳スタイルもいろいろやね。
岩波ブックレット NO.482 母乳とダイオキシン (99年6月 本郷寛子)
この本って、なかなか入手しにくいものだと思います。私は、おっぱいサークルENSYUで借りました。母乳で育てたいのに、ダイオキシンが気になって怖くて・・・って人多いと思います。私も実際気になってた一人。他の本では、三ヶ月以降はミルクの方が安全なんて言う書き方してあるものもあったりして。私は、人類がこの世に誕生してからずっと受け継がれてきた母乳育児が、ダイオキシンなんて言うポット出の毒物に負けてしまうって言うのが信じられないでいたので、この本にであったのは、まさに目からうろこでした。
母乳育児にする事による利点や、すりかえられたダイオキシン問題、母乳と粉ミルクの違い、そして、わたしたちの生活を振り返って、どうすればダイオキシンを発生させないようにするかの知恵も、書いてあります
結構、いろいろな実験データ―も載っているので、信用がおける文献だと思います。
ダイオキシンは、4ヶ月母乳を上げると、解毒作用で、チャラになるっていうのも、この本で知ったのです。さあ、ダイオキシンになんか負けずに楽しい母乳育児しましょ。
魔法のナプキン(2000年7月 角張光子 地湧社)
布ナプについて書かれた本です。薄いのですぐ読めちゃいます。
生理は楽しいもの、女は地球とつながっているって言う事を改めて考えさせられるような,とても暖かい本です。布ナプの作り方、染め方も載っているので、まだ使ってない方、使ってる方どちらでも楽しめる本だと思います。
分娩台よ、さようなら(99年7月初版、大野明子著 メディカ出版)
この本の最大のポイント!子供を産んだことのある女医さんが,きちんとした理論に基づいた上に「あたりまえに産んであたりまえに育てたい」っていう、母親なら誰でも抱く感情の部分も肯定してくれること。そして、こんなに医療介入なしで産めるじゃーん、まったくもう!って思える事です。
大野先生は、お子さんを出産される前は地球化学者をしてらしたそうです。そして,ご自身の出産を経て、「何かが違う」って感じて、それから医学部に入学、そして産科医になられたんです。
お産のトラブルについても記述がありますが、なぜそうなるかから、どうすれば回避できるかと言った妊婦の心得のようなものもきちんと紹介されています。
産婦に施される嫌な処置も、ちゃんと理論的に「嫌だといっていい」って言う事を書いてくださっているので、心強い限りです。
そして、数々の赤ちゃんや妊婦さん,産婦さんの写真。自然のままの姿がとっても綺麗・・・。
読んだ後、感動でしばらくほ〜〜〜ってなってしまう本です。これから赤ちゃんを産む方には、かなりお勧めです。
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