昇段審査に向けて

日本剣道形をがんばってマスターしてくれ。全ての形には何をしているか面や小手、返し面などの要素が入っている。それさえわかってその技で一本決めるつもりで行えばたいていは大丈夫だろう。

勉強はしておこう。昇段審査の筆記で落ちた人はいないと思うが、大体は知ってて当たり前を聞いてくるので。

相がかり(実技)

普段、注意されていること

   声、前に出る気構え

   振りの大きさ

   打突の際の手と足(姿勢)

   間合い

2段は最後の二つが最重要の点である。一本にならない(手と足がずれている)打ちを大きな振りで声をだして打っても微妙だと思う。自分がとった時は普段から基本に忠実にがんばってきたので2段もとって当たり前の気持ちでいたのだが、いっしょに二段をとった人は左足を上げるくせがあったのでどうかとおもったのだがちゃんととれているので手と足の一致を見ているのかなと思う。普段の練習の成果を見てもらうと思ってがんばってほしい。

一言 自分の教えている剣道はどちらかといえば試合よりも段審査で喜ばれる打ちだと思うので普段いわれていることを治せている人は問題ないと私は太鼓判を押そう。また、段はとるものではなく与えられるものだと思うので普段の剣道でもらえなければそれは普段の剣道の仕方を変えるべきである。お金はもったいないと思うかもしれないがそのぐらいしないと自分の剣道の未熟さに気がつけない自らを考え直したほうが将来のためにもいいと思う。私が通ると思った生徒が落ちたことはまずない。

段を持っていて得したことはないが、たまに有段者ということで敬われることがあるがばかばかしいと思う。敬われる人間は持っていようが持っていまいが敬われると思う。

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