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旅行大阪旅行記2ー国立国際美術館,リバティ大阪(2008年8月)
国立国際美術館

大阪リバーサイドホテル
大阪リバーサイドホテル  大阪駅とそんなに離れていないのに,桜ノ宮駅周辺は,なんだか静かそうな雰囲気だ。近くに川も流れているようだが,夜なのでよく分からない。駅の近くのローソンでビールやつまみやお菓子を買い,そばに見える大阪リバーサイドホテルに向かった。予想したとおり少し歩くだけで着き,チェックインを済ませ,部屋にあがる。
 部屋は4人が一緒に過ごせる和室をとっていた。とてもリーズナブルで,お風呂もお家と同じように入れるし,家族が遠慮なく泊まるのには,よいホテルだと思った。
大阪城  翌朝朝食バイキングをとった。ホテルの人の愛想もよいし,昨夜は暗くて分からなかったが,レストランから見える朝の景色を見て,「結構いいいところだったんだね〜。」と呟く。
 遠くに今回は行かないが,大阪城が見える。

国立国際美術館〜バスで?!
バス停  環状線で大阪駅まで戻り,バス停に向かう。そう,国立国際美術館にはバスに乗っていくのだ。
「タクシーでいいじゃん!」という声が隣から聞こえるが,ここは我が家の(私企画の)旅行の常である。家族みな(多分渋々)バス停で「田蓑橋」下車すべく市バス53号系統のバスを待った。
丁度この日が金曜日ということなので,調べると「ノーマイカーフリーチケット」があることが分かり,あらかじめ新大阪で買っておいた。京都,東京につづいての一日乗車券である。市バスの係の人に妻がこのチケットの使い方を聞いてくれた。
関西電力ビル  国立国際美術館は,中之島にある。バスを降りるとその「竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージしてデザインされた」という一風変わった外観の建物がすぐに見えた。また,美術館のそばにある関西電力のビルのとてつもなく儲けてるなと思わせる高層な威容にも目を奪われた。
 ところでなぜ大阪に来てまで美術館かというと,二男の中学校の美術の宿題で美術館に行き,レポートを書いてくるというのがあり,「どうせなら大阪ですませちゃおう。」ということになったのだ。
 国立国際美術館では,この日「モディリアーニ展」をやっていてちょうどよかった。(でも広島でもやっていたような・・?)。
国立国際美術館1  この国立国際美術館は,地下3階の完全地下型の美術館で,現代美術を眺めながらエスカレーターを下に下に下りていくのが面白い。モディリアーニ展を順路に沿って見ながら,美術には門外漢の私は,時代による絵の変化を少しだけ感じ,二男はどういうテーマで持っていこうかと悩んでいた。彼のために全作品の載っている目録を妻が買ってあげていた。

 美術館を出ると,外はとても暑い。バス停まで歩くと,どうやら工事で数百m先に移転されていて,またそこまで歩く。バスの時間までは結構あり,移転バス停は日陰もない。「なんで大阪まできてバスなのかね〜。」という声がまた聞こえてきたような,こないような。(気のせいかな?)

バス通り国立国際美術館2国立国際美術館3


リバティ大阪
リバティ大阪1 結局バスで大阪駅まで行き,環状線で芦原橋まで行く。目的地は,リバティ大阪(大阪人権博物館)だ。これまた観光旅行にはあまりないコースだと思うのが,学校で「人権作文」などが突然(思い出したように)宿題として出されるものだから,真面目にぶつぶつという二男は,長男に聞きつつやはり,「人権といってもねー。曖昧だよね。」といつもの議論を兄弟でしていたことを思い出し,いいきっかけだと思った私が,ここも無理矢理コースに組み入れた。
リバティ大阪2  芦原橋の駅の改札を抜けると,すぐ目の前に「リバティ大阪はこちら」みたいな案内板が見えた。私が何年も前にきたときには,そんなものはなく結局反対方向に出てしまい,アパート群を眺めながら右往左往したことを思い出す。
 案内通りに,整備された歩道をてくてくと歩き,これまた親切に歩道橋にも案内板が掲げられているから難なくリバティ大阪に着いた。
 受付で二男は中学生というので「リバティーキャラクターのシール」をもらっていた。荷物をロッカーに入れていると,案内ボランティアの人がのそっと近づいてきて,「こちらへどうぞ」と言う。それほどのんびりと観覧する時間はとっていないのだけれど・・,と思つつもTVの備え付けてあるインフォメーションルームみたいなところに座らされる。「時間はどれぐらいありますか?」と案内の人が聞くので,「30分ぐらいかな。」と言うと,たぶん短いバージョンのVTRを用意してくれて,見終わると,「ではこちらからご自由に。」ということになった。たぶんあまりの短時間について回るのを遠慮してくれたのだろう。
リバティ大阪への道々1  展示会場を回ると,私が来たとき(何年も前だから)とは全く展示物の内容が違っていた。長男が二男に語っていたとおり「人権といっても幅広いよ。」というごとくの内容に様変わりしていたことに驚いた。でも以前と同じように各コーナーには分かりやすく説明してあるリーフレットが用意されていたので,いつかのためにと思って全部いただいて帰りました。
 私たちの他には,2〜3の団体さんや子どもさんもいたが,賑わっているようには見えなかった。これまた橋本知事が「閉館!」なんてやらなきゃいいけれど。
リバティ大阪への道々2  リバティ大阪を後に,また芦原橋駅に向かう。道々に人権を考えることのできるようなモニュメントが設置されていて,バス停のベンチも「これは太鼓じゃ」というふうに工夫されていた。
 次に向かうのは,この観光の最後の目的地であるWTCだ。電車を乗りついで南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」に向かった。もうお昼をとっくに過ぎている。お腹もへってきた。

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