競技規則

 

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bar01a.gif
競 技 規 則
定  義
第 1条  コートとコート設定 コート ライン ポスト ネット
第 2条  シャトル
第 3条  シャトルの試打
第 4条  ラケット
第 5条  用具の検定
第 6条  トス
第 7条  スコア
第 8条  エンドの交替
第 9条  サービス
第10条  シングルス
第11条  ダブルス
第12条  サービスコートの間違い
第13条  フォルト
第14条  レット
第15条  シャトルがインプレーでない場合
第16条  プレーの続行、不品行な振舞い、罰則
第17条  審判員の責務と処置すべき訴え
付 録1  コートとコート設定の変更
付 録2  ハンディキャップマッチ
付 録3  11点または15点以外のゲーム
bar01a.gif

競 技 規 則 (財団法人 日本バドミントン協会採択)
昭和24年4月1日施行
平成14年4月1日一部改訂

定   義
プレーヤー     バドミントンをプレーする全ての人
マ ッ チ       相対する2つのサイドに於て各々1人または2人のプレーヤーで行うバドミントンの試合
シングルス     相対する2つのサイドに於て各々1人のプレーヤーで行うマッチ(試合)
ダブルス       相対する2つのサイドに於て各々2人のプレーヤーで行うマッチ(試合)
サービングサイド  サービス権を持っている方のサイド
レシービングサイド サービングサイドの反対側のサイド
ラリー        サービスで始まったシャトルが、インプレーでなくなるまでの、1回又はそれ以上の
            ストロークの繰り返し

第1条 コートとコートの設定
第1項  コートは長方形で、図Aのとおり40mm幅のラインでレイアウトする。
第2項  ラインの色は容易に見分けやすいものとし、白または黄色であることが望ましい。
                 赤色、青色、緑色でも可。
第3項  すべてのラインは、規定の範囲内に含まれる。
第4項  ポストは、コート面から1.550mの高さとし、第1条第10項で規定されるようにネットをしっかり
      と張ったときコート面と垂直に保つことができるものであること。
第5項  ポストはシングルス、ダブルスの別を問わず、図Aのとおりダブルスのサイドライン上に設置する。
第6項  ネットは暗い色で、一様な太さの細紐で均等に15mmから20mmの綱目で作られたものとする。
第7項  ネットは丈が760mmで、幅は少なくとも6.1mはあるものとする。
第8項  ネットの上縁は、幅75mmの白布のテープを、二つ折りにしておおい、そのテープの中にコード
      (紐)またはケーブル(綱)を通す。このテープの上部は、紐または綱に密着していなければなら
      ない。
第9項  コード(紐)またはケーブル(綱)は、ポストの上部と同じ高さでしっかりと張ることのできるものと
      する。
10項  コート面からのネットの高さは、中央で1.524m、ダブルスのサイドライン上では1.550mと
      する。
                  ネット中央の高さが 1m52cm4mm と細かく決っています。
11項  ネットの両側とポストの間に隙間があってはならない。必要な場合にはネットの両側(丈全部)
      をポストに結び付けなけれはならない。

第2条 シャトル
第1項  シャトルは天然素材と合成素材の両者を組み合わせるか、または、いずれか一方から作ることが
      できる。ただし、どの素材で作られたものでも、コルクの台を薄い皮でおおったものに天然の羽根
      をつけたシャトルと同様の飛行特性がなくてはならない。
                  
素材の規程はありますが色に関しては規程がありません。最近ではスカート部分が
           「黒いシャトル」があるようです。(検定品であるか否かは不明)


第2項  シャトルは16枚の羽根を台に取り付けたものとする。
第3項  羽根の長さは先端から台の上端までをはかるものとし、シャトルごとに同じ長さでなければなら
      ない。この長さは62mmから70mmの範囲内なら許される。
第4項  羽根の先端は直径58mmから68mmの円形になるようにする。
第5項  羽根は糸または他の適切な素材でしっかりと縛りつける。
第6項  台の直径は25mmから28mmで、底は丸くする。
第7項  シャトルの重さは、4.74gから5.50gとする。
第8項  天然の羽根でないシャトル
      (1)天然の羽根の代わりにスカート部分が合成素材でできているもの。
      (2)台は第6項に述べられたものとする。
      (3)寸法および重量は第3項、第4項、第7項のとおりとする。ただし、合成素材は天然の羽根
         と比べて、比重および特性の違いがあるので、10パーセントまでの差を認める。
第9項  一般的な形状やスピードやフライトに特に変りがなけれは、次の場合に限り、(財)日本バドミン
      トン協会の承認のもとに上記の細則を変更してもよい。
      (1)高度または気候のために大気の状態が規定のシャトルでは不適切である場合。
      (2)試合のために別な方法を必要とする特別な事情がある場合。
                      
シャトルの番数(1〜7番) 夏の暑い体育館(33℃以上)では1番を使用し、冬の寒い
          体育館(7℃以下)では7番を使用します。
          ほとんどのお店ではその時期にあったシャトルが売られています。

第3条 シャトルの試打
第1項  シャトルを試打するには、プレーヤーはバックバウンダリーライン上に打点が来るようにして、全
      力のアンダーハンドストロークで打つ。シャトルは上向きの角度でしかもサイドラインと平行にな
      る方向で打ち上げられるものとする。
第2項  正しいスピードのシャトルとは、図Bのとおりパックバウンダリーラインの手前530mmから
      990mmまでの範囲内に落ちたものを言う。

第4条 ラケット
第1項  ラケットの各部位については次の(1)から(7)のとおりとする。各部位の名称は図Cのとおりで
      ある。
      (1)ラケットの主な部位は、ハンドル、ストリングド・エリア、ヘッド、シャフト、スロート、フレーム
         という。
                    一般的には、グリップ、ガット、ヘッド、シャフト、ジョイント、フレームと呼ばれています。

      (2)ハンドルは、プレーヤーがラケットを握るための部分である。
      (3)ストリングド・エリアは、プレーヤーがシャトルを打つための部分である。
      (4)ヘッドは、ストリングド・エリアの外枠をさして言う。
      (5)シャフトは、ハンドルをヘッドに繋ぐ部分である。(第1項(6)参照)
      (6)スロート(スロートのあるラケットの場合)は、シャフトをヘッドに繋ぐ部分である。
         在は「T字」型になっていてジョイントと呼ばれています。

      (7)フレームは、ヘッド、スロート、シャフト、およびハンドルの総称である。
第2項  ラケットのフレームは、全長で680mm以内、幅は230mm以内とする。
第3項  ストリングド・エリア(ガットが張られている部分)
      (1)ストリングド・エリアは、平らで、交差させたストリングスがヘッドヘ繋がれてできている。
        そして、そのストリングスは、交互に編み合わせても、また、その交差する箇所で結合させ
        てもよい。綱目の大きさは、基本的に均等でなければならず、特にエリアの中心部の綱目は
        他の部分に較べて荒くなってはならない。
      (2)ストリングド・エリアは、全長(縦の長さ)280mm以内、幅は220mm以内とする。しかし
         ながら、ストリングスを張って拡がったエリアの幅が35mm以内で、また、ストリングド・エリ
        ア全体の縦の長さが330mm以内であれは、ストリングスをスロートまで拡げて張ってもよ
         い。
                        
あるメーカーのラケットは、下の図のようなスロート部分とフレームが一体になった物
           があります。


第4項  ラケットは、
      (1)付着物、突起物があってはならない。ただし、摩耗や振動を抑えたり、防いだり、重量の配
                   分を変えたり、ハンドルの部分をプレーヤーの手に紐で縛り付けるときのみ許される。
         なお、その付着物、突起物は妥当な大きさで目的にかなった位置に取り付けられなけれはな
         らない。
              (2)ラケットの形を極端に変えるような仕掛けを取り付けてはならない。

C

第5条 用具の検定
           (財)日本バドミントン協会は、競技に用いられるラケット、シャトル、備品などが規定どおりかどう
           かの検定をするものとする。このような検定は協会、プレーヤー、用具製造業者、加盟団体
           またはその構成員を含む直接の利害関係者の申し出によって行う。

第6条 ト   ス
第1項  プレーが始まる前にトスが行われ、トスに勝ったサイドが次の(1)か(2)のいずれかを選ぶ。
             (1)最初にサーブするか、レシーブするか。
             (2)試合開始のとき、そのコートのどちらのエンドを選ぶか。
                    
日本でのトスは「じゃんけん」で決めるのが殆ど(日本のみ有効です。)。
         トスという位だからコインの表裏をで決めるか、テニスのようにラケットを回して表裏で
         決めるのでしょう。


第2項  トスに負けたサイドは、残りを選ぶ。

第7条 ス コ ア
第1項  マッチ(試合)は、特に定めなければ2ゲーム先取の3ゲームで行う。
第2項  ダブルスと男子のシングルスでは15点を先取したサイドがそのゲームでの勝者となる。(第4
             項の場合を除く)
第3項  女子のシングルスでは11点を先取したサイドがそのゲームでの勝者となる。(第4項の場合を
              除く)
第4項  スコアが14点オール(女子のシングルスでは10点オール)になった場合には、最初にそのス
             コアに達していたサイドが次の(1)か(2)いずれかを選ぶ。
             (1)セティングをしないで、15(11)点までそのゲームを続ける。
             (2)セティングをして、17(13)点までゲームを行う。
第5項  ゲームに勝ったサイドが次のゲームで最初にサーブする。
第6項  サービングサイドだけが、1点ずつ得点することができる。(第10条第3項、第11条第4項参照)
                    
女子の係わる競技は11点、それ以外は15点です。

第8条 エンドの交替
第1項  プレーヤーは次の場合にエンドを替える。
             (1)第1ゲームを終了したとき。
             (2)第3ゲームの開始前(第3ゲームを行う場合)
             (3)第3ゲームあるいは1ゲームマッチ(試合)の途中、リードしているサイドのスコアが次の点
                   数に達したとき。11点ゲームでは6点 15点ゲームでは8点
第2項  第1項の規定どおりにエンドを替えなかった場合は、間違いが発見され次第、シャトルがインプ
              レーでなくなったとき、速やかにエンドを交替するものとする。また、スコアはそのままとする。

第9条 サービス
第1項  正しいサービスとは
             (1)サーバとレシーバーがそれぞれの態勢を整えた後は、両サイドともサービスを不当に遅らせ
                   てはならない。
                    
良くあることですがレシーバーの準備が出来ていない状態でサービスされることがあり
         ますが、レシーバーも準備中である意思表示をサーバーにわかるように(ジェスチャー)
         しなければなりません。この場合、審判の判断ですが、ノーカウントとしてやり直すこと
         が多いようです。


             (2)サーバーおよびレシーバーは、斜めに向かい合ったサービスコートの内に、サービスコート
                   の境界線に触れずに立つものとする。
                    
ここで言う境界線はコート上の線です。この線に靴が触れていたりを明らかに踏んで
         サービスするとフォルトになります。
         味方ペアでサービスしない者が踏んでいてもフォルトではありません。


             (3)サーバーおよびレシーバーの両足の一部分は、サービスを始めてから(第4項参照)サービ
                   スがなされるまで、(第6項参照)、その位置でコート面に接していなければならない。
                     
サービス側もレシーブ側もシャトルが打たれるまでは両足の一部分(つま先のことです。)が
         床から離れたり、ずれたりしてはいけないということです。「かかと」は浮いてもかまいません。


             (4)サーバーは、ラケットで最初にシャトルの台を打つものとする。
                    
コルク部分のことです。「羽根打ちサーブ」は出来ません。
             (5)サーバーのラケットで打たれる瞬間に、シャトルのいかなる部分もサーバーのウエストより
                  下になければならない。
                    
審判の目安(ウエスト位置)は、腕を下に伸ばしたときの肘(ひじ)の高さで判断しています。

             (6)サーバーか持つラケットのシャフトは、シャトルを打つ瞬間に下向きでなけれはならない。そ
                   の隙、ラケットのヘッド全体がラケットを持っているサーバーの手全体よりも下にあることが、
                   はっきりと認められなけれはならない。(図D参照)
                   
平均的な日本人の身長で打つドライブサーブは殆どフォルトになります。背が高いと有利かも。
             (7)サーバーのラケットは、サービスを始めてから(第4項参照)なされるまで前方への動きを継
                  続しなければならない。
                    
サービスするときの癖で「ラケットをいったん後方に引いてから(テイクバック)前方へ振って
         打つ」一連の動作は本来ならフォルトです。その場合は、後方でいったん止めてから前方へ
         振り出すようにしますが、前方へ振っている途中に止めるのもフォルトになります。
         癖とは怖いものです。第三者に見てもらうのが良いと思います。


             (8)もし何ものにも妨げられなかったならぱ、シャトルは、レシーバーのサービスコートの内(境界
                  線の上または内)に落ちるようにネットの上を通り、サーバーのラケットから上向きに飛行しな
                  けれはならない。
                    
以前にシャトルをネット上を通過させず、ポールの横からサービスをした経緯があったこと
         による条文です。今はこの規程により妙なサービスは出来なくなりました。
         ちなみにインプレー中にポールの外側を通すのはOKです。バレーのようにマーカー外通過
         はありません。


第2項  もしサービスが第1項(1)から(8)のようになされなかったならば、違反したサイドの「フォルト」
             (第13条参照)となる。
第3項  サーパーがサーブしようとしてシャトルを打ちそこなった場合は「フォルト」である。
         
「空振り」や「ホールディング」のような場合です。

第4項  それぞれのプレーヤーの態勢が整った後、サーバーのラケットヘッドの前方への初めての動きが
              サービスの始まりである。
第5項  サーバーは、レシーバーが位置について態勢が整う前にサービスは始められないが、サーバーが
             サービスをし、レシーバーが打ち返そうと試みたときは、態勢が整っていたものとみなす。
         
レシーバーは準備が整っていなければ打たない方がよい。準備ができてないとアピールして
         ください。慌てて打ってしまうと試合は続行されてしまいます。


第6項  サービスは、いったん始められると(第4項参照)、シャトルがサーバーのラケットで打たれるか、
             サーブしようとしてシャトルを打ちそこなったときに柊了する。
第7項  ダブルスでは、それぞれのパートナーは、相手側のサーバーまたはレシーバーの視界をさえぎら
             ないかぎり、どこの位置にいてもよい。
         
ミックスダブルスの場合、サーバーが女性ペアの後ろからサービスすることがありますが、
         この場合、女性ペアはサーバーのシャトルがレシーバーから見える位置に立ってください。

第10条 シングルス
第1項  サービングコートとレシービングコート
             (1)サーバーのスコアが、0か偶数のとき、それぞれ右サービスコートでサーブし、レシーブする。
             (2)サーバーのスコアが、奇数のとき、それぞれ左サービスコートでサーブし、レシーブする。
第2項  サーバーとレシーバーは、「フォルト」になるか、シャトルがインプレーでなくなるまで交互にシャト
             ルを打つ。
第3項  スコアリングとサービング
             (1)レシーバーが「フォルト」をするか、シャトルがレシーバーのコート面に触れてインプレーでなく
                   なったときは、サーバーの方が1点を得る。そのとき、サーバーはもう一方のサービスコートか
                   ら、再びサーブする。
          
サーブ権があるほうに得点がはいるという事で、サービスを続けて行う場合は左右サービ
          スコートから交互にサービスを続けるということです。


             (2)サーバーが「フォルト」をするか、シャトルがサーバーのコート面に触れてインプレーでなくなっ
                   たときサーバーはサービスを続ける権利を失い、レシーバーがサーバーとなる。このとき両者
                   に得点はない。
          
サービ権の移動ということです。

第11条 ダブルス
第1項  ゲームの最初および一方のサイドがサービス権を得たときの最初のサービスは右サービスコート
             からなされる。
第2項  レシーバーだけがサービスを打ち返すことができる。従って、レシーバーのパートナーがシャトルに
             触れたり、シャトルを打ったりすれば、「フォルト」となり、サービングサイドが1点を得る。
          レシーバー以外の人が打ったりシャトルが当たったりした場合はフォルトとなります。
          まさか狙う人はいないと思いますが、違法ではないので逃げ遅れないよう気をつけて
          ください。


第3項  プレーの順序とコート上のポジション
             (1)サービスが打ち返された後、そのシャトルはサービングサイドのどちらかのプレーヤーによって
                   打たれ、次にレシービングサイドのどちらかのプレーヤーによって打たれ、シャトルがインプレ
                   ーでなくなるまでこれを続ける。
          互いのサイドで1回しか打てないという事です。
          (二度打ちはバレーで言うオーバータイムスです。)


             (2)サービスが打ち返された後、プレーヤーはネットをはさんで自分のサイドなら、どの位置から
                   シャトルを打ってもよい。
          サービス以外は自分のサイドならどの位置から打ってもよいという事です。
第4項  スコアリングとサービング
             (1)レシービングサイドが「フォルト」をするか、シャトルがレシービングサイドのコート面に触れてイ
                   ンプレーでなくなったときは、サービングサイドは1点を得、そのサーバーが再びサーブする。
             (2)サービングサイドが「フォルト」をするか、シャトルがサービングサイドのコート面に触れてインプ
                   レーでなくなったときは、そのサーバーはサービスを続ける権利を失い、どちらのサイドにも得
                  点はない。
第5項  サービングコートとレシービングコート
             (1)ゲームの初めにサーブしたプレーヤーは、そのプレーヤーのサイドの、そのゲームでの得点が
                   0か偶数のとき、右サービスコートでサービスまたはレシーブをし、奇数のときは左サーピス
                   コートでする。
             (2)ゲームの初めにレシーブしたプレーヤーは、そのプレーヤーのサイドの、そのゲームでの得点
                   が、0か偶数のとき、右サービスコートでレシーブまたはサービスをし、奇数のときは左サービ
                   スコートでする。
             (3)パートナーにはその逆の形式を適用する。
第6項  サービスは、1回ごとにサービスコートを交互に替えて行う。ただし、第12条および第14条が適
             用された場合を除く。
第7項  サービス権は、ゲームの最初のサーバーから最初のレシーバーに、次にそのレシーバーのパート
             ナーに、そして相手側の右サービスコートからサーブすることになっている1人に(第5項参照)、次
             にそのプレーヤーのパートナーにと移り、以下同じようにする。
第8項  プレーヤーは、同じゲームで順番を間違えてサーブしたり、レシーブしたり、2回続けてレシーブし
             てはならない。ただし、第12条および第14条が適用された場合を除く。
第9項  ゲームに勝ったサイドは、次のゲームで最初にサーブする。ただし、どちらのプレーヤーがサーブ
              してもよく、また負けたサイドのどちらがレシーブしてもよい。
         
1ゲームに勝っサイドは次のゲームの最初のサービスをする権利が与えられるという事と
         セット毎にペアの位置を変更(ファーストサービスとセカンドサービスの順番を変更しても良い)
         しても良いということです。(1ゲーム途中の変更は不可)

第12条 サービスコートの間違い
第1項  プレーヤーが次に該当する場合は、サービスコートの間違いである。
             (1)サービスの順番を間違えたとき。
             (2)間違ったサービスコートからサービスをしたとき。
             (3)レシービングサイドのプレーヤーが間違ったサービスコートに立ち、レシーブの態勢が整ってい
                  て、サービスがなされたとき。
第2項  次のサービスがなされた後に、サービスコートの間違いが見つかったときは、その間違いは訂正
              しない。
第3項  次のサービスがなされる前に、サービスコートの間違いが見つかったときは
             (1)両方のサイドが間違いをしたときは「レット」とする。
             (2)一方のサイドが間違いをして、そのサイドか打ち合いに勝ったときは、「レット」とする。
             (3)一方のサイドか間違いをして、そのサイドか打ち合いに負けたときは、その間違いは訂正し
                  ない。
第4項  サービスコートの間違いで「レット」になった場合は、間違いを訂正して再開する。
第5項  サービスコートの間違いが訂正されなかった場合、プレーヤーのサービスコートは変更せず、その
             ままそのゲームを進行する。(関連して、サービスの順序もそのままとする。)
         
サービスサイドを間違えた方は、サービスされた後の打ち合いに勝たない限り「レット(ノー
         カウント)」に出来ないし、サイドを訂正することは出来ません。次のサービスは間違ったまま
         続行し、それに打ち勝って始めて「レット」となり、修正する権利を与えられますが得点には
         なりません。

第13条 フ ォ ル ト
次の場合は「フォルト」である。
第1項  サービスが正しくない場合(第9条第1項参照)、第9条第3項または第11条第2項が適用される
             場合。
         
サービスフォルトやレシーバーでないひとが打ったりした場合のことです。
第2項  インプレーのシャトルが
         
インプレーのシャトルとは、得点になることができる生きている状態のシャトルという事です。

             (1)コートの境界線の外に落ちたとき。(境界線上や内ではない)
             (2)ネットを通りぬけるか、ネットの下を通ったとき。
             (3)ネットを越えそこなったとき。
             (4)天井または壁に触れたとき。
             (5)プレーヤーの身体または着衣に触れたとき。
             (6)コート外の物または人に触れたとき。(ただし、建物の構造上必要があるときは、(財)日本
                  バドミントン協会の承認を得てシャトルが障書物に触れた場合の会場ルールを設けることがで
                  きる。)
第3項  インプレーで、シャトルの最初に接触する点が、ネットより打者側でなかったとき。(ただし、打者
             が、ネットを越えてきたシャトルを、1回のストロークで打つ場合、ラケットがシャトルを追ってネット
             を越えてしまうのはやむを得ない)
         
シャトルがネットを越えてくる前に打つのは「オーバーネット」(フォルト)です。
         シャトルがネットを越え自分のサイドで打ち、「惰性でラケットがネットを越える」のを
         やむを得ないといっているのです。


第4項  インプレーで、プレーヤーが
             (1)ラケット、身体または着衣で、ネットまたはその支持物に触れたとき。
         
タッチネットでフォルトです。
             (2)ラケットまたは身体で、ネットの上を越えて、少しでも相手のコートを侵したとき。ただし、第3
                  項で許される場合を除く。
         
オーバーネットでフォルトです。
             (3)ラケットまたは身体で、ネットの下から、相手のコートを侵し、著しく相手を妨害したり、柏手の
                  注意をそらしたとき。
         
ネット下から体やラケットが出た場合や手が滑ってラケットが相手コートに入っても
         フォルトです。ネット下のコートにラインが無いので明らかに出たかどうかの判断は主審に
         委ねられます。


             (4)相手を妨害したとき、すなわち、ネットを越えたシャトルを追う相手の正当なストロークを妨げた
                  とき。
         
例えばインなのにアウトといったり、フォルトなどと言ったりして相手を心理的に妨害した場合
         などでしょうか?


第5項  インプレーで、プレーヤーが大声や身振りなどの動作をして、故意に柏手の注意をそらしたとき。
         
インプレー中の大声やジェスチャーは相手のプレーの妨害と見なされフォルトをとられます。
第6項  インプレーで、シャトルが
             (1)1回のストロークで、ラケット上に捕えられ保持されて、振り投げられたとき。
         
ホールディングということです。打つ競技ですから持ってはいけません。

             (2)同じプレーヤーの2回のストロークで2回連続して打たれたとき。
         
1人での2度打ちはフォルトです。1度空振りして2度目で打つのはOKです。(独り時間差?)

             (3)プレーヤーとそのパートナーによって連続して打たれたとき。
         
2人での2度打ちももちろんフォルトです。
             (4)プレーヤーのラケットに触れて、そのプレーヤーのコート後方に向かったとき。
         
タッチして後方にいった場合のことです。

第7項  プレーヤーが第16条の違反行為をはなはだしく行ったり、繰り返したり、また、それらを継続して
             やめないとき。
         
紳士淑女のスポーツということを考えてください。
第8項  サービスで、シャトルかネットに乗ったとき、またはネットを越えた後ネットにひっかかったとき。
         
レットのような気もするでしょうが、明らかに相手サービスコートに届いていないのでフォルト
         です。

第14条 レ ッ ト
第1項  「レット」は、プレーを停止させるため、主審またはプレーヤー(主審がいないとき)によってコールさ
             れる。
         
プレイヤーからも「レット」コール出来ると言う事です。決して「タイム」とか「ノーカウント」と
         コールしないでください。


第2項  どのような不測の事態についても、また突発的な事故でも「レット」とすることができる。
第3項  シャトルがネットに乗るか、またはネットを越えた後、ネットにひっかかったときは、サービスの場合
             を除き「レット」となる。
         
シャトルがネット上(白帯上)に乗っかると実際は「フォルト」。ネットを越えて引っかかった場合
         は「レット」の判定です。乗っかった場合はインプレイー中として次に打つサイドがワイパー
         ショットで打てるようにしてはどうかと思うのですが・・・タッチネットのリスクはあるのでレットか
         インプレーの選択する権利を得られたら良いと思うのですが・・・。


第4項  サービスのときレシーバーとサーバーが同時にフォルトをすると「レット」となる。
第5項  レシーバーの態勢が整う前にサーバーかサーブしたときは「レット」となる。
第6項  プレー中にシャトルか分解してシャトルの台が他の部分と完全に分難したときは「レット」となる。
第7項  線審が判定できなかったり、主審も判定できないときは「レット」となる。
         
主審は、主審や線審が判断できないときは「レット」にする事が出来る。

第8項  サービスコートの間違いで「レット」となる場合もある。(第12条第3項参照)
第9項  「レット」となった場合は、その前のサービス以後のプレーは無効とし、そのサーバーか再びサー
             ブする。ただし第12条が適用された場合を除く。

第15条 シャトルがインプレーでない場合
次の場合のシャトルはインプレーではない。
第1項  シャトルがネットに当ってひっかかるか、上に乗ったとき。
第2項  シャトルがネットやポストに当り、打者側のコート面に向って落ち始めたとき。
         
シャトルがネットを越えないでネットやポールに当たってコート面に向かって落ち始めた時点
         から。コート面に触れるまでと勘違いしやすいので注意してください。


第3項  シャトルがコート面に触れたとき。
第4項  「フォルト」または「レット」となったとき。

第16条 プレーの継続、不品行な振舞い、罰則
第1項  プレーは最初のサービスからマッチ(試合)が終わるまで継続されなけれはならない。ただし、本
             条第2項、第3項で認める場合を除く。
第2項  次の場合、すべてのマッチ(試合)の第1ゲームと第2ゲームの間に90秒を超えないインターバル
             を、そして、第2ゲームと第3ゲームの間に5分を超えないインターバルを認める。
             (1)国際競技会
             (2)IBF公認大会
             (3)(1)(2)を除く国内におけるマッチ(試合)ただし、前もってインターバルを与えないと決めたと
                  きを除く。(テレビ放映のマッチ(試合)では競技役員長(レフェリー)がマッチ(試合)の前に、
                 本条第2項のようなインターバルが必要か、またその時間についての指示を出す)
第3項  プレーの中断
             (1)プレーヤーの責任でない状況によって必要とされるならば、主審は必要と思われる間、プレー
                   を中断することができる。
             (2)特別な状況下では、競技役員長(レフェリー)が主審にプレーを中断するよう指示することがあ
                   る。
             (3)プレーを中断した場合、そこまでのスコアはそのまま有効となり、プレーを再開するときは、そ
                   の点数から始める。
第4項  プレーヤーはどんなことがあっても、体力や息切れを回復できるようにプレーを遅らせてはならない。
          
汗を拭く行為は主審にコールした上で必ず許可をもらってからにしてください。良くあること
          ですがダブルスの場合、試合途中、ペアで打合せをする場面が見られますが頻繁だと
          注意を受けます。あの手この手で時間をかせいで体力の回復や相手のリズムを崩すような
          ことをしているようですが遅延行為かどうかは主審の判断に委ねられています。


第5項  アドバイスとコートを離れることに関して
             (1)プレーヤーは本条第2項、第3項のインターバルを除き、マッチ(試合)が終了するまでアドバイ
                  スを受けてはならない。
          
インターバル以外で他人から助言を受けてはならないということです。

             (2)プレーヤーは本条第2項の5分を超えないインターバルを除き、マッチ(試合)が終了するまで、
                  主審の許可なしにコートを離れてはならない。
         
汗を拭いたり、水分を補給したり、ラケットを変えたりする場合は必ず許可を受けないでコート
         の外に出ると棄権とみなされてもしかたない。


第6項  主審はいかなるプレーの遅延についても、それを判断・処置する唯一の決定者である。
第7項  プレーヤーは次の行為をしてはならない。
             (1)プレーを故意に遅らせたり、または中断すること。
          
自分のペースにするための水分補給や汗を拭く行為はやり過ぎると注意されます。
             (2)シャトルのスピードや飛び方を変えるために故意にシャトルに手を加えたり破損したりすること。
          
羽根部分を折ったりスカート部分を広げたりしてはいけません。

             (3)見苦しい服装でプレーをしたり、審判員や観客に対して横柄な振舞いをしたりするような、下品
                   で無礼な態度、言動。
          
認定されている服装であれば問題ありません。公式戦ほか大会で「ルールは日本バドミント
          ン協会競技規則に従う」とあればとりあえずTシャツは不可です。


             (4)ラケットや身体でネットなどのコート施設を叩くとか、耳障りな掛け声や叫び声を発するなど、競
                  技規則を越えた不品行または不快な行動。
          
よく見かける行為ですが、自分が失敗した時に相手の叫び声が耳障りな場合は主審に
          「集中してできない」とアピールするのも可。


第8項  本条第4項、第5項、第7項のいかなる違反に対しても、主審は、次の処置をとる。
             (1)違反したサイドに警告をする。
             (2)1度警告を受けた後、再び違反した場合は、そのサイドをフォルトにする。
             (3)目に余る不品行な振舞いをしたり、またはそれを続けたりした場合には、その違反したサイドを
                   フォルトとし、直ちに競技役員長(レフェリー)に報告する。競技役員長(レフェリー)は違反した
                   サイドをそのマッチ(試合)から失格させることができる。
          
スポーツマンシップにのっとり、試合してもらいたいものです。

第17条 審判員の責務と処置すべき訴え
第1項  競技役員長(レフェリー)は、試合に関わる全般を総括的に管理する。
第2項  主審は、そのマッチ(試合)、コートならぴにその周辺の直接関係するものを管理する。主審には競
             技役員長(レフェリー)への報告の義務がある。
第3項  サービスジャッジは、サーバーによってサービスフォルトがなされたとき、それをコールする。(第9条
             参照)
第4項  線審は、担当ラインについてシャトルが「イン」か「アウト」かを判定する。
第5項  審判員の判定は、その審判員の責任とするすべての事実に関して最終のものである。
第6項  主審は
              (1)バドミントン競技規則に従い、これを執行する。特に「フォルト」または「レット」か起きたときは
                   これをコールする。
              (2)次のサービスがなされる前に出された疑問点に関する訴えについて決定をする。
              (3)マッチ(試合)の進行をプレーヤーと観客に確実に知らせる。
              (4)競技役員長(レフェリー)と協議してサービスジャッジまたは線審を任命または変更することか
                   できる。
              (5)他の審判員が任命されていないときは、それらの任務を遂行するための手配をする。
              (6)任命された審判員が判定ができなかった場合は、その審判員の任務を遂行するか、あるいは
                   「レット」にする。
              (7)第16条に関係するすべての事項を記録し、競技役員長(レフェリー)に報告する。
              
(8)競技規則に関係する訴えに限り、主審が判断できないものは、競技役員長(レフェリー)に確
                   認する。(ただし、このような訴えは、次のサービスがなされる前、または、ゲームの終りであ
                   れば訴えるサイドがコートを離れる前にしなければならない)
          相互審判という試合は良くありますが、必ず「公平」に審判されなければなりません。
          審判の決定した判定に文句なんて言語道断です。決定する前のアピールは可ですが
          行きすぎたり侮辱するような言動は「不品行な振舞い」として扱われる可能性もあります。

付 録 1 コートとコート設定の変更
1. ポストがサイドライン上に設置できないときは、何らかの方法でネットの下のサイドラインの位置を示さな
       ければならない。例えぱ、細いポストまたは40mm幅のストリップ(布、紙など)をサイドライン上に固定
       し、ネットの紐まで垂直に上げる。
2. ダブルスのコートを作る広さがないときは、次の図Eのとおりシングルス専用のコートを作ることができる
       。この場合、バックバウンダリーラインはロングサービスラインを兼ねることとなり、ポストまたはその代用
       となるストリップは、サイドライン上に設置する。

付 録 2  ハンディキャップマッチ
ハンディキャップマッチでは規則を次のように変更して適用する。
1. ゲームに勝つために必要な点数の変更は認めない。(即ち第7条第4項のセティングは認めない)
2. 第8条第1項(3)は次のように読み替える。
       「第3ゲームおよび1ゲームマッチでは、一方のサイドがそのゲームに勝つために必要な全点数の半分
   (端数があるときは切り上げた数)を得点したとき。」

付 録 3  11点または15点以外のゲーム
前もって定めがあれば21点の1ゲームマッチが許可される。この場合、次の変更を適用する。
1. 第7条第2項は、15を21とする。
2. 第7条第3項は、11を21とする。
3. 第7条第4項は、次のように読み替える。「スコアが20点オールになった場合には、最初に20点に達し
       ていたサイドが第7条第4項(1)か第7条第4項(2)のいずれかを選ぶ。」
4. 第7条第4項(1)は、次のように読み替える。「セティングをしないで、21点までそのゲームを続ける。」
5. 第7条第4項(2)は、次のように読み替える。「セティングをして、23点までのゲームを行う。」
6. 第8条第1項(3)は、次のように読み替える。「・・、リードしているサイドのスコアか11点に達したとき。

 

 

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