ドラクエ6は、発売日(95年12月9日)から遊んだ! いや正式には1日前からだった。
これまでの5作品は、発売日が、受験期間、期末テスト期間等と重なっていた。だから1度も発売日にゲームソフトをゲットしたことがなかった! けど、今回は違う。 俺は試験に関係ない社会人なのだ! 今回こそは発売日にゲームを始めてやる!! そんな時、発売1週間前に、「1週間、神戸に出張に行ってこい!」という上司の命令! 1週間と言っても10日間に延びることだってありうる。 そこで、「今回は、何があっても絶対に1週間だけですよ! 絶対に8日には横浜に帰ってきますから!」って注文をつけちゃいました。 そして、発売日の1日前の金曜日には横浜に帰って来た。 明日は、始発の電車に乗って、横浜のビッグカメラに並ぼう!と友人と約束をしていた。 ドキドキと興奮した金曜日の晩。明日、ドラクエができる! 3年待ったのだ。うれしい。しかし、始発の電車で並んでも買えなかったら? 不安はある。ここは大都会である。並ぶ人の数もすごいのでは? こんなエピソードがある。 大分で学生をしていた友人が、上京して関東の人と会話である(事実)。 「ドラクエ4を買うのに、何時から並んだ?」「俺は6時だよ」「7時」等など。 私の友人は「10時だ」と答えた。そこで、「ちょっと遅いが、大分ではそんなものかも」と答えが返って来たらしい。 そして、更に話が進むと「ところで、夜はどうやって過ごした?」「へっ?、夜?」「だって、夜の10時から並んだんだろう?」、(へっ? 大分では朝の10時なんだが...)。 「関東の並び」は、並大抵じゃない。 寮の部屋で落ち着かない私だった! カセットの入ってないスーファミを見つめる。意味も無くコントローラを触る。興奮しまくっていた! そんな前日の夜に、95年、年末にして最大のビッグニュースがやってきた。 「コンコン」「おい、いるか?」。友人が訪ねて来た。明日、一緒にドラクエを買いに行く友人だった。その友人は、何かしら箱を持っていた。 その箱とは?? それは、なんと、なんと! 「ドラクエ6」じゃないか! 友人曰く、たまたま秋葉原に行ったところ、売っていたらしい! つまり、1日前にドラクエが売っていたのだ。ラッキー! ということで、発売日の1日前からドラクエ6で遊ぶことが出来た! こんなにうれしいことはない! しかし、またしても『発売日』から、ドラクエで遊ぶ夢は砕けた(1日速かったのは嬉しかったんだが)。 |
ドラクエ1〜5は、2回以上プレイしているんですが、実は、6は1回しかプレイしていないんです。
ストーリーが複雑すぎて、そして膨大なのはわかるんですが、なんか、こう、1本にまとまっていないような気がして、2回もやろうとは思わなかったんです。 確かに面白かった! 楽しかった! でも、オカズの多い食事のようで、5のような一本の筋がなかったような気がして、再プレイはめんどくさかった。 ということで、あまり覚えていないんです。 |
あんまし覚えてなくても、王者は王者!
深く考えられて作られたマップは、広くて本当に世界を旅していると感じる。 訪れる街には、それぞれ個性があり楽しい。そして、街の人物は、ユニークなセリフをしゃべっている。このセリフ、ストーリーに全然関係ないけど、生活観があって楽しい! やっぱりドラクエ・ワールドだ! |
こんな事を書いていると、またドラクエ6をやってみたくなった!
ということで、またドラクエ6をやってから、詳しく体験談を書きます!! |
ちいさなメダルを全部集めようと、とにかくいろんなとこを探しまくった!
呪文「レミラーマ」を使って、取ってない宝物がないか、探した! 全部で100いくつかあるらしいけど(ある雑誌の堀井雄二のインタビューに載っていた)、結局、2つだけ見つけられなかった! もしかして、倒したモンスターがレアなケースで落とすとかあるんだろうか? ただ、どうしても気になったのが、「全部集めてメダル王のところに行くと、豪華なアイテムがもらえるのだろうか?」と言うこと。これ、誰か知っている人いますか? |
格闘場で最高のレベルをクリアすると、『チャンプ』という名のスライムが仲間になる! そして「このチャンプを育ててほしい!」と言われる!
「ははぁ〜ん! チャンプを育てて、この格闘場に連れてくると、何かアイテムがもらえるな!」。そう思って、チャンプをひたすら育てた!! そして、スライムのチャンプにドラゴンの悟りを持たせて「ドラゴン」を極めさせ強くし、さらに「勇者」にまで育てた!(ドラクエ6は転職システムが採用されている) ここまで育てれば、立派だろう! そう思って、格闘場にチャンプを連れていった。すると予想通りアイテムをもらう事ができた! さてさて、何をもらえるのだろう? かなり気になった! このアイテムの為に育ててきたんだから! しかし! もらったアイテムは、呪文だった! しかし、それは、「ドラゴン」の職業になれば誰でもゲットできる呪文だった! すでに「ドラゴン」を極めているチャンプには、持っている呪文だった! なんと言うことか! せっかく育てたのに、もらえたアイテムは既に持っていたもの! そーとー、がっくりだ! |
チャンプを育てて、もらえるアイテムとして、『破壊の鉄球』を期待していた。
「破壊の鉄球」とは、ドラクエ5に出てきた武器。攻撃力も最大タイであり、なおかつ、モンスター全員に攻撃が出来る! 戦闘時にかなり役に立つアイテムだ! チャンプを育てて、この武器が手に入らないかな?と思ったが、残念だった! この「破壊の鉄球」。ドラクエ6では手に入るアイテムなのだろうか? もしかして、「小さなメダル」を全部集めたらもらえるとか。 |
このイベントには正直、おどろいた!
体験した人は少ないだろう! 実は私も未体験! 友人が出くわしたイベントである! そのイベントとは? 裏画面のダークドレアムと関係する! その前に、最後の敵デスタムーア(最初はじじぃの姿をしているが、その後、ピンク色の顔、右手、左手のモンスターに変身)。 このデスタムーアを倒した後、裏画面に行ける。 裏画面は、ダーマの神殿の地下の柱の全てに火をつければ行ける(職業をある程度極めると火が点く)! この裏画面では、ドラクエ5のサンチョや、主人公の双子の子供に会える。 そして、裏画面のゴールには、ダークドレアムなる最強のボスがいる! デスタムーアなんぞ目じゃないボスだ! 何度も何度もチャレンジして、やっとやっつけたところ、ダークドレアムが「??ターンだった」と言うのだ。つまり、このダークドレアム、ドラクエ5のエスタークと同様の存在だ! ということは、ドラクエ5で噂されていた「10ターン以内で倒せば、ダークドレアムが仲間になる??」。 この噂、今回は本当かもしれない! そう思ってダークドレアムを少ないターンで倒そうとトライした! でもダークドレアムは強くて、なかなか10ターンとはいかなかった。 諦めムードのある中、ある友人から、以下の様なことを聞いた。 「ダークドレアムを倒した後、びびったっちゃ! ダークドレアムと一緒に、デスタムーアのところにルーラしてぇ、その後、ダークドレアムが味方になってくれたんよ。 ほんで、一緒にデスタムーアを倒すことになったっっちゃ。 これお前もみたことある?」 ないないない。 「そしたら、ダークドレアムが無茶苦茶強ぇ〜っちゃ!」「デスタムーアの攻撃受けても『ダークドレアムは涼しげな顔をしている』って出てきて、何もこたえとらんみたい!」 うそやろぉ! 「さらに、ダークドレアムが連続5回くらいの攻撃をして、デスタムーアの左手が一発で倒されたっちゃ!」 これまた、うそぉ〜! 「そして、最後までダークドレアムが圧倒的な強さを見せて、勝利!」「そにかく、すごかった! こっちは、なぁ〜んもせんで、勝ってしまった!」 こげなこと、うそに決まっている! と思ったけど、どうやら本当らしい! しかし、こげな裏技というか、イベントを用意するたぁ〜、堀井雄二もなかなかにくらしいぃぃぃ! 堀井雄二がよくいう、「必ず楽にクリアする方法を隠し込んでいますよ!」って、ドラクエ6ではこの事かな? |