釣り場はどこかな


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地図

赤丸が紹介する釣り場(岸から釣る釣り場)
ピンクの点は、貸しボート屋が有る場所
(他にも店はあると思いますが、正確な場所が判らないので)

岸からの釣り場

行徳橋下
 この釣り場は行徳可動堰が有る関係で足場が良い場所があります。また、少し下流に行けば干潟になっていますので、立ち込んで釣る事が出来ます。両岸とも同じ様な構造になっています。両岸とも移動式トイレが有り、行徳側は水道が有ります。ただし、夏の暑い時期では飲料水を多めに用意した方がよいでしょう。また、市川側の場合は洗い水も有った方がいいです(殆ど海水ですので、手などべたべたとします。)
 ここへの交通はJR本八幡駅から相の川経由浦安行きか、行徳駅経由新浦安行きのバスに乗車し、行徳橋北詰(市川側)・行徳橋南詰(行徳側)で下車します。自転車・バイクならば川のそばまで入ることが出来ます。
 釣り方は手延べ竿での浮き釣り、脈釣りおよびリール竿で軽く投げて釣っても良いでしょう。堰付近の中心部は深くなっていると思われますので、秋になっても投げて釣れると思われます。
1998.07.04釣行時の写真集(画像多用のため重いです)

東西線下流左岸(市川側・高谷付近)
 この釣り場は以前は自然の干潟となっていたのですが、工事によって多少手が入ってしまいました。幸い、あまり手を加えられなかったようで釣果の方はそれ程変わってないようです。
工事は、土手の耐震補強のために土手の幅を増やし、汀線に浸食防止の構造物を設置したものです。下の図の凸状の金網に石を入れた物と網に入れられた石で構成されています。
岸の様子

 満潮時は凸型の上に乗って釣ることが出来ます。網に石を詰めた物の高さが水面ぎりぎり程度なので、渡る場合に足元が濡れてしまうかも知れません。干潮時は潮回りにもよりますが底が露出しますので立ち込んで釣ります。トイレ、水は全く有りませんので飲料用他の真水は予め用意しておきましょう。
 ここへの交通は、地下鉄東西線原木中山駅で下車し、徒歩約10〜20分です。
 釣り方は手延べ竿での浮き釣り、脈釣りおよびリール竿で軽く投げて釣っても良いでしょう。主に夏の釣り場です。
1999.07.04調査時の写真集(画像多用のため重いです)

東西線下流右岸(行徳側・下妙典付近)
 この釣り場は以前は自然の干潟となっていたのですが、工事によって手が入ってしまいました。が、釣果の方はそれ程変わってないようです。工事は、土手の耐震補強のために土手の幅を増やし、汀線を親水護岸にしたもので、貸しボート桟橋下流から東西線車庫中央付近までがこの構造になっています。さらに下流側は旧来の護岸となっていて、汀線までアシ原となっていますが左岸側と同様の凸型構造物のみが設置されています。これは、この付近にトビハゼが生息しており、その調査が行われているためです。(改修せずにそのまま残して頂きたいと思っております。)
 釣り場としては親水護岸の場所がお勧めです。満潮時は護岸上から釣ることができ、潮が引いても干潟に出て釣ることができます。干潟は護岸の根元から15m位は砂で、その先は砂泥となります。干潟に降りる場合砂の所は運動靴で問題ないのですが、砂泥の所では長靴使用がお勧めです。素足では貝殻などで怪我をしますので、必ず履き物を使用しましょう。
 また、市川側と同様にトイレ、水は全くありません。飲料水など予め準備しておきましょう。
 この場所への交通は東西線妙典駅から徒歩15分程度、または行徳駅およびJR本八幡駅よりバスを利用し行徳橋南詰で下車し徒歩10〜15分です。近くなら徒歩、自転車・バイクを利用するのが良いでしょう。河川敷内へ車が入れるようになっていますが、基本的に貸しボート店が利用客のために使用しています。多少余裕が有るようなので貸しボート店から遠い場所なら駐車できると思いますが各自の責任でお願いします。
98.07.12釣行時の写真集(画像多用のため重いです)

行徳港出口
 上記の釣り場は夏頃に良い場所ですが、秋が深まってくるとハゼも深場へ移動してしまい釣りにくくなります。そのときは、この場所が良いでしょう。ここは、行徳港への出入り口が近いため水深があります。釣り方は投げ釣りです。それもしっかりとした投げ竿で50m程度は投げます。この付近にはハゼ狙いの遊漁船が集まってきますので、投げるときには注意して下さい。 
 水面まで約4m程度の岸壁となっていますので、水などを汲むにはロープ付きのバケツが必要です。トイレ、水は全く有りませんので飲料用他の真水は予め用意しておきましょう。
 ここへは湾岸道路の千鳥町交差点より海側へ進み、行徳漁港を過ぎていちばん先まで行ったところで駐車してから徒歩で10分程度です。

他の場所
 上記に紹介した以外に新行徳橋から東西線付近まででも釣れますが、場所としては行徳側の方が入りやすいでしょう。市川側は未改修の土手で干潟が発達しています。こちらの画像も用意していますのでご覧下さい。


ボート釣り

 江戸川放水路内には、釣りのためのボートを貸す店が沢山あります。ボートの営業は6月〜12月程度(店により多少異なります)で、10月頃までは朝6時から、それ以降は朝7時から営業するようです。料金は2人用ボートで土日祝が3500円、平日が3000円です。
 9月一杯までは放水路内で充分釣れます。特に7・8月は岸よりの水深50cm〜1m程度の所で釣れます。10月以降になると行徳港内や周辺まで行った方が良いでしょう。行徳橋周辺や東西線周辺から出る場合は引き船で送り迎えして貰えます。

 ボートでの釣りですので、岸から釣るよりは危険度が上がります。しかし、次の点に注意すれば大丈夫でしょう。
まずはボート内で立ち上がらないこと。これで転覆する事故が一番多いものです。次に定員を守ること。2人用ボートの場合は基本的に大人2名が乗船限度です。そのほかに子供が1人が精一杯ですので、人数が多いようなら2隻以上借りるか、貸しボート店によっては多人数用ボートを用意しているのでこれを借りるようにしましょう。風が出てきた場合、水面が波立って揺れるのはもちろんですが、いざ戻ろうとした場合に風向きによっては戻れなくなってしまうことがあります。早めに上がりましょう。また、場合によっては貸しボート屋より連れ戻しに来ることがありますから、必ず指示に従って下さい。

 釣り道具以外で必要な物は飲料水・昼食・携帯用トイレ(ユリアポットなど)・帽子などです。小用は携帯用トイレにしましょう。中腰でも船縁からするのは危険です。携帯用トイレが無い場合には何かの容器にするか、着岸しましょう。
大きい方は一旦貸しボート店へ戻るのが確実です。

 乗下船時に注意することは、桟橋からの乗降になるため干潮時の場合は足元が海苔などで非常に滑りやすくなっている事があります。浮き桟橋や滑り止めマットの有る場合は大丈夫ですが、そうでないときは注意しましょう。

 放水路内中央部に遊漁船などが通る航路が設定されていますので、その中は釣り禁止となっています。また、すぐそばの場合は引き波が大きいので注意しましょう。また、行徳港まで行く場合は、貨物船の航路が設定されていますので絶対に航路内で釣らないこと。大型船からは以外とボートが見えないようです。航路を横断する場合も航路を進む船が無いことを確認してからにしましょう。大型船の起こす波はかなり強烈ですから、航路のそばで釣るのも控えた方が良いでしょう。
 行徳港まで出て釣る場合は、自前でライフジャケットを用意して着用することをお勧めします。岸は岸壁状になってますので、上がることができません。また、貸しボート屋では貸しライフジャケットを扱っていません。自分の命は自分で守って下さい。

行徳港内
市川水路内では船舶の航行の障害となり、かつ危険なため釣り禁止です。
(水路外は浅いため、大型船は水路外への回避が出来ません。)
港内で釣る場合は出入港する船舶の邪魔にならないようにして下さい。
着岸する船があるときは退去するように放送される場合もあります。

放水路側の澪筋内は漁船などが航行します。竹竿に旗を付けた
物が航路両側に設置されますので、この内側では釣り禁止です。
特に9月半ばを過ぎると海苔漁の漁船の航行が多くなります。

細かい注意点については貸しボート店にてお聞き下さい。

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last update 2000.04.08
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