平成11年5月3日 入渓午前11時 尻別川水系 目国内川
大型連休の真っ只中、川に向かう道である国道230号線は、予想通りの大渋滞である。
暗い内に家を出ようと思っていたがページ作りが未明までかかり、完全な寝坊だ。
やはり一人の釣りは、だらしが無い。
これだけの混雑だけに、有名な釣り場も混雑することだろう。
しかし私が釣りに行って他の釣り人に会うことは稀である。これも川選びの基本だ。
前回の釣行では40cmの虹鱒が釣れ最高の一日となった。夢よ再びである。
しかし今日は少し調子が悪い、雪解けが進み笹が起き上がっている。ヤブ漕ぎがキツイ。
支流に出ると、雪代が出ている。本流に向け山を越えようとするが渓流用のフェルト底では、
ささの斜面を登るのに骨が折れる。雪面もほぼ氷のようである。スパイクにすれば良かった。
尾根を越えて本流側に出るとやはり増水している。水温も低すぎる。
早速釣り始める、少しして1匹目が掛かるがアタリが弱く目印が止まるだけである。
魚の引きも弱い、しかし魚はまずまず釣れる。
上流へ向かうと雪によって川が隠れていて釣りになりそうに無い。
もうこのポイントで最後になる。最後を飾る予感十分なポイントだ。
しかし釣れない。
魚に悟られぬように川からできるだけ離れていたが、立っていた雪が崩れ川の方に滑ってしまった。
これで終わったなと思い流れを見ると悠然と50p近い虹鱒が泳いでいた。
まるで私の存在など関係無いようだ。
まあ見える魚は釣れないと言うが一応鼻先に餌を送りこむがまったく無視である。
こんなのを見てしまうとまたこの川に来なければならない。
今度来るときは、この山も春を迎え笹が生い茂り、熊も目覚めていることだろう。