今日は疲れた・・
地図なくすし・・

暖かい布団とコタツが恋しい。

フェリーで和歌山に着いた。
もう旅も終盤。寂しいなー。

昨日は室戸岬に行く途中で、荷物いっぱい積んで遍路服来たチャリダーからサムアップもらってピース返したら、
70くらいのおじいちゃんだった。やるなー。

この三日は快晴続きできもちいい。夜はかなり冷え込むけど、星がキレイなのでよい。

徳島港。
船に乗ればもう和歌山で、あとは紀伊半島をまわれば
実質、もう旅は終わったようなもんなんだが。
イヤだなー。
まだ続けていたい。
もうちょっと四国をまわろかどうしよか。

きのうの昼、駅にいたら、まさかの利用者が来てびっくりした。
上の集落から歩いてきたっていう、おじいちゃんが一人。
いろいろと、この駅の昔の話をしてくれた。
どれも今の寂れっぷりからは信じられない話ばかり。
「昔はようけ栄えた駅だったんじゃがのう」
と、話の折々に何度も言ってたのが印象的だった。

夕方の列車で戻ってきたおじいちゃん、まだ居る俺を見て
「ここに泊まるんか？泊まってったらええ」
と言ってくれ、
「これからな、上まで歩いて帰るんだが、15分もかかるんじゃ」
と言って雨の中に消えていった。

おとつい、坪尻駅ってとこで寝たんね。
あたりに家が一軒もなくて、駅に通じる車道もない、深い谷の底の駅。
谷の上の車道にバイクを停めて、深い森の中の獣道を600m歩いて下りていって一泊した。
翌朝、起きたら雨だった。
雨がやむのを待って駅舎でゴロゴロしてたら、日が暮れたんで、もう一泊してしまった。
ウヒッ。とうとう浮浪者になってしまいました。

翌朝（つまり今朝）も雨だったけど、出発してきた。
さすがに二泊はね！

で、30Kmも東に走ってきたら、快晴でやんの。
あのあたりだけ降ってたのか・・

今日、五日ぶりにやっとで風呂に入れた。
四国は無料の温泉なんてなくて、入る気がしなくて。
でも、いくら冬で汗かかんとはいえ、さすがに限界だった。

そのあと祖谷渓見て、瀬戸大橋見て、さぬきうどん食った。
店がよかったみたいで、まあうまかった。

今日は昼から晴れて、爽快ライド。
たゆたゆと流れる四万十川を見て、四国カルストで中世ヨーロッパのごときファンタジー世界にワープして、
最後のシメに林道の先にある四万十川源流の涌き水を飲んで、と大変充実。
これから、寝床にどっかの駅にしけこんだら、昼に買った
大正町の地酒・栗焼酎「ダバダヒブリ」で一杯やろう。一人寂しく・・

今日の昼、四万十川沿いの道の駅で、日本一周中のチャリダーと出会った。
こんな季節に、あんな山の中で同じ日本一周旅人と会うなんてめずらしー。
チャリの旅人自体、北海道でてから会って無いのに。

こっちから話し掛けていろいろ話した。
会社辞めて旅に出て、もう家でて4か月になるとか、地方の新聞に何回か載ったとか（見せてもらった）、
14か月かけて回る予定だとか、いつもテントで寝てるとか。
感心するばかり。
これから沖縄に渡って越冬するつーてたので、元地元民としてオススメ情報を提供しといた。
いい旅を！

四万十川きれい。
渓谷美。

あー四国は寝るとこなくて困る。
駅はバス停みたいな吹きさらしのベンチしかないとこ多い。そもそも鉄道自体が少ないから。

おとついは、岬の展望台のトイレで寝て、昨夜は地下道で寝た。
ほとんど浮浪者だなー・・・
浮浪者と思われて通報されたら困るんで、寝るときは必ずヘルメットと地図と横に置いて旅人とアッピール。
でも四国はお遍路さんがいるから、野宿には寛容かな？
道走ってると歩いてるお遍路さんが何人も。

これから四国カルスト見てくる。
晴れてたらなぁ・・

昨日は別府でタダの温泉に入ったあと、フェリーで四国に渡った。
四国に来るのは初めて。バイクに限らず、これまで来たことなかった。
愛媛に着いて、海沿いの道を延々走って来たが、漁港とミカン畑が常に目に入ってきた。

で、オヤツがわりに、無人販売所でミカン、直売所でチリメンを買って食った。
ウマー

昨日は日本本土最北端の佐多岬に行ってきた。
これで東西南北端、全て制覇した。

おはよう。
宮崎県の福島今町つー駅で、今起きたとこ。
寝てたら、深夜4時ごろ、二台のバイクの爆音で目が覚めたんね。
明らかに暴走族なやかましさ。
で、すぐ近くで止まって、3人の若い男の声と足音が近付いてきた。
それまでねぼけてた俺だが、一気に覚醒し、シュラフにくるまったまま、
「あーこのまま寝たフリしとくのがいいかなー。頼むから無視してくれろよ。」なんて考えてた。
3人の男、俺のバイクと、中で寝てた俺に気付き、「じゃあ、やめよか。」「やめよ」「やめよ」と去ってった。
諦めのいいヤツらで助かった・・

つかない。
あー困ったなと思っておると、一台の車が近くに停まって、老夫婦が出てきて神社に行った。
したら犬、スッと俺から離れてそっちにいっちゃった。
犬の後姿に向かって「薄情者−」と言ってしまった。

犬を撫でる老夫婦から、「この子、迷子？」と聞かれたが、んなこと俺も知らんですたい。

おとつい、鶴の越冬地の荒崎にいった。
数え切れないほどいた。
掲示版みたら、「只今の飛来数6000羽」とのこと。
あれほど多いと、かえって有り難みが無いような気も。

今日、矢岳の林道を走ってたら、タヌキを追い越した。
桜島を走ってたら、目の前をデッカイ猪が勢い良く横切ってった。

桜島の埋没神社前の車道に犬がいて、あぶないなと思い、バイクを降りて歩道に呼んだら、えらく人懐っこい。
20分くらい遊んでやって、そろそろ行こうかなと思うが、犬はシッポ振って寄ってくるんで、
独り残していくのもカワイソで、踏ん切りが

で、夕方4時まで駅にいて、あと一時間半もしたら日没だし、このままもう1泊しようかなとも思ったが、
「イカン！これじゃ旅人じゃなくて、単なる浮浪者じゃないか！！」と危機感を持ち、あわてて荷物をまとめて、5時に出発したのであった。
で、30分も走らないうちに日が暮れて、結局、直線距離で5キロも離れてない、一つ南の矢岳駅で昨日は寝たのでした。

なにやってんだか俺。

なんでも、福岡の鉄道ファンが毎週来て、ボランティアで掃除や草刈りをしくれてる、とのこと。
元事務室は、旅人が泊まれるように、あえてカギを開けてあると。

待合い室の壁には、いままで訪れた旅人がたくさんの名刺や書き置きを貼っていて、皆に愛されてるんだなぁと。
旅ノートがあったんで、JRと掃除の人とノートの管理人氏への感謝の気持ちを記帳しといた。
（あとヲタ絵もかいた・・イッて良し）

おとついは、鹿児島と宮崎の県境にある、肥薩線の大畑駅てとこで寝たんだけど、ここがすごくイイとこだった。
深い山の中で、見える範囲に家はなく、聞こえるのは鳥の声のみ。
駅舎は昔からの大きな木造駅舎で、昔、有人駅だった時の事務室が開放されてる！
机も椅子もコンセントも自由に使えた。
で、事務室で一晩寝て、昨日の朝7時に起きたんだが、
なんせ客が来ても（来なかったけど）ジャマにならんつー居心地の良さゆえ、夕方までごろごろしてしまった。

昼ごろに、近くの集落からきたという散歩のおじさんと30分くらい話したんだが、

本屋に行って立ち読みしてたら、コミックメガストアの表紙の掲載作家名のとこに
たもりただぢの別名義のペンネーム入ってて、たまらず衝動買いして、
今、中を見てみたら、単行本になるだと。
これは買わんと。
でも1800円てバカ高い。

あれ。発売予定日みたら、もう過ぎてる。探してみるか。

函館から青森に向かう船で、長崎にきたらうちに来いと誘ってくれたおじさんの事は
ずっと気になってたけど、電話しそびれたまま、フェリーで長崎を出て熊本にきてしまった。
昨日は雷雨だったし、泊めてもらおうかとも思ったんだけど・・
なんか、いくら電話しろと向こうから言われたとはいえ、こっちから電話したらタカってるような気がして。
でも全く連絡いれないのも失礼な気がするし。
どうさたものか。

九州人が人情に厚いてのはホントみたいで。
今日だけで5人から話し掛けられた。

今日の長崎は、昨日の雷雨と蒸し暑さがウソのようにカラッと晴れて快適で。

長崎市内から島原半島に向かう国道207は中央線無しの田舎道で交通量は少なく。
道の両側にはミカン畑が広がり。
道のそばの斜面に腰掛けると、眼下には穏やかな海。無人販売所で10こ100円で買ったミカンを、ポカポカ陽気に照らされてながらほお張って、最高の気分。

長崎の、日本本土最西端に行ってきた。
今日は蒸し暑くて体調不良。

佐賀。
もう四日くらい風呂に入ってなくてきもわるくて、電話帳で銭湯を探したが場所が解らず、聞こうと交番に入った。
3人の警官がいたんだけど、一番年長の人と気があって、色々話してきた。
椅子に座ってコーヒーもらって、30分くらい話してきた。
「腹減ってないか？」て聞かれて、パンまでもらっちゃった。
その人、俺の親父と同じ歳くらいで、警官にしてはえらく気のいい人だった。

前後で工賃込みで18000円。
意外と安い。東京とあんま変わらん。
これまで舗装路／オフロード両用タイヤだったのを、舗装路用のにした。
野宿ツーリング中は荷物が重いから、どうせ林道はほとんど走らんし。

あと、履いてきたブーツが水が染みまくってクソなんで、新しいの買った。
9000円。

今日は散財の日。
まあいいさ。

家を出る直前にオイル交換して、もう8000キロになるんで、オイル交換したった。
頼むと高いんで、自分で。
北九州市のホームセンターでオイル買って、店員に断って駐車場てやった。
ついでにエアクリーナーの掃除も。

物珍しいみたいで、何人からも話し掛けられた。
んで駐車場で交通整理してた警備員のオッチャンと話が弾んだ。
今日は寒い寒いと言ってたが、山陰の日本海沿いに来た俺には、ここは暖かくて快適。
空も気持ちいいし。

その後、タイヤも限界近くまで擦り減ってるのに気付いて、ナンカイ部品北九州店にきて交換。

九州にきたぜー
なんか流れに沿って走ってたら、関門トンネル経由になってしまった。
200円しか違わんから、どーせなら橋を渡りたかったのに。
ま、いいや。

この3日ほど、天気がよくてきもちいい。青空。
やっばツーリングはこうでないと。
長崎に行こうかな。

むひょー！
下関に着いたぜー！
向こうは九州だぜー！！
うひょー

福井。
ここ数日ずっと雨続きで精神的疲労がたまって。
たまには青空の下を走りたい。
関東は晴れらしいんで、一旦家に帰ればよかったな。

昨日は無人駅で寝ようとしたら、警官に職質を受けた。この旅で二度目。
寝るのは黙認してくれたけど。
この辺は朝鮮半島が近いんで警戒してるんだろか。

新潟市。
日本海側は一日中雨で鬱。
ヘタに都市部まで来てしまったんで寝れそうな駅もバス停もないし。
道の駅の休息コーナーで休んでたら、夜間閉鎖で締め出しくらってしまった。
入口の軒下でメットとカッパ片手に、これからどうしようかと途方に暮れていたら、戸締まりしてた係のおじさんが、
「ちょっと先に自販機コーナーがあるから。屋根もあるし24時間あいてるから」と教えてくれて、礼を言って行ってみたら、なかなか具合の良さそうな場所。
風はちょっと抜けるけど、東北ほど寒くないし今晩はここにお世話になろう

盛岡。
日本海側は雨続きみたいなんで内陸に入った。
もう雪が珍しくなくなった。

山田線の無人駅はよかった。

昨日の夜七時に青森についた。
それから日本海ぞいに南下して、いま秋田県の能代。
雹が降り続いてて、メットがバシバシ鳴ってた。
一部で道が凍ってて泣きそうなった。

青森に向かうフェリーの中で地図を見てたら、となりにいたオッチャンに話し掛けられた。
長崎から出張で北海道に来てたとのこと。
俺が野宿しながらバイクで日本一周してると言ったら、
長崎に来たら泊めてやるから電話しろって名刺をくれた。
長崎は一か月後くらいかな。

大間行きのフェリー、波が高くて欠航ってさ。
しゃーない青森に行くか。

函館。
昼の船で青森に渡る。
これでバイクでの北海道も最後か。
たぶん人生最後。

江差で雹に降られた。
はやいとこ南下しないと。

夕張で炭鉱跡の廃墟の中に入って探検してたら、
中は暗かったもんで、柱があるのに気付かずに歩いて、頭を強打した。
いってー！って頭を手で押さえたら、手が血で赤くなった。

幸い表皮が切れただけで中身は無事だったみたい。
クモ膜下出血で死なないでよかった。

札幌の近くの電気屋で電熱アンカを買った。
無人駅にはコンセントがあることが多いので。
ホントは電気ドロボーになるんだろうけど、寝てると足が寒いので。
1900円。

そのあと、延長コードも買っといたほうがいいなと気付いて
別の電気屋に行ったら、おんなじ様なアンカが700円であった。
すごく悔しい・・

今日、北海道に帰る。
すっかりこっちの気温になれてしまったんで、あっちの寒さが恐ろしい。