2011夏 北海道ツーリング 5日目

写真

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ツーリング5日目

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 朝おきてすぐ洗濯機に着古しを全部放り込んですっきりした。

 昨晩は遅かったので夕食は食べられなかったが、朝食はいただく。
 こーやってまともな朝食を食べるのは久しぶり。
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 出発は宿のご主人夫婦が見送り。
 箱に張ってあるカッティングシートを見ていろいろ聞かれた。
 店のシャッターにある文字や絵もカッティングシートで作ったって。

 この吉里吉里の宿&カフェに立ち寄ったすべてのライダーの写真をご主人が撮影してライダース名鑑を作ってるが、俺が泊まった直後の2011年晩夏ごろからデータ化していて、俺の分は店に行って冊子を開かないと見られず、残念だ。

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 宿を出発して同じ方向に何台かで走ってたが、そのうち一台一台と別の道に別れて行き、俺一人になった。
 オロロンラインは何回か走ってるので内陸に行こう。


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 北海道で国道を走るのはもったいない。そこしか道がなければ仕方ないけど。
 国道より道道、道道より市町村道、市町村道より農道。
 車少ないし、ネズミーランドのサイン会におびえる必要もないし、なにより風景がいい。

 この写真をみたまい。
 北海道ツーリングの神髄は農道にあり。
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 上の写真の右側、黄色い花が咲く草原の中にあった廃屋。
  こうやって家の中のものがそのまま残ってるってことは、主は引っ越したのではないんだろうな

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 道沿いに牛がいたので降りたら、牛たち柵の隙間に顔を押し込んで必死にこっちを見てる。
  何がそんな興味を引くんだ?好奇心旺盛なんだな。

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 サロベツの幌延ビジターセンター展望台から。
 一面の牧草ロールがいかにも北海道。

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 ふとバイクの前面を見ると・・・
 ゲゲーッ!潰れた虫が大量に。
 スクリーンは毎日拭いてるけど、そろそろここも掃除したらんといけんな。


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 兜沼の裏にある「ミセスロビンソン」に入る。
  正月の鉄道旅行で気になりながらも、兜沼駅から歩くには遠くて行けなかった店。
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 オムライスとウィンナー美味かった。
  おばさんが一人で切り盛りしてて、客が次々きて忙しそうですねと言ったら、夏の3ヶ月だけで冬はさっぱりだと。
   そうかー北海道の観光シーズンは夏だものな。一年分を3ヶ月で稼がんといかんとは大変だ。

 この人里はなれた隠れ家的な雰囲気が良かったが、この場所は冬は陸の孤島になるためやはり厳しかったようでH23に稚内市内に移転。
  こんど北海道へ鉄道旅行したとき寄ろうと思ってたら、ご主人のおばさんが体調を崩しH26春に閉店してしまったそうだ。
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 店内のにゃんこ。
 もふもふ                       
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 食べてたらタンデムライダーがやってきて、挨拶して話しかけたら盛り上がり、
 「西興部のキャンプ場で管理人やってるから近くを通ったらぜひ来て」と誘われたが、西興部通過が夜になるようタイミング合うかなー?

 店の外に出て彼のバイクを見たらすごい。海外ツーリングもしたのかな。


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 写真1枚目の「芦川会館」を見てわかる人は気づいただろう。
  ここは2001年に廃止された宗谷本線 芦川駅の跡地。
   これまでの北海道ツーリングでは存在を知らず素通りしてたので、今回はじめて訪問。

 駅周辺には使われなくなった集会所「芦川会館」があるだけで民家はないが、
  50mほど先に国道があり国道沿いに民家があるので、それほど寂しい雰囲気ではなかった。


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 ツーリングマップルに「牛乳100円で飲み放題」の記述があり、飲もうとやってきた豊富の大規模農場。
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 お?なんか眺めがよくなってきたぞ。           
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 どわー!なんだこの広大な景色!
  丘陵地帯を貫く適度にカーブした道。道沿いには牛。
   こんなところにこんないい景色があったなんて!
 興奮してバイクを降りて写真撮りまくった。左写真は今回ツーリングのいちばんのお気に入り。
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 遠くでは牛たちが一列に並んで歩いてた。
 ちゃんと道があるんだね。             

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 めあての百円牛乳飲み放題は・・・
 レストハウスが閉まってて飲めなかった。      
 ガックシ。

 帰りに牧場の管理事務所を見つけ中の人に聞いたら、平日の朝10時から昼3時までの営業だって。
 この時点で5時だからぜんぜん間に合わなかったな。


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 農道走ってたら森の中にみつけたジェラート屋さん、レティエ。
 さっき牛乳飲めなかったのでここでジェラート食おう。
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 ジェラート買って外で食べようと裏に回ったら、2匹の犬。
  動物には目がないので遊ぼうとすると、物欲しげにカップをじっと見つめてくる。
   なんだ?欲しいのか?これお前んとこのご主人から買ったものだぞ。ご主人にねだりなよ。
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 ためしに「お手!」
 ポン                         
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 賢いじゃないか。
 しょーがねーなー、ちょっとやるよ。          
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 奥の君は元気一杯にねだってくるな。なんだ?君も欲しいんか?
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 しょーがねーなぁ。美味そうに舐めるね。         
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 もう終わり!
 安いもんじゃないんだからよ、俺の分がなくなっちゃうぜ。

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 宮ノ台展望台にイン。
 ここでサロベツ原野に沈む夕日と星空を見ながら寝るって寸法さ。
 なんて贅沢!

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 旅行中というお年より4人組(友人かと思ったら兄弟と聞いてびっくり)がやって来たが、太陽が沈みきる前に「暗くなる前に宿に行かなくちゃ」と去っていった。

 その後は誰も来ず独り占め。晴れてたので夕日も星空も綺麗に見えた。

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