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〜 南極Q&A、補足 〜
旅の記録には書かなかったこと、その後思い出したこと、Q&Aです。
Q 一般の人でも行けるの?A行けます。私も行ってきたくらいですから。私がお世話になった南米の最南端からのツアーの他、南アフリカの最南端、ニュージーランドなどからのツアーがあるようです。でも、南極まで一番近い南米(それでも1000km)からのツアーが最も多いようです。
Q いつでも行けるの?A南極へ行ける時期は夏、南半球なので12月から2月までがシーズンです。その他の季節はとてもじゃないけど行けないみたいです。
Q 寒いの?A私が行った時、南極は夏。気温は氷点下になるかならないか といったところでしょうか?風が吹くと寒いかな って感じですが、それ以外は八王子の冬よりも暖かかったです。
Q 昭和基地とか見れるの?Aツアーで行くところは巨大な南極大陸のごく一部です。南極大陸の形をエイに例えると、南米からのツアーでは尻尾の先端部(南極半島の先端)しか行きません。従って昭和基地は見れません。
Q 南極点には行くの?A行きません。ツアーは船でのクルーズなので、海岸沿いしか行きません。通常のツアーでは、南緯66度33分の南極圏にも到達しません(南極大陸であっても南極圏ではない場所もある!)。
Q 南極に宿はあるの?Aありません。ツアー中は船の中で寝泊まりします。
Q 何があるの?A何もありません。(^^; 基地くらいですかね?その代わり、とてつもなく大きな自然があります。
今回のツアーは...日本の2つの旅行会社の共同主催でした。日本から14日間のツアーで、メインの南極クルーズは8泊9日、それ以外は殆ど飛行機での移動でした。実は今回のツアーは、ドイツの旅行会社が押さえていたクルーズ船がキャンセルされ、出血大サービス価格で急遽組まれたツアーだったのです。従って価格は\475,000〜。これは南極ツアーとしては破格の値段でした。
ツアーの必需品南極という少々特殊なツアーのため、持っていかなくてはならない装備にも変わったものがあります。それは...長靴です。南極にはクルーズ船の停泊する港などは何もありません。従って上陸するには、沖に停泊したクルーズ船から、ゾディアックと呼ばれるゴムボートに乗り換えて上陸します。ゾディアックから降りる時にはどうしても海水の中に立たなければならないので、長靴は必需品となるわけです。 幸い雨男の私は、昔から愛用している長靴がありましたが、このツアーに参加するために新たに買った人も多かったようです。
気温との戦い真冬の日本から真夏のアルゼンチンを通り越して寒い南極へ行く今回のツアー、最初はちょっと大変かな?と思ったけど、なんとか無事に体を壊すことなく帰ってくることができました。南極も思ったより寒くなく(ちょっと拍子抜け)、逆に南米最南端のウシュアイアが寒かったのが意外でした。また、帰国したら2月中旬なのに5月の気温だったのには驚かされましたが...それにしてもアルゼンチンは国土が広く、南北にも長いので最南端のウシュアイアと北端のイグアスの滝では気候が全く違います。ウシュアイアでは冷たい風が吹き荒れ、街の裏山では雪が降っていたのに、イグアスの滝ではまとわりつくような暑さと湿気で、とても同じ国とは思えません。
初めての海外旅行初めての海外が南極なんて...周りの連中も呆れています。でも、今回のメインであったクルーズ船もクルー以外は全て日本人だからあまり海外旅行といった感じはしなかったですけどね。一人で歩いたブエノスアイレスや有志6人で行ったイグアスの滝では「あ〜 外国来たんだ〜」って感じがしたけど...
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