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旅行鹿児島旅行記3ーホテル〜維新ふるさと館(2011年8月)
維新ふるさとの道

鹿児島サンロイヤルホテル
鹿児島サンロイヤルホテル  水族館を後にした私たちのすぐ目の前をシティビューのバスが通り過ぎていった。「また30分待つのか?!」と思ったのだが,同じ券で市バスにも乗れることを思い出し,時刻表を見るとあと十数分で市バスは来るみたいだ。
 少し待ち,市バスに乗り込み,また鹿児島中央駅に行き,決められたバス停でホテルの送迎を待った。「どうせ小さいバスが来るのだろう」と思っていたのだが,来た送迎バスはシティビューよりは大きい普通サイズ?のものだった。乗ったのは私たちのほかは一人の感じのよさそうなおじさんだけだった。(私も立派なおじさんですが・・。)
 バスは,渋滞の街中を走り,私たちの泊まる鹿児島サンロイヤルホテル」に着いた。ホテルの人はアロハシャツの軽装で南国っぽい。またこのホテルの人たちはよく教育されているのだろう,みんなとても感じがよかった。
 部屋は5階で,もう少しだけ奮発して高層階にすればよかったかなと思ったが,ちゃんと窓からは桜島が見えた。高層階にあるお風呂に行くとさらに眺めがよく,お風呂につかりながら桜島を広く見ることができて気持ちがよかった。

 レストランで夕食をとった。ディナーバイキング+飲み放題である。「ビールは先に持ってきておきますので,その間に料理をとりに行ってください。」と係の人が言うので,トレイを持って取りに行く。
 テーブルに戻ると,そこにはジョッキのビールが4本。「ありゃ?未成年でもビールになっとる!」
「まぁお父さんがどうせ飲めばいいや」ということになった。
 長男はめでたく今年20歳になったので初ビールである。「乾杯〜!!」
でも苦いというし,酔ってもらってもいけないので半分だけにして残りは私が飲んだ。
 料理は,和・中・洋とどれを取ろうか迷うほど種類も量もあり,実際にとってもおいしくいただくことができた。(「あ〜これでまた太る」と思いながら・・。我慢はできないのだった。)
 部屋に帰ると窓から見える桜島が,噴火していた。

鹿児島サンロイヤルホテル1鹿児島サンロイヤルホテル2ビール


大久保利通像〜維新ふるさと館
大久保利通像  ホテルをチェックアウトし,鹿児島中央駅行きの送迎バスに乗った。こんなにもたくさんの人が泊まっていたんだと再認識するぐらいに前日乗ったのと同じ大型バスは人で埋まった。なるほどホテルで働いている人も多かったはずだ。
 中央駅から歩いてまず向かったのは,前日車窓から見た。大久保利通像である。近くで見ると結構大きい。写真を撮り,次に「維新ふるさとの道」を通って,「維新ふるさと館」に行った。
 知覧や指宿に行くだけの時間はないし,ホテルで午前中の多くをつぶしてしまうのもどうかと思い,帰りの新幹線までの時間つぶしもかねて入ったこの維新ふるさと館であるが,ここが結構おもしろく,展示物や約20分間のドラマ映像も見たりと,楽しく(涼しく)時間を過ごすことができた。家族も興味を持ってじっくりと見て,聴いていた。来て正解だった。

維新ふるさと館1維新ふるさと館2維新ふるさと館3


若き薩摩の群像〜昼食〜帰途に
かごしま水族館  歩いて鹿児島中央駅に戻り,来たときから目を引いていた「若き薩摩の群像」を写真におさめた。この像は,江戸時代の末期に国禁を犯して海外留学を果たし、日本の近代化のために尽力した薩摩藩の青年藩士17人の銅像だということで,ふるさと維新館で見たドラマ映像に重なる。
 昼食は駅付近でと思ってうろうろしたが,何せ正午過ぎだ。どこも満員に見え,並んで待っている客も多くて困った。何とか座れるところを!と思い,コーヒーショップに落ち着いた。
 食後,お土産を悩みながら買い,今回の鹿児島旅行で考えていた旅程は無事終了である。
 「みどりの窓口」は,切符を求めてたくさんの人でごった返している。あらかじめ帰りの特急指定券を(帰る時間としては少し早いかなと思いつつも)予約していて正解だった。発券機には少しどきどきするけれど・・。
 帰りの新幹線は,同じさくらでも車両が違うようだ。でも乗り換えなしで広島に着くのでとても便利である。
夕方には広島駅に着いた。我が家はもうすぐだ。・・と思っていたらいつものお盆渋滞が待っていた。
 今度いつ来られるか分からないけれども,屋久島,知覧,種子島,そして水俣,長崎・・とまだ行きたいところはいっぱいある。


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