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ソフトボール入門
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レッスン5 進塁の表記


ココが山場です。しっかり、理解しましょう!

・打撃が完了すると、打者は走者となります。走者が進塁したとき、だれによってその進塁がなされたかをかっこつきの打順で記します。

(a)ヒットで出た1番バッターが、次打者のヒットで2塁に行ったとき、1番バッターのマスの右上(1塁から2塁への進塁)の領域に(2)と書きます。
(b)2番バッターのヒットで、ファーストランナーがサードまで行った場合は、左上の領域に(2)と書き、1塁から矢印をひきます。
(c)ホームインして、それが打点だった場合、打点をあげた打者の打順を丸で囲みます。
(d)エラーで進塁した場合も同様に、進塁した塁に、そのときの打者の打順を書きます。この場合、打点がつかないのでホームインしても(2)でよく、菱形の真ん中にも●ではなく○を書きます(○は自責点でない失点)。
(e)打った打者がエラーで2塁まで行ったような場合、1塁から2塁まで矢印を書いておきます。
(f)盗塁はS、暴投での進塁はWP(ワイルドピッチ)、捕逸での進塁はPB(パスボール)です。右図は、ストレートのファーボールから、盗塁、暴投、捕逸で1点を献上するという悲惨な例です。どの投球のときに盗塁などがあったかを、「’」などをつけて対照させています。
(g)犠牲バンドは、打撃内容を四角で囲みます。例は、センター前ヒットで出た1番打者を2番打者がピッチャー前のバントで2塁に送り、投手は1塁に入った2塁手にボールを送ってアウトにした例です。
(h)犠牲フライは、打撃内容を三角で囲みます。例は、3塁打で出た3番打者が、4番打者のセンターフライでタッチアップしてホームインしたところです。打点と自責点がついています。
(a)

(c)

(e)

(g)
(b)

(d)

(f)

(h)

直線上に配置