F1テクノロジー 第1回「F1マシンとは」
99年11月7日更新


世界最高の技術、テクノロジーが集積されたF1マシン。
エンジン、エアロダイナミクス、タイヤ、サスペンション、重量配分などなど、
その技術力は、かなりのハイレベル。
これらの要素の幾つかが、優れていたり、劣っていたりして、F1マシンの性能の差が出てくる。

例えば、エンジンが優れていれば、スピードが速かったり、
 エアロダイナミクス、重量配分が優れていれば、コーナリングが速かったり、もう千差万別。

だが、F1マシンを、ちょっと見ただけでは、その性能の差はわからない。
特に、最近のF1マシンは、全マシン「つり下げ式フロントウィング」、「V10エンジン」を採用。
こりゃ、見かけだけじゃ、性能差なんて、わからない!

 しかし、マニアックな観点でF1マシンを見てみると...、
フロントウィング、リアウィング、サイドポンツーン、マシン後部の絞り込み、
アーム、ディフューザー、ディフェクター、翼端版が、マシンによって異なる。
エンジンだって、見かけじゃわからないけど、重量、バンク角が異なっている。

また、毎年同じようなデザインをしているマシン。
でも、例えばマクラーレンをよ〜く見てみると、97年、98年、99年モデル等、毎年微妙にデザインが違う。
更にサーキットごとにも、デザインは異なる。
だから、マニアは、F1マシンを見ただけで、
19××年の△□サーキットのマシンだ!って、わかってしまうのです。

見れば見るほど、面白い。それがF1。
つまり、それなりの知識を持って、F1マシンを見てみると、更に面白くなってくるのです。

F1観戦がより面白くなるために、F1テクノロジーについて、これから紹介していこうと思います!!

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