Taipei Walker---Cover
Face

November 2004 No.91
去年、「本当に疲れたの。」と燕姿は言った。
彼女には、充分な休息をとる必要があったのだ。
1年の休みの間に耳に入った彼女のニュースと言えば、日本の京都に遊びに
行った際、着物を着た台湾のファンを日本人と勘違いした、おかしな事件が
ある。彼女は大笑いしながら言った。
「なんで着物なんか着てたのかしらね!」
また、時間を利用して陶芸やウォータースキーを習いに言ったといい、得意げに
「すぐコツをつかんだのよ!初めてなのに、すぐ板の上に立てたんだから。」
と話した。だが、これだけの長い時間の中で、彼女はほとんど何もしなかった
という。
「ずっと家でテレビを見てただけ。」
他の芸能人に比べると、燕姿は自分の『たくらみ』が、「それほどたいしたことではない」と認める。
だが、
「芸能人であることは、常に繰り返し自分を見せ続けること。ありきたりに言えば素晴らしいものを見せることで、一方ではどうやったらいいか分かっている自分がいて、一方では自分は
どうしたら…って、わざとらしいわね。」
燕姿は、耐えられない、というような表情を見せた。
疲れとプレッシャーに力は出なくなり、燕姿は
普通の生活がしたい、と望むようになったが
「休暇に入ったら、ちょっと落ち込んだわ。
自分が思ってたほど楽しくないの、やっぱり私にとって歌うことはなによりも
大事だってことに気づいたわ。」
「だから」
彼女は肩に力を入れてこういった。
「ないものはない。もう二度と自分をあそこまで疲れさせることはしないわ。
無理に何かをしたりね。」
「どこが変わったかとかよく分からないけど、気持ちは変わったわ。」

『Stefanie』は、燕姿が休みを経たのちにリリースするということで大きな注目を集めた1枚であり彼女にとっては8枚目のアルバムとなる。
「実は、あなたの英語名がStefanieだったってずっと知らなかったんです。」
申し訳なく言うと、彼女は言った。
「そうね。みんな私をYanZiって呼ぶほうが慣れてると思うわ。」
燕姿は、このアルバム名について
語りだした。
「元々会社は、『她回来了』(彼女が帰ってきた)ってしたかったみたい。
だから、私は離れていたわけじゃない、って言ったの。
方向性としてはあってるけど、どうしても新しい角度から見たくて…
あとから『Stefanie』にしよう、って決まったの。
もう一度、新たに孫燕姿を認識してほしくて。」
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