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旅行北京(中国)旅行記1ー北京首都国際空港(2007年12月)
北京首都国際空港出口(バスより)

オーストラリア マレーシア (中国)北京!
 「夏に行けなかったから,冬休みには海外に行くぞ!」
ということで,私のパスポートもずっと以前の赤から紺色に変わり,短い冬休みに行くため仕事をそれまでに終わらせるように準備をしてきた。今年は二人の息子たちの入学祝いの年だから今年中にというわけだ。色々とネットとか旅行会社のパンフレットをにらみながらの連夜の家族会議。

 「(ずっと第一希望だった)オーストラリアは,ゆっくり過ごすと年内に帰るのは難しいね。」
 「マレーシア,シンガポールあたりも面白そうだよ。」(と,これは寒いところが嫌な私の希望で,旅行本まで買ってきて,もうすかり行く気になっていた。)
 「近いかも知れなけれど,中国(北京)に行くと,短い間に世界遺産が5つも見られるんだって!」

と話をしているうちに,いつの間にやらみなその気になって北京旅行に決定していた。間違いなく年内に帰れて少しでも家のことができることが大きなポイントだったようだ。私はというと,「寒いだろうな〜・・。」と少しだけぶつぶつと言っていました。何しろ0°以下確約の街みたいだから。

出発〜関空へ
 さて荷物はトランク3つ,これをどうやって広島駅まで運ぶか?バスでは窮屈だし,タクシーにも4人プラスこの荷物では難しいかもしれない。 ということで,広島駅屋上の駐車場に5日ほど車をおきっぱになしにすることにした。1日あたり1500円也。でもタクシー代や便利さを考えると高くはない。(ホテルグランヴィア広島〜アクセス〜
 午後ゆっくりと家を出て,車を広島駅屋上に置き,駅でおいしそうなにおいがしていたワッフルを食べ,17時に新幹線に乗る。のぞみ N700系だった。座席がゆったりとしていて,座席の前に十分トランクが置けるのでありがたい。
 新大阪駅から特急 はるかで関西国際空港に。はるかも指定席でそれように作られているからゆったりしている。でも特急とは言うが,やけにのんびり走る。
関空に着き,明日の下見をして,夕食をとった。

 今宵の宿は「関空温泉ホテルガーデンパレス」で,少し離れているが,送迎バスも出ていてなにより4人が泊まるだけの宿としては,とてもリーズナブルだ。関空温泉ホテルガーデンパレス
 部屋は,4つの十分な大きさの同じベッドと畳空間が2畳あり,ゆったりと過ごせる。ただノンバリアフリーで,トイレに行くにも高い敷居をまたがねばならなかった。
 このホテルには名前の通り温泉もあって,これは男性用と女性用が時間帯で入れ替わり,丁度私と長男が入ったときには,男性用はとても狭いお風呂場で,他人が洗い終わるまで湯船につかっていたので,少しのぼせてしまった。ちいさんはとてもいいお湯だったと満足げだった。二男の方は,前々日ぐらいから部活の試合等の疲れか微熱が出ていて頭痛がするというのですぐに就寝していた。それでも「治る。治るよ!」と励ましながら連れてきた。

 朝食は,和食と洋食とがあって,私以外は洋食をとったが,これだけついてあのお値段とは,まったくお得だと思う。廊下などもとてもきれいにしていた。また中国からか韓国から来たお客さんが多くてもう外国に来た気分だった。
関空温泉ホテルガーデンパレス関空温泉ホテルガーデンパレス

関空〜北京首都国際空港
 ホテルの送迎バスで関空の4F出発ロビーに直通。阪急交通社のカウンターで必要なものを受け取り,説明を受けて,タグなどを取り付けた。
 ANAのカウンターで荷物を預け,チェックイン,セキュリティチェック,出国手続きを無事済ませ,赤いウィングシャトル(AGT)に乗り、搭乗ゲートに向かった。(分からないことはちいさんが進んで聞いてくれるから偉い!)
 免税店のたばこがやけに安かったので1カートン買ってしまった。後は航空機に乗るだけである。
 機内では,やはり耳栓をしていても二男がとても痛いらしくて,苦痛の表情をずっと浮かべていた。(帰国時に分かったことだが,古い耳栓はダメなのだそうだ。)
 北京との時差はわずか1時間。時計を合わせ,機内のTVやビデオを見ているうちに北京首都国際空港に着いた。着くと同時に中国の人たちが携帯電話を取り出して電話をしまくっていた。彼らは,日本円を使い切ってしまうためだろうか,機内販売をたくさん利用していたのも初めての光景だった。
 北京首都国際空港の入国手続きは少し戸惑い緊張した。航空機内で入国カードを(主にちいさんが)書き,検疫では書いた入国検疫申告書を渡すだけで,係員はほとんど受け取りだけでチェックはしていないようだった。
北京首都国際空港入国審査でパスポートと入国カードを提示するのだが,さすがに中華人民共和国って感じで係の人の制服もものものしく軍人ぽい。でもこれも無事通過。
荷物の受け取りを済ませてあとは出るだけなのだが,受け取った後出口の数メートル前ででちいさんがトランシーバを持った制服の女性係員になにやら中国語で話しかけられている。必死にしゃべっているのだが,よけい長引きそうだった。私がパスポートとカード(何のだったか忘れた)を見せると,その係の女性はニコッと笑って,OK!ということになった。中国語で言われると今にも連れて行かれそうな勢いの雰囲気だった。ぶつぶつと怒っているちいさんではあったが・・。

 trapics空港の出口を無事?出ると上の写真のように,たくさんの旅行会社の現地ガイドの人が名前などを書いた紙を出して迎えていた。あまりに多いので分かるかな?と少し不安になったがこのお迎え道の最終出口の最も分かりやすい場所に「trapics」の旗を持った持った現地ガイドの人がでーんと陣取っていて,やさしく名簿を差し出して日本語で応対してくれた。
 (まだまごまごしていた人がいたのでしょう)空港で円を人民元(10元=約160円)に両替する時間も十分にあり,バスに乗り込み,北京市内観光に出発した。

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