上野不忍池のほとりの小路を歩いていると、足元を一匹の虫が横切って行きます。姿形は似ているようでも、どうやらゴキブリではなさそうだ。サナギのようなその姿の正体はどうやら羽化前の蝉らしい。蝉は登り易そうな木を見つける為に小路を渡ろうとしてる様子。彼は動いていたから見つけられたものの、小路のあたりを見回すと志半ばで踏まれてしまった彼の仲間達をたくさん見つける事が出来た。
羽化前の蝉は薄かった。ボクが想像する蝉の抜け殻は丸々とした姿だ。それは羽化に際し背を割った為に大きく見えるのか、殻に入り切れぬ程大きく成長した為なのか解からないけど、ボクのイメージとはだいぶ違ったようだった。
彼は多少のお節介で小路の向こう側まで無事に辿りつけたものの、その後ちょうど良い木を見つけて、羽化し元気に飛び回っていれば良いんだけどな、と思う。
今回の最大の問題は「蝉の抜け殻が歩いてる!」と思ってしまった事だったりします(笑)