《戦略技術研究所》 |
『ゴーストライトX』 |
Online Magazine"Ghost Write(GW)" |
やほ、鳩羽です。
GWX! ラストは頂き!
美咲「欄丸、勝負だ! 本物のシューティングガードの力、思い知れー!」
欄丸「美咲さん、帰宅部だっていってたじゃあないですか。って何でバッシュ(バスケット・シューズ)履いてるんです? しかも『エア・ジョーダン』」
美咲「そぅれ、スナイパーシュート!」
欄丸「ああ、そっちのシューティングですか。で、何をガードしてたんです?」
美咲「味方の旗に決まってるだろう……ほい、ダーンク!」
欄丸「……それ、レイアップっていうんですけど」
『東海道五十三次』
東さん「――へえ、日本橋から三条大橋までとは、大した道中ですなぁ」
西さん「そんなことあらへんで。道中だけに『どおっちゅう』ことないわ」
東さん「……しかも一人旅とは」
西さん「ああ、わい、忍びやさかい『おともなく』動かなあかんねん」
――だったら忍べ!
美咲「欄丸! パス!」
欄丸「あの、1ON1なんですけど?」
鳩羽でした。
こんにちは、編集Iです。
早いもので、GWXも後僅かです。Yではどんなこと、やるんでしょうね? 新連載準備もあるようですが、実際に始まるかどうかは怪しいです(他人事)。
ところで、こないだ欄丸さんが記事FDを持って来た時、動作がロボコップみたいでカッコ良かったです。ウィーン、ガシャ! って感じでした。でも、階段の上り下りはED209みたく、ぎこちなかったです。オムニ社製品って駄目ですね。
それじゃまた、Iでした。
電子戦術記事担当のダイドーだ!
リンク、リンク0、バースデー……何!!
「写真展示の趣味サイトを運営しています。リンクフリーで相互リンクOKにしているのですが(対象は個人サイト)、誰もリンクしてくれません。カウンターや掲示板はそこそこ盛況なのですが……何かコツでもあるのでしょうか?」
……おいおい、そりゃ宣伝しかないだろ(思わずシラフ)。
……カーーッ!! フンガー!! よぉし! 伝授しよう! まず! 貴様のサイトへの(相互)リンクを「有料」にするのだ! その後暫くして「無料リンクキャンペンーン」を実施するのだ! 「決算大セール! 残暑ざんしょ? 無料リンクはいかが?」とやるのだー!
ヘビー級フラッシュバナーを作成し、SALEで売り尽くせー!
こんばんは、漕戸です。
今回からは趣向を変え、悩みを抱えるあなたを、占いで導きます。
「リストラのショックから立ち直れない」あなた
ムニムニー……ホイ! 出ました。ラッキーワードは「がてん」です。頭を使うか体を使うか、ってことですね。ファイト一発逆転! 汗をかきましょう。
「退屈な日常にウンザリで生きがいを求める」あなた
ヌヌヌー……ヘヤ! 出ました。ラッキーワードは「おべんきょう」です。手札が少なければ、勝負にすらなりませんからね。選択肢は多い方がいいってことですね。
いかがでしたか? さてさて、占って欲しい方、お便り、お待ちしてます。宛先は「【投書】えるちゃんへ!」です。待ってまーす。
漕戸でした。
インターネット・サイトを転々とすることは、繁華街でのウィンドウショッピングに似ている気がする。片や、余りに無作法だったり素人じみてたりするのは恥ずかしいので、それらしい知識で取り繕い、片や、街行く人々の視線を意識して着飾ってモデル顔負けな歩き方をしてみたり。
自分が歩いている時は意外に気付かないが、実は、周りにいる人達は、自分なんて殆ど見てはいない。視界の隅にチラッと映る、その程度でしかない。自分が歩いている時、すれ違う何十、何百という人々を、ほんの一瞬しか意識しないのと一緒。実際、一人一人をじっくりと観察するなんてことは、まずやらない。なのに、何故か自分が歩く番になると、周囲の視線を気にしてしまう。
不思議不思議。だって、誰も自分なんて見ていないことは、百も承知な筈なのに。
(……サァーイレントーキィー……)
こんばんわ、岸里徹です。今宵は、カントリーサイドの素敵な曲をお届けします。
着メロ、ダウンロードしたいのに、曲名そのままじゃ見付からないのか……。じゃあ「宮崎駿」で検索……ないなぁ。「耳をすませば」だと……だめか。「オリビア・ニュートン・ジョン」なら……え! これでも? 何でだ?
さて、そんな貴方にお届けする曲、『TAKE ME HOME, COUNTRY ROADS(カントリー・ロード)』です。では……。
♪コンクリートロード――
さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。ジョン・デンバー。
ジャーナリスト、野輝です。
旧ソ連のKGBなら、映像を撮られるようなヘマはしないでしょう(笑)。ところで、「戦略原潜」が沈没した場合、報道されるのでしょうか? ……まさかね(笑)。
やほ、鳩羽です。
欄丸病欠。……全身が筋肉痛になるほどシューティングするなー!!
『ザ・サバイバー』
シビリアン「もう! なんていい加減な地図なの! 迷ったわ、完全に!」
サバイバー「大丈夫、任せろ。まずは方位の確認だ。北はどっちだ?」
シビリアン「解らないから迷ったんでしょう!」
サバイバー「よし。君の腕時計の短針を太陽に向けるんだ。6時の方角が北だ。俺の腕時計はデジタルだから」
シビリアン「日没から何時間経ったと思ってるの! 馬鹿じゃない?」
サバイバー「ならば、あそこにある大木を斬り、年輪をみよう。年輪が密集している方向が北だ。ほら、あそこに金物屋があるから、ノコギリを調達してきてくれ」
サバイバー「時間がかかったね。おや? ノコギリはどうしたんだい?」
シビリアン「店の人に正確な地図を書いてもらってたのよ」
サバイバー「よし、北はどっちだ?」
シビリアン「南の反対よ」
サバイバー「オッケイ! レッツゴー!!」
――雑学王。
電話口で「スリー(ポイントシュート)が届かなかったんですよ!」とかいって泣いてた。そりゃそうだろう、年を考えろよ、年を。けけけ。
鳩羽でした。
電子戦術記事担当のダイドーだ!
ITな革命にeコマース、経済もまたPCなくしては語れない時代である!
「サー、SOHO{ソーホー}って何ですか?」
SOHOとは「双方」の業界表記だ!! つまり! 電子メール交換やネットワークサーバーでのデータ共有などのことだ! 嘘だ!! 本当は「スモールオフィス・ホームオフィス」の頭文字であり、会社規模をPCにより縮小したり、または会社そのものをなくし社員を在宅勤務にさせ、PCネットワークにより仕事をすることだ!
だがまぁ「双方」で良いではないか。大した違いではないし、何より語呂が良いではないか。
欄丸です。
今回は「情報」についてです。
私はある物を探していました。それは「バスケットゴール」です。あの、小中高校の体育館にある、あのバスケゴールです。理由は「ただ打ちたかっただけ」です。
近所の公園にそれらしきものはなく、また、学校施設の利用は事前の予約などが必要なのは知っていたので、まずはインターネットで検索してみました。が、こういった漠然としたサーチは常識的に役立たずで、仕方がなく役所の公式サイトを一通り閲覧。するとそこに「ミニバスケットボール」なる単語を発見。翌日、役所へと出向きました。
担当は生涯学習課というところで、地域活動・住民相互のコミュニケーションの推進を担当するところでした。
「ミニバスについて、サイトで見ました」と切り出したところ、役人は困惑し「え? 広報ですか? ……そういうの、ありましたっけ?」などという。別の役人がブース奥のPCで、私が閲覧していたページを探っていたので、私はずかずかと入り込み「そこのトップ、それです、○○へ飛んで下さい」と指示。漸く話が通じました。
すったもんだで「コミュニティスクール」なるものを幾つか紹介され、しかしこちらの「ただ打ちたかっただけ」とは掛け離れていたので、仕方がなく市民窓口へ行くことにしました。ちなみに「ミニバスケット」はプレイヤーが小学生などのものを差します。
「バスケットのゴールがどこにあるか、解りますか」と問い、待つこと十数分、意外な事実が現れました。
結論は、私の住む「市」の公園にはバスケットゴールは「一切存在しない」というものでした。なんでも、昔、公園にゴールを設置した際、そこが頭の悪い連中の溜まり場になり近所からクレームが相次ぎ、遂には撤去となった、とうことでした。
どうにも八方塞りとなり、駄目もとで公園を統括する課へ行き、同じ質問をしてみましたが、解答は同じくで、更に「設置する予定も、それを許可することも、当分はない」との返り討ち。自腹で近所の公園に設置しようか、とも考えていただけに、これはショックでした。
有益な情報を得られぬまま日は暮れて、私は茫然自失のまま帰路へ。体力も気力も失せ、足の赴くまバーのドアをくぐりました。酒でものまなければやってられない、そんな心境だったのでしょう。
そこは夕方開店、深夜2時までの、カウンターがメインの小さなバーで、普段から気にはなっていたものの、常連御用達な雰囲気だったので敬遠していた店でした。
午後7時、客は一人もいず、私はカウンターの一番奥に座り「ビーフサラダと、テキーラの一番安い奴」と注文し、突っ伏しました。40代のマスターが「テキーラはどのようにします?」と聞いてきたので「ストレートで」と返し、次はどこを探そうかと思案していました。しかしアテなどありません。
やはりどこかの有料サークルに属さなければ、シュートを打つこともままならないのだろうと、諦め気分で、出されたテキーラを喉に落としていました。
1杯目を飲み干し、サラダを始末したところで、私は下らない、あることを思い出しました。それは「ドラゴンクエスト」などのRPGゲームでは「酒場が情報元」だということです。馬鹿馬鹿しいといえばこれほどのものはないのですが、酔いも手伝い、私はマスターに声をかけました。
「すいません。この市のこと、詳しいですか?」
当惑するマスターに「バスケットのゴールを探しているんですが、市内にはないらしいんです――」と続け、その日の顛末を語る。すると――
「……近所ではないんですが、ゴールのある公園、穴場を知っていますよ」
この時の驚きといったらもう! 筆舌に尽くし難いものでした。
話を聞くうち、そのマスターは中学生時代にバスケをやっていて、今でも市内の体育館を借りて同世代と遊びでプレイしていて、前述の情報はそういった仲間からのもの、ということが解りました。マスターはメモ用紙に地図まで書いてくれて、初来店にも関わらず、私はその店を「お気に入り」にインプットしました。
気が付けば4杯目、すっかり砕けた私は、得た情報と、それを提供してくれたマスターに感謝しつつ、その店や酒についてなど、お喋りを続けました。店の名刺を頂き、「プロバンドによるミニライブをやる日があるので、宜しければ住所をここに(ノートを差し出す)。案内状をお送りしますよ」、好感度はオーバーヒート。
結局、私が店にいる間に別の客は現れず、ともかく一転、意気揚々と帰路に就きました。
RPGゲームの酒場がどうだかは別として、細やかな、身近な情報というものは、やはり「人」から「聞く」のが一番だと改めて思い知りました。
それではまた次回。
やほ、鳩羽です。
「オフィスみさき」新人募集! 条件は「美男子」で「医者か弁護士」。あ、「資産家」でもいい。
『ナイスガイ・リターンズ』
俺の愛車はマスタング。やかましいし燃費も悪いが、いい奴だ。ツヤツヤのファミリー・カーを横目に夜中の首都高をぶっとばすのは、実に爽快。だが、ガールフレンドの粘り強い頼みで、なんと! カーナビを付ける羽目になっちまった! おいおい、勘弁してくれよ!
カーショップで値段を見て驚いた。予算オーバーだ。と、棚の片隅に埃をかぶったカーナビがあった。型古らしく、値段も相応。取り敢えずカーナビならなんでもいいだろう。早速取り付け、試運転。
……なんて間抜けな様相だ、まあいい。目的地を設定、音声ガイド機能で俺のマスタングはすいすいと自宅へ辿り着く……筈だった。
「ピッ。えー、次の信号を、右折……します? 割と近いらしいんですが」
「ピッ。あー、そこの交差点は……えっと、この辺りにはあまり詳しくないもので……」
「ピッ。んー、そこを左折。……あれ? 違いました? おっかしいなぁー」
ヘイ、ハニー。こんなんでいいのかい?
――駄目だろ、きっと。
え? 応募が一件もない? んじゃあ目一杯妥協して「貯金が1000万円以上」でもいいぞ。
鳩羽でした。
こんにちは、編集Iです。
夏休み映画、みなさんはもう鑑賞されましたか?
私は『グラディエイター』『ジュブナイル』『ミッションインポッシブル2(MI:2)』を観て、まだいくつか観る予定です。第一候補は『シャンハイ・ヌーン』で、あと『ホワイトアウト』『さくや』『タイタンA.E.』と続きます。
いないでしょうが、まだ『MI:2』観てない人ー、ジョン・ウー監督はただものではないですよ! あの『スパイ大作戦』を、あれだけ陳腐に仕上げる監督なんて、そうそういるもんじゃあありません。必見です!
トム・クルーズによる手に汗握る格闘シーンは、帰宅してすぐさまスティーブン・セガール『UNDER SIEGE(沈黙の戦艦)』で鬱憤を晴らす勢いでした。さすがはセガール! やっぱり本物は違うなぁー。そういえば、VTR『マトリックス』を観た後も、セガールの『UNDER SIEGE2(暴走特急)』を観たような気がします。
フィルム編集やCG・VFXでは出せない迫力! あー、ジャッキー・チェンが呼んでいるー。
それじゃまた、Iでした。
やほ、鳩羽です。
毎日ゴルフにパーティーに、テニスまで始めて大忙し。でも、何か忘れている気がする……そうだ! 「診察」だ!
『ぽかぽか牧歌』
患者「ぐぁぁ! 痛い痛い! は、早く何とかしてくれ!」
医者「えー、ああ、はいはい。じゃ、まずはと……どうされました?」
患者「だだだから! 喉{のど}に魚の骨が! いででで!」
医者「はぁ、なるほどねぇ。ちなみに……どんな魚ですか? 海? 川?」
患者「ぎっ! そんなこと! うぇっ! どうだってー!」
医者「まあ、そうですね。じゃ、取り敢えず血圧を測りましょうか」
患者「ほ、骨! ここだ! 血圧はどうだっていい! さっさとしてくれ!」
医者「骨ですか。最近は骨密度が低い方が多くて、これは問題ですねぇ」
患者「あんた! 医者だろ? 治療しろよ! なんでそんな呑気なんだよ!」
医者「ああ、私、口腔科ですから。口腔科ってのは要するに喉科で、ですから『のどか』なんですよ」
患者「医者はどこだー!!」
――相手が年配だと、良くある。
美咲「おい欄丸、なんだそれ?」
欄丸「骨髄バンクの案内資料です。ちょっと興味があったもので。美咲さん、髄液提供、します?」
美咲「そうさなぁ、金利、何%だ?」
欄丸「……クルクルパーです」
鳩羽でした。
こんばんは、漕戸です。
虫が出てくる嫌な季節になりました。苦手なんです……ああ、独り言です。それでは本日は「アラクニド種占い」です。
――「ユーロピギ」のあなた
仕留めるには中枢神経系を狙う以外ありません。ウォリアー!
――「ソリフーガイ」のあなた
おとなしいですが、極めて強力です。取り敢えずニューク弾で。プラズマー!
――「アンブリピギ」のあなた
巨大かつ狂暴ですが、一瞬の隙にチャンスあり。タンカー!
――「オピリオネス」のあなた
一番手強い相手です。グレネード弾をお見舞いしましょう。ホッパー!
――「スキゾペルティーダ」のあなた
地味ですし脅威ではありません。解剖実習にでも使いましょう。チャリオット!
――「セレバス・レックス」のあなた
……恐怖? 恐れているぞー! ブレイン!
漕戸でした。
(※編集部:漕戸さん! 全然解りません!)
欄丸です。
コーヒーブレイク。
平日休暇を役所&図書館の情報収集で過ごしていたら、携帯電話が震えた。見ると「非通知」。
欄丸「もしもし、美咲さん? 何か用事ですか?」
美咲「うおっ! なんでバレるんだ! 逆探知は不可能だって聞いたのに!」
欄丸「あの、今日は休みの筈ですけど?」
美咲「ったく、サー・ダイドーの助言はアテにならん!」
欄丸「……切りますよ?」
美咲「おお、欄丸か? 今すぐこい。オフィスじゃなくって自宅の方だぞ」
欄丸「あの、休みなんですけど?」
美咲「ツーッ、ツーッ、ツーッ……」
電車とバスを乗り継いで、2時間かけて美咲さん宅に到着。チャイムを押す。
美咲「ん? 欄丸? なんか用か?」
欄丸「……いい機会なんで、護身用のスタン・ガン、試してみてもいいですか?」
美咲「ジョークだ、気にするな。うちの冷蔵庫が壊れたんで、ちょいと見てくれ」
欄丸「いつから「オフィスみさき」は家電メーカーになったんですか? っていうよりスタン・ガン、使わせて下さい、是非!」
美咲「冷凍庫は効いてるんだけど、冷蔵の方がどうもな……」
欄丸「……解りましたから、銃口を向けるのは止めて下さい。トリガーに指が掛かってるじゃないですか」
美咲「急所は外すから安心しろ。で、どうだ?」
欄丸「ああ、本当ですね。冷蔵部分に冷気が来てない。これはメーカー修理じゃなきゃあ無理ですよ。冷却媒体部分が破損してますね」
美咲「ちっ! 役に立たん奴め。しかし、なんでいきなり壊れるんだ?」
欄丸「……あのね、美咲さん。ここ、横のところをヘコむくらい強く蹴れば、自動車だって壊れますよ」
美咲「まったく、ヤワな冷蔵庫だな」
欄丸「たぶん私でも壊れますよ」
美咲「揃いも揃ってヤワヤワだぞ」
……往復4時間強で麦茶一杯! ボランティア活動だって、もっとマシだと思いませんか?
それではまた次回。
電子戦術記事担当のダイドーだ!
良いか皆の衆! ノートPCのサイズは「B5」までだ! それ以上はノートとは呼ばん! 図体のでかいノートなど、既にデスクトップ(机の上で使う)である! 「起きて演算、寝て記憶」こそノートPCの醍醐味! 片手で持てないノートなど、もはやカバンだー!!
電車や喫茶店でサッと取り出すB5ノート。鮮やかなタイピングで観衆は釘付けだ! ……む! しかしサッと取り出したPCが実はデスクトップだと、更に釘付けか? ……はっ! いかーん! 否否いなぁー!!
いや、しかし薄い液晶モニターなら……ノォー!!!
客観的、主観的といった表現がある。ところが、実際のところ「客観」などというものは存在しない。客観的意見というものがあったとして、それは「客=第三者」の主観の「総称」であり、要するに「主観的」なのだ。最大公約数的意見であろうが、多数決的意見であろうが、客という「仮想の個人」の「主観的」意見には違いない。
何かを客観的に見たり語ったりすることは、事実上不可能。映画の賛否などで試して見ると良い。結果は「私は好き」だが「みんなは嫌い」くらいにしかならず、「みんな」の中には、その映画を好きな人も嫌いな人もいることくらい、容易に想像出来る。
要するに「人間原理」という、あれであろう。
欄丸です。
先日、野輝さん宅にお邪魔した時、PCだとか家電だとかの話題が出たのですが、普通のお宅には「ハンダごて」はないのですか?
簡単な作りの配線の修理が出来ず、不弁じゃあないですか。ニッパーやドライバー(ねじ回し)各種は揃っているらしいのですが……いかがです?
それではまた次回。
ジャーナリスト、野輝です。
最近の若者はゲームという仮想世界と現実とを区別出来ず、人を殺すことを、ゲームをプレイするのと同じ感覚で行う。故に若者による凶悪犯罪が多発している……と、「マスコミ」が申しておりました。
精神科医や心理学者による著書にも、同様のことが書いてありました。
……えー、では、凶悪な若者により身内を殺害された遺族は、若者がプレイしていたゲームを作った「ソフト会社」か、そのゲームのプロデューサーを告訴するのが、スジなんでしょうか? 何せその若者を、凶悪な犯罪者に仕立て上げたのは、ゲーム「らしい」ですから。
或いは、インターネットのアングラサイトでのチャット交流などにも、凶悪な若者の片鱗が見え隠れしているので、WWW構想を打ち出した「アメリカ合衆国」の「国防総省」、或いはゴア副大統領(当時)を告発しますか?
どうだって良いじゃないですか。若者が仮想現実と現実を区別出来なくたって。その若者が犯罪を犯した時、「犯罪者」を「逮捕」すれば良いんですよ、「その時」に。
法治国家なんて所詮はそんなものですし、だいいち「若い犯罪者予備軍」を本気で「抑止」するつもりなんて、元々ないんでしょ?(笑)
電子戦術記事担当のダイドーだ!
さぁて、お遊びは……ここまでだ! 準備は万端、ダイドーの「電子戦術」発動ー!
まずは「電子メール」だ。
普通にPCを購入・セットアップした輩のブラウザ&メーラーはおそらく「IE・OLE(OutLookExpress)」であろう。
どちらもマイクロソフト社のものだが、この会社は世界中のウィルスのターゲットである。近頃のウィルスは強力である。ウィルスメールは通常「実行しなければ・開かなければ」安全であると思われている。だが、対OLEウィルスには「受信しただけで・ビューモードで閲覧しただけで」感染するタイプもあるのだ。メーラーにOLEを使用するのは危険であり、それを認識しておくことだ!
次は「悪質ウェブサイト」だ。
ネットでアングラ(アンダーグラウンド)系サイトをさ迷う場合、JavaScript、フラッシュ、ダイナミックHTMLなどを使用したサイトには「トラップ」が仕掛けられている場合があるので注意が必要である。
というのも、JavaScriptのプログラム塊「アプレット」やフラッシュを利用した「バナー」には、アクセスしたユーザーのPC・HDDをクラッシュさせる程のトラップコード(プログラム)を組み込めるだ。どちらのプログラムも、そのサイトを閲覧した段階で自動的に実行(表示)されるので、知らぬ間に自身のPCに致命傷を負うこともある。ダイナミックHTMLも同じく。
そして、技術的にはハイパーテキスト・HTMLコードでも、これを行うことが可能なのだ。ただし、IEの「最新バージョンには」HTMLによるトラップを回避する「修正パッチ」がマイクロソフト社から提供されているので、それをダウンロードすれば問題ない。インストールしっぱなしが多い新兵は特に注意だ!
サイバーワールドはサバイバル! 生き残りたければ訓練を怠るな!
電子戦術記事担当のダイドーだ!
PCにトラブルはつきものである。トラブルを醍醐味だと感じる自作系もいるが、それもありだ。
「使い慣れていたメインPCのモニターが突然映らなくなり、修理に出しました。今はノートPCを代用しているのですが、慣れずに不弁です(涙)」
モニター、それは、コンピュウトをヴィジュアライズするもの……。だが! 真のPC人ならば、そんなものは不要! 目を閉じ、全身の感覚を研ぎ澄ませ……心の目、即ち「心眼」を開くのだ! そうら、聞こえてくるであろう、冷却ファンの音……HDD駆動音……そして、「CPUのささやき」が! 今だ! タイピング! クリーック!
……何? 送信されてきたメールが読めない? ならばモニターケーブルを咥{くわ}えて、心に描き出すのだ! おっと、「デジタル→アナログ」の変換コネクターを忘れるな!
(……サァーイレントーキィー……)
こんばんわ、岸里徹です。今宵は、宮沢で賢治な、素敵な曲をお届けします。
ふぅ、今日はさすがに堪えたわね。残業するのは構わないけど、加減ってものがあるでしょうに……。ともかく、後はワイン片手にほろ酔い気分で、予約録画を堪能する、至福の時だわ。
……え! ちょっと! 何よこれ! ……テープがビデオデッキから出てるじゃないの! 嘘ー! 最終回、観れないの? ……酷い! あんまりだわ……。
さて、そんな貴方にお届けする曲、「GODIGO」の『銀河鉄道999』です。では……。
♪さあ行くんだ その顔を上げて
新しい風に 心を洗おう
古い夢は 置いて行くがいい
ふたたび始まる ドラマのために――
さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。キュッキュッキュ!
(……サァーイレントーキィー……)
こんばんわ、岸里徹です。今宵は、極限の喜怒哀楽、そんな素敵な曲をお届けします。
先生! お願いしますよ! 締め切りは二週間前じゃないですか! ああ……夕方までに入稿しなきゃ来週号は白紙だぁー! 折角ここまで来たのに、俺の人生はもうお終いだぁー!!
「いや、申し訳ないとは思ってるんだがね、君も知ってるだろう……」
さて、そんな貴方にお届けする曲、「B'z」の『ギリギリCHOP』です。では……。
♪――ギリギリィ! じゃないと僕ダメなぁんだー
さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。ビ↑ーズ↓。
(……サァーイレントーキィー……)
こんばんわ、岸里徹です。今宵は、四大奇書の一つ、史実に基づく奇想天外な曲を、お届けします。
俺達五人組みは、彼方を目指して旅をしている。玄奘三蔵、孫悟空、猪八戒、沙悟浄、……。あれ? もう一人は? おーい、クリリン!
さて、そんな貴方にお届けする曲、「AEROSMITH」の『EAT THE RICH』です。では……。
♪ドラムソロ+雄叫び、ドラムソロ、ギターソロ〜+ドラム、ギターソロ〜+ベース〜+ドラム、ギター+ベース+ドラム、ギター+ベース+ドラム〜
Well I woke up this morning
On the wrong side of the bed
And how I got to thinkin'
About all those things you said
About ordinary people
And how they make you sick
And if callin' names kicks back on you
Then I hope this does the trick...
(対訳)
目が覚めたら いつもと反対側に寝ていた
するといろいろな考えが頭をよぎり
おまえの言葉を節々まで思い出した
ごく普通の人々を おまえがどれだけ嫌っているか
名指しにすればツケが回ってくる
いっそこれで目的がかなえばいい――
さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。神通力で、金持ちを食い潰せ!
電子戦術記事担当のダイドーだ!
カラー液晶でネット接続可能な携帯電話? それはモバイルPCとは違うのか? しかし、テン・キーだけでメールを書けるのか? うーむ……はっ! モールスか!!
「GW、いつも楽しく読んでます。新記事をいち早く読みたいので、是非iモード対応にして下さい。通勤電車で拝見したいです。お願いします」
……残念だが、その要望には答えられん。そもそも「ターン・イクスクラメーション・モード」というものは非常に高度で、我輩とて一筋縄ではゆかぬ。だがしかぁし! 「イクスクラメーション・モード」ならばどうにかなる!
すまぬが今はこれで我慢してくれぇー!!!!!!!!
やほ、鳩羽です。
大事なのは中身だぞ! はあと、だー! アリサちゃんがそんなにいいか!? えるちゃん? 貴様ら! 若けりゃなんでもいいのかぁー!!
『ナイスガイ・フォーエヴァー』
俺は縛られるのが大嫌い、だから携帯電話は持たない。だいいち、自分なりにキメたクール&ワイルドなファッションには、街中での「もしもし?」なんて陳腐な科白は似合わない。そんな俺に、彼女はいった。
「あなたもそろそろ携帯、使ったら? 連絡取れなくて不弁な時、あるわよ」
ある日。いつもの如くデートに遅刻した俺に、彼女は「ほら! だからいったでしょ!」と凄い剣幕。俺は即座に「君への愛をテレパシーで送ったのに、届いていないかい?」と返した。だが、一瞬の沈黙後、彼女は自身の携帯電話を持ち出して、こういった。
「あら残念、圏外みたいね」とね。
――ガッデム!!
……なんてね。大人はそんなことで怒鳴ったりしないのさ、ふふん。
鳩羽でした。
(※欄丸:大人は海に向かって叫んだりしません)
茹だるような暑さが少し和らいで、地に堕ちた太陽が空に浮かぶ雲だけを真っ赤に照らしている。それまで大声を出してはしゃいでいた同級生達は、皆少し疲れたように夕食の準備を始めた。
真夏の林間学校。今日は最終日なので一日中自由行動だった。川原で涼を楽しむ奴がいたり、カップルでいちゃついている奴等もいた。ほんとに皆好き勝手にやっていた。まぁ、自由行動と言っても、先生が監視していたけど、何時もみたいに口五月蝿くなかったから、皆羽根を伸ばしたんだと思う。
「毎年恒例、肝試し大会〜!」
クラス委員の男子が、大声で叫んだ。夕食が終わって、すぐのこと。皆、待ってましたと言わんばかりに歓声を上げる。日もとっぷりと暮れ、辺りはもう、真っ暗になっていた。
肝試しの内容は、ごく簡単なものだった。男女一人づつがペアとなり、一キロ離れた水神様の祠にある蝋燭に火を灯して帰ってくるというもの。
「ねぇ、怖くない?」
ペアになった加藤は、行く前から既にぶるぶると震えていた。
「そんなに怖い?」
「だってさ、聞いたんだ。3年前、同じように肝試しやって、一人、行方不明になったって……」
「ホントに? でも、もし仮に行方不明者が出てるんだったら、こんな肝試しなんかしないでしょ。大丈夫なんじゃない?」
「う〜ん、そうなのかなぁ」
水神様の祠に辿り着き、蝋燭にも火を灯した。
「ほら、なんにもないじゃん」
後ろにくっ付いている加藤に声を掛けた、その時。何処からとも無く風が吹いた。それは今迄揺らめきながらも祠を照らしていた蝋燭の灯かりを吹き消し、辺りを一気に暗くした。
「うわぁ。怖いよ〜」
背中にしがみついている加藤は弱々しい悲鳴を上げる。
「もう、だらしないんだから、それでも男〜?」
私は吐き捨てるように言って、消えた蝋燭を再び灯した。
ちょっとしたハプニングがあったものの、肝試しは滞りなく終了した。
「怖かったね」
そう言う加藤を見て、私は一言こう言った。
「ところで、さっきから気になっていたんだけど……」
あなたの うしろに いるのは だれ?
ほら あなたのうしろ……。
欄丸です。
最近、といっても数年から十数年の間ですが、家電製品全般の耐久年度の短さには舌を巻きます。
オーディオ機器が顕著なのですが、買った当時に汎用だった機器は、その寿命が5年程度という場合もあります。数年も使えば機械といえど愛着など湧くもので、しかし大抵は修理不能です。
例えば私の使用しているミニコンポ。開閉式CDプレイヤーのピックアップ部分(駆動レンズと回転モーター)に不具合が生じ、再生不能となったのですが、その修理費用を見積もりしたところ、最新のミニコンポが買える値段でした。
また、新品ながら安く買ったビデオデッキ、こちらの不具合は電源が入らないという致命的なもので、しかし修理費は同じく最新機種と同等。
オーディオ機器の不具合というのは「折れた」「欠けた」といったものではなく、大抵は積んでいる基盤の不具合、ダイオードの液漏れなどです。それにより基盤にショートが発生していたりして、基盤そのものを交換せざるを得ず、故に工賃・部品代ともに高くなるようです。
つまり駄目なのは基盤の上のダイオードなどのパーツです。電源に関する不具合は、大抵このパターンです。メーカーは、そこを外国・大量生産にすることにより値段を下げているのでしょう。
同時期にそろえたオーディオ機器で未だ不具合なく、或いは問題なく使えているのは、SONYやKENWOODではなく大抵、老舗電器メーカー、私の場合は日立の製品です。やはりどこか違うところに「こだわり」があるのでしょうか? たまたまでしょうか?
それではまた次回。
こんばんは、漕戸です。
大統領から農民まで、覚悟の瞬間、ここぞという時が、誰にでもあるものです。一瞬の判断は情勢を覆{くつがえ}します。それでは本日は「チェックメイト占い」です。
――「ポーンでチェック」のあなた
大した策略家です。そうなるように仕向けた経緯は、明晰な頭脳の現われといっても過言ではないでしょう。背後に注意です。
――「ナイトでチェック」のあなた
運、じゃないですか? 格好は良くても使い物にならない、そんな陰口がささやかれているかもしれません。身近に注意です。
――「ビショップでチェック」のあなた
何事においても妥当。余り面白味はありませんが、堅実とはそういうものです。前後左右に注意です。
――「ルークでチェック」のあなた
猪突猛進が功を相する、そんなタイプです。しかし、判断ミスは禁物です。ナイトと手を組めばジェダイ・ナイツの出来上がり? でも、フォースは禁じ手です。
――「クイーンでチェック」のあなた
普通はそうでしょう。最強をもってして最後に挑む、無難に過ぎて味気なくもありますがね。ハーレー・ダビッドソンに乗るとソッチ系文学の出来上がり?
――「キングでチェック」のあなた
無茶っぷりがすがすがしいですね。こうありたいものですが、失敗は即ち敗北を意味します。実は、逃げ回った挙げ句?
漕戸でした。
電子戦術記事担当のダイドーだ!
セレロン! ペンティアムV! HDD20GB! PCの進化は凄まじいものよのぅ……。
「素朴な質問なのですが、サーはどういったマシン(PC)を使用しているんですか?」
はぅっ! 我がPCはぁ! ……高度な四則演算装置とその結果を記憶する一次記憶装置、それを保存する二次記憶装置を積み、さらに外部記憶装置である磁気・光学記憶媒体装置、それらの操作を行うキーボードとマウスを搭載し、あらゆる作業を視覚的に行えるモニターを付与した、世界最強の「ダイドー仕様」マシンである!
どうだ! 参ったか! 追従は、断じて許さんぞぉぉ!!(涙)
こんにちは、『ゴーストライト(GW)』編集部の新米、I{あい}(♀)です。ちなみにP君と同期ですが、彼はタイプではありません。以後、よろしくお願いします。
さてさて、私は、このたび発足した、GW編集部側の新企画『GW友の会』の担当であります。では、『GW友の会』とは一体?
……『GW友の会』とは! GW読者の増強活動を基礎に、そこから株式から名簿売買やメールアドレスからの使用者情報の漏洩に至るさまざまなネットワークビジネスを展開し、それら情報の販売により高利益を会員読者に提供しようという、壮大な計画の第一歩でありません。単に「ライターも愚痴ってるし、私たちもストレス発散しよう」という、編集部内輪ネタです。
ライターさん達は基本的に記事を電子メールでGW編集部宛てに送ってくるんですけど、フロッピーディスクに記事データ(テキスト)を落とし、それを直接手渡しする人もいます。「オフィスみさき」の欄丸さんと、サー・ダイドー少尉です。欄丸さんは御自身の記事と、何故か鳩羽美咲さんの記事の両方を持ってきます。
以前、お二人に「どうしてメールにしないんです?」と聞いたところ、欄丸さんは「セキュリティが**で*****が***だから……」と、私の知らない単語で親切に教えてくれました。サー・ダイドー少尉は「ここは涼しいからだ!」といって、持参した水筒をグビグビやってました。
ところでP君、席、替わらない? ここ、冷風が直接で寒いんですけど……。
それじゃまた、Iでした。
2002年。
医療技術の革命的発達と生命倫理の国際的開放運動により、世界各国で出生前・後遺伝子診断が一般に浸透した。完了し、更に補強されたヒトゲノム解析は、疾病の全てを完璧に網羅し、その発病を事前に予測することを可能にしていた。
日本のとある街。大木美紀{おおき・みき}は両親の説得に苦戦していた。漸く16歳になり、遺伝子診断を受ける「権利」を得た彼女だったが、旧世代である両親は世の中全般がそうであるように、彼女の「権利の行使」を渋っていた。
「病気になってからでも治療できるのに、どうして今、健康な時に知る必要があるの?」
母親は比較的柔らかく娘を否定する。美紀の持つ権利の意味が、どういうものなのかをあまり知らないが故{ゆえ}である。そういう母親を見るたび、美紀はその能天気さに呆れるばかりであった。
「医学の問題じゃない! 人道的な問題だ! いいか、美紀。今の病院は確かに優れているが、でも万能じゃあない。治らない、治せない病気がどれだけ残っているか、お前も知っているだろうが!」
手強いのはやはり父親だった。商社勤めのサラリーマン、その肩書きに相応しくないほどに彼の頭脳は鋭く、また知識も豊富だった。彼を説得し納得させるのは不可能だろうと、美紀は半ば確信していた。だから結局、こう出るしかない。
「これは私の「権利」で、お父さんやお母さんの同意は不要なのよ! それじゃ、友達と待ち合わせてるから」
町医者の片隅にある端末に、友達と共に髪の毛の一本を献上し、待つこと僅か5分。カタカタという音と共にフルカラー印刷の紙切れが現れる。
*******************************************
ミキ・オオキ(16 A+)発病確立データ
・乳癌……20歳までに、98%
・子宮癌……21歳までに、96%
・早発性痴呆症……22歳までに、100%
・筋萎縮性側索硬化症{きんいしゅくせい そくさくこうかしょう}……22歳までに、100%
・etc、etc、etc、
※欠陥多数の為、臓器提供レシピエントに不適合
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日本のとある街で、若い女性が自殺した。余りにありふれているので、ローカルテレビで報道されることもなく、地方新聞の片隅を埋めるに留まった。
おわり
やほ、鳩羽です。
ざぶーん、ざぶざぶーん。うーみーわぁ、ひろいなぁ、おおきぃなぁー(イメージトレーニング中)。
『ポセイドン2』
客A「このボート! な、波に流されてる! ……どどどどうしよう!」
客B「ま、焦ってもしゃーないし、どしっと腰を落ち着けよやないか。な?」
客A「……あなた、凄いですね。僕にはとても無理ですよ」
客B「ほうか? そないなことあらへんで。人間、誰でもいざちゅうときは、冷静になれるもんや。それにな……」
客A「それに?」
客B「わいは長男やから、こう、どーんと構えとらなあかんねん」
客A「……はあ」
客B「ちゃうわ! あほ! そこは『ちょーなんですか?』やないか!」
客A「ところで……私たち、遭難したようですね」
客B「そや」
客A「違いますよ! まったく! そこは『そうなんですか?』じゃないですか!」
客B「ええ加減にしなさい」
――……駄目?
こつこつと、地道にやるのが大切なのさ。急がば回れってね(諦)。
鳩羽でした。
(※欄丸:それみたことか)
やほ、鳩羽です。
夏は暑いのが当たり前! だから事務所のエアコンはオフ! これぞ情緒って奴だー! 汗汗あせー!
『恐怖新聞』
患者「どうです? この倦怠感、何が原因ですか?」
医者「ふぅむ……あなた、疲れていますね?」
患者「ええ、それで?」
医者「間違いありません。憑{つ}かれています」
患者「……は?」
医者「でもご安心を。これは呪いですから、進行は、のろいです」
患者「じゃあ、護符くれ。お払いしろ。っていうか、てめえ医者か?」
医者「びえーん」
患者「ほら、さっさとしな! かしこみーとか、なむーとか、さあさあ!」
医者「ごめんなさい」
――夏バテだよ、きっと。
ほぅら、汗がびっしょり。脂肪減れ減れー(祈)。二の腕と脇腹ー!
鳩羽でした。
(※欄丸:怠惰なダイエットは効果がありませんので注意)
(……サァーイレントーキィー……)
こんばんわ、岸里徹です。今宵は、夏の夜を賑わす、そんな素敵な曲をお届けします。
アウトドアな季節、キャンプ場は大盛況。カレーにバーベキュー、自炊でサバイバル気分を満喫。そして夜、悪夢は羽音と共に訪れる……。
さて、そんな貴方にお届けする曲、『怪物くんのテーマ』です。では……。
♪かーい、かいかい! かーい、かいかい!――
さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。3、2、1、ドカーン!
悩んで悩んで、それこそ飽きるほど悩んで、出た「結論」が自殺だとほのめかしたら、知人に笑われ、励まされ、否定される。悩んだ「挙げ句」や、悩みからの「逃避」の自殺だったら、それもそうだろう。でも、やっと「辿り着いた」そこを、何の論拠もなく「馬鹿ばかしい、生きてりゃいいこと、山ほどあるさ」なんていわれると、「どこに?」といいながら、相手の顔面に蹴りでもくれてやりたい気分になる。
長生きと健康が珍重されるのは何故? それ「も」良いけど、他のものは全て駄目だと、どうしてそうも自信満々にいい切れるのか、理解に苦しむ。ひょっとして……「悩んだこと」がないんだろうか? だったら解る。そんな人は、この先も「悩む」なんて経験をすることはないだろうから。
お体、大切にね。
地上最強のギタリストは、エディ(エドワード)・ヴァン・ヘイレンですよね? っていうか彼はギタリストというより「エレキギターそのもの」だー! 「彼がエレギ」だー!! チャー? 松本? ……誰ですか?
ベーシストのマイケル・アンソニーも割と好き(笑)。
クリスチャンは自殺「出来ない」って、本当ですか? 聖書や史実を熱心に研究し、学んでいる間に生涯を終えると、宗教という概念に背理してますよね?
こんばんわ、漕戸です。
夏の夜空は素敵な星座、美しい流れ星でいっぱいです。それでは本日は「星占い」です。
――「クレンダス」のあなた
宣戦布告? 戦死者が1時間で10万人は出ます。敵の過小評価に注意です。
――「タンゴ・ユリラ」のあなた
そうそう、まずは外堀から固めるのが勝利の秘訣です。軍曹への昇進の兆しあり。
――「P」のあなた
どんなに技術が発達しても、歩兵こそが勝利の鍵です。さあ、君も連邦軍に参加しよう!
漕戸でした。
(※編集部:漕戸さん! 解るように占ってください!)
ジャーナリスト、野輝です。
いい尽くされた観もありますが、今回は携帯電話(モバイル・フォン)による迷惑についてです。
携帯電話の使用は、旅客機や各種政府機関では専用場所以外では全面禁止のようですが、鉄道、バス、そして公共以外の場所では依然(現時点では)、自主規制・モラルに頼っているようです。心臓のペースメーカーへの実害などもありますが、もっとも深刻なのが「心理的苦痛」です。
……うるさいんですよ、実際。携帯電話に限ったことではないですが、マイクの性能を過小評価しているのか(笑)、「何故か」声のトーンが高く、ついでにボリュームも大きく、しかし一般に携帯電話を使用している方々はボイストレーニングを受けている訳ではないので、聞いてて苦痛です。
更に、断片的に聞き取れる話題が「どうでもいいこと」だったりするので、殆ど拷問です。
そういった「意図的騒音」を耳にするたびに、たとえばそれが仕事らしい場合は「それで会社が転覆するのか?」「あなた、それほどの要職には見えないよ」「騒音で成立する業務なんて、たかが知れているね」と、当然、思います。
しかし、携帯電話の迷惑は、その「使用方法」が原因ではありません。電車や人の多い場所で何の躊躇もなく携帯電話を使う方々は、たいていは携帯電話「以外」でも、迷惑なタイプです。
そういう方々は、要するに「モラル」や「マナー」といった観念が、致命的に欠如しているのです。その方が仮に喫煙者だとすれば、その作法が迷惑極まるであろう事は想像に難くなく、また、お酒など飲ませればきっと荒れ狂うでしょうし、ごく普通に接していても不愉快なタイプでしょう。
携帯電話を、他人に迷惑をかけずに使用するなんてことは、実際は大した労力でも配慮でもありません。他人にどう映るか、どういった影響を与えるか、たったそれだけを欠片程度、思い浮かべれば済むことですから。
とはいえ「意図的騒音」に接する頻度は非常に高く、でもまぁ「その程度の人」ってことで、割り切れるんですがね(笑)。
NHK『ひとりでできるもん!』の今年の「マイちゃん」って、どうにもイケてませんよね? 去年は良かったのになぁ……。
ところで、『カードキャプター・さくら』と『コレクター・ユイ』の区別が付きません。どちらが本当の小夜子なのでしょうか?
俳優のトム・クルーズって、実はチャーリー・シーンですよね? 映画のパンフレットを見せても、友達は「絶対に違う」といって聞きません。プリーズ! ヘルプミー!
普通自動車免許を持っているのですが、バイクに乗りたいです。タンデムの原付というのは、あるのでしょうか? ……原付で二人乗りは無理ですか?
音楽に関する質問を、二つです。
テレビドラマ『花村大介』(ユースケ・サンタ・マリア主演の、日本版『アリー・マイ・ラブ』)のOP(オープニング)曲の作曲、またはプロデュースは、プレイステーション『ビブリボン』の「ラフ アンド ピース」と同じ人なのでしょうか? ドラマ中のスタッフロールとゲーム取説に同じ名前はないのですが、曲調がとても似ている気がするのです。ご存知の方、教えて下さい。
テレビ東京系アニメ『幻想ナントカ最遊記』のOP曲イントロ(サビ)が、あの! エアロ・スミス(AEROSMITH)の『イート・ザ・リッチ(EAT THE RICH)』(アルバム『ゲット・ア・グリップ(GET A GRIP)』)と殆ど同じです。エアロ・スミスを著作権侵害で訴えるよう、テレビ東京に教えてあげるべきでしょうか?
電子戦術記事担当のダイドーだ!
GWはXだが、どうしても昇進しない我輩! やはり、勲功が必要なのか?
「IT革命って、なんですか? ITって、何の略ですか?」
……それはじゃな、その、あれじゃ。いわゆるPCのそれで、政府が率先しているあんなやこんなだ。つまりはその程度であり、気にするな。ITとはそういった単語の略称で、元来は英語であり、PC用語である。専門用語なので知らなくても気にするな。
……お、おじゃー!!(「お茶」を濁している)
やほ、鳩羽です。
欄丸の奴、最近、野輝氏と交流が頻繁。……ふぅむ、よからぬことを企んでいるな。何せあの二人だから。
『登録商標』
患者「――この貼り薬で、肩こりが治るんですか?」
医者「ええ。磁力線が血行を促進するんです」
患者「あの……でも、これ、確か市販していませんでした? 薬局で」
医者「そういえば、似たようなものが売られていましたね。でもこれは違います」
患者「具体的には?」
医者「あなた専用に薬量とガウスを調合しているんです」
患者「へぇ、私専用、ねぇ」
医者「はい、『VIPエレキバン』ってね」
患者「でも、パッケージには、そうは書いてませんよ」
医者「びえーん」
――それは、ダメ!
でもって、突付く奴がいなくて何だか暇プー。
鳩羽でした。
(※編集部:だからって遊び歩かないで、ちゃんと記事を書いて下さい)
欄丸です。
ワールド・ワイド・ウェッブ、インターネット、サイバースペース、バーチャルリアリティー……呼び方は様々だが、要するにパーソナル・コンピューター(PC)を使用した情報処理技術の総称。PC技術に関するマスメディアの報道および評価は大したもので、しかし実際に接するそれらとのギャップもまた、大したもの。曰く、政府機関へのハッキング。曰く、国・人種を凌駕したコミュニケーション。曰く、夢のごとき幻。曰く、第二の現実……。「いずれ」、PCやネットワークの技術は夢を現実にするとも。
ヒトゲノム解析により、人間をこれまでにないほど深く理解し、あらゆる未来と可能性を白日の下に。
NGOとすら呼べないほどの小集団が、政府機関と対等に意見を表明し、同志を募り、また、活動する。
大枚をはたいた念願のパソコンがとうとう届いた。通信販売で購入し既に配置済みのPCラックに、モニターや本体、プリンタなどを慎重に設置し、いざ起動。細かな設定を手引書通りに終え、ようやく通信開始。契約したプロバイダを通してモニターに映るそれこそ、皆が当たり前のように口にしている「インターネット」だ。
英語はあまり得意ではないので、取り敢えず日本国内のサイトを巡る。世界に繋がる、無限とも思える情報の渦、第二の現実。さて、それらは?
……情報の渦? 日記や陰口を情報と呼ぶのであれば、確かにネットは渦だ。ともかく数・量は計り知れないが、しかし、一体これらは何なんだろう? 世界規模の情報網は「リンク」と呼ばれる機能で繋がっているようだが、しかしどれをクリックしても「世界」らしきものは見当たらない。日本語圏なのだからそれは仕方のないことなのかもしれない。しかし、「日本全土」にも見えない。それでも、量だけはべらぼうである。
ネットワークを海に喩えるなら、サイトはさしずめ船といったところだろうか。「××丸」とかかれた船には、同じ言語で同じ話題を同じ角度から語る、同じ人間がひしめきあっている。近づいた別の船に移る。種類は全く別だが、それでもやはり、同じ言語で同じ話題を同じ角度から語る、同じ人間がひしめきあっている。
こういった「状態」を、昔の誰かが何かに喩{たと}えていた。何だったか……そう! 「学校」だ。別の人は「会社」ともいっていたか。
数ヶ月後、ネット上で知り合った人たちと電子メールのやりとりをしている。当然、どれも日本人による日本語。
インターネットとは? そろそろ新しい喩えを考えよう。……こんなものはいかがだろうか?
『デジタル・コミケット』
それではまた次回。
初めまして、『ゴーストライト(GW)』編集部の新米、Pです。今回はGWにおける記事入力についての基礎知識をご紹介いたします。以下は他のサイト、電子メールなどでも流用可能ですので、宜しければご活用下さい。
『文章(テキストデータ)作成の基礎知識・記号凡例』
・基本的に行頭は空白。通常は全角スペースとし、改行頭にも全角スペースを入れる。ただし、改行頭がかぎカッコ・科白(「**」)の場合、行頭空白はなし
・疑問符?{クエスチョン}や感嘆符!{イクスクラメーション}の次は空白(全角スペース)とし、文末の場合、句点(。)を省略した上で、空白を入れる。「**!**〜」ではなく「**! **〜」となる。ただし、疑問・感嘆符が、科白とじ・かぎカッコ(」)直前の場合は、空白はなし。「**! 」ではなく「**!」となる
・科白のとじ・かぎカッコ(」)直前の句点(。)は、通常省く。「かっこ。」ではなく、「かっこ」となる。とじ・かぎカッコは、それ自体が句点の役割をしている
・絶句などを示す記号は「……」とし、「・・・」は使わない。通常は「…」記号を二つ並べて使用し、「―」も同じく「――」とする
・『名詞』商標、史実名、事件名、著書名など、第三者選定の固有名詞
・『表題』物語の表題は広域流布を想定しているので、同じく。物語以外での文章強調
・「科白」会話、科白、それらの引用。物語以外での文章強調
・《項目》部・章・節・項題、リンク等の機能付与項目、見出し
・〈強調〉強調固有名詞、物語固有の呼称
・強調&カ章中の意味強調(縦書き対応。” ”や’ ‘は横のみ)
・(補足)補足、心象など
※{振仮名}テキストデータの場合、通常は振り仮名を使用できないので、その代用。ただしこれは一般的な用法ではなく、(かっこ)との混同を避ける為の暫定措置
※顔文字は、句読点、疑問・感嘆符他の使用が困難となるので、基本的には不可
上記は、縦書き対応記号のみ採用。全角記号は通常、縦書き対応不能となる(アプリケーション依存?)。
強調≠フみ単語登録などが必要となる。
記号使用方法を徹底すると、ファイル単位での一括置換や検索機能が大幅に向上し、労力を軽減できる。
Pでした。
読者の皆様、こんにちは。『ゴーストライト(GW)』編集長のV{ヴイ}です。皆様のお陰でGWもX(ファイブ・第五期)を迎えることが出来ました。
さて、節目かつターニングポイントとなるであろうXの筆頭記事として、GWライター陣が一堂に会する豪華企画、『GW座談会』をお届けいたします。さぁ、何が出てくるか……お楽しみに。
『GW座談会』
7月某日、編集部付近にある喫茶店の貸し切りブースにて。
メンバーは、進行役である私、編集長V、「オフィスみさき」から鳩羽美咲{はとば・みさき}と欄丸{らんまる}、ダイドー少尉{しょうい}、漕戸{こぎと}える子、野輝快{のてる・かい}、其茂{それも}アリサ(亜里沙、改め)、岸里徹{きしり・とおる}の、計八人(敬称略)。
V「――皆さん、そろいましたね。では、そろそろ始めましょうか?」
美咲「よっしゃ! 乾杯!」
V「あの、今日はノンアルコールで」
美咲「……さいなら、欄丸、後はよろしく」
欄丸「いいじゃあないですか。しらふでも酔ってても変わらないんですから」
V「そうですよ、ね?」
える子「ここのお水、なんだかカルキ臭い……嫌だなぁ」
野輝「千円単位の食事処の水なんて、そんなもんですよ、どこにいっても」
える子「ふぅん。じゃあ、あそこの自販機でお水、買ってきます。野輝さん?」
野輝「ええ、お願いします」
美咲「ビールだ! おおぃ! ビールくれぇ!」
サー「なぬ? ならばわしはウィスキーだ! 当然……ロックだー!」
岸里「じゃあ、僕はエスプレッソで。アリサさんは?」
アリサ「……え? ああ、同じで」
V「え! アリサさんもウィスキー?」
アリサ「ええ……いいえ、エスプレッソの方を」
欄丸「ジンジャエールを二人分、美咲さんのです」
美咲「無視するなー!」
V「さて、オーダーも出揃ったことですし、そろそろ始めます。では『ゴーストライト(以下GW)』のこれまでと、今後についてなどをお聞かせ下さいますか?」
欄丸「これまでの何を?、今後の何を?」
V「え? ……あ、いや、ですから、これまでの記事がライターとして満足の行くものだったか、とか、今後はこうしたい、とか」
欄丸「ああ、そういうことですか」
野輝「Vさん、ここにいるのがGWライターだってこと、忘れちゃあ駄目ですよ(笑)」
V「はぁ……失礼しました。では、欄丸さんと野輝さんからお願いします」
欄丸「野輝さんと平行して語れるというのは割と意味深いです。というのも、私と野輝さんの連載というのは、ちょうど対極に位置していますから」
野輝「そうですね。僕のは社会から一個人を、欄丸さんのは一個人から社会を、それぞれ見詰めているんですね」
欄丸「結局どちらも、ある一個人の意見で、結論が近しいものになるというのは当然なんです」
野輝「辛口なのも一緒(笑)」
欄丸「ええ(笑)。今の社会を一個人が真面目に語れば、どうしても辛口になってしまう。私や野輝さんの嗜好がどうこうというより、論じている社会の方がそうさせているんでしょう」
野輝「同意見ですね。僕の方がダーティーですけど(笑)」
欄丸「発言の自由という、アレですか?」
野輝「そうそう(笑)。何でもアリと」
V「一部には「いい過ぎ」という声もあるんですが……」
野輝「一部なら放っておいていいですよ(笑)。それが公的機関ってのなら別ですが」
欄丸「こちらも一個人の意見である訳で、それを別の一個人にどうこういわれようと、知ったこっちゃあない、そういうことですか?」
野輝「ええ。発言の全てが自由な筈はないんですが、そういう陳腐な科白を逆手にとってるんですよ」
欄丸「だからダーティー?」
野輝「やるからには、って奴ですね(笑)」
える子「――買ってきましたよ。はい、野輝さん」
野輝「ありがとうございます」
V「では、漕戸さん、お願いします」
える子「え? Vさんもお水?」
欄丸「これまでのGWについての手応えと、今後の抱負をお聞きしているそうです」
V「……」
える子「ああ! 座談会だったんですよね、これ。そうですねぇ、これまでは楽しくやらせてもらってました。今後も楽しくやらせてもらいます」
V「あの……もう少し具体的にお願いできますか?」
える子「風水とか干支占いもやります」
美咲「あれ? えるちゃん……痩せた?」
える子「……解ります? ほらほら、夏でしょ、水着とか着るから、ちょこっと頑張ったんですよ」
美咲「水着かぁ……」
V「水着かぁ……」
美咲「……V! 視線がセクハラー!」
欄丸「告訴しますか?」
野輝「あーあ、せっかく編集長になったっていうのに、ご愁傷様」
V「違います! 私を突つくのは勘弁して下さいよ」
美咲「じゃ、誰を突つけばいいんだ?」
V「そういう企画じゃあないんですってば。じゃあ美咲さん、お願いします」
美咲「私は弁護士じゃないぞ」
V「……」
美咲「すねるなよ。あいよ、GWについてって奴だな。「オフィスみさき」もそろそろ株式会社にするかな?」
V「げ、原稿料を上げろ、と?」
美咲「なぁに、独り言さ」
欄丸「イコール本音」
野輝「蘭丸さん、翻訳家みたいですね(笑)」
美咲「それは置いといて、今迄のGWにはそこそこ満足してるぞ」
欄丸「好き勝手ですからね」
美咲「喋らせろー! 今後もガシガシ行くぜ! んで、連載はともかく、GW誌面をもっとそれっぽくした方がいいぞ」
V「それっぽく?」
美咲「インターネット上で、オンラインマガジンとか豪語してる割に、地味。もっとPC技術を――」
サー「IT革命じゃー!! インタラクティブでハイテックなグローバリズム!」
V「で、では、サー・ダイドー、意見などを」
サー「PC人ならば、SETIの電波解析に参加するのだ! これぞ天命!」
V「あの、GWについては?」
サー「それは貴様が思案するべきことじゃろうが!」
美咲「そうだそうだー!」
V「誰か助けて下さい……」
岸里「音源があると、僕のところは随分と雰囲気が違いますかね。音楽記事ですから」
V「ありがとうございます! サー、これについては?」
サー「うむ、確かに。じゃが、レスポンスの低下はいなめん! 故に却下!」
岸里「ああ、そうですね。テンポが崩れるのは僕も困ります」
V「岸里さーん」
岸里「じゃあ、個人的に。僕の連載はポピュラーソングを扱えないんですよね。後々、読むに耐えないものになるのは必至ですから。だから今後はクラシックなんかを扱って行きたいですね」
V「でも、それだと今の連載は……」
岸里「成立しませんね(笑)。マイペースでやらせてもらいますよ、今迄通りに」
V「……誰か、建設的な意見を」
サー「画像を採用するのだ!」
V「……レスポンスは?」
サー「なぁに、何事もさじ加減だ。ピンポイントで使用すれば問題なし!」
V「そんなものですかねぇ」
サー「サーだけに……さぁな。どうだ?」
美咲「ブラーヴァ!」
野輝「ふー、やっぱり水は軟水に限りますね」
える子「うんうん。美味しいですねぇ」
V「では!! アリサさん! 是非!」
アリサ「……え? ああ、はい。エスプレッソ、美味しいですよ」
V「哀願!」
アリサ「……私の連載はディープブルーなんで、今後はもう少し明るめなものも織り交ぜてみようかと」
野輝「でも、僕を含めて、他の方が割にハイテンションだから、今ぐらいが丁度良いかもしれませんよ」
欄丸「アリサさんのような連載があると、真面目な記事が自然に書けますから」
アリサ「……そうですか? じゃあ、今のままで」
V「助けてー!」
美咲「ねねね、アリサちゃん。来週えるちゃんと海、行くんだけど、一緒にどお? 日本海」
アリサ「……日本海? はい、是非とも」
える子「あ、ついでというと失礼ですけど、皆さん、どうですか?」
V「……み、水着?」
欄丸「告訴」
野輝「異議なし」
サー「死刑! 土左衛門だ!!」
岸里「アーメン……」
何が出るかと思いきや、編集長である私のアラが出た、そんな企画でありました。……楽しくなかったです(涙)。それではまた(二度と御免ですが)。
編集長Vでした。
『ゴーストライト(GW)』編集部です。
遂にやってまいりました……『GWX』! 思わず力が入ってしまいます! 空回りしないよう注意しつつ、企画・誌面改訂などに尽力いたしますので、ご声援、よろしく願います!
以上、編集部、とうとう上り詰めた、編集長Vでした。