平成15年 四国ツーリング 4日目(9月8日)

毎度ながら目覚ましより早く起きてしまう。
どうにも通勤時の起きる時間(5;30)を過ぎるとヤバイと思って起きてしまうようだ。
とりあえず二度寝を敢行したら寝過ぎたようで7時にセットした目覚ましに起こされる(笑)。
起きて顔を洗ったら荷造りだ。
隣の人がまだ寝ている可能性もあるので静かに静かに。
8時になったので管理塔に行き、チェックアウトしようとしたら誰も居ない。15分待ってもこないので電話したら、「もう、出てかれますか?」と聞かれた。
そりゃそうだツーリングしにきてるのにのんびり宿で落ち着いてられますかってんだ。(いや、落ち着いてもいい気もするが)
「すぐでちゃいます」とその都度を話すと近くのアクティブ21というレストまで着てくれという。
たしかに目の前の橋の向こうで近いには近いが…。
アクティブ21というお店に着くと、中でオネーサンがいそいそと準備をしている。お店的には開店中のようだが客はまだ居ないようだ。ライダーズイン奥物部のカウンターにも「朝食はアクティブ21で!」と書いてあるが、どうやら同じオーナーみたいだ。というか町が絡んでいるようだ。そういえばライダーズインって町営だっけ?
アクティブ21にてカギを預け出発する。
昨日走った195号線をまた戻り、31号線に移りさらに32号線に乗る。
あとは大歩危小歩危を目指す。朝が早いのに道は思ったより空いてなかった。
とりあえずからだが完全に目覚めるまでマッタリいく。そうこうしているうちに道の駅 大杉が見えたので止まった。おしっこおしっこ!
道の駅の看板を見ると「日本一の大杉」と書いてある。どうやらすぐ近くにあるらしい。
時間もあるので見てみようと相棒を走らせる。
駐車場に相棒を止めて大杉がある神社に入ろうとすると後ろから、か弱い声が「有料なんですぅ」と呼び掛ける。
振り向くとオバサンが券売所らしきところに納まっていた。これは気付きにくいぞ。
とりあえず見物料200円を払い神社に入る。
中に入るとすぐに手洗い場(清め場?)がある。ご丁寧に清め方まで書いてあった。
手洗い場からすぐ正面に社がある。なんて奥行きの無い神社なんだ(笑)。おもわず第一声が「うわ、せまっ!」である。
社のとなりが樹齢3000年と言われている大杉だ。
日本一というのはどうなんだろ?屋久島の杉は日本一に入らないのかなあ?(後日調べたら、やはり屋久島の杉は3000年を超えるものがあるようです。縄文杉と言われている種ですね)
とどうでもいいことを考えながらテキトーに写真を撮って後にする。
しかし朝からホントに暑いな。まぢで名古屋とかわんないぞ。

ひぃひぃいいながらも相棒を走らせる時折センターラインが黄色から白の破線にかわるのでその間は追い越しをかける。
しばらく走ると大歩危に近づいて来た、すると11年前に立ち寄ったドライブインがなくなっていた。
しょうがないのでさらに先にすすむと大歩危温泉が見えて来た。よしここに入ろう!と本日の温泉ポイントとする。
温泉のある入り口は道路工事中のため入りずらかった。小さいホテルだが入ると小綺麗である。ロビーにて入湯料500円をしはらい5Fの風呂場に向かう。
清掃直後らしく1番風呂だ。誰も居ないし気持ちいー!全身洗いまくって湯につかる。
けっして広くはないが気持ち良い。この温泉は飲めないらしい。
結構きついのかな?充分熱気をさましたあと再び相棒を走らせる。
あとは帰るのみ。ひたすら徳島を目指す。32→192と移りひたすら東に向かって走る。しかし192号線も川沿いのくせに流れが悪い上に暑い。山の中や海沿いは日蔭に入ったり、走行中であれば涼しいのだが、ここは50Km/H前後で走ると、しょっちゅうファンがまわるのだ。水温が100℃をなかなか下回らない。おかげでフトモモが低温火傷発令中(笑)。
ときおり前方がオールグリーンになるのでその度にワイドオープンするのだが、焼石に水である。
いっしゅんだけ水温がさがるだけである。四苦八苦しながらも徳島に着きフェリー乗り場にたどり着くが、
またもや寸での差で出航してしまった。今度は2時間待ちである。(ひぃ)
しょーがないので徳島市内をおそがけの昼食をとりながらバイクでぶらぶらしてみた。
やっぱあついな。
時間が来たのでフェリー乗り場までいく。
自分より先にバイクが2台ならんでた。
やはり平日なのでバイクは少ないようだ。待ってるあいだも暑いので日蔭に座り込んで待っていると、ひとりのライダーも離れたところに座り込んで漫画を読んでいる。ときおり笑い声をあげながら(笑)。
しばらくするとチケットの確認の後、来るときと同じ手順で乗り込み、同じ様に陣取る。
和歌山につくまで寝るのみ。とか何とか言いながらぢつはこのレポを時間が空けばその都度こまめに書いているのだ。
どうやっているかというと携帯のメールで未送信メールとして送信トレイに保存しているのだ。なんせ1メールにつき12KBまでかけるのでいくら書いてもいっぱいにならないのだ。
携帯でゴソゴソ書いていると軽く30分は過ぎていた。おっと、四国の疲れを少しでも癒さないと帰りがシンドイ。さっさと携帯のアラームをセットして寝てしまおう。
しばらく、うつらうつらしていると着港20分前になった。半分死にかけている体を起こし目を覚まさせる。どうやら和歌山についたようだ。フェリー乗り場ではバイクが一番最後に出るのだが、和歌山港側のオッサンが勘違いしたらしく、フェリー内の車が出た後、大型トラック(トレーラーも)もガンガンフェリー内に入ってくる。
その1台に自分が惹かれそうになったのだ。まぢでびっくりしました。こっちはこっちで重くなったバイクをヨイショヨイショと引き出しているところなのに。これで事故ったら南海フェリーさんは大打撃だろうな。いくらふんだくれるんだろう(笑)
気を取り直しフェリー乗り場を出る。標識に従い相棒を和歌山ICに向かい走らせる。9Kmほど走るとICが
見えてきた。料金所でチケットを受け取ると、合流レーンを猛然と加速していく。とかいいつつ、疲れているので巡航速度は「ぬふわKm/h」〜「ぬあわKm/h」である。西名阪へのJCT手前で怪しいベンツが居たので、あえて抜かずにいたら、案の定、みなさん勘の良い方が多いらしく遅くても抜かない(笑)
しばらくするとJCTなのでうまいことパスする。とりあえず追いつかれると抜きづらいので「ぬあわKm/h」以上で巡航する。たんたんと走り名阪国道に出る。ここからも高速と変わらないペースで突っ走る。名阪国道も半分も走ると霧が出てきた。そんなに酷くはないがうっとおしいのには変わりない。
乗用車もトラックもペースを落とす中、相棒と私はこれはチャンスと俄然ペースをあげる。
なんせネズミ捕りもオービスも反応しにくいだろうし、オービスなんてフラッシュたいた瞬間、真っ赤になってまともに写真もとれないだろうと踏んでいるのだ。
ま、バイクだからバックオービスでないと意味はないのだろうけどね。
亀山の20Km手前になると霧も晴れてしまった。
このまま高速で帰ってしまおうかとも思ったが時間も21時なので下でも速いだろうと亀山ICで降りて1号線→23号線と相棒を走らせる。
当然走りなれた道なのでガンガンいく。なんだかんだと途中コンビに寄ったりしながら家に着いたのは23時前。バイクの荷物を降ろしたらとっとと疲れた体をベッドに潜り込ませ…はしなかった。
さっき買った週間少年ジャンプを読んでたりする(をい)
読みきったところで就寝。お疲れ様でしたぁ〜
本日の走行距離462Km

今回の総走行距離1560Km

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