2007.8,4〜5 長野県諏訪市諏訪湖畔
Prologue
シンガーソングライター，沢田聖子（さわだ しょうこ）さんのファンクラブに入って6年目になりますが，毎年行われる宿泊イベントには一度も参加した事がありませんでした．
かなり「濃い」ファンの集まりだと言う先入観と，自分が障害者であるという事が参加から遠ざけていました．
でも，振り返ってみると，今までの人生の中でいろいろな出来事がありました．
その都度，多くの人に支えて頂きました．
その中には聖子さんの唄やスタッフの方々，ファンの方々もいました．
今年(2007年)は，3月から7月にかけて聖子さんのコンサートに何回か足を運び，その度に聖子さんの温かい人柄に触れる事ができました．いままでの事も含めて．どうしても聖子さんに「ありがとう」を伝えたくて参加させて頂くことにしました．
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JR上諏訪駅の風鈴 |
2007年８月4日（土）
JR上諏訪駅から送迎バスに乗って上諏訪温泉RAKO華乃井ホテルに着く．ホテルの隣が諏訪赤十字病院という，絶好？のロケーションである．
14:30分から受付開始．名簿，スケジュール表などを受け取り，オリエンテーション会場の宴会場へ．
聖子さんやスタッフから2日間のスケジュールや注意事項などの説明の後，夕食およびミニライブの席を決めるため，部屋の代表者が聖子さんからトランプを引きました．
クラブのエース(A)から入場し，最後はジョーカーの順に会場に入る事になりました．私の番号は10番，どちらかというと後の方ですね．
その後は夕食まで自由時間．
まずは温泉とばかりに，浴衣に着替えて大浴場へ．内風呂，露天風呂の他に地酒風呂があります．ほのかにお酒のにおいがしますが，飲用は不可．効能としては高血圧などに効くとありますが，かえって血圧が上がりそうです．
持て余すほどの時間があると思っていましたが，実際には温泉に浸かって一息つくと，もう夕食の時間でした．（結構，なが〜湯）
ファン代表の乾杯の挨拶で，夕食が始まりました．
夕食後はゲームとミニライブ．
ゲームはテーブル対抗で，ツアー30カ所で唄った曲名や会場名，都道府県名などの問題に対して，正解をたくさん書いたチームにポイントが入り，一番ポイントが多かったチームに商品が出ます．
都道府県名では24都道府県名を書いたチームが出て，大喝采．
沖縄，愛知，東京，北海道などでは2回以上ライブをしているので，24という数字はほぼ完璧に近いと思います．
ライブは，いつもはギターのサポート，ツボやん（坪井寛氏）が一緒ですが，きょうは聖子さんひとりです．
ライブの後，みんなで湖畔に出て花火を見る予定になっていたので，聖子さんは腕時計を気にしながらのライブでした．
花火の後の２次会（自由参加）ではクイズで盛り上がりました．
昔のテレビ番組「クイズグランプリ」にちょっと似ています．
問題が
| 沢田聖子の周辺人物 | 沢田聖子の歴史 | 沢田聖子の楽曲 |
聖子さんから指名された人は，まず問題を選んで，聖子さんが読み上げる問題に答えて，正解すると商品GET．
かなりCoreなファンの集まりのはずですが，なにぶんお酒を飲んでいる（2次会はフリードリンク）のと高齢化のせい？で，簡単な問題でも答えが出てこなくて，聖子さんがイライラ・がっかりする場面も．
楽しい時間はあっという間に過ぎて，午後11:30に解散と相成りました．
2007年８月5日（日）
事前の案内では，今日は諏訪湖畔をハイキングしながら，遊覧船乗り場まで行くことになっていました．しかし，昨日のオリエンテーションで，ただのハイキングではないことがわかりました．
コースの途中11カ所にひらがなを書いたプレートが隠されていて，その文字を使って語句を完成させるという，オリエンテーリングなのでした．
いつの間にスタッフが仕込んだのか！と思う様な場所に，文字が隠れています．川の中の蓮の葉の上．道路標識の裏，消火栓の赤い箱なんかは，こんなところに貼ってイイの…？．
聖子さんも，私たちと同じ様に歩き，文字を探しました．
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全員で遊覧船に乗りましたが，だれも景色を見ていません．
みんな1１文字とにらめっこしながら，言葉を考えています．11文字の中には使わない文字があるかもしれないという事が知らされていました．
その11のひらがなは，
| う | ぐ | れ | こ |
| と | し | は | ん |
| よ | き | い |
ですが，ひとつ言葉が思い浮かぶと，それが正解の様に思えて頭から離れなくなってしまいます．
遊覧船をおりて，ホテルに帰って中華料理の昼食を食べながら，正解の発表がありました．
事務局が用意した正解は「しようことはいきんぐ（聖子とハイキング）」でしたが，珍解答，迷解答が続出しました．
ぐれいとしようこ（グレイト聖子），しようこはぐれいと（聖子はグレイト）
しようことはいれぐ（聖子とハイレグ），
きよしはれいんこうと（きよしはレインコウト）
しようこはきれい（聖子はきれい）…などなど．
最後に，３本締めをして楽しかった2日間の全日程を終わりました．
Epilogue
最初の目的，聖子さんに「ありがとう」を伝えることはできたでしょうか？
聖子さんの前では緊張してしまい，言葉では伝えられませんでした．
結局，自分が楽しんで，終わってしまったような気がします．
また，次の機会を待つ事にします．
2日間を通じて感じたのは，スタッフの方々が少ない人数で，周到な計画をたてて，完璧な準備をし，そして当日のサービス精神旺盛な対応や姿に感動しました．
聖子さんだけでなく，スタッフの方々のファンにもなっていしまいました．
ファンクラブの過去の会報を読み返すと，宿泊イベントに対していろいろな意見があり，存続が危ぶまれた事もあった様です．
また，以前に比べたら参加者も減っているとのことでした．
ちょうどファン層が，仕事，子育て，教育，住宅ローンを抱えている世代なのだと思います．
でも，これからも，ぜひ続けて欲しいと思います．
そうすれば必ずまた参加するファンが戻ってきてくれると思います．
おじいちゃん，おばあちゃんになっても，続けてほしいと思います．
