7.あとがきこの「楽しいツーリングのために」をまとめるにあたり、多くの方々の協力を頂いた。ツーリング仲間の皆さんやご協力を頂いた関係者の方に、この場をもって感謝の意を表したい。

ところで、私がツーリングのときに 先ず第一に考えるのは「安全」ということ。ツーリングを楽しむためには先ず安全ありきとういう考え方だ。バイクで道路を走っている以上 事故に遭わないと言う保証はない。だから、常に「死なない運転、死なせない運転(身を守ることと凶器にならないこと)」を心がけている(つもり!?)。そのためには、どのような状況が危険であり、どのような場所に危険が潜んでいるかを常に考え、経験を積んでいくことが重要だと思っている。そうすることで、誰でも必ず安全運転が身に付いていくものだと思う。

免許を取るときに勉強した安全運転に関する知識は、間違いではないが、実際の公道を走るうえでは、不十分な物だ。確かに、公道を利用する人 全てが教習所で学習した内容を遵守すれば、事故は極端に減るだろう。しかし、現実には色々な人が公道を利用する以上、お手本通りに行くことなどありえない。「警官の言うことはごもっともだか現実味に欠ける」と思うのは私だけではないだろう。

残念ながら、結局「自分の身は自分で守る」しかないのである。私自身、死ぬかも知れない事故を何度が経験し、運良く今に至っている。その時の経験が今の「安全に対する意識」を形作っていると言ってもいいだろう。未熟なために、事故を起こしてしまうのは、どうしても避けられない事だと思う。また、いくら上級者であっても、事故に遭遇することはありえる。大切なことは、その経験を元に より安全な運転ができるようにステップアップすることだろう。そのためには「先ず死なないこと」が優先されるべきだ。

車なら「死なない運転」は、そう難しいことではない。スピードを抑えて走ることで、殆ど死ぬことなどないだろう。ところが、バイクではそうもいかない。ほんの30km/hでも、運が悪ければ死んでしまう。だからこそ、バイク乗りは安全に対する意識が、車のドライバー以上に重要なのではないだろうか。

読者の皆さんも、事故のない楽しいツーリングを通して 末長くバイクと付きあってもらいたいと思う。そして、この「楽しいツーリングのために」がその一助になれば幸いである。

「楽しいツーリングのために」Rev. 1.3 1999.9.6
Written by K.Furumochi
Cooperators Kurafuji Yakata Tsurumi Fujikawa Sugimoto Y.Furumochi

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