Formula 1  1988

F1。
地上で最も美しく、攻撃的なレーシングマシン。
眉秀でしものだ。
人に眩きものだ。
1000分の1秒に命をかけ、
戦慄するほど、魂に響くエキゾーストノート。
夢かとみまもう鮮やかな色の集団。
そこに集り、走り、走らせ、感動と陶酔に身をゆだねる人間達。
声があり、汗があり、思惑があり、栄光があり、
F1グランプリは、また新たな歴史を刻み始めた。
その一瞬一瞬を僕らは見逃すはずはないだろう。

フジテレビ 「F1総集編 1988」 より
● ドライバーズ・チャンピオン:    アイルトン・セナ ●
● コンストラクターズ・チャンピオン: マクラーレン・ホンダ ●

セナ、プロストのジョイントNo.1コンビは、Mclaren HONDA 16戦15勝の快挙! 

【優勝回数】
1:A・セナ    8回
2:A・プロスト  7回
3:G・ベルガー  1回
【ポールポジション回数】
1: A・セナ   13回
2: A・プロスト  2回
3: G・ベルガー  1回
【ファステスト・ラップ】
1: A・プロスト   6回
2: A・ベルガー   4回
3: A・セナ     3回
4: N・マンセル   1回
4: A・ナニーニ   1回
4: M・アルボレート 1回

  第1戦 ブラジル : リオ     決勝 4/3

 マンセル、トレードマークの髭を落とし登場。
 セナ、オープニングラップを超スローペースで走り、オーバーヒート気味のマンセルを苦しめる。
 しかし逆に、セナ、スタート直前にマシントラブル。マシンをチェンジして最後尾スタート。最後尾から追い上げるも、20週目:2位になった後で失格。マシン・チェンジがルール違反。
【決勝】
1: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
2: G・ベルガー(フェラーリ)
3: N・ピケ(ロータス・ホンダ)
4: D・ワーウィック(アロウズ・メガトロン)
5: M・アルボレート(フェラーリ)
6: 中嶋悟(ロータス・ホンダ)
 FL: G・ベルガー
【予選】
1: A・セナ
2: N・マンセル
3: A・プロスト
4: G・ベルガー
5: N・ピケ
6: M・アルボレート

  第2戦 サンマリノ : イモラ     決勝 5/1

 ロータス、来年のHONDAエンジンが供給されないことを内密に聞き、ショック。
 セナ、直前のテストでクラッシュするが、影響なし。
 ほとんどのエンジンが燃費で苦しむ中、HONDAは問題なしで、マクラーレンのワンツー。
【決勝】
1: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
2: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
3: N・ピケ(ロータス・ホンダ)
4: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
5: G・ベルガー(フェラーリ)
6: E・チーバー(アロウズ・メガトロン)
 FL: A・プロスト
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: N・ピケ
4: A・ナニーニ
5: G・ベルガー
6: R・パトレーゼ

  第3戦 モナコ : モンテカルロ     決勝 5/15

 中嶋、人生初めての予選落ち。
 セナ、ダントツで1位走行。以下、ベルガー、プロスト。
 54週目、プロスト、ベルガーを抜き2位。だがセナとの差は50秒。誰もがセナの勝利を疑わなかった。
 しかし、セナはプロストに怯え予選並の走り。そしてトンネル前でクラッシュ。
 結果論だが、このクラッシュがなければ、セナは、前人未踏のモナコ7連勝であった。
 ちなみに「イラスト」のページのモナコの絵はこのレースです。
【決勝】
1: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
2: G・ベルガー(フェラーリ)
3: M・アルボレート(フェラーリ)
4: D・ワーウィック(アロウズ・メガトロン)
5: J・パーマー(ティレル・フォード)
6: R・パトレーゼ(ウィリアムズ・ジャッド)
 FL: A・セナ
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: G・ベルガー
4: M・アルボレート
5: N・マンセル
6: A・ナニーニ

  第4戦 メキシコ : ロドリゲス     決勝 5/29

 海抜2240m。エンジンパワーが落ちる。
 予選中、この年最大のアクシデント。ローラのアリオーが大クラッシュ。だがアリオーは無事。
 ロータスの不振から、HONDAがマクラーレンとロータスへのエンジン供給を差別している噂あり。
 この要因は、ロータスのガソリンに問題があることが判明。
【決勝】
1: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
2: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
3: G・ベルガー(フェラーリ)
4: M・アルボレート(フェラーリ)
5: D・ワーウィック(アロウズ・メガトロン)
6: E・チーバー(アロウズ・メガトロン)
 FL: A・プロスト
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: G・ベルガー
4: N・ピケ
5: M・アルボレート
6: 中嶋悟

総合ランキング途中経過 【ドライバーズ・ランキング】
1: A・プロスト  (33)
2: G・ベルガー  (18)
3: A・セナ     (15)
4: M・アルボレート(9)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (48)
2: フェラーリ       (27)
3: ロータス・ホンダ    (9)
3: アロウズ・メガトロン  (9)

  第5戦 カナダ : モントリオール     決勝 6/12

 セナとプロスト、この年初めての直接対決。
 19週目のヘアピン、トップのプロストを、セナが抜く!
 3度目のマクラーレンのワンツー・フィニッシュ。
【決勝】
1: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
2: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
3: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
4: N・ピケ(ロータス・ホンダ)
5: I・カペリ(マーチ・ジャッド)
6: J・パーマー(ティレル・フォード)
 FL: A・セナ
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: G・ベルガー
4: M・アルボレート
5: A・ナニーニ
6: N・ピケ

  第6戦 アメリカ : デトロイト     決勝 6/19

 セナ、6連続ポール。スターリング・モス、ニキ・ラウダの記録と並ぶ。
 中嶋、2度目の予選落ち。
 炎天下の中、レーススタート。
 セナ、危なげなく勝利。
 セナ、プロスト、共に3勝!
【決勝】
1: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
2: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
3: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
4: A・チェザリス(リアル・フォード)
5: J・パーマー(ティレル・フォード)
6: P・マルティニ(ミナルディ・フォード)
 FL: A・プロスト
【予選】
1: A・セナ
2: G・ベルガー
3: M・アルボレート
4: A・プロスト
5: T・ブーツェン
6: N・マンセル

  第7戦 フランス : ポールリカール     決勝 7/3

 地元で、プロストがポール。
 レース、プロストがタイヤ交換にもたつく間、セナがトップ。だが、セナは2速、3速が壊れている。
 セナ、周回遅れをパスする隙に、プロスト再びトップ。
 抜かれたセナ、背後からプロストにプレッシャーをかけるも、燃費に問題があり、スローダウン。
【決勝】
1: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
2: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
3: M・アルボレート(フェラーリ)
4: G・ベルガー(フェラーリ)
5: N・ピケ(ロータス・ホンダ)
6: A・ナニーニー(ベネトン・フォード)
 FL: A・プロスト
【予選】
1: A・プロスト
2: A・セナ
3: G・ベルガー
4: M・アルボレート
5: T・ブーツェン
6: A・ナニーニ

総合ランキング途中経過 【ドライバーズ・ランキング】
1: A・プロスト  (54)
2: A・セナ     (39)
3: G・ベルガー  (21)
4: M・アルボレート(13)
4: N・ピケ     (13)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (93)
2: フェラーリ       (34)
3: ロータス・ホンダ    (14)
4: ベネトン・フォード   (13)

  第8戦 イギリス : シルバーストーン     決勝 7/10

 マンセル、来年、フェラーリに移籍決定。ウィリアムズには4年間在籍。
 予選。マクラーレンがミス。新規の空力パーツが大失敗。予選1日目を棒に振る。
 フェラーリがフロントローを奪う!
 決勝は雨。
 雨が苦手なプロスト。レースに集中できず、トップの雨の得意のセナの周回遅れになる!
 更にプロスト。レースを棄権するような形でストップ。
【決勝】
1: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
2: N・マンセル(ウィリアムズ・ジャッド)
3: A・ナニーニ(ベネトン・フォード)
4: M・グージェルミン(マーチ・ジャッド)
5: N・ピケ(ロータス・ホンダ)
6: D・ワーウィック(アロウズ・メガトロン)
 FL: N・マンセル
【予選】
1: G・ベルガー
2: M・アルボレート
3: A・セナ
4: A・プロスト
5: M・グージェルミン
6: I・カペリ

  第9戦 西ドイツ : ホッケイハイム     決勝 7/24

 プロスト、イギリスのレースの失態をフランスのマスコミに叩かれて不機嫌。
 レースは、またもや雨。
 雨の得意にセナの勝利。
 セナ5勝、プロスト4勝。セナ、勝ち数でプロストを抜く!
 プロスト、雨の中でスピンするも、2位でフィニッシュ!
【決勝】
1: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
2: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
3: G・ベルガー(フェラーリ)
4: M・アルボレート(フェラーリ)
5: I・カペリ(マーチ・ジャッド)
6: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
 FL: A・ナニーニ
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: G・ベルガー
4: M・アルボレート
5: N・ピケ
6: A・ナニーニ

総合ランキング途中経過 【ドライバーズ・ランキング】
1: A・プロスト  (60)
2: A・セナ     (57)
3: G・ベルガー  (25)
4: M・アルボレート(16)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (117)
2: フェラーリ       (41)
3: ベネトン・フォード   (17)
4: ロータス・ホンダ    (16)

  第10戦 ハンガリー : ハンガロリンク     決勝 8/7

 マンセル、病み上がりだが、予選2位!
 セナ、プロストのバトル。
 レース途中、1コーナーで、プロストをトップのセナを抜く。
 セナ、ブロックせず。しかし、すかさず第2コーナーでプロストのインを差して、再びトップへ。
【決勝】
1: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
2: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
3: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
4: G・ベルガー(フェラーリ)
5: M・グージェルミン(マーチ・ジャッド)
6: R・パトレーゼ(ウィリアムズ・ジャッド)
 FL: A・プロスト
【予選】
1: A・セナ
2: N・マンセル
3: T・ブーツェン
4: I・カペリ
5: A・ナニーニ
6: R・パトレーゼ

総合ランキング途中経過

セナ、プロストにポイントで並ぶ!
【ドライバーズ・ランキング】
1: A・セナ   (66)6勝
2: A・プロスト (66)4勝
3: G・ベルガー  (28)
4: M・アルボレート(16)
4: T・ブーツェン (16)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (132)
2: フェラーリ       (44)
3: ベネトン・フォード   (22)
4: ロータス・ホンダ    (16)

  第11戦 ベルギー : スパ・フランコルシャン     決勝 8/28

 9月14日、エンツォ・フェラーリ死去。
 フェラーリ、エンツォの死に報いること出来ずに2台ともリタイア。
 ピケ、ナニーニのバトルが炸裂! 1コーナーのヘアピンでピケをアウトから抜くナニーニ。
 ブーツェン、3位で表彰を受けるもガソリン違反で失格。
 マクラーレン・ホンダ、147点でコンストラクターズチャンピオン。
 セナ75点、プロスト72点。
 プロスト、「チャンピオンはセナだろうね」と敗北宣言?!
【決勝】
1: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
2: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
3: I・カペリ(マーチ・ジャッド)
4: N・ピケ(ロータス・ホンダ)
5: D・ワーウィック(アロウズ・メガトロン)
6: E・チーバー(アロウズ・メガトロン)
 FL: G・ベルガー
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: G・ベルガー
4: M・アルボレート
5: R・パトレーゼ
6: T・ブーツェン

総合ランキング途中経過

セナ、ついにポイントリーダー!
【ドライバーズ・ランキング】
1: A・セナ     (75)
2: A・プロスト   (72)
3: G・ベルガー   (28)
4: N・ピケ      (18)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (147)
2: フェラーリ       (44)
3: ベネトン・フォード   (22)
4: ロータス・ホンダ    (19)

  第12戦 イタリア : モンツァ     決勝 9/11

 イタリアでは数々のニュースが発表。
 ヤマハ、来年からザクスピードにエンジン供給発表。
 スバルは、水平対向12気筒エンジン発表。ミナルディに供給。
 HONDAは、来年からマクラーレンのみに供給。ロータスには提供せず。

 プロスト、エンジントラブルでリタイア。プロスト、チャンピオンを諦めたような心境。
 しかしその時、88年、最大の事件!
 残り2周。セナ、トップ。しかし、周回遅れをパスする時に接触事故。
 セナ、まさかのリタイア。
 そして、2位だったベルガーの優勝。そして、フェラーリ、ワンツー・フィニッシュ。
 エンツォに報いたフェラーリの勝利。
 マクラーレンは、この年、たった1度落とした勝利であった。
【決勝】
1: G・ベルガー(フェラーリ)
2: M・アルボレート(フェラーリ)
3: E・チーバー(アロウズ・メガトロン)
4: D・ワーウィック(アロウズ・メガトロン)
5: I・カペリ(マーチ・ジャッド)
6: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
 FL: M・アルボレート
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: G・ベルガー
4: M・アルボレート
5: E・チーバー
6: D・ワーウィック

  第13戦 ポルトガル : エストリル     決勝 9/25

 チャンピオンを争うセナ、プロスト。既に口も聞かないくらい緊張感漂う。

 スタート。後方でクラッシュ。スタートやり直し。
 セナ、スタートでプロストをかわしてトップに立つ。
 2周目のストレートで、プロスト、セナに並ぶ。譲らないセナ。セナ、プロスト、タイヤが接触するほど接近。
 そしてプロストがセナを抜く。
 セナ、精彩をかき、レイトン、フェラーリにも抜かれる。
【決勝】
1: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
2: I・カペリ(マーチ・ジャッド)
3: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
4: D・ワーウィック(アロウズ・メガトロン)
5: M・アルボレート(フェラーリ)
6: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
 FL: G・ベルガー
【予選】
1: A・プロスト
2: A・セナ
3: I・カペリ
4: G・ベルガー
5: M・グージェルミン
6: N・マンセル

総合ランキング途中経過 【ドライバーズ・ランキング】
1: A・プロスト   (81)
2: A・セナ      (76)
3: G・ベルガー   (37)
4: M・アルボレート (24)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (157)
2: フェラーリ       (61)
3: ベネトン・フォード   (27)
4: アロウズ・メガトロン  (23)

  第14戦 スペイン : へレス     決勝 10/2

 レース前、FIA会長バレストル、HONDA社長に手紙。
 「二人に公平なエンジンを供給して欲しい」と!
 セナには、プロストより良いエンジンを供給されていると思っているバレストル。トンだ勘違い!

 セナ、燃費が悪くスピードが出せない。ポルトガルに続き、またもレイトンハウスのカペリに抜かれる。
 プロスト、優勝するも、セナに「マジック1」がともる!
【決勝】
1: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
2: N・マンセル(ウィリアムズ・ジャッド)
3: A・ナニーニ(ベネトン・フォード)
4: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
5: R・パトレーゼ(ウィリアムズ・ジャッド)
6: G・ベルガー(フェラーリ)
 FL: A・プロスト
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: N・マンセル
4: T・ブーツェン
5: A・ナニーニ
6: I・カペリ

総合ランキング途中経過
16戦中、有効ポイントは11戦。
プロストはここまで12戦でポイントを取っており、11戦のポイントのみが有効。
【】内の数字は全戦のトータルポイント。
【ドライバーズ・ランキング】
1: A・プロスト   (84)【90】
2: A・セナ      (79)
3: G・ベルガー   (38)
4: M・アルボレート (24)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (169)
2: フェラーリ       (62)
3: ベネトン・フォード   (31)
4: アロウズ・メガトロン  (23)

  第15戦 日本 : 鈴鹿     決勝 10/30

 鈴木亜久里、いきなりラルースからスポット参戦。
 予選初日、中嶋悟の母が亡くなった。悲しみの鈴鹿。

 スタート。
 セナ、中嶋のエンジンが止まった! スタート出来ない?
 下り坂になっているスタートポジションを利用して、エンジンを始動させる!!
 セナ、中嶋、なんとかスタート!
 
 プロストがトップ。セナ、8位。誰もが、セナの勝利を信じなかった。
 しかし、セナ、1台、また1台を抜いてプロストに近づく。
 そして、とうとう、プロストの背後までやってきた。
 28周目。
 プロストが周回遅れを抜くのに戸惑っているときに、ついにセナがプロストを抜いてトップへ。
 セナ、そのままゴール。
 セナ、チャンピオン決定! 雨の降る中、涙のウィニングラン。
 中嶋も、何台ものマシンを抜いて、悲しみの6位入賞。
 チャンピオンシップが終わり、アイルトン、アラン、また仲のいい二人に戻った。
【決勝】
1: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
2: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
3: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
4: G・ベルガー(フェラーリ)
5: A・ナニーニ(ベネトン・フォード)
6: R・パトレーゼ(ウィリアムズ・ジャッド)
 FL: A・セナ
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: G・ベルガー
4: I・カペリ
5: N・ピケ
6: 中嶋悟

総合ランキング途中経過 【ドライバーズ・ランキング】
1: A・セナ      (87)【88】
2: A・プロスト   (84)【96】
3: G・ベルガー   (37)
4: T・ブーツェン  (25)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (184)
2: フェラーリ       (65)
3: ベネトン・フォード   (37)
4: アロウズ・メガトロン  (23)

  第16戦 オーストラリア : アデレード     決勝 11/13

 中嶋、ロータス残留決定。
 ターボエンジン、最後のグランプリ。

 セナ、バリ島で休暇中に痛めた手首のせいで速く走れない。
 反対に絶好調のベルガー。一時、トップに立つが、周回遅れに絡みリタイア。
 プロスト、トップへ。
 マクラーレン・ホンダ、10回目のワンツー・フィニッシュ!
【決勝】
1: A・プロスト(マクラーレン・ホンダ)
2: A・セナ(マクラーレン・ホンダ)
3: N・ピケ(ロータス・ホンダ)
4: R・パトレーゼ(ウィリアムズ・ジャッド)
5: T・ブーツェン(ベネトン・フォード)
6: I・カペリ(マーチ・ジャッド)
 FL: A・プロスト
【予選】
1: A・セナ
2: A・プロスト
3: N・マンセル
4: G・ベルガー
5: N・ピケ
6: R・パトレーゼ

総合ランキング 【ドライバーズ・ランキング】
1: A・セナ      (90)【94】
2: A・プロスト   (87)【105】
3: G・ベルガー   (41)
4: T・ブーツェン  (27)
5: M・アルボレート (24)
6: T・ピケ      (22)
7: I・カペリ    (17)
8: D・ワーウィック (17)
9: N・マンセル   (12)
10: A・ナニーニ   (12)
11: R・パトレーゼ  (8)
12: E・チーバー   (6)
13: M・グージェルミン(5)
14: J・パーマー   (5)
15: A・デ・チェザリス(3)
16: 中嶋悟       (1)
16: P・マルティニ  (1)
【コンストラクターズ・ランキング】
1: マクラーレン・ホンダ (199)
2: フェラーリ       (65)
3: ベネトン・フォード   (39)
4: アロウズ・メガトロン  (23)
5: ロータス・ホンダ    (23)
6: マーチ・ジャッド    (22)
7: ウィリアムズ・ジャッド (20)
8: ティレル・フォード   (5)
9: リアル・フォード    (3)
10: ミナルディ・フォード  (1)

1988年。 1年のドラマはここに終了した。

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