D51系946号機蒸気機関車

D51形蒸気機関車は昭和11年より製造されたテンダー式蒸気機関車です。デゴイチの愛称があります。
D51946号は、1944(昭和19)年に製造され、福島県いわき市湯本のいわき市石炭化石館で静態保存されて
います。




石炭化石館展示名板より
D51型式蒸気機関車は、最大出力1250馬力 最高速度85km/h けんいん力1100tという素晴らしい
性能をもつ蒸気機関車で昭和11年より制作が開始されました。この機関車は、昭和19年3月にD51型の
946番目に制作され、戦時から戦後の復興期を通して力強く走り続けました。とくに昭和33年4月から
昭和45年8月まで、水戸鉄道管理局平機関区に配属され、石炭輸送をはじめ、常磐線の貨物輸送に大い
に活躍し、当地方の産業経済の発展に大きく貢献しました。しかし国鉄の電化計画に伴い、この勇姿が
鉄路から消えるのを惜しみ、昭和45年8月から平松ヶ岡公園に展示されていましたが、当館設立を機に、
より多くの人々にその功績を知っていただきたく、昭和60年3月当地に移し永久にミスターSLの栄光を
讃え、その姿を公開することとしました。
   D51946号の概要
型式称号  D51形型
制作年月  昭和19年3月26日
最大寸法  長さ 19.73m
       幅   2.93m
      高さ  3.98m
機関車重量 88.8t
移動期間  25年10ヶ月
実運転粁  124万Km(地球31周)

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