これから冬まで県外出張無し。
はぁ・・・

ここんとこ、寝る前に地図を見るのが日課。
ツーリングの時に使っていた、ツーリング用の日本地図。
日本一周したとき、走った軌跡をボールペンで記入していたので、
それを見てると、そのときの光景、音、風、気持ちがよみがえってきて
頭の中で擬似ツーリング。

あああああああ、なんで沖縄なんて離れ小島にしゅーしょくしたんだろー。
本土の役所も受験しとけばよかった。
ああ、時間が有り余ってた学生のとき、なんで開いてる時間をすべて旅に使わなかったんだろう。
今、地図を見てると、魅力的な道・駅が、東北に、九州に、紀伊半島に、北陸に、いっぱい輝いてる。
なんでなんで、もっと１週間くらいのプチ旅をしなかったんだろう。

ホントに俺、こうやってうだうだ不満を抱きながら一生を終えるのだろうか。
妄想に逃げて慰める日々。

十分おきに休憩してみかんにかぶりつく。
今日半日だけで20こたべた。体が黄色くなりそう。

普段鍛えてないもんだから膝がガクガク。
竹崎の温泉に入って一休みしたら、余計つかれたような気が。

昨日で仕事おわって、今日は長崎からちょっと電車乗って、ローカル駅から自転車でツーリング。
リアス海岸をみながら青空の下のんびりとな。
道の両側はえんえんとみかん畑。
無人販売所で買ってほおばってウマイ！
体動かすとのどかわくんで。

今週の水曜から九州に出張に行くことになった。
ホントは係長と先輩が行く予定だったのが、係長が業務が忙しくて手が離せないってことで
俺が替わりに行くことに。
もう冬まで県外出張はないと思ってたんでうれしいな〜

で、前回の東北の出張で折り畳み自転車を持っていったが、
これがホームセンターで買った9800円のモノで、変速がついてないもんで坂道は押して登り
平地ではいくら漕いでも速度が出ず、総鉄製なんで重くて、よくなかったので、
通販でアルミ製・７段変速付きの折り畳み自転車を買った。

イギリス製のCOYOTE SHELTER CLICKという自転車。
昨日届いて、ためしに近所で乗ってみたが、なかなかよろしい。
持ち運びも軽くてよい。
明日、JR九州の沖縄支店でナイスゴーイングカードを作ってこよ。
２回目の輪行たのしみだな〜。
あっちは寒いかな？当然野宿なんで、防寒着もしっかりとな。

沖縄は現在、セミがないてます。
俺は窓全開でパンツとTシャツでPCの前にいるが、これでも汗ばむ蒸し暑さ。
１１月だってのになんて気候だ。

そろそろ寒くなってきた。
といってもまだ窓あけて半袖でパンツイッチョだけど。
やっぱ沖縄にいると耐寒性能が鈍るなー。

沖縄の自賠責が安いってことは、沖縄で加入してから
沖縄から県外にいけばお得じゃないか？それとも県外に出たら追加金額を取られるのか？
調べてみたら、追加でとられるらしい。

ってことは逆に、県外で加入して沖縄にきたら、差額を戻してもらえるのでは？
と思って、保険会社に電話して聞いてみた。
差額を返してもらえるって。
あと２年分残ってるから、約8000円もどってくる・・・はず。
そうか、別に損したわけじゃなかったんだな。よかった。

後日のためにメモっておこう。

VTR1000F　車検費用

自賠責２５ヶ月　　5830円
重量税　　　　　　5000円
申請用紙　　　　　　35円
●必須費用計　　 10870円

光軸調整　　　　　1000円
（一度ひっかかったので民間工場であわてて見てもらった）
自動車税　　　　　4000円
（なぜか通知が来てなかったので払ってなかった）
●全費用計　　　 15870円

いやー、ひさびさに沖縄でよかったと思った。

車検終わった。
書類が足りなくて、陸運支局と市役所の間を２往復した。　６０キロ。
車検ではライトがひっかかった。２年前は通ったのに。
疲れた。

VTR1000Fの車検が今月で切れるので、明日休みをとってユーザー車検することにした。
社会人になって金に余裕ができたとはいえ、無駄金を使っていいわけではない。
前回の初車検も自分でやったんだけど、車検自体は５分くらいで終わって、
あんなんに何万円も出すのはバカみたいだと思ったゆえ。

で、ネットで調べてみたら、沖縄の自賠責って本土に比べて安いんだね。
例えば、４００以上のバイク。本土だと２年で１９０００円なのが、沖縄だと６０００円。
なんと、1/3！！
そして２５０ccだと、本土では５年で２５０００円なのが、沖縄だと６７００円。
どえー！1/4近い！！

なんてこった！これまで５年バイクに乗っててしらんかった！！
DR250は去年買ったとき、３年の自賠責に入ったから、まだ２年ものこっとる。
うーん、損したなー損したなー。

ここんとこ、ちょっと涼しい。
そろそろ朝夕に半袖でバイク乗ってると、肌寒くなってきた。
やっとで秋か。

あ、１０月か。
働き始めてから半年たったか。
あっというまだな。
学生のときバイク旅してたときの１ヶ月くらいにかんじる。
そんなけ毎日が薄いんだろうな。
一週間なんて、一日くらいにしか感じん。
こうやってあっという間に中年か。

なんか・・・こう、人生の、転機、ないかな。
マンガ、くらいか。
でも毎日仕事から帰ってくると疲れてて、描くどころか読む気さえ起こらん。
こうやって、なんも才もない凡人は、人生を消耗して、やっと食ってけるだけの金を得るのか。

ふう。

もう１０月だってのに、夜だってのに、今、窓を全開で開けて扇風機まわしてパンツいっちょ。
暑い。セミも鳴いてる。
確か去年、日本一周に出発したのも今ごろだったが、分厚い革コートの下にフリース着込んで
出発した記憶が・・・そして旅の初夜、千葉の道の駅のベンチで野宿したとき、寒さで震えた記憶が・・・

うーん、同じ日本とは思えんなー・・
あの肌を刺すような寒さが懐かしくもあり。沖縄はたるむ・・

昨日の夜、バイクで２時間くらい走ってきた。
ここんとこ沖縄に不満たらたらだったけど、南部の東海岸は道沿いに家は少なく真っ暗で、車も少なくて、
なかなかいい雰囲気だった。北海道の道南の西海岸沿いみたいな・・・いやそれは言い過ぎだけど。
でも、沖縄はどこも家があって車が多くて、バイクで走ってもつまんない、ってイメージがちょっと変わった。
高校までの１８年間、ずっと住んできて沖縄のことをわかったつもりになってたけど、
バイパスや大通りを外れて脇道に行けば、全然知らない道がまだまだあるんだな。
つまんないと言うのは、走り尽くしてからにしよう。

日本一周してるとき、北海道の無人駅に休みに行ったら先客がいて、自転車で旅してる人が休んでた。
話してみたらその人は環境省のレンジャーで、国立公園の保護官をしてて、全国を転勤してると。
国家公務員って、全国に転勤があるらしい。
それで敬遠する人もいるそうだが、俺にはうらやましい。かなり。
つまりー、ツーリングのベース基地が３〜５年おきに移動になるわけで、
そりゃ一生の間、毎週ツーリングに行っても走りつくせないんじゃないかと。

公務員から公務員への転職ってのもあるみたいで、ときどき考えるんだが。
ただ、今のを辞めて再チャレンジしても新しいのに受かるとは限らんわけで。
臆病な俺には無理。

で、夢想するのが、道州制。
これが実現すれば、きっと沖縄は九州の一部になるだろうから、俺は九州の職員となるわけで。
そうなれば九州への転勤もあるんじゃにーかな、と。
九州、いいよね。雪ふらないから一年中走れるし、山あり川あり海あり。なんてっても広い。
それに関門海峡渡れば中国にもいける、国道フェリーに乗れば四国にもあっというま。

あー、なんて受動的な。

九州に住んでる人がうらやましい。
阿蘇ふもとの爽快なやまなみハイウェイ、大隈半島は南国風味、宮崎沿岸は爽快な海岸道路、
長崎の複雑な海岸線にみかん畑。
中央に入れば深い山々、別府の無料露天風呂、指宿枕崎線のさびれた駅、
そして大畑・矢岳・真幸という素晴らしい無人駅。

中国地方に住んでる人がうらやましい。
山陰本線・三江線の風情あふれるローカル駅、秋吉台のカルスト台地、
たゆたゆと雄大な江の川、中央の山々。

四国に住んでる人がうらやましい。
西岸は複雑に入り組んだ入り江と漁村とみかん畑、きれいな四万十川、中央の人気のない山々、
日本一長い林道・剣山スーパー林道、谷底の秘境駅・坪尻駅、室戸岬は南国の日差し。

中部・北陸にすんでる人がうらやましい。
大都会・大阪のすぐ近く、そのくせ九頭竜・白川・黒部・上高地なんて山々がすぐ近く、
紀伊半島は人情味にあふれてて半島の中は深い山々、下呂の無料露天は橋から丸見えでたまらない。

東海に住んでる人がかなりうらやましい。
関西も関東も一日でいける。東京だって。ちょっと北に行けばアルプスの山々。
冬も雪が降らず、バイク一年中OK。大井川鉄道なんて超ローカル線もある。

関東甲信越にすんでる人がうらやましい。
東京に日帰り。コミケも秋葉原もバッチリOK。北関東・秩父・奥多摩にいけば自然もいっぱい。
湾岸の夜景もとってもきれいさ。

東北にすんでる人がうらやましい。
深い山々、人のいない漁村、数々の温泉、男鹿半島の広大な平原、北海道はすぐ近く、東京だって近く。
風情あふれる田舎のローカル線から、山の中の廃線寸前の山田線・岩泉線、竜飛岬のだれもいなさ、
尻屋岬の寒立馬。

北海道にすんでる人が最高にうらやましい。
あの平原！温泉！山々！ローカル線！一生バイクで走り続けても飽きなそうな。

本土に住んでる人がうらやましい。
ほとんど陸続き。バイクでどこまでも行ける。
海に隔てられていたって、橋かフェリーで半日もかからない。２連休あればすぐにツーリング。最高さ。


沖縄は・・・海だけ・・・
ライダーには・・・・・・・・ちっさ過ぎる

あと１０年だけ我慢しよう。
で、３５になったときに、まだ北海道をバイクで走りたい走りたいって思ってたら、
仕事やめて行こう。
うん。あと１０年はがんばろう。

俺の部屋の窓から海が見えるんだが（というか沖縄で海が見えないところの方がめずらしいんだが）
風呂上りに夜の海を見てて思った。

沖縄って、小さな島でどこに行っても人家が目に入って、俺の好きな秘境とは程遠いところだけど、
沖縄という島そのもののロケーションを見てみると、広大な海に回りをかこまれて
島から出れば何百キロと無人地帯（海だから当然だが）が続く、なかなか物寂しい所じゃないかと。

ただ、問題は、俺が船乗りじゃなくて、陸の上しか移動できないライダーだってことだが（だめじゃん）

北海道行きたい・・・あの大地、海岸、山、草原をバイクで走りたい・・
くそぉ・・・なんて魅力的なんだ。
もんもんと溜まるフラストレーション。

先輩と飲んだ次の日の朝、ちょっと寝坊していつもより遅めの７時３０分に起きた。
「はぁぁ。今日も仕事かぁ。いつもの代わりばえのしない職場か。はぁ。
　　ん？　いつもと同じ？？？　アレ？
　　　　あ！　そうだ！　今日は出張だったんだ！！」

そう、今日は朝８時に宜野湾市役所（家から約１０キロ）で職場の先輩と待ち合わせて、１０時３０分のフェリーで
運天港（家から約８０キロ）を出て、伊是名島に行くんだった！！
と、その時点で７時４５分。どんなに急いでも宜野湾市役所には間に合わない。
しかも、昨晩飲んだので、いつも乗ってる250CCのバイクは県庁に置いてタクシーで帰ったんだった。

先輩の携帯に電話して、直接、港で落ち合うことにした。
で、約３ヶ月ぶりに1000CCのバイクのエンジンに火を入れ、かりゆしウェアーの上にメッシュジャケットを着て、
高速道路をぬあわキロでとばして行ったのでした。

まあ結局、船が出る一時間前に港に着いたので全然楽勝だったんだが。
高速を出てから港まで、けっこう田舎道を走るんだが、楽しかった。高速を飛ばすのも楽しかった。
島もきれいでよかった。

家に帰ったら、なんとなく充実感。
そうか、今、俺に足りないのはこれだったんだ。
仕事が忙しくても、定期的にバイクに乗って遠出した方がいいな、と実感した。

職場の先輩に誘われて飲みに行ってた。
俺は、狭い世界でつまらんつまらん言ってたんだなと思った。
ふんばってみようと思った。

これまで、飲み会はめんどっちいと思ってたけど、
仕事中には話せないことを聞ける場として、必要なもんだな、と思った。
先輩、あんがとう。

現状に不満たらたらでも、ここで文句言ってるだけじゃあどうにもならんのだよなぁ。
マンガの練習でもするか。

仕事つまんねぇし、朝おきるのつらいし、なにより起床時間の大半を拘束されるというのがつらい。
そして変化のない毎日。つらすぎる。
よせばいいのに、大学時代の旅をしてたときの日記を読み返して、今の自分とのあまりもの落差に
気づいて、余計に今の状況がイヤになったり。

つい先月、夏休みとって大阪から鹿児島まで９日間の野宿ツーリングしたばっかりなのに、
もう次の野宿旅が待ちきれない自分がいる。
来年までおあずけだって？？？？我慢できるかよ！！！！！！！
あー今すぐに、また沖縄を飛び出したい。

金は確かに不自由しなくなった。
ていうか、使わないしな。実家住まいだし。
金は毎月食うだけあればいい。だからもっと時間がほしい。
いや、世の社会人と比べれば、そんな忙しい部署でもなくて大抵６時に帰れるから恵まれてる方ではあるんだろうけど、
でもこれでも、たまらんぜ。

日常をすべて忘れて、北海道を自由気ままに走り回りたい・・・
毎日同じ家の同じベットで寝て、朝おきたら同じ天井が見えるのにはもうウンザリだ。

くそ〜
カゼが長引くなぁ。ちっとも直らない。
でも何日も休むわけにはいかんから今日は出勤したけど、
午後は気分わるくてつらかった。
ふぅ。

まだ喉が痛いのと微熱があるので、午前中だけ休みもらった。
ほんとは1日休みたかったけど、午後にどうしても外せない仕事があったんで。
このへん、学校とは違ってつらい。

今年のカゼは喉に来るんだろか？
もう引きはじめてから４日目になるのに、いまだに喉が痛い。
熱はひいたんだけども。
夏カゼはつらい。

それでここしらばく家にこもってたので、すっっっごく久々に、サイトの更新をした。
（一年ぶりくらい？いやもっと？）
絵のページに新しい絵（ていうからくがき）を入れた。
それ用に新たに描いた、ってんではないところが情けないが、まあ俺の絵なんてどうでもいいや。

明日から東京ではコミケ、か・・・

懐かしいあの光景・・・
全国から集まった何十万人ものオタクが、あの逆三角形の下でもさもさ動き・・
徹夜後の開場直前の焦燥感・・・
コミケ翌日の深夜のビックサイトに行くのがすきだった。
前日までのお祭りが嘘のように、人一人おらずシンとして・・
切なさと寂しさと。

ちょうど今ごろ、海沿いの公園では、千人以上の徹夜組が点呼とって活気付いてるんだろうなぁ。
本はどうでもいいから、行ってあの雰囲気の中に身を置きたいなぁ。
懐かしい・・あの光景・・・胸がモヤモヤする。

仕事休んだ。風邪だったので。

カゼ引いたのは１年ぶりくらいか？久しぶり。
どうしてもやらなきゃいけない事があったら職場に行っただろうけど、
今日は特に何も予定は入ってなかったゆえ。

運がよすぎることに、陸の孤島になってた大嵐から１５０キロくらい南に
父親の実家があって、しかもそこに父親が出張のついでに帰っていたので、
そこから大嵐まで車で迎えに来てもらった。助かった。

これがなければ、線路を歩いて延長５キロくらいのトンネルを抜けて、もう一駅
南の駅に行かないといけないとこだった。

不幸中の幸い。

役場の宿直室のテレビでニュースみたら、台風直撃だったみたいだね。
前回の出張で宮城の石巻にいったら翌日に大地震、前々回の出張後のつーりんぐで水俣の駅で寝たら、その日に豪雨で死者14人。
そして今回の台風直撃。周囲では土砂崩れ。

よっぽど俺が不運なのか、俺が災害を呼んでるのか。
さすがに三回連続でこうだと、なんかあるのかと思ってしまう。

昨日、小和田駅ってとこで寝たん。
駅から通じる道はなく、周囲に家もなく、駅の左右はトンネル、前は川、後ろは山、てとこ。

で朝五時に起きて七時に来る始発を待ったんだけど、来ない。
十二時までまったが、来ない。
ケータイは圏外で外界との連絡も取れない。

仕方なく、線路を歩いて一つ南の大嵐駅まで来た。
近くの村役場のひとと話したら、ここもバスはなく陸の孤島状態みたい。
遠栄てとこに行く人がいるってことで、一緒に乗せてってくれる事になった。
それまで役場の宿直室で休ませてもらってるとこ。
旅のたびに誰かの世話になってて、申し訳ない。

横浜に出張中。
中華街でごはん穫亜Ｄ・兄・召・虧覿綮・泙濃纏・覆・錣蠅法・襪忙・屬・・・鵑如▲▲�D亶圓辰討・襦｣

ここしばらく隔週で県外出張があって、沖縄県外というと当然飛行機になるので
移動だけで時間がかかって忙しくて、でも、せっかくだからと
出張のあとの土曜日と日曜日をめいっぱい使ってそのまま旅をしてるせいで、
ゆっくりぐうたらに休める休日というのがここしばらくない。

でも、来年も出張がいっぱいあるかどうかはわからないので、今のうちにできるだけ旅をする。
今のうちにやりたい事は、今のうちにやる。
旅は学生時代からやってたから抵抗はないけど、
例えばスキューバダイビングとか、スカイダイビングとか、パラグライダーとかも
やってみたいけど、なにせ今まで一度もやったことがないので、最初の一歩が踏み出せない。
近くにやってる人がいればいいんだけど、いないし。

学生時代は、雪山登山はバイクの野宿旅に次いでやりたいこと第二位だったけど、
先週の東北の出張のとき、山の中を自転車で５０Kmくらい走ったらスッゲーーー疲れたので
俺にはエンジンつきの乗り物が合ってるみたい。
まあ列車に乗ってるよりは自転車のほうが楽しかったけど。やっぱりバイクだな。

また北海道の大地をバイクで走りたいなぁ・
無理だからこそ募るこの想い。


来週は神奈川への出張があるんで、そのあと青春１８きっぷで飯田線の秘境駅めぐりをしてこよう・・・

また明日から仕事かあ。はあ

明日の飛行機の都合で山の中の駅で寝ることができず、不本意ながら
盛岡の五駅南、東北本線の古館駅に落ち着いた。
あたりに家は少ないみたいで、静かで暗くてよい。
自動消灯で急に駅の灯りが消えて真っ暗になったんで外にでたら、
きれいな星空。
ひとりきりで上を見上げる。
旅の栄華。

盛岡で銭湯入ってさっぱり。
今日は家から持ってきた折りたたみ自転車で岩手の林道を（山田線の浅岸駅から山岸駅まで）3〜50キロ走ったんで汗かいて。

今、盛岡駅のアナウンスで「地震により〜線を運休とさせて頂ます」
といっててびっくり。
そーいや昼ごろ山の中にいたらカタカタゆれてたな。
大きい地震だったんかな。

宮城の石巻市に昨日から出張。
せっかくだから、土日で列車旅をしようと青春18きっぷを買っといた。
盛岡にいって、そっから山田線と岩泉線に乗って秘境駅めぐりの予定。
鈍行でのんびりとな。
鉄道旅は初めてなんで楽しみと不安と。

今、家。

フェリーで旅ライダー二人と一緒になったんで、
うちに泊めてやってる。

新潟から日本一周してるヤツと、青森から沖縄に移住するために
とりあえず沖縄に来たってヤツ。

俺も去年、日本一周してるときに北海道と紀伊半島で
計５泊、地元の人の家に泊めてもらったんで。

こうやって好意をほかの人に返していけば、人類が皆幸せになる・・・って映画、なかったっけ？

あと十分で港に着く。
たった八日間の旅だったけど、去年で最後だと思ってた、定年まで二度とできないと思ってた、
本土の地を自分のバイクで走るツーリングができて、しかも野宿ができてよかった。
また来年も。

ニュースで、熊本の水俣で大雨、二人死亡だと。
昨日いたとこじゃん！
あーついてたなー。

フェリー乗った。
これら24時間の船旅。
九州、いいとこだった。またこよう。

来年はどこいこうかな。

鹿児島港ついた。フェリーの券買った。
出向まであと3時間あるけど、雨ふってて合羽着込むのめんどいからここで待ってよ。

貨物列車の通過音で目がさめた。

とうとう土曜になってしまった。
今日で最後。
とても悲しい。

今日木曜か。てことは明後日に帰らないかんのか！なんてこった。
旅してる間、心はすっかり学生にもどってた。もうサラリーマンなんだった。忘れてた。
あー来週火曜には出勤しなきゃいけないんだ。げんなり。

旅を続けたいが、それは無断欠勤となり、首につながりかねんので、臆病な俺にはできん。
あーあ、これがあと何十年も続くんか。二度と帰ってこない気楽な学生時代がなんと懐かしく輝いてることか。

昼はぜいたくに田楽定食に決定。
サラリーマンになって懐と心に余裕が。

阿蘇の雄大な姿を見ながら、高原の心地よい風に吹かれ、セミの声を聞き、いろりの前であぐらをかいて串が焼けるのを待つ。
落ち着く。

阿蘇山のふもとの波野駅で寝て起きた。
すっごく寒い。からだが震える。
昨日の夜17度てあったから明け方はもっとさむかったんじゃなかろうか。

でも道から離れてて鳥の声しか聞こえず、いいきぶん。

別府の温泉でさっぱり。
青空の下、人里離れた自然いっぱいの山肌で、眼下に別府市街を見下ろしながらゆったり。
北九州から来たというおじさん二人が先客でいて、湯の蒸気でふかしたとうもろこしとゆで卵をもらって、漬かるながら食った。
うまかったです。ごちそうさまでした。

九州についたー
今回はトンネルじゃなくて橋で来た。
薄暮の海峡きれいだった。

海沿いの人気のしない荒れた旧道。
バイクにまたがったままエンジンをとめて目をつぶる。
・・・木の葉がかすれあう音、遠くの波の音、さわさわと頬をかする風。

ふっと気を失いそうな、心地よい時。

きゃっほう！
二日ぶりの晴れ！青空の下、左に日本海、右に田園と山を見ながらすっとばして最高のきぶん！
気温は23度、壮快！やっほう！

目に入る景色と、まだ見ぬ道への期待。無人駅での野宿。旅人や地元の人との出会い。
きてよかった。

昨日までは雨続きで寒くて来たの後悔してたけど。
今日中に九州に行けるかな？

起きた。
目がさめると俺は小さな駅舎のなか。
窓の外は緑の山々。
そうだった。旅をしてるんだった。

幸せな時。