〜 名セリフ集 〜

鉄郎の旅立ちの時に・・・

メーテル 「男の子が、若者が、一生に一度は迎える旅立ちの日が来たのね。
       負けることなど考えてもみない。
       そして、生涯忘れることの出来ない旅立ちね。
       鉄郎、あなたの旅は今、始まったのよ」


子供を思う親の気持ち・・・

トチロー母 「それはね、私のたった一人の息子の物なんだよ。
        その銃も、その帽子も何度も死線を越え、危険をくぐり抜けてきた物なのさ。
        そしてね、息子はそれを置いたまま、行っちまったよ。
        お前さんも、いつか時が来たら、お父さんやお母さんのところにお帰り。
        死ぬまでは一度はね」

トチロー母 「でも、私にはわかっているんだよ。
        あの子は二度と生きてうちに帰ってくることはないってね。
        それでも行くなとは言えないんだよ。
        わかっているのにね。母親なのにね。
        男の子だもんね、息子は。
        男の子を産んだんだからしかたがないよね」


鉄郎の強い意思・・・

酒場の爺さん 「機械伯爵に何の用があるんじゃ!」
鉄郎   「殺す!」
酒場の爺さん 「バカもん! お前なんか歯の立つ相手じゃない!」
鉄郎   「そんなのやってみなきゃ、わからないでしょ!
       俺は母さんを機械伯爵に殺されたんだい!
       いや、俺だけじゃない!
       ヤツの人間狩りで両親を殺された子供達が大勢いる!
       そんな子供達のためにもどうしても・・・・!」


男の旅立ち・・・

トチロー 「元気だったか、お袋は?」
鉄郎   「あなたに、会いたがっていました」
トチロー 「家を出るとき、別れは言ってあるさ。」


命とは・・・

鉄郎   「機械伯爵や、機械化人を見ていると、永遠に生きることだけが幸せじゃない。
       限りある命だから、人は精一杯がんばるし、
       思いやりや優しさがそこに生まれるんだと、そう気が付いたんです。
       機械の体なんて、宇宙から全部なくなってしまえと。
       僕たちはこの体を、永遠に生きていけるからという理由だけで、
       機械の体になんかしてはいけないんだと気が付いたんです。
       だから僕は、アンドロメダの機械の体をタダでくれるという星へ行って、
       その星を破壊してしまいたいのです。」


男とは・・・

ハーロック 「男なら、危険をかえりみず、
        死ぬと分かっていても戦わなくてはならない時がある。
        負けると分かっていても戦わなくてはならない時がある。」


銀河鉄道999・・・

今、万感の思いを込めて汽笛が鳴る。
今、万感の思いを込めて汽車がゆく。

一つの旅が終わり、また新しい旅立ちが始まる。

さらばメーテル。
さらば銀河鉄道999。
さらば少年の日よ。


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