石油ショック等の問題により ガスタービン式APTの開発が頓挫した後、 電気式鉄道によって高速化が図られることになり、APT-Pが プロトタイプとして登場することとなった。
370型として1979年にBR Derbyにて3編成が製造され、実用化に向けた各種試験が 行われた。
編成は1ユニットが中間電気機関車と振り子連接式制御客車編成 からなっており、中間機関車1両ないし2両を背中合せに連結して編成とする、 きわめてユニークなもので、営業最高速度を250km/hを計画していた。 各種装備は、きわめて意欲的な革新技術が導入され、実用化に向けて 試験・開発が行われた。
しかしながら、各種問題が解決せず、一度1981年に限定的に運用に 充当されたものの、安全上のトラブルから、旅客運行からすぐに撤退、 開発計画は中止され、1986年にAPT編成は全て廃車となった。
現在、CreweのRailway Ageに1ユニットの一部のみが静態保存されている。
All rights reserved.
yssujt@bea.hi-ho.ne.jp