Chi-Circleトップページに旅行記に 大阪旅行記2ー国立国際美術館,リバティ大阪(2008年8月)
旅行大阪旅行記1ーNGK〜道頓堀(2008年8月)
大阪道頓堀

大阪は?
 「今年の夏は、どうするかなぁ?」と、いつも以上に悩ましい。
 というもの私もちいさんも転勤したばかり,息子二人も部活や模試などの日程が詰まっている。「信州とか中部地方に行きたいな。」と長男は言っていたので,旅行パンフとかネットで情報を探し,あるにはあるのだが,どうもゆっくりもできそうにないので,悩んでしまった。
 「お父さんもお盆明けには,大阪に3日間も自主研修に行くし・・。」
と,ここで(ひらめいて)「吉本新喜劇,見に行こうか!?」と言ってみたら,何と家族みなが「いい!それでいい!それだけでもいいよ。」ということですんなりとまとまってしまった。二男は修学旅行で行くかも知れないし,長男はすでに行ったことがあるのだが,それでもいいというのだから,お笑い好きの家族である。

 さっそくネットでNGK(なんばグランド花月)を調べると,丁度お盆特別興業中で値段も少し割高で,席も残りわずかみたいだ。すぐさま,「じゃんじゃんネット」でチケットを購入した。二階席だが,後からちいさんが職場で喋ると,「良く取れたね。」と言われたらしい。結構関心のある人はいるものですね。

 「ほかはいい。吉本だけで。」と言っていた家族だが,せっかく大阪に来てもったいないので,いつものように私が旅行計画を考えていった。
最初は,誰もが考えそうなUSJとか海遊館とか大阪城など,修学旅行のようなコースを考えていたのだが,「実際に修学旅行で行ったし(長男),行くし(二男),並ぶのもイヤだし(妻)・・。」ということなので,せっかく見つけたUSJ付近のホテルを諦めて,再考した。
 それで結局,1日目は,NGK〜道頓堀〜心斎橋あたりでのんびりと過ごし,2日目は,国立国際美術館〜リバティ大阪〜WTCタワーに行くことにした。

NGK(なんばグランド花月)
NGK  広島駅から新幹線で新大阪,地下鉄に乗り換えて,なんば駅に着き,ぐるぐると地下の商店街を通り,昔ながらの喫茶店で昼食をかるくとり,案内板と地図を見ながら歩くと,意外と分かりやすくNGKに着いた。
さすがに結構な人であり,やはり大阪?,ごみごみとしている印象は大学時代(二十数年前)とあまり変わらない。すぐ近くにはあの橋下知事によって問題とされた「ワッハ上方(上方演芸資料館)」もある。ワッハ上方 (なんでもかんでもなくせばいいというものではないと個人的には思う。)

 「チケット発券機」で,無事チケットの発券をし,まだまだ開演には時間があるので狭苦しい中を土産物を探しながらぐるぐると回った。開場時間となり,エスカレーターと階段で劇場に入った。席は,2階席の一番後ろから2列目だった。本当にぎりぎりに取れた席だったんだと実感した。
でもこれまた二十数年前に見た梅田花月の印象よりも席は狭く節約してははいるが,結構きれいだった。高いポップコーンとペットボトルのお茶を手に開演を待った。
今回のお盆特別興業の出演者は,(忘れているのもあるが・・)

 ・アジアン
 ・海原やすよ・ともこ
 ・宮川花子
 ・中川家
 ・桂文珍 さん等と
 ・最後はおなじみの「吉本新喜劇」
NGKのお茶

 「え?アジアン??」,とふだんあまりTVを見ない私たちは思ったのだが,彼女たちにのっけから笑わしてもらい,「海原って?あのお弟子さん?」とこれも初見だったが,これも超面白い。よくもまああれだけ喋れるものだ。商売だからなと思いつつ,我々もトレーニングせねば,などと思った。そしてこれは私たちも知っている宮川花子さんは,大介さんが病み上がりで一日2回公演しかできないというのいうので一人で,その旦那さんをネタに機関銃のように喋りまくる。
おみやげ「人形焼き」  「あー,おもろ〜,面白いね。」たくさんの笑い声,後ろの席のつばまで頭に降りかかるから,それはやめてよと思ったが仕方ないね。
 中川家は落ち着いて笑わせ,桂文珍はさすがに,少し高度なネタとおしゃべりで,頭の違う部分を刺激してくれた。
 最後の新喜劇は,さすがに二十数年前とくらべてセットもきれいで,出演者は桑原和男Mr.オクレ等しか分からなかったが,とても面白くて,笑いっぱなしだった。おそらく座長だと思われる人の演技は,笑いながらも「上手だねー。」と言い合うぐらいさすがに上手かった。

道頓堀〜心斎橋
道頓堀1 NGKから道頓堀まで歩く。すごい人の波。海原やすよ・ともこが漫才の中で,「大阪って案外見るものないねんな〜。ってよく言われる。大阪城に,海遊館に,USJ,ほんで道頓堀のグリコや・・。」みたいなことを喋っていたと思うが,これは実際に旅行の計画を立てると良く分かる。「京阪神」の括りで考えるとたくさんの観光地が頭に浮かぶが,見所はこれや!っていうと考えてしまう。

 が,やはり私たちも道頓堀に行ってしまった。大学時代には何回も来たことがあるが,隔世の感があるくらいの人だかりで落ち着いて写真も撮れない。ほぼ素通りで,テーマパークとでていた「道頓堀商店街」もちらっと看板を見ただけで,「ここがくいだおれじゃ」と閉店の看板を撮ったり,「かに道楽なんて広島にもあるけれど」とか,「川は以前よりはずいぶんときれいになっているけれど,飛び込む気持ちにはなれないよね。」とか言いながら歩き,川沿いで少し休憩し,例にもれず「グリコ」の大看板を見上げた。

くいだおれグリコ道頓堀2

心斎橋  心斎橋筋を通って,地下鉄に乗る予定だったが,ちいさんが「やめようか?」と言う。見ると心斎橋筋の入り口は砂糖にたまったアリがごちゃごちゃいるみたく人の山がごそごそと動いている。「わ!すごいな。でも通るぞ。」といつものように押し通す私であった。 付近に携帯電話で話しているおっちゃんが,これまた漫才のネタになっていたとおりに,「ここや。ここ!あんな,○○の前や言うてるやろ!!」などと人目を気にせずに100人にも聞こえるような大声で話しているのを見かけ,クスクスと笑わせてもらった。

 心斎橋のお店に入ることはなかったが,暑い中歩いたせいもあり,「お店から漏れるクーラーの冷気が気持ちいいね。」とちいさんも別の意味でまんざらでもなさそうだった。

 ホテルに着く前に夕食をすますべく,大丸やそごうに入ってたりしたが,結局そごうの地下の中華料理総菜のお店をのぞくと,奥に小さなテーブルがあり,注文して食事もできるお店を見つけ,そこで中華料理を食べた。実際に作ったコックが運んでくれるし,結構おいしくいただきました。

 心斎橋から地下鉄に乗り,梅田まで行き,そして環状線で今夜泊まる大阪リバーサイドホテルのある桜ノ宮まで行く。桜ノ宮は,私の今度の研修場所の天満のとなり駅であった。

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