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2000年 1月のひとり言
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(今年も続きます、このコーナー!?「ゴースト・ドッグ」「ジャンヌ・ダルク」「カーラの結婚宣言」)
(2000.1
.1)
【
新年あけおめ!
】 明けましておめでとうございます。めでたく西暦2000年となりました。心機一転このウエストサイドのホームページもリニューアルしました!(見た目だけ...) ということで今年もよろしくお願いします。
また今年も「ひとり言」は続くのでしょうか?今の所「つまらんからやめちまえ!」という感想はない(?)のでこのまま続行します。
またもHomePageの私物化が進む...
西暦2000年問題はどうでしょう?みなさんのパソコンは無事に動きましたか??
【
ゴースト・ドッグ
】新年早々お馴染みの映画ネタです。年末に見に行きました。一般人の評価も高く、けっこう期待して見に行きました。その期待を裏切らず、最高に良かったです。この「ゴースト・ドッグ」は「バッファロー'66」と並び、
1999年のBest1,2を争うすばらしい出来
です。僕の評価では...ですけど。
この映画は武士道の心得のあるN.Yに住む黒人の殺し屋の話です。か、かっこよすぎる。まさにクールの一言!映画製作者のセンスの良さがびしばし伝わってきました。
主人公の殺し屋が打ち終わった拳銃をクルリと回して懐に納めるところなど、まさにサムライ。マフィアのアジトに乗り込み2挺の拳銃を鮮やかに使いこなしている所など、宮本武蔵を連想してしまいました。主人公は体が大きく太っている割には動きは滑らか。Matrixのキアヌ・リーブスよりずっと機敏な動きしてたなー。
この外国人が作った映画によって、皮肉にも昔の骨の有った日本人魂を思い出しました。僕もゴースト・ドッグのように武士道に生きてみたいぞ!主役も出てくる幼い女の子も読書家で勉強家。自己鍛錬しているところがさらに武士道っぽくて良いです。
「すべて熟知」
・・・名セリフ。
(←僕も使ってみたい)
この映画、日本人なら見るべきでしょう。音楽も独特のリズム(ヒップホップ)ですごく良かったです。サントラ出たら絶対買おう♪
ちなみにこの「ゴースト・ドッグ」は有楽町にある日比谷シャンテという映画館でしか上演されていません。「便利な情報」の中にある「
映画@おでかけナビ
」で検索してみて下さい。
【
ジャンヌ・ダルク
】またも映画ネタです。今年は20本近く映画館で映画を見ました。この映画が、僕が1999年に見たラストの映画となりました。個人的に主役のミラ・ジョヴォヴィッチはお気に入りだし、ストーリーも「世界不思議発見」で予習しておいたので楽しめました。でも一般の人たちの評価はそれほどでもないようですね...。かなり辛口の批評を浴びているみたいですけど僕は良かったです。
この映画はフランス軍の一兵士になったつもりで見ると良いでしょう。特にジャンヌが「
Follow me!
」と叫ぶところは思わず吸い込まれそうになりました。ミラ・ジョヴォヴィッチはやっぱりかっこいいですね。あの野性的な目が大好きです。
映画の後半ではジャンヌはただの人間と結論つけられてしまうけど、オルレアン解放までは間違いなく神からの使いだったのでしょう。じゃなきゃ、本物の王太子を見抜けたりはしません。しかし彼女が神の使いであるのは解放が終了し、シャルル7世が正式に王位に着くまで。それ以降はふつうの女の子に戻るべきだったのだと思います。
話は変わりますが、集英社文庫から出版されている「傭兵ピエール」という本を読むとまたひと味違ったジャンヌが描かれていて楽しめますよ。
(2000.1.10)
【
記念すべき日
】
お誕生日おめでとう!!
→
こちらの方
(^^;)
【
板倉美紀さん
】1月10日のNHKの番組「私はあきらめない!」で紹介されていました。
彼女は高校生の時、競歩の選手としてバルセロナオリンピックで日本代表として出場していました。しかしオリンピックが行われたその年にダンプカーにひかれ、10ケ所の骨折、肋骨が肺に刺さり危篤状態に陥ってしまいました。
幸いにも内臓破裂がなかったため一命を取り留めることができましたが、選手としてはもう復活できないだろうというのが周りの見方でした。
しかしこの選手は再び競歩を始めました。家族(特に祖母、妹)に支えられ、リハビリ生活を始め、競技に復帰していきます。
何度か無理がたたって、二度と歩けなくなる寸前までいきましたが、あきらめずにリハビリ、トレーニングを続け、国体代表に選ばれるまでになったそうです。
テレビで映った板倉選手の足の傷は凄まじいものがありました。一見大やけどのように見えました。今はだいぶ傷跡もきれいになっていましたが、やはり目立ちます。しかし本人は「この傷は私の勲章です」と言って笑っていました。...か、かっこよすぎる。
このような人が日本人にいてくれてとても嬉しく思いました。僕も見習わないといけませんねー。板倉選手の根性の1/100でいいから欲しい...。
ひょっとしたら板倉選手は2000年のオリンピック代表として復帰するかもしれません。ぜったいにみんなで応援しましょう!
(2000.1.18)
またも映画を見てきました。自分でもよくこれだけ見に行くなと思います。でも僕はテレビドラマは全くと言っていい程見ません。NHKの大河ドラマをたま〜に見るくらいです。だって日本のテレビドラマってつまらないんですもん!
という訳でして、せっせと映画館に行くんですね〜僕は。映画を月に2本くらい見たところで財政は破綻したりしません。
【
カーラの結婚宣言
】2000年になって見に行った初の映画です♪
ジュリエット・ルイス演じる、知能に障害を持つカーラという女の子が主役。知的障害を持つ人でも普通の人間と同じように自立を望み家庭を持ちたいという希望があるんだというのがこの映画のテーマです。
ジュリエット・ルイスはちょっとキレた役が本当にうまいです。相手のダニエル役の青年もうまい! しかし本当にうまかったのは母親役。上流階級の一家であることに対しプライドを捨てきれず、娘の幸せを願いながらも世間体も気にせずにはいられない...この葛藤を非常にうまく演じたと思います。
カーラの父親と母親がボートで会話するところが印象に残りました。「きっと世の中には私よりいい母親がいる」と言う母親に対し、「大丈夫、娘達は立派に育っているじゃないか」とやさしい言葉をかける父親。くうう、泣かせるねぇ。。。
色々な人間関係があってそれぞれ幸せの価値観が異なってそれでも最後はなんとかハッピーエンド。見て良かったなと思える映画でした。
【
エンド・オブ・デイズ
】久々、シュワルツェネッガー主演のアクション映画です。しかし僕はこの映画は見に行っていません。
おそらく
くだらない&つまらない映画
だろ...とヤマを張り見に行きませんでした。そしてその予想通りっだったようです。
一般人の感想によると、この映画、それはそれはこっぱずかしい映画で、 まさに
「エンド・オブ・シュワちゃん」
と呼ぶにふさわしい
ミレニアム駄作
だそうです。
最近、面白い映画かつまらない映画かを見なくとも判断できるようになりつつあり、うれしいです。
「やべっ俺見に行っちゃったよ〜でも最高に面白かったぜ!」という人います? いたらその人は
ウエストサイド除名
です。
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