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旅行山口旅行記4〜湯田温泉,香山公園・瑠璃光寺(2002年5月)
山口旅行記〜湯田温泉,香山公園・瑠璃光寺

旅館は?温泉は?
瑠璃光寺  聖堂を後に湯田方面へ。「おお!来た来た。着いた着いた。温泉街じゃ!」軒を連ねて温泉宿が道路沿いに並んでいた。
 さてわが家の泊まる宿はと、車をゆっくり、目は左右にきょろきょろさせると、「ホテルニュータナカ」の立派な建物が見えた。この近くだろうと少し進んでて曲がるとすぐに見つかった、「ホテルタナカ」。「ニュー」を見なかったら、そこそこ立派に見えたのにと思うような風情ある建物だった。
 チェックインをすませ、部屋に入った。「うーん!やはりゴールデンウィークでこの値段じこれぐらいだよな。」という感じの部屋だった。畳のにおいがする(=あまり使われていないぞ!)、窓から見える景色は?(=別棟の建物が窓の前にでーんと見え、景色はほとんど山しか見えない)、椅子は?(ないし、畳の部屋のみだった)というようにあまりよくないことを書くのも気が引けるが、夫婦で「これは、修学旅行の時に使う部屋だ!」ということに落ち着いた。(確かにこの日も剣道か何か学生の団体が何団体来ていて、夕方玄関の外で素振り?をしていた。)
 でもこのぐらいは覚悟の上、私たちは温泉につかりに来たのだから。温泉は、「白狐の湯」というそうで、泉質もとてもよい。さすが湯田だ!でもここのお風呂、部屋からが遠い。ぐるぐる迷路のようにまわって、結局別棟の一階に階段で降りていくと到着する。おそらく採算性のことがあるのだろう、旅館客以外の人が直接外から別受付を通って入ることができるようになっていた。だから、さっきの学生も含め、大変湯客が多い。でも露天風呂やいろんな湯があり、結構子どもたちも満足した。

香山公園・瑠璃光寺
香山公園  翌日温泉にもう一度つかり、朝食をとって、山口観光に出発!まず行ったのが、香山公園だ。探していくと見えた、五重塔だ!雨上がりの朝で空と緑が大変美しく、池に映える塔も見事なものだ。広々とした公園で、駐車場も無料で、ボランティアの案内の人もたくさんいてた。ちょっと目をそらすと、恒心がいない。どこかの団体さんにくっついて、ボランティアの案内の人の話を聞いていた。
 この公園にある「瑠璃光寺」に入った。我が子は不思議とお寺にもおもしろいものを見つける。

瑠璃光寺  まず目に飛び込んだのが写真の「閻魔大王さん」の石像で、くるくると台の下の石が回るようになっており、これを回しながら念仏を唱えるそうだ。これを二人の子どもが代わる代わる何回も何回も書いている念仏を読みながら石をくるくると回す。とくに恒心はなかなかやめない。(目をつむりながら念仏を唱える姿に、つれ合いの言葉・・「この子、いくつもたすけてもらいたいことがあるんかねぇ?」)

瑠璃光寺  それから、大きな数珠がつり下がっているお堂があって、この数珠の珠を一個づつ落としていき、8回で止めると良いそうだ。なにかのゲームみたい。 面白そうに3人がやるので、私もやっていたが、結構緊張する。というのもゆっくり引っ張ると、数珠が動かず、強く引きすぎると2〜3個いっぺんに珠が落ちるのだ。子どもたちが「お父さん頑張って!一つ・・二つ・・・・7つ・・」などと大きな声で数えるので、まわりのおばちゃんらが喜んでいた。私は恥ずかしかった。
香山公園  公園内には、他にも音が響くウグイス張り(というのがどうか知らないが)石畳もあり、これも何回もドン!ドン!と足を踏みならしながら「音があっちから聞こえるぞー!」といいながら遊んだ。 この様子を見て、又他の観光客が連れられてやっっていた。私たちはさくらか。

雪舟庭園 → 帰途
雪舟庭園  もう一カ所雪舟庭園に行った。ここも来たことがあるのだが、やっぱりお庭は、私たちには、まだ似合わないかな?というところだった。暑くなってきた中をぐるぐると回った。「あれは富士山かなぁ。」と私が言うと、だれかが富士山の格好をしていた。(さて誰でしょう?)
雪舟庭園  自動車道に入り、クーラーをガンガンにして家に向かった。いつものように子どもたちには、「まだかねぇ?、まだねぇ」とトイレを我慢する苦行が待っていた。
 初めてのゴールデンウィークの小旅行でしたが、近くなら何とかなるし、楽しかった。でもよく考えてみると今回は、神社→キリスト教会→お寺という宗教めぐりだった。

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