いよいよ第二次湾岸戦争がリアルになってきました。
日本はアメリカ支持を明確にしました。それはイラクと戦争をすることと同じ事です。
日本は太平洋戦争後、奇跡的な復興をとげ経済大国に成長しました。冷戦と言われる不安定な世界情勢のなかでも日本は日米安保条約の元に軍備や徴兵とは何の関係も無くただひたすら平和に金儲けを続けてきました。
日本は世界に対して多くを語りません。他国の大陸弾道弾ミサイルが領空を横切っても「まことに遺憾である。」の独り言で済ませてしまうほどの寛大な国です。こんな国家は日本以外に地球上に存在しないと思います。
外交が下手だとか、世界に届く言葉を持っていないとか、主張が足りないとか、頭に来ちゃってる日本国民も多いと思いますがそれも一つの生き方かもしれません。
我々日本人にとって理解出来ない某国国家元首の言動や政策が横暴に感じたりする事がありますが。我々の総理の言動も他国には充分理解出来ないんじゃないでしょうか。日本は言われるまま金だけ出して勝利も名誉も欲しがらないあわれな国だと思ってる人がいるのかもしれません。でも日本が世界の尊敬よりも国内の平和維持を最重要に考えていたとすれば、日本の戦後外交は完全に勝利し続けていると言えるのかもしれません。何考えてるか解らない奴は気持ち悪いから誰もちょっかい出さないのかもしれません。
第二次湾岸戦争が開戦すれば、勝敗に関係なくアメリカは孤立するかもしれません。そもそも明確な敵国さえ解らない現代戦争には明確な勝利すらないのかもしれません。もしアメリカが孤立するなら日本はアメリカと運命を共にするのでしょうか。そのあたりも見事に「うやむや」にしてアメリカに変わる新しい勢力に身を任せて得意の「のらりくらり」で金だけ出して世渡りしていくのでしょうか。何をやっても世界に相手にさえされない外交こそ日本外交の妙技と言えるのかもしれません。
「正義」とは「美味しいラーメン」のようなものです。美味しいラーメンは人の数だけ存在します。でも自分が美味しいと思うからといって人に紹介はしても強制するものではありません。ましてや鉄砲を突きつけて無理やり食べさせるなんてナンセンスです。
反戦を語るのは簡単な事です。ただし反戦を主張する事は勇気がいることです。自分自身に直接利害関係が発生しなければ戦争なんて断固反対です。ところが命をかけて戦ってでも貫かなければならない信念を持った人もいるのです。その志は当事者にしかわかりません。それを解ったふうな顔で簡単に反戦を叫ぶのは簡単な事だと思うのです。
戦争でなければ解決しない事もあります。ただしその解決とは戦争に勝利したものにとっての解決でしかありません。つまるところ戦争がもたらすのは「解決」ではなく「決着」だけです。
必要なのは決着ではなく解決だと思うのですが、解決には多くの対話と時間がかかります。数十年もしくは数百年かかるかもしれませんが、それはしかたない事だと思います。
解り合う事は難しい。言葉で解らない事は殴ったって解らない。そもそも解決なんていう奇麗事は無いのかもしれません。でも解決の為の手段は戦争なんかじゃだめだと思います。戦争が避けられない最大の問題は「戦争で解決したい人」が存在するからなのかもしれません。その問題にこそ早急な対策が必要なんじゃないでしょうか。
ボクは「正義の為の戦争」なんて言う人の勧めるラーメンは絶対食べたくない。