歴代古河公方

前のページに戻る


初代;足利成氏(1434?〜1497)

 第4代鎌倉公方足利持氏の子。幼名万寿王丸。
享徳の乱によって古河に逃れ、初代古河公方となる。鎌倉復帰を願ったが果たせず没。

2代:足利政氏(?〜1531)

 成氏の子。幼名亀王丸。歴代古河公方中随一の文化人。息子の高基に古河を追われ没。

3代:足利高基(1485?〜1535)

 政氏の子。幼名満千代王丸。父を追放して古河公方となり、その後も弟の義明、息子の晴氏と争う。
晴氏に破れ隠居。

4代:足利晴氏(?〜1560)

 高基の子。幼名亀若丸。北条氏綱の娘を嫁にする。しかし北条氏の支配を嫌い、公方家の権威の回復を志す。
しかし、志半ばで幽閉され没。

5代:足利義氏(1541?〜1582)

 晴氏の子。幼名梅千代王丸。北条氏康の娘を嫁にする。北条氏の支援で古河公方となるが、異母兄弟の藤氏・越後上杉氏と対立し各地を流浪する。上杉・北条の同盟(相越同盟)後に古河城に戻り、最後の古河公方となった。