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私は日頃の診療で、できるだけ患者さんの苦痛を少なくすること、QOL(生活の質)を高めることを念頭において治療にあたってきました。
治療の主体は患者さんにあり、患者さんが苦痛を感じないように治療を行うのが、医療の原則だと考えているからです。
がんの治療でも事情は同じです。
私の専門は泌尿器科ですが、クリニックを来院されるかたは、泌尿器科系以外のがん─子宮がん、肝臓がん、膵臓がん、乳がん、大腸がんを抱えている患者さんも多数にのぼります。
がん治療を大別すると、外科手術、放射線治療、化学療法(抗がん剤の投与)があります。
これらの治療法は、がんをたたく強い作用がある一方、患者さんの心身にストレスとなり、QOLを低下させるという側面ももっています。
私は自分の臨床経験から、やみくもにがんをたたくよりは、がんをそっとしておいて、患者さんの体を楽にしてあげるほうが、長期間にわたって元気を保つことができると考えています。
早期のがんであれば手術を勧めますが、ある程度進行したがんで、患者さんが手術を望まない場合は、手術を控え、体力を落とさないようなケアを集中的に行います。
がんという病気の辛さは、体の痛みや食欲不振、体力や気力の低下などが起こることです。
これらの苦痛を取り除くことは、患者さんはもとより、看病にあたるご家族にもよい影響を与え、結果として患者さんは闘病中であっても、毎日を平穏に送ることができるのです。
患者さんのQOLを高め、治療に役立つと思われるものは、すべて試みる価値があります。
そこで私はがんに有効とされる食品を、できるだけ使ってみるように心がけています。
実際に使用し、淘汰されていくものも数多くありますが、中には確かな手応えを感じさせてくれる食品もあります。
AHCCもその一つです。
私がAHCCを使い始めたのは、平成7年で、都内の開業医の中では一番早かったのではないかと思います。
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