アメリカ東海岸  〜ニューヨークからナイアガラの滝までドライブ〜
1997年3月15日〜22日

会社同期の「白橋」と二人で、ニューヨークへ。
目的は、「ナイアガラの滝」までのドライブ。

二人いるのだから、N.Yでも何とかなるだろうと、
泊まるとこ、レンタカーの予約も何も決めんで行ったのが、よくなかった(国際免許証有り)。

N.Y到着後、レンタカー探しに四苦八苦。
なんとか車をゲットしても、今度は、東西南北が全くわからいまま、ナイアガラへ向けて出発。
たくさんの苦労と、約10時間のドライブの後、「ナイアガラの滝」に到着!
3月15日(土):New Yrok到着
3月16日(日):自由の女神&レンタカー
3月17日(月):ナイアガラの滝に到着
3月18日(火):ナイアガラからN.Yへ
3月19日(水):N.Yへ戻る
3月20日(木):N.Y観光
3月21日(金):最後の日

■3月15日(土) N.Y到着

 N.Yでは、初日から大変だった!

 成田から10時間以上飛行機に乗って、N.Yに到着。すぐに空港でレンタカーして、ナイアガラに向かう予定だった。

 しかし、レンタカー出来ない!
 俺と白橋の片言英語では、レンタカー会社への電話で、うまく意見が伝えられないのだ。やむ終えず、マンハッタンに行く。

 マンハッタンでは、泊まるところ探し。
 目標値段は、二人で60ドル前後という、今考えれば、大都会N.Yでは、無茶な目標値。ガイド本を片手に探したが、どのHOTELもガイドとは異なり高い(120ドル前後)。

 目標値段のホテルが見つからず、目標値段を120ドルへ変更。だが、既に1泊120ドルのHOTELも予約済みだった!

 そんな時、「HOTEL」のネオンの「H」が消えて、「OTEL」と書いた、安そぉ〜なHOTELを発見。
 そして、1泊40ドル!!!
 だが、フロントは防弾ガラスで囲まれた厳重体制。宿泊の記入用紙の受け渡しは、防弾ガラスと壁の1mm以下の隙間を利用する徹底ぶり。
 フロントの黒人は、「ここは日本じゃないんだ、気を付けろよ!」とアドバイス。

 部屋に入り、ドアの鍵だけでは不安だから、入口を家具で塞いだ。これで侵入者が入って来ても、家具がずれる音で目が覚めるはず。
 次に、外窓の鍵を閉めようと思ったら、なんと鍵が壊れている!
 しかし5階だから、誰も入ってこないだろうと思いきや、屋上から1階まで図太いロープが張っている! どうやら、このロープを利用して外から侵入出来そうなのだ。

 真夜中、HOTEL内の様々な部屋、外から、話し声がたくさん聞こえてくる。何と言ってるか理解出来ないから、余計に不安!

 トイレと風呂は、部屋の外。HOTELの中でも、部屋の外は恐い。
 トイレのために部屋を出て、戻ってくる時は、ドア・ノックのパターンを決めていた。結局、風呂に入るのはあきらめた。

 貴重品は枕の下へ。
 寝始めると飛行機の疲れか、あっというまに熟睡。一度だけ、外のヤンキーのでかい声に二人して起されたが。

■3月16日(日) その1 自由の女神
 午前の予定は、「自由の女神」観光。日曜日のせいか、2時間近くも並んで、やっと女神像の頭の中まで入った。窓(たぶん冠のあたり)から外を眺めたのだ。

 晴れていても、N.Yはとても寒い。
 着替え用の洋服を、全て着込んで、防寒。(タートルネック、2枚のシャツを重着)
 午後は、旅の本命であるレンタカー!
 でもレンタカーショップが見つからない。そこでガイド場所がありそうな、Grand Central駅へ。
 で、ありましたガイドコーナ! そしてレンタカー情報をGET!

 借りた車はFORD【24時間×3日】。いざナイアガラへ出発!

 まず、N.Yを脱出。でも、N.Yは交通ルールが無茶苦茶!
 歩行者、自転車は、全く信号を見てない。タクシーの運転は荒い。周りの車のクラクションもうるさい。日本とは全く異なるこの交通環境。 N.Yからの脱出も大変!

 次は、ナイアガラが、どこにあるか悩む。
 アメリカは、日本に比べて、行き先標識が圧倒的に少ない。
 近くのSHOPでMAPを購入するも、まだわからない。

 そして、夜になり、周りは真っ暗に。
 そこで夜な夜な、通行人に聞いて、なんとかナイアガラまで通じる国道に到着。

 後は、ひたすらアクセルを踏むだけ! 景色は真っ暗だけど気持ちいい。この旅の本命である長距離ドライブの一歩が、やっと踏み出せた! うぅ〜、感動! 途中、車を止めて外に出ると、夜空がまた綺麗だった!

 20時過ぎには、適当に見つけた小さなMOTELで車を止めて宿泊。なんか映画のような気分!
 MOTEL店員のおばちゃんは、酔っ払っていた。ここは、前日のN.YのHOTELとは異なり、清潔で、かつベッドもしっかりして、48ドル!
 風呂に入って、しっかり一休み、一休み。

■3月17日(月) ナイアガラの滝へ

 7時にMOTELを出発。カナダ国境&ナイアガラへは、15時〜17時には到着予定。

 午後ちょい前には、とうとう「NIAGARA FALLS」の看板を発見!

 16時に、カナダ国境&ナイアガラの滝に到着!!
 国境を越えて、ドキドキしながら、ナイアガラを、この目で見ました!
 すごい水の音。まだ寒いから、たくさんの雪が残っていた。しかし、意外と、デカいとは思わなかった。

 宿は、「HOLLYDAY INN」が、50ドル程度だから即決定。
 3月はシーズンオフなので、HOTELは格安料金。

 ナイアガラのほとんど全てのアトラクションが、シーズンオフ中、2〜3割程度安い。また、運転していないものもある。

 ホテルで一段落した後、SKYLONタワー等、ナイアガラ近辺を観光。

 そこで、とんでもない事が判明!
 なんと運転席側のドアの下が凹んでいる。
 一瞬、レンタカーショップに、弁償する事が、頭に浮かんだ。
 原因を想像するに、カナダ直前のスーパーで駐車した時、当て逃げされたと思われる。

■3月18日(火) ナイアガラを出発してN.Yへ

 カナダ側、アメリカ側からじっくりと、ナイアガラの滝を見学。
 写真は、滝の裏側から見学。

 午後からN.Yへ向けて出発。
 写真は、五大湖の一つのオンタリオ湖沿いの道。

 当初の予定では、ナイアガラの次は、ボストンのケープコッドへ行く予定が、時間がないため、敢え無く断念。

 N.Yまでの道のりの2/3を過ぎたとこで、「BEST WESTERN」にて宿泊。FREE WAY途中のPARKINGにあったサービス券を見せると、60ドル以上が一気に40ドル代まで割引! アメリカには、こういうPARKING利用方法もあるようだ。

■3月19日(水) N.Yへ到着

 ボストンに行かなくなったので、のんびりとN.Yを目指してドライブ。そして、昼過ぎにN.Yに無事到着。

 心配なのがレンタカーの凹。いかに誤魔化すか!
 だが、その傷をよく見ると、この長いドライブのため、泥等が付着して、全然目立たない。
 案の定、レンタカー屋も、何も気が付かない。ほっと一安心。

 次は、ホテル探し。1泊60数ドルを2泊、電話で予約。数日の滞在で、英語での電話も出来るようになった!(ホントかな?)

 ホテルにつくと、そこは壁中ペイントだらけのちょっと個性的な内装(写真参照)。部屋の中までペイントされている。ペイントを描いているスタッフに、日本人もいました。日本語でちょっと会話しました。

 さてホテルのロビーでは、2つの部屋を提供された。好きな方の部屋を1つだけ選択しろとのこと。この時点では意味不明。
 まず1つ目の部屋に行くと、ベッドがたった1つで、壁に大きな鏡がある怪しいとこ。
 もう一つは、ベッドも2つありノーマル。

 これは悩む事なく、後者を部屋を選択。
 ここで、よく考えると、前者の部屋は、俺達をホモ扱いした部屋ではなかったかと思われる。これこそアメリカなのかと思った。
 部屋は、トイレ、バス、ベッドと清潔感は、イマイチ。

 ホテルもすぐに決まって、N.Y観光。有名なエンパイヤー・ステート・ビルの展望台でN.Yを一望! これが世界一の街!

■3月20日(木) N.Y観光

 一日中、N.Y観光。でも小雨状態。


 最初は、NAVY(空軍)博物館とでも言う感じの、港にとめてある空母に行った。船内、カタパルトには本物の戦闘機があるのだ。F-14TOMCATからBLACKBIRDまである。これは意外と見ごたえのある穴場だった。


 雨も止んだところで、次は、CENTRAL PARKにいってのんびりと。
 大都会のど真ん中に、こんなに広い公園があるのは違和感がある。写真の地球儀は、CENTRAL PARK近くにあったもの。

 この日は、N.Y最後の夜だから、リトル・イタリーでちょっとだけ贅沢な料理を食べた(ファーストフード中心だったからね)。

■3月21日(金) N.Y最後の日

 N.Y最後の日。写真は、N.Y地下鉄のホーム。

 ホテル探し、レンタカー探し、ナイアガラまでの道といろいろ苦労したが、充実した1週間でした。

 心残りは、ナイアガラの滝では雪が残り、好みのアトラクションが体験できなかった事。ボストンのケープコッドに行けなかったこと。

 実は、これから4ヶ月後の7月に、仕事でナイアガラの近くのカナダ・トロントに訪れたのです。7月と言う事で、ナイアガラのベスト・シーズン! でも仕事(会議)が長引き、見れなかった。非常に残念。


さて、次に行きたいところはイギリス。
ストーンヘッジ、ロウ人形館などに訪れたいと思っていますが、いつ実現できるやら。
とにかくN.Yで一緒に旅をした白橋にはお疲れ様でした。

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