《 戦略技術研究所 》 |
『ゴーストライトΗ』 |
Online Magazine"Ghost Write(GW)"
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V−REX!
『GW怪談大賞』締め切りと共に、GWΗ、終了!
怪談大賞の発表は次だー!!
夜、ビヤガーデン。
「しかしよぉ、加納。お前、今日は厄日か?」
からからと笑いながら、野上はジョッキを空けた。部長の長ったらしい嫌味のお陰で、仕事後のビールが不味い。
「本当、厄日だよ。でもな、あの商談をミスったのは井上部長本人の責任なんだぜ? 野上、お前だって知ってるだろ?」
「ははは! そりゃ知ってるよ。だからこそ、部長はお前にあたったんじゃねーかよ」
そう、井上の野郎は、ミスによる上からの叱咤の鬱憤を、俺にぶつけてるだけだ。担当でもない、ちょっとサポートしただけの俺に。全く的外れとはいえ、気分は悪い。
「ま、いいじゃねーか。飲め。飲んで忘れろ、な?」
「いわれなくったって飲むよ。割り勘なんだからな」
しこたま飲んだ挙げ句、千鳥足で真っ暗な部屋に戻り、シャツも脱がずにそのまま眠った。
正午、会社。
二日酔いを堪えつつ、午前中のデスクワークをこなす。少々飲み過ぎたようだ。しかも昨日の気分の悪さは残ったままで、踏んだり蹴ったりだ。時計の針が12時を示すと同時に、2課から野上が昼食の誘いにやって来たので、書きかけの書類を放り出した。
「なぁ、今日はカツ丼にしねーか?」
聞いただけで込み上げる。こいつの胃袋は一体どうなってるんだ?
「勘弁してくれよ。ソバとかうどんとか、軽目でさ……」
胸の辺りをさすり、吐き気のポーズをとる。察した野上は、仕方がないなとぼやきつつ、俺の背後にある窓から覗く食事処を眺めた。と……。
「な! 何だ今の!」
突然叫び、俺を押しのけて窓へと駆け出した。突き飛ばされた俺は、訳が分からず視線で野上を追う。9階の窓には奇麗な青空が映し出されていたが、野上を筆頭の3課もろもろは、空ではなく地面を懸命に覗き込んでいる。
「おい、野上、どうした?」
「加納! 井上部長だよ!」
「は? 部長は朝から会議に――」
「馬鹿野郎! そうじゃなくって!」
何が何だか、とにかく野次馬を掻き分け窓際へ行く。野上が「下だ! 下!」と怒鳴り、いわれるまま下の通りを見る。
「何だ? あれ」
「だから!」
会社と、テナントビルの1階は、1時間としないうちに警察と消防で満杯になった。歩道には、井上部長をかたどった白線と、黒い血痕がしっかりとこびりついた。
夜、ビヤガーデン。
「加納、お前が愚痴られた商談、あれが原因らしいぜ。何でも井上部長、事後処理をミスって、取り引きそのものをパーにしちまったらしい」
「それでリストラか?」
今日のビールも不味い。当然といえば当然だが、ここのところそんな日が多い気がする。
「馬鹿いうな、そんなもん、リストラなんていわねーよ。クビだ、クビ」
「あそことの取り引きがなくなるんなら、まあ、当然だ。だけどなぁ……」
だからといって、自殺するだろうか? 俺にはピンとこない。
「お前や俺だったらどうってことないだろうけど、井上部長の場合、年齢とか、いろいろで再就職なんて不可能だろ? 人生は終わりって気持ち、解らなくはないな」
筋が通っているようにも、滅茶苦茶にも聞こえる。とはいえ、所詮は本人にしか解らないものなんだろう。弔いを兼ねて、俺と野上はしずしずとジョッキをすすった。
5年後、ビヤガーデン。
「お前さぁ、今日、厄日なんじゃねーの? 加納部長にあれだけぶちまけられてさ」
「ったく、いい迷惑だよ。だいたい、あの件は加納部長の担当だぜ?」
(おわり)
編集ピー「……すいません! 一杯一杯です!」
V−REX「レックスパーーンチ!!」
副編アイです。
テレビ放映された映画を2つ、サクッといきましょう。
まずは『酔拳2』。
面白かったという以上に、嬉しかったです。『酔拳(1)』の続編かと思いきや、リメイクで、しかも初代のテイストをきちんと保っていました。初代でのキーパーソン、酔拳の師匠(ソカシ、漢字不明)がいなかった分、敵とその技が豪華になっていて、見応え十二分のカンフー映画でした。
カンフーは、ジャッキーも敵もとにかくカッコイイです。ジャッキー・チェン以外でも何作もあるカンフー作品の中、『酔拳2』は五本の指に入るのではないでしょうか。日本で完全に定着している日本語吹き替え版の方がいいと思います。
続いて『メジャーリーグ3』。
正直、全く期待してませんでした。このシリーズはチャーリー・シーンがいてこそだと思っていたので、個人的には2で完結してました。が、観てみると、雰囲気が初代『メジャーリーグ』に近く、楽しめました。これはシリーズもの3作目としてではなく、単品として扱うのが良いかと。
なので、『メジャーリーグ2』からの登場のキャスト二人は、ちょっと浮いてましたが、そこはそれ。
さてさて、夏休みシーズンはテレビ放映映画が充実しています。
『火垂るの墓』(8/10)
『エイリアン4』(8/11)
『プレデター』(8/12)
『ジュラシックパーク』(8/17)
『沈黙の要塞』(8/18)
『ジャッカル』(8/24)
『タイタニック』(8/31)
……などなど、劇場やテレビで1度は観ていてレンタルするほどではないけど、観れるのなら観たいといった微妙な作品が続々です。お見逃しなくー。
話は変わり、GW編集・ライター陣の映画の好みは、似通っているようで、微妙に違います。
例えば、美咲さんとサー・ダイドーは共にミリタリ系ですが、美咲さんはポリス・特殊部隊出身・ハンドガン系中心、サー・ダイドーは軍隊・軍事兵器中心です。
VFXを駆使した作品を好む美咲さんとピー君でも、美咲さんがアクション中心なのに対し、ピー君はVFX技術そのものへの執着が大きいです。
スポーツものが大好きな欄丸さんと、うらんさんだと、欄丸さんがバスケットなどの少数スポーツメインなのに対して、うらんさんは団体スポーツ系。おまけにうらんさんはフランス映画もOK。これはサッカーな平さんの意向も入っているのでしょうか?
また、アクションと一言でいっても、様々です。アーノルド・シュワルツネッガー代表のパワー系、ジャッキー・チェン代表のカンフー、ブルース・リー代表のジークンドー、スティーブン・セガール代表の合気道などなどなど。
ジークンドーと合気道な美咲さん。パワー系のサー・ダイドー。カンフーぞっこんのうらんさん。
ちなみに私は、エンターテインメント性や演出などを重視するので、ジャンルに関してはドラマ、恋愛、コメディ、パロディ、ホラー、サスペンス、クライムハザード、インディーズ、何でも来いです。お気に入りの俳優は数知れずですが、結局、どの人も好きですね。
ところで、美咲さんがセガール大好きなのは凄く解るんですけど、どうしてジャン・クロード・ヴァンダムとチャーリー・シーンが同レベルなんでしょうか?
美咲「セガールが合気道の達人ってのは有名だけど、剣道の達人でもあり、元CIA特殊工作員ってのは、あんまし知られてないな。あの人、本当に本物のCIAの人だったんだぞ。だからガバ(コルト・ガバメント)の握り方とかがリアルなんだぜ。んで、ヴァンダムが元バレリーナだってのは有名か? チャーリー・シーンはトム・クルーズなんだぞ」
編集ピーです。
上で長々と書いているアイさんですが、その手元にレンタル作品が4つもあります。うらんさんお勧めの『リプレスメント(キアヌ・リーブス主演)』、美咲さん強制の『刑事ニコ(スティーブン・セガール初主演)』、そして僕のお勧め『インビジブル(ポール・バーホーベン監督)』、あとナイショが一つ。お楽しみに。
チクリと小さな痛みが走ったのが数分前。
頭がくらくらして視界が霞む。体が動かないが、特に苦しいことはない。
ぼんやりとあいつの姿が見える。それともう一人、知らない顔が。
ここは? 以前、何度か来たことがある……筈。思考が上手く回らず、思い出せない。そういえばあの顔も、見たことがある気がする。話し声が微かに聞こえる。
「……やっぱり可哀相じゃないですか?」
あいつだ。いつになくトーンの低い声。何事だろう。
「お気持ちは察しますが、お互いのためでもあるんですよ――」
そう、聞いたことのある声だ。しわがれたくせに妙に通る低い声。
「――この手術は」
……手術?
「意見が分かれることもありますが、自然のままであることは、必ずしも幸せではないんですよ。この手術には、様々な疾患を未然に防ぐという意味もあるんです。以後、そのことでいらぬ心配をせずに済み、しかも本人に無益なストレスを与えずに済むんです」
さ! 触った! 今、私に触った? 手術って……私?
「勿論、痛みの類は一切与えません。手術中も術後も」
「……そう、そうですよね。じゃあ、お願いします」
「安心して下さい。摘出に要する時間はほんの数十分ですから……」
て! 摘出? 待て! ちょっと待て! 何だ! 一体何をする……! い、意識が……。
……目覚めた。いつもの場所、あいつの声が聞こえた。
……。
今の私は、生物として、存在する意味があるのだろうか? ないだろう。それを摘出されたのだから。
これが、ここで生きる代償なのだろうか?
お互いのため? ……笑える話だ。
(おわり)
やほ、鳩羽です。
ピーの噂など無視して『らぶラン』100回目! 三桁突入! おめでとー!
ご褒美にジョブマスター印★が付いたよん。ちなみに次は200回目。これからもビシバシ頑張るぜー!
『天正十年 六月二日』
明智「あれー? 迷ったかなー? あ、すいませーん」
織田「はい? どうしました?」
明智「ちょっと道に迷っちゃったみたいで。中京区なんですけど、この住所、解ります?」
織田「えーっと。……ああ、これはお寺の辺りですよ」
明智「お寺ですか?」
織田「ええ、本能寺の辺」
――その時、歴史が動いた!
怪談企画? 私にゃ無理無理。っつーか『FA(フロントミッション・オルタナティブ)』と『オメガブースト』で忙しいのよ、実際。ホラーは無理だけどホラならOK。ブフォー(ほら)。ほら!
鳩羽でした。
(※編集:またゲームが増えてる!!)
●今回のお題は――『クイズ・ミリアネア』のオーディエンスは何故駄目か?
オーディエンスは駄目だ! などと言うと思ったか、戯けめ!
オーディエンスの本質は、あの1%であり、あとの90何パーセントはほんの飾りだ!
以上!!
再生! 編集長V−REX!
GW納涼企画『GW怪談大賞』について、改めて告知だ!
――『GW怪談大賞』
ホラー、サイコ、スプラッター、スラップスティックなどフィクション・ノンフィクション問わず、広義の「怖い話」を募集! 文字数制限なし、俳句や短歌もアリだ!
皆を恐怖に陥れる、水も凍る記事を期待する!
――応募概要
・応募方法:GWに【寄稿】記事として書き込み、表題頭に「GW怪談大賞」と記す
・応募資格:特になし。我こそはという読者様の応募も可
・締め切り:8月6日(月)
・結果発表:8月9日(木)。選考委員&投票により大賞他を決定
・受賞賞品:誰もが驚く凄いもの
・そのほか:他サイトで掲載済みの作品の応募は不可。著作権は著者に帰属
なお、『GW怪談大賞』期間中はGWΗなので、思う存分参加するがいい!
「――ねぇねぇ、サヨ。『まぶたの裏の霊』って、知ってる?」
それまでの雑談に一拍置いて、チキンを口に入れたままのハルナは、上目遣いでこちらをうかがう。声色まで変えて、こちらの派手なリアクションを期待しているそのまなざしに、私は「知らん」と返し、ポテトを1本、口にほうり込んだ。
「サヨ、ノリ悪ぅー。面白い話なのにー」
「っつーかさ、さっきの教頭不倫ネタも充分に面白かったぞ」
2−Cの深谷美知子と金山ハゲ教頭がデキているというデマ。そういう話題に興味はないといったのに、ハルナは勝手に喋り始め、いざ聞いてみると、それがデマだと解っていても面白かった。
学年イチのビジュアル系と学校イチの不細工というミスマッチ。余りに出来過ぎた目撃証言の数々。よくぞそこまで作ったものだと感心し、絶対に有り得ないからこそ、笑えた。
「いやいや、こっちは別ジャンル。まぁ聞いてやってよ。リカコから聞いたんだけどね――」
毎度のことながら、知っていようがノリが悪かろうが、結局喋るハルナ。
「――人間って、1日に1万回以上、まばたきするんだって」
「マバタキ? って、これ?」
両目をパチパチとやってみせる。
「それそれ。それでね――」
「うそー! 1万回もやってる? それって1分間に――」
「ああ! もぅ、聞く!」
「へーへー」
このジャンルとやらの話題では、私に合いの手を入れる権利はないらしい。
「でね、まばたきって一瞬だけ目を閉じるでしょー?」
「あのなー。……あー、続けて」
「その一瞬の暗闇にね、……霊が映ってるんだってー!」
「……お、お終い?」
ハルナの話は、面白い時とそうでない時のギャップが激しい。今回は外れか?
「ノンノン、サヨ、甘い。まばたきの度に霊が映ってる訳ないでしょ。映る条件があるのよ、ジョーケン」
「む? おいおい、じらすなよ。アンタはコメディアンか?」
興味を惹いたと感じたら途端に得意になる、これもまた毎度のこと。いい加減、慣れたけど。
「ズバリ! 9999回目! 9999回目のまばたきの時に、霊が見えるんだって!」
「……数えるんかい!」
思わずツッコミを入れてしまう。無茶な話にも程がある。霊が見えたって見えなくたって別に構わないが、それより何より、まばたきをカウントするというのはどうにも。
「だからね、9999回目のまばたきの時、目を閉じたままだと、もうバッチシ」
ツッコミ甲斐のない奴。聞いてやいない。
「しーかーもー。その霊ってのが、いわゆる悪霊系なんだって。でね、それを試したリカコの友達のお兄さん、1週間後に自殺しちゃったとかいってたしー」
「まてまて! 情報源がリカコってだけでデマってるのに、追い打ちの伝聞系? 全然駄目だぞ、それ」
「またまたぁ。サヨはこの手の話題、いっつも否定派なんだからぁ」
「いや、そういう問題じゃなくって……」
何に驚いたかといえば、その話題がそれで終わりだったこと。
その後、次から次へと続く雑談の末、外が暗くなり始めた頃に私とハルナは店を出て、明日からの夏休みを有意義に過ごそうと誓い合い、分かれた。
完全に忘れたと思っていたハルナのその話を思い出したのは、とても有意義とは呼べない夏休みを半分ほど過ぎた、ある夜だった。
朝、物凄く怖い悪夢に飛び跳ねるように目覚めた。夏とはいえ尋常ではない汗の量。内容を一切覚えていないのは夢だから仕方がないが、恐怖感は昼過ぎまで続き、その日は結局家から一歩も出なかった。夕食を終え部屋で音楽を聴いている時に、唐突にハルナのいっていた『まぶたの裏の霊』を思い出したのだ。
9999回目のまばたきが、もしも眠りに就くタイミングだったら、ハルナのいっていた霊とやらが見えるだろうか? そうだとしたら、寝ている間中、悪霊系に面と向かうのかしら?
「……アホくさ」
余りの下らなさ、声に出す。型古のCDチェンジャーがガタゴトと音を立て、ヒットチャート上位の曲が流れ始めた。そのリズムをふんふんと口ずさみ、しかし頭の片隅に何ともいえない違和感が残った。
翌日以降、下らないと解っているのに、まばたきを意識してしまうようになり、何もかもがどうにもぎこちなくなった。何でもそうだが、例えば呼吸のように、無意識にやっていることを意識すると、途端にギクシャクしてしまう。まばたきを数えるほどの根気はないが、何気なく、無意識にまばたきを出来なくなってしまった。気が付くと「今、まばたきした」と思い、その居心地の悪さは最悪だった。
意識したまばたきは目の疲労を呼び、それは頭痛を招き、結果、夏バテでは片付けられない気だるさまで引き起こすようになった。このまま倒れでもしたら洒落にならない。ならば……。
「数えるか?」
1日目は寝起きで失敗。
2日目も同じく。
3日目。覚醒したが目を閉じたままでキープすることに成功した。
「さあ、数えてやろうじゃないの」
粘りに粘ったが2300回くらいで解らなくなり、あえなく断念。こうなると、もう霊だの何だのではなく、意地だ。馬鹿馬鹿しいのは百も承知、文具屋でカウンター(計数機)を購入し、翌日に備える。
それから数日。食事や電話、テレビ、家族の何気ない一言でカウントはいとも簡単に狂い、夏休み後半の貴重な数日を無駄に過ごした。
「……無理なものは無理! 何やったって無理だっつーの!」
文具屋ではなく薬局に行き、目薬を購入し、最初からそうすればよかったのだと脱力した。ひんやりとした目薬の感触は、それまでの馬鹿げた奮闘を柔らかく冷ましてくれた。残ったモヤモヤを、長期旅行から帰ったハルナにぶつけようと決めると、いとも簡単に普段の自分に戻れた。
その夜。
深夜放送の映画を観ていた私は、CM中に、夜更かしで疲れた目を何気なく閉じ、そこで……見た。
「な! 何!」
驚いてソファから立ち上がり、辺りを見回したり目をしごいたりする。何かが見えた。姿形はハッキリしないが、とてつもなく怖い何かが、確かに見えた。もう一度目を閉じても、暗闇だけで何も見えない。
「……今の、9999回目だったの? ……ウソ。アレって……何?」
そして、振り出しに戻った。その夜はまともに寝付けず、翌日は延々と続く頭痛をこらえつつ、まぶたの動きが気になって仕方がなかった。目薬は何の役にも立たず、カウンターもまた、無意味だった。
「8997、8998、8999、9000、9001……」
前は頭の中で数えていたが、いつからか呟くようになっていた。不安そうな家族を手で追い払い、延々と数える。
「9110、9111、9112、9113、9114……」
鏡に映る顔は明らかにやつれ、体重計の針は信じられない数字を示している。カサカサになった肌はまるで老婆のようだ。
「9755、9756、9757、9758、9759……」
それがまばたきと呼べるのかどうか怪しいまぶたの動きを、眼球が追う。ほんの僅かに開いた唇から呪文のように数字が漏れる。
「9995、9996、9997、9998――」
「――ねえねえ、ハルナ。サヨ、新学期、一度も来てないじゃん。どうしたの?」
「うん? 知らない。お家の人、教えてくれないのよー」
(おわり)
美咲「オフィスみさきの実力、どうだー!」
欄丸「書いたのは私なんですけど?」
毎年恒例の夏祭りが近づくと、街の人々は皆、それまでの鬱積を晴らすかのように浮かれていた。
街で唯一の花火工場では、従業員達が慌しく働いている。尺球に火薬を詰め込み、火気厳禁と書かれた倉庫に運び込んでいた。幾ら火気厳禁と書いているとは言え、あの倉庫に鍵が掛けられていないことは、不肖花火屋の息子たる僕は知っている。
夏祭りの初日。午前中には出店が並び、神社までの参道を埋め尽くしている。焼きそばやカキ氷などの定番から、金魚すくいやお面売り、はては紙芝居なんてものもあった。これからの夏祭り3日間、浮かれた人々から骨の髄まで吸い尽くそうって寸法だ。
『ねぇ、今晩どうする?』
受話器の向こうで、アイコがそう言った。どうするって言ったって、どうせ祭りに行くのだろう? と眉を顰め、
「そんなに行きたいのか?」
ぼそりと呟いた。
『あったりまえじゃあない。今晩は盆踊りがあるのよ?』
「盆踊りって……。おまえは婦人会のおばちゃんか!」
どうしても、盆踊りってのには馴染めない。だいたいあんなものは、秋の収穫を願ったり、お天と様と交信したりするための、極めて土着のものだ。それにどこから見ても『ええじゃあないか』と変わらないじゃあないか。
それでも、『どうしても!』という祭り好きの彼女に押されて、その日は神社まで行ってしまったのだけれど……。
さすがの彼女も、夏祭り3日間総て出かけるという愚行はしなかったけれど、花火大会がある最終日には、お昼すぎくらいに僕の家に迎えに来た。
「ねぇねぇ。早く行こうよー」
部屋の時計はまだ3時すら指し示していない。僕は眉間を寄せて、気だるそうに顎でその時計を見るように促した。
「えー。3時だっていいじゃん。早く行かないと良い場所なんて、すぐになくなっちゃうんだから」
彼女は浴衣の袖をぶんぶんと振り回し、「早く早く」と催促してくる。その度に開く彼女の胸元にちょっとばかり欲情したものの、
「……わかったよ」
と、最後にはあっさりと白旗を揚げた。
家を早く出たおかげか、僕らは見学席の最前列に位置することができた。彼女は、私のおかげとばかりに『感謝しなさい』のポーズをとる。僕は「はいはい」と肩をわざとらしく下げて、降参してみせた。
「綺麗……」
最初の5連発だか、10連発の打ち上げ花火があがると、彼女が小さく呟いた。
「カズミにも見せたかったな……」
カズミというのは僕らの同級生で、彼女の一番の友達だった女の子だ。毎日のように彼女と一緒にいて、彼氏である僕が嫉妬するくらいだった。
「アイコ……」
それがある日突然姿を消した。街中が大騒ぎになった。もともとそんなに大きくないこの街は、それまで3千日以上の犯罪無しと売りにしていたものだから、地元TVの取材が来るわ、警察が緊急発令を出すわ、それはもう凄かった。
だからだろうか? 今年の夏祭りはそれを忘れようと、街中が無理に大騒ぎしている感じが否めなかった。
「大丈夫、カズミは生きているよ。きっと何処かでこの花火を見ているって!」
僕はわざと語尾を強めて励ました。彼女は小さく頷くと、目尻に貯まった涙を親指で拭いた。
今でも彼女を忘れられないんだね?
当たり前といえば当たり前だが、彼女の心の傷はまだ癒えていないようだ。
花火大会は最後のクライマックスに突入していた。50連発が終わり、最後の大花火。人が入れるほどの大筒が打ち上げられた。夜空一面に花火が広がる。赤、青、黄、その他色とりどりの花が開いて、拡散して、そして消えていった。
その時。辺りで悲鳴がした。見物客は何事かと、声の主に視線を向ける。僕らは二人目を合わせ、そこが近くであった為、手を取って歩み寄った。
悲鳴をあげた若い女性のもとへ近づくと、彼女の足元に何かがあるのがわかった。僕とアイコは無言で頷き、ゆっくりと前進する。
「いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
足元のそれが、何か解かる所まで歩を進めると、アイコは半狂乱したように、その場にうずくまり悲鳴をあげた。それを見て僕はその場に立ち尽くすしかなかった。
足元のそれは、人の頭だった。そしてそれは、行方知れずになっていたカズミの頭だった。それを確認した見物客達は、口々に叫び、会場はパニックになった。その場に崩れ落ちる者、駆け出して逃げ出す者。警備していた警官達は圧倒的に数が足りず、そこは文字通りの修羅場となっていた。
アイコは見開いた目をぴくりともさせず、振るえた手でそれを、カズミの頭を持つと、胸に抱きかかえ、ひとり言のように何やら呟いている。
「カズミ……。カズミ……。ごめんね、あたし……。あたし……」
もはや、それは言葉などではなく、
「アイコ。しっかりしろ、アイコ!」
僕の呼びかけにも答えられるような状況ではなかった。
ようやく、現場に到着した警官に抱きかかえられた彼女は、我に返ったのか、僕をその目に止めると、腕を僕の肩に回して泣きついた。
僕は彼女の華奢な体に腕を回すと、心の中で呟く。
「アイコ、何も心配するな。次は君だから……。すぐに彼女の元へ送ってやるからな……」
終わり
(うらん:トーマスさん。これってサイコじゃあ……?)
(トーマス:広義のホラーだ!)
欄丸です。
日曜日、連休のある8月は活動中止とのことで、久しぶりにバスケットボールに参加してきました。前回をパスしたので1ヶ月ぶりです。
前々回の試合内容が私にとって惨澹たるものだったため、トレーニングを殆どしておらず、体力もテンションも低めのスタートでした。
ウォームアップメニューであるランニングシュートと2(ディフェンス)on3(オフェンス)を終えた時点で既に汗だくで、息が上がっていました。
夏の最後の集まりということもあり、参加人数はそこそこだったのですが、2チーム・ベンチ2〜3人という編制で数試合をこなしました。
今回は、怪我や気分の悪い思いをしないためベンチウォーマーでいようと決めていたのですが、試合開始時にチームメイトがコートに出ないので仕方がなく出て、一旦コートに出ると試合に集中してしまうので、結局、終わってみればフル出場でした。
肝心の試合内容ですが、プレイスタイルを若干変えたお陰で楽しめました。
ところで、私が一番苦手なチームメイトのタイプは「天狗野郎」です。
バスケ経験者でスキルをそこそこ維持していて、仲良しの経験者同士でボールを回し、周囲に中途半端な指示を出す、自称スコアラー。その態度は終始「俺が点を取るからミスせずボールを渡せ」です。
敵にすると手強いので面白いのですが、仲間に一人でもそういう人が入ると、私に限らず、雰囲気は最悪です。
前述を踏まえると、友達同士である経験者2人と上手い人1人がいた私のチームは最悪でした。
案の定、試合序盤のセンターラインを越えた後のオフェンスは、友達さんタッグだけでやっていました。周りでパスを受けようとフォローしているのに、ディフェンス5人が待ち構えるゴール下に切り込み、もみくちゃにされた挙げ句にカウンターを出される始末。1試合目はその繰り返しで、スコアを見るまでもなく雰囲気で負けていました。
休憩に入り、考えました。この嫌な気分をどうしたらいいものか。思案した挙げ句に出た案は「仲間への」「逆マンツーマン」です。俗にいう逆転の発想です。
嫌なタイプのチームメイトから常に距離を取り、決して近付かず、フォローもせず、声や手振りの指示の「届かない」ポジショニングです。ディフェンスはゾーン。オフェンスはミドルレンジ。
これが予想外の大成功でした。
バスケットでのセオリーなのかもしれませんが、ディフェンスがどれだけいようと経験者はゴール下を目指します。ですが、それが基本だと思えないのは、NBAなどを観ているからでしょうか。
とにかくレイアップをしたがる経験者は、圧倒的なディフェンスに潰されます。八方塞りの状態でミドルレンジ(フリースローレンジ)にいる私を見付け、ボールを一旦出し、リターンを受けようと走り回ります。が、パスを受けた私は微塵の躊躇もなくジャンプシュートを放ち、見事得点。拍手や歓声が出ますが、フリースローレンジからのジャンプシュートは入るのが当たり前だと思っているので、こちらの反応は淡白だったりします。
私は、経験者なら、そこからオフェンスを開始するというミドルレンジで迷わずシュートを放ち、その得点率は自画自賛ながらなかなかのものです。実は、ディフェンスをかわして切り込むスキルがないだけです。ですが、だからこそ、その距離でのジャンプシュートには自信があります。
私が3度ほど外からのシュートを決めると、チームの雰囲気が変わりました。天狗の鼻を折るのに成功です。その後は気持ちよくプレイ出来ました。そこそこ得点も決めましたが、一番に思い出すのは次のシーンです。
カウンター。
オフェンスであるこちらは、そこそこの腕前の女性。ディフェンスはかなり上手い男性というミスマッチでの、完全な1対1という場面。そのままシュートに行くと体格差で潰されるのが当然だったので、得意のダッシュでフォローに入りました。
右サイドから切り込むチームメイトと、中央からマークに付こうとするディフェンスの間に割って入り、体を張ってディフェンスにスクリーンをかけ、フリー状態のままレイアップで見事得点。
いえ、誰も誉めてはくれませんでしたが、ディフェンスの男性が、その集まりでの古株かつバスケ経験者かつ相当の体格差ということもあり、自分では「してやったり」といった気分でした。
ミスも多発してしまいましたが、怪我もなく、気持ちよくプレイすることが出来てよかったです。
また、消えかけていたバスケ熱も再燃の兆しです。
編集長V−REX!
すまぬ、『GW怪談大賞』応募方法の再度変更だ!
・変更前〜応募方法:GWに《読切》記事として書き込み、表題頭に「GW怪談大賞」と記す
・変更後〜応募方法:GWに【寄稿】記事として書き込み、表題頭に「GW怪談大賞」と記す
副編アイです。
ピー君と一緒に『ブレアウィッチ・プロジェクト』(正確には「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」)を観ました。
……が! 何も書けません!
というのも、この作品は「情報を一切入れない」状態で観るのが一番「よい」からです。
鑑賞後、色々と思うところがあって個人の映画感想・批評サイトを幾つか巡ってみたのですが、みんな、同じことを書いていました。
それでもいちおう書くと、『ブレア〜』は「観た人同士が」感想なりを交換するのが一番です。
外れではないので安心してレンタルOKですが、前述したサイトのように、テレビCM以上の内容を知っている場合は、本命にはなりません。個人的には好きですけど。
……ピー君、絶対にお金返してよ(怒)。
編集ピーです。
アイさん、ちょっと怒ってますけど、そもそも『ブレア〜』を薦めたのはアイさんなので理不尽な怒りです。でも『GW怪談大賞』の参考資料になったのでオーライ。
こんちゃ、うらん。
さてはて、任天堂と開発会社インテリジェントシステムズが、『ティアリングサーガ』を制作・販売したエンターブレインと開発会社ティルナノーグを提訴しました。任天堂とインテリジェントシステムズが開発・販売している『ファイヤーエムブレム』にゲーム性が酷似しているかららしいです。
販売停止や著作権侵害として2億円以上の賠償を求めているみたいですね。
え? ハマっているゲームなのに、他人事っぽいって? だって、他人事だもん。たとえエンターブレインが自主回収に踏み切ろうが、食品とか家電製品じゃあないんだから、そんなの無理な話だし、それに提訴にしたって「今ごろかよ!」って感じだしねぇ。
まぁ、メーカーにとっては大事なことかも知れないけれど、ユーザーにとっちゃ、どうでもいい事なんだよなぁ。
ちなみに、エンターブレインって『ファミ通』を発行している所だから、任天堂としても果たして強気に出るかどうかは微妙。まぁ、真相は『FE』に強烈なシンパシーを感じているファンや、株主が文句言ってきたから、今頃提訴したんじゃあないかな? まぁ、和解狙いじゃあねぇ?
どっちにしてもゲームはユーザーの物だし、クリエーターの物だと思うけどね。
殺してやりたいほどの憎悪というものは実在する。
あいつを殺すと決めたのは、数年も前のこと。結婚当時、いい関係は最初だけだと皆にいわれたが、正直、信じてはいなかった。他人事だと思っていた。
何が直接の原因なのかは既に解らないが、修復不可能だということは解る。離婚という冷静な選択は、溢れる憎悪で既になく、だからこそ必死の思いでこの毒薬を入手したのだ。貯金の大半をつぎ込んでしまったが、後悔など微塵もない。
顔も見たくない、ではなく、殺したいのだ。存在そのものに嫌悪感を抱くのだ。
計画は簡単。毒薬を食べ物に混ぜて飲ませ、死体を車で森に運び、埋める。後は警察に行方不明だと通報すればいい。
あいつも私も生命保険に入っているから、保険金目当ての殺害だと疑われるかもしれない。アリバイ工作が必要だろうか? いや、保険金の受け取りは死亡が確認されてからの筈だから、死体が発見されなければ、保険金目当てという動機は成り立たないから大丈夫だろう。あの森の奥の地中深くなら、まず見付からない。
おまけに、世間体はおしどり夫婦で、揉め事の類には一切縁がなく、傍目には動機などないように見える。
……実行は、今日だ。
「おかえりなさい。あら? それは?」
「ああ、お土産。取引先から頂いた菓子だよ。美味しいんだとさ」
「ふぅん。ご飯、すぐに食べる?」
「頼むよ。……あ、しまった。君、明日出かけるっていってたっけ?」
「ええ、同窓会」
「車、ガレージにそのまま入れちゃったよ。今のうちに君のと入れ替えておくから、キー貸して」
「あなた、久しぶりの休暇なのに、私一人だけ楽しんで、何だか悪いわね」
「いいよ。久しぶりの同窓会なんだろ? こっちはのんびりしてるから」
「……どう?」
「うん、これ、本当に美味しいわ」
「えーっと、へぇ、これって京都の有名な菓子屋じゃなかったっけ?」
「ん? あ、知ってる。前にテレビで観たことあるわ」
「こんな安ビールのつまみにするのは勿体なかったかな?」
「ふふ、そうかもね。お茶にする?」
「ははは、まさか。さてと……」
「あら、もう寝るの? お休みの前なのに?」
「今日、仕事が忙しかったんだ。お先に」
「おやすみなさい」
……。
……何だか頭がくらくらする。手がしびれてきた。吐き気も……一体何が?
足に力が入らず、もがいているうちに床が迫ってきた。フローリングに額を打ちつけ、血が広がったが、頭痛の方が激しい。息が苦しい。胸が熱い。水を飲まなければ。喉をかきむしるが、熱いのは内側だ。視界が狭くなってきた。嘔吐、吐しゃ物が狭い視界を埋める。全身が痙攣し、床を何度も跳ねた。
何が、いや、誰が? ……あいつ? ……もう……駄目だ……誰か……。
「――聞き込みは?」
「はい。夫婦仲は問題なかったようです。住宅ローン以外に金銭面のトラブルもありません。仕事も順調ですし、直接の動機は相変わらず見当たりませんね。」
「そうか。全く、俺にはさっぱり解らんね。心中にこんな馬鹿高い薬、使うか?」
「最後の贅沢って奴じゃないですか?」
「ふん。贅沢の割には、見事な死に様じゃないか。お前も見ただろ? 今正に殺されるってな形相。夫婦でにらみ合ってる仏なんて、俺は始めて見たぞ」
(おわり)
野輝「……怖くないですね(笑)」
(※編集:言訳コメントは駄目……え? OK?(をいをい))
編集長V−REX!
『GW怪談大賞』応募方法の変更だ!
・変更前〜応募方法:GWに《読切》記事として書き込み、表題末尾に「(GW怪談大賞)」と記す
・変更後〜応募方法:GWに《読切》記事として書き込み、表題頭に「GW怪談大賞」と記す
些細なことだ! 他は変わりなし!
テレビの『クイズ$ミリオネア』で、3問目くらいの誰にでも解る、例えばJ−POP問題の時、たまたま解答者がそのジャンルが特に苦手で、ライフライン「オーディエンス」を使うのはいいんですけど、98%が正解を示しているのに混じって、全く違う答えを選んでいる1%くらいのオーディエンスは駄目じゃないですか?
副編アイです。
早速『ハイボルテージ』を観ました!
前回『GW友の会』で、シャノン・リー主演と書きましたが、スイマセン、間違いでした。正しくは助演で、実際は「……いた?」程度でした。ですので、シャノン・リーのことはすっぱりと忘れて下さい。
さて、内容ですが、ブランドン・リー主演『ラピッド・ファイアー』です(観てない方、すいません)。メキシカンな顔立ちの主人公、ジョニー役のアントニオ・サバト・Jrが、どことなくブランドン・リーに似てたりもします。
全編がガン&カンフーアクション、B級の王道である「美味しいところだけ」で、非常に楽しかったです。
主人公達は窃盗グループで、敵はベトナム・マフィア(中国系)なんですけど、雑魚っぽい人を含めて「全員が」カンフー系格闘技の達人レベルで、更に、劇中のヒロインまでカンフー使いです。
安酒場で無関係なチンピラとの乱闘シーンがあるのですが、チンピラの方、バック転してましたし、蹴りを手で払ってましたし、ボクシングな殴り方をされて、一回転して壁に叩き付けられてました。
銃撃シーンも、壁を蹴ってジャンプしつつの空中2丁拳銃連射など当たり前で、とにかく撃ちまくり、カッコイイです。
タイトル「ハイボルテージ」は、この映画の「テンション」のようで、スカッと爽快なアクションを観たい方にお勧めです。
(※美咲:仲間の銃はM92Fとハイパワー、主人公はクーガー(MI:2)のステンモデルだと思う。クーガー2丁はイカすぞ)
尚、この記事を読んだ後にレンタル店に足を運ぶ方がいらしたら、前述『ラピッド・ファイアー』と『ハイボルテージ』を合わせて借りるのがいいですよ。
リー兄弟で、ストーリー展開は殆ど同じで、どちらも面白いので。2つを続けて観たら、3ヶ月はアクション映画は不要です。この2作品のカンフー・ジークンドー・ガンアクションはハイレベルで、例えば『マトリックス』のアクションシーンにも見劣りしないと思います。
さて、毎回、私の観た映画を紹介しているこのコーナーですが、今回はそれっぽく、これから公開される要チェック劇場映画を2つ、紹介します。
*******************************************
『チアーズ!(BRING IT ON)』8月4日公開
名門チアリーディング・チームのリーダーの奮闘。
『ドリヴン(DRIVEN)』8月18日公開
時速400キロを誇るカートレースのレーサとコーチの奮闘。
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どちらもいちおうメジャーの粋ですが、『A.I.』『パールハーバー』『猿の惑星』『ジュラシックパークV』などのビッグネームの影に隠れているイメージがあります。ビッグネームは公開期間が長いですから、まずは先の2つを観ましょう。
お勧めは、余り見る機会のない「スポーツ」の『チアーズ!』ですかね。
ところで、『ハイボルテージ』のレンタルに同伴したピー君が『ブレアウィッチ・プロジェクト』と『ワンピースVol.11』を便乗レンタル。ちゃんと金返せよ(憤)。
編集ピーです。
副編アイさんのお陰で『ワンピースVol.11』魚人編、完了しました。この後からテレビ放送を観始めたので、これでやっと追い付きます。お金? そんなアイさんも素敵だー。
電子戦術記事担当、ダイドーだ!
さて、アリサより託されたデスクトップPCのお披露目だ!
その名も……『富士通FMV−DESKPOWER S(FMV−5100D5)』!!
当時、24万8千円で販売されていたデスクパワーSの恐るべきスペックを見よ!
・横形筐体、ソケット7マザーボード(キャッシュ256KB)
・スピーカ付き15インチCRT
・超高速CPU、ペンティアム100MHz(キャッシュ16KB)
・高性能グラフィックチップ、ATI mach64(VRAM2MB)
・大容量メモリ、64MB(SIMM)
・大容量・高速ハードディスク、850MB−不良セクタ
・4倍速CD−ROMドライブ、FDD標準搭載
・336モデム
・LANボード搭載
※取説、システムCD−ROMは上位別モデルのデスクパワー用一式がてんこもり
ど、どうだーー!(涙)
まずは託されたまま起動させるが、いきなりのエラーメッセージ。案の定、使用不能状態であった。
上記スペックにWin95+IE5をインストールしており、一太郎とWord(ATOKとIME)が同居し、更にPCゲーム『三国志』のオマケ付きで、残りHDDは50MB! 仮想メモリという概念はどうした!
更に、最終スキャン&デフラグは11343日前……ふおっ? 未来型PC? 否! Y2Kである。
ともかく、正常なWin95をインストールせねば話にならん。
上位別モデルの起動ディスクを使いフォーマット開始、不良セクタ発見。……が! CD−ROMドライブを認識せず! ……内蔵しておいて認識せぬとは何事かぁーー! BIOSで認識させておけ!(無理)
山ほどあるCD−ROMからCD−ROMドライバを探るが、ない。
仕方がなくWWWに検索へ行くが、「このドライバを組み込め」という情報のみで、肝心のドライバが見当たらん。
ひたすら探す、探す、探す、探す、疲れる、面倒になる、諦める。
教訓。
「フォーマット前にCD−ROMドライバ付き起動ディスクを作れ」
ど、どこだーーーー!!
――WANTED!
・CD−ROM「TOSHIBA XM−5302B」(互換)ドライバ
編集ピーです。
GW久々の企画『GW怪談大賞』、何を隠そう、僕も参加する予定です。
そこで副編アイさんと共にレンタルビデオ店に、参考資料探しに行きました。
編集ピー「早速、お勧め作品をお願いします。そういえば、アイさんはこの企画、参加しないんですか?」
副編アイ「私ね、審査委員に無理矢理任命されちゃったのよ。だから私からのアドバイスって反則じゃない? っていうか、こういう場合はホラー小説なんじゃないの?」
編集ピー「ままま、そういう細かいことは気にせずに、さささ」
副編アイ「んー、ホラーでしょ? あんまり観ないから解んない。最近のだったら『ブレアウィッチ・プロジェクト』とか『エクソシスト・ディレクターズカット』とか? まだどっちも観てないけど。あとはやっぱり昔の名作じゃない? 『キャリー』『サスペリア』『ポルターガイスト』『チャイルドプレイ』『エルム街の悪夢』『バタリアン』『死霊のえじき』とかの「初代」のみ。でも、たいてい宗教がバックグラウンドだから、参考っていっても演出面なんかかな? ホラーとスプラッタの区別もあるしね」
編集ピー「邦画は駄目ですか? 「怪談」大賞ですし」
副編アイ「最近のホラー邦画はサイコばっかだからねぇ。『リング』とか『催眠』とか。私は観てないけどネットで調べたら、有名な『弟切草』は全く駄目らしいよ。そんな中、あえて薦めるとしたら『学校の怪談』(シリーズ全部)かな? 対象年齢が低いイメージあるけど、テレビで観て結構ホラーしてて怖かったし……あ!」
編集ピー「え? なんです?」
副編アイ「……思い出した! お勧めのホラー監督! 「ジョン・カーペンター」! この人の作品は一見の価値ありだよ!」
編集ピー「その人、僕、知らないんですけど……」
副編アイ「監督は知らなくても作品は絶対知ってるって! 『遊星からの物体X』と『ゼイリブ』! どうだ!」
編集ピー「ああ、知ってま――」
副編アイ「特に『ゼイリブ』、あれはよかった! エイリアン侵略モノでは未だにマイベスト! 意外なラストもイイけど、あのサングラスって設定とストーリー運びが秀逸! 何度もテレビ放映されてるけど、毎回釘付けなのよねー」
編集ピー「『ゼイリブ』は僕も観ましたよ。おっしゃる通り面白く――」
副編アイ「あとねー、こないだレンタル店で発見した、サム・ライミ監督のマイナー作品『新・死霊のはらわた(1986年)』。これもまだ観てないけどパッケージの雰囲気だと、劇場公開された有名な「死霊の〜」シリーズとは違って、PS『バイオハザード』みたいな雰囲気。これはサム・ライミ風(ポイント)コメディかも。要チェックね」
編集ピー「怪談とは関係ないような――」
副編アイ「あとねー、故ブルース・リーの娘で故ブランドン・リーの妹、シャノン・リー主演のアクション映画『ハイボルテージ(1997年)』。次はこれを観る予定。美咲さん好みのドンパチ+父親譲りのジークンドーアクションとくれば、期待度はハイボルテージ! 大外れか大当たりか、どっちかだろうなー」
編集ピー「……あ、このタイトル、いいカモ」
副編アイ「ちょっと、『ロッキーホラーショー』はホラーじゃないよ。ホラーで思い出したけど、そろそろ『バトルロワイアル』と『インビシブル』観なきゃ」
車に乗ったり電話だと人格が変わる人っていますけど、副編アイさん、映画の話題になると……止まりません。
ということで今回は何も借りず、次回、単身レンタル店に行くことにしました。締め切り、間に合う?
欄丸です。
見事なまでの猛暑です。各ダムでは渇水の危険もあるそうです。
ここのところ生活リズムが狂い出していたので、その修正と、運動不足を補うため、照り付ける日差しの下、散歩をしてきました。3連休明けの平日は、嫌みなほどの快晴でした。
暫くトレーニングを止めていたので、おなじみの河沿いの様子を眺めるのは久しぶりだったのですが、生い茂る雑草さえしなびていて、水量は目に見えて減っていました。
バスケットのためのトレーニングを諸事情により止めてから、自覚できるほどに体力・筋力が落ちていたので、6時間強、たっぷりと歩いてきました。勿論、バスケットボールを持って行き、ドリブルなどもやりました。
その河は比較的海に近く、1時間も歩けば海に辿り着きます。海、正確には湾で、林立する工場のお陰でお世辞にも奇麗とはいえませんが、海風は心地良かったです。
その砂浜で、暑さもありますが、運動として泳ぎたくなり、どれくらい泳いでいないだろうか、ふとそんなことを考えました。
プールで最後に泳いだのが6年前、ジムで数度泳いだのが最後でした。
ところが海だと、十数年以上泳いでいませんでした。海岸でのバーベキューなど、海に行ったことはこの数年に何度かありましたが、その時は全く泳いでいません。
元々、一般にいう海水浴という習慣が嫌いで、海と縁遠いので仕方がありません。報道などで海開きの大変な混雑を見ると、とても行こうなどとは思えません。
ですが、今年は是非とも海に「泳ぎに」行こうと決意。ということで、まずは近郊の海水浴場を探すことにします(場所すら知らない)。
既に水難事故が多発しています。みなさんも充分に気を付けて下さい。事故に限っては「他人事」ではありませんので。
美咲「頑張れよー(紫外線アレルギー持ち)」
やほ、鳩羽です。
遂に、『らぶラン』99。どうすんのかピーに問うと……。
ピー「美咲さん、『100回目の連載の噂』って知ってます? 連載数に節目があるじゃないですか、10回目とか50回目とか。たいていはめでたいんですけど、そこだけは奇妙なことが、ってのがあって、編集はみんな知ってるんですけど、禁句扱いなんですよ。その節目ってのが実は、桁の変わる100回目なんです」
……ごくっ(唾)。
『ぼくのなつやすみ』
学生A「ふー、やっと夏休みかぁ」
学生B「ホント、待ちに待ってたって感じ? たっぷり遊ぶぜぇ、バカンスって奴だな」
学生A「何いってんだ? 受験はな、この時期が肝心なんだぜ。けっ、バカンスだってよ」
学生B「おいコラてめー! バカンスを馬鹿んすんなー!」
――夏休みはきちんと夏休め。
ピー「――そして、連載が……100に達した時!!」
きゃーーーーー!! ……っあ(失神)。
鳩羽でした。
おう! 平Sだ。早速第17回totoの結果をお届けするとしよう。
●第17回toto
@札幌−横浜M……0
A市原−C大阪……1
B柏−福岡……1
C東京V−名古屋……2
D清水−F東京……2
EG大阪−鹿島……1
F神戸−磐田……0
G広島−浦和……2
H仙台−鳥栖……1
I水戸−山形……2
J大宮−横浜C……1
K湘南−京都……2
L大分−甲府……1
というわけで、的中試合は今回も『8』だ! 精進するように!
副編アイです。
今回は、昨日テレビ放映された『GODZILLA/ゴジラ』です。みなさんは観ましたか?
実はこれ、劇場公開された時、観るかどうかを物凄く悩んだ作品でした。公開当時は「日本が誇るキャラクター・ゴジラのハリウッド版」というキャッチが全面に出ていたので、仮にその時に観ていたとしても満足感はなかったと思います。
というのも、これは「日本のゴジラ」とは全く違う作品で、そのことに幾らか落胆したでしょうから。
が、今回テレビで観て「やっぱり劇場で観ればよかった」と後悔。VFXや演出、音響が凄い迫力で、まさしく劇場必至作品でした。
恐竜ではありえないサイズの怪物ゴジラがニューヨークを闊歩し、子供ゴジラの群れが襲いかかる。『ジュラシックパーク2.5』といった雰囲気ですね。
ミスキャストだろうと思っていたジャン・レノは、控えめな演技でストーリーを盛り立て、ゴジラのCGにも匹敵する米軍兵器の迫力描写。これではもう、日本のゴジラは観れないですね。
賛否両論の作品ですが、どうひいき目に見ても、ハリウッド版の方が「面白い」です。エンターテインメントにとって、それが「ゴジラかどうか」など、些細なことですから。
それにしても、最近のテレビ吹き替えは水準が高いです。
編集ピーです。
りん・たろう監督『幻魔大戦』(キャラクターデザイン:大友克洋)を観ました。
古谷徹、塩沢兼人、内海賢二、田中秀幸といった時代を感じさせる声優陣の中、原田知世と江守徹を発見。今回スタッフロールを見て、始めて知りました。ある意味、水準高いです。
誕生! 編集長V−REX!
GW納涼企画、『GW怪談大賞』の開催だ!
――『GW怪談大賞』
ホラー、サイコ、スプラッター、スラップスティックなどフィクション・ノンフィクション問わず、広義の「怖い話」を募集! 文字数制限なし、俳句や短歌もアリだ!
皆を恐怖に陥れる、水も凍る記事を期待する!
――応募概要
・応募方法:GWに《読切》記事として書き込み、表題末尾に「(GW怪談大賞)」と記す
・応募資格:特になし。我こそはという読者様の応募も可
・締め切り:8月6日(月)
・結果発表:8月9日(木)。選考委員(未定)&投票により大賞他を決定
・受賞賞品:特になし。嘘、思案中。
・そのほか:他サイトで掲載済みの作品の応募は不可。著作権は著者に帰属
こんちゃ、うらん。
さてさて、先日PS2の命運を背負った『ファイナルファンタジー]』が発売されました。初回出荷本数は210万本らしいです。まぁ初回はいいとして、問題はこの後どこまで、この勢いが続くかですね。2週目の販売本数が50万本以上あれば、夢の400万本も実現するかもしれません。
ところで、みなさんは買いましたか? あたしも買ってしまいましたよ、ドリームキャストを! このスペックで1万円を切った価格なんて! しかもあたしが買ったのは新古品。ネット未接続で、買ってから2ヶ月未満(もちろん保証書有り)の超美品。7000円弱でした。一緒に買ったソフトは『ソウルキャリバー』! うお! 中に中国雑技団の人が入ってるぞ、これ!
やほ、鳩羽です。
セガトイズの『C−BOT{シーボット}』って知ってる? ソニー『AIBO{アイボ}』の人型二足歩行版みたいな奴で、3,980円。ま、チープな作りなんだけど、人型ってのに惹かれて、発売前からチェックしてたのさ。
『A.I.』
「早く人間になりたーい」
――……ベム?
んで、オモチャ店でC−BOTの実物を発見! 早速実験。が、デコピン一撃で倒れたぞ! ……情けない。それでも二足歩行ロボットか? オートバランサーとかないのか?(無理)
そういや同じ店に『PINO{ピノ}』(ヒッキーのプロモVで登場)のぬいぐるみが置いてあったけど、ロボットのぬいぐるみって、なんか妙じゃないか? あれって確か、実物は子供と同サイズだしさぁ。
鳩羽でした。
……って、をい! 『らぶラン』が98だぞ! この後、マジでどうすんだ?
欄丸です。
オフィスから離れた数日、美咲さんと連絡が取れませんでした。オフィス、携帯電話共に何度電話しても留守電。まさか居留守とも思えませんし、いったいどうしたのか、たまらずオフィスに向かいました。
欄丸「……美咲さん?」
美咲「ふふんふんふん、てってけってけてーん(シャカシャカ)」
そこには、フルボリュームのヘッドフォンをセットした美咲さんの……大宇宙を駆け巡っている姿が。ですが、傍らのPCには書きかけの記事、遊び倒している訳ではないようでした。
留守電がチカチカと灯っていましたが、ブラウン管に釘付けの美咲さんは全く気付いていないようです。
後日、顛末を伝えたところ「メールにすりゃいいじゃん」と撃沈。いえ、そういわれれば確かにそうなんですけど……。
む? 何事だ? 吾輩は今、大変に忙しい。後にせい、後に。何? 駄目? ふん、仕方がない。
電子戦術記事担当、ダイドーだ!
「個人でサイトを運営しています。このたびリニューアルを決意したのですが、作業が一向に進みません。作業で何かコツなどあれば、教えて下さい。また、リニューアルに際しての注意点などあれば、是非とも」
(PN:コッチッチ)
頑張れ、以上だ。
(※V−REX:マックスブリザーーーード!!)
ぬおぉぉぉぉ!!!
くっ! 流石はGWの長{おさ}、やるではないか。ピーなどとは一味違うな。
リニューアルといえばGW。
我輩の助力によりJavaScriptを導入し、またピーの悪あがきで常に体裁が変化しておる。基本はやはり常日頃からの「メンテナンス」であるのだが、こういってしまうと実も蓋もない。
各人各様ではあるが、サイト内のリンクをシンプルにしておくのが、メンテナンス、そしてリニューアル作業を軽減するであろう。
リンクを多用しているうち、ファイル構成がトップページからのツリー型になりがちである。
『ツリー型』
□□□□□@□□□□□
□□□□□|□□□□□
□□□□□A□□□□□
□□□+―+―+□□□
□□□|□|□|□□□
□□□B□C□D□□□
□□□|□|□|□□□
□E―F□G□H―I□
□|□|□|□|□|□
□J□K□L□M□N□
上記のようなファイル構成の場合、仮にJからNに行くには――
J→E→F→B→A→D→H→I→N
――と非常に遠い。それを補うためにJとNをリンクさせたとしても、別のファイルへの距離は変わらない。
かといって全てをリンクさせた場合、メンテナンス・リニューアル時のリンクターゲットの確認作業が大量に生じてしまう。上記でBCD辺りのリンク不具合を見落とした場合、大量のデッドリンクが出来上がってしまう。
こういったことを解消するために、メニューフレームなどを使うのもアリだが、まず、フレームによって生じるスクロールバーは邪魔であり、次にフレームはリソースを消費する。
そして最も注意すべきは、フレームはPC環境やブラウザによって見え方がかなり変わり、意図した通りに表示されないケースが多いのである。
メンテナンス・リニューアルを容易に、かつ来訪者に優しいファイル構成は、やはりスター型であろう。
『スター型』
□□□□□@□□□□□
□□□□□|□□□□□
□□□□□A□□□□□
□□□□□|□□□□□
+++++++++++
|||||||||||
BCDEFGHIJKL
□□□|□□□|□□□
□□□M□□□N□□□
□□□□□□□□□□□
これであれば、AからBCDEFGHIJKLへとすぐにアクセス可能である。む? ツリー型も混じっておるな。要するに階層を深くするなかれ、ということである。
ちなみに、見知らぬサイトを訪れた際、目的のものがどこにあるのか全く不明だというケースは、意外に多い。
リンクやファイル構成も大切だが……まずは案内を記せい! 解らんではないか!
そこに二度と足を運ばないのはいうまでもなく、お前はもう、死んでいる。
ジャーナリスト、野輝です。
ある情報筋によると、現在の日本のインターネット人口は、実に3260万人に達するとのことです。自分がインターネット環境にいると、普及しているのが当然のような感覚になりがちですが、この数字を見て、本当に普及しているのだな、と正直驚きました。
昨日、旧友から突然「結婚します」という電話が入りました。
その友人とは相当に縁遠くなっていたので、受話器を取って暫く、相手が誰なのかさっぱり解りませんでした。
電話は、僕が結婚式に出席できるかどうか、といった内容だったのですが、付き合っていた当時は割に親しかったとはいえ、10年前後交流がない今の僕がなぜ呼ばれるのか、ちょっと不思議な気分でした。
先のスケジュールは未定で現時点では返答できないので、とりあえず招待状を送ってもらうように伝えました。
その後、友人から「メールアドレスを持っているか?」と聞かれ、教えたのですが、後から考えると如何にも「今っぽい」ですね。一昔前だったら「携帯電話の番号は?」といったところでしょうか。
話の流れで、「サイトで連載している」とGW(ここ)のURLを教えると、意外にも友人は凄く驚いていました。
アクセス可能な人口はともかく、WWWサイトを開設したり、そこに連載を持ったりする行為は、未だに特殊なことのようです。
その友人、パソコンはあるもののネット環境を持っていないらしく、「次の休みにインターネットカフェで見てみる」とのこと(笑)。
……インターネットカフェって、まだあるんですね(爆)。
Tさん、(早いですが)結婚おめでとうございます。お幸せに。
おう! 平Sだ。では第17回totoの予想をしよう。
@札幌−横浜M……『1』
A市原−C大阪……『1』
B柏−福岡……『1』
C東京V−名古屋……『2』
D清水−F東京……『1』
EG大阪−鹿島……『1』
F神戸−磐田……『2』
G広島−浦和……『2』
H仙台−鳥栖……『1』
I水戸−山形……『1』
J大宮−横浜C……『1』『2』
K湘南−京都……『0』
L大分−甲府……『1』
以上が予想だ。
尚、今回で――(こんばんは、平面三です。いやー。平Sの隙をついて、表に出る事に成功しました。これからもちょくちょく出てくるので、また応援してください。それでは早速。今回でJ1は1stステージが終了します。よって次回のtotoは8月に入ってからということになりますね。多分(未確認)。みなさん、ガンバッテtotoを当ててください。では、平Sが気付くとイケナイので、今回はこの辺で)――だ! 皆も頑張るように!
ある日の正午過ぎ、一戸建て住宅をリフォームするという番組が放映されていた。
主婦層向けの時間帯。「お宅拝見」と共に、よくあるといえば、これほどのものはない。
リフォームといっても、部屋を増築したり、2室間の壁を撤去し1室にするという訳ではない。単に壁紙やふすま紙を張り替えたりするだけ。酷い時はカーテンを替えたり家具の配置を変えるだけのものだ。
私が偶然観たその番組は、まさしく後者だった。
現在の狭苦しい雰囲気のリビングを、広く、また、夏に向けて涼しく感じられるようにするという名目だった。しかし実際の作業は、家具を移動させカーテンを変えて、壁の色を塗りかえる。ごちゃごちゃとした収納を小さなカーテンで隠すというもの。
誰に聞いてもそれは「模様替え」だと思うが、番組ではその「リフォーム」をインテリアコーディネーターだかが指揮していた。
背の高い食器棚の横にテレビ台の並んだ一角を、テレビの高さの家具で揃え、「こうすることで部屋が広く、天井が高く見えます」。ベージュだったカーテンをブルーに変えて「涼しい感じ」。
何が驚いたかといえば、そういった「豆知識」に対するインテリアコーディネーターの講釈と、「リフォーム」の出来栄え(と講釈)に主婦が驚いていたことだ。
「賢い収納の仕方」など、今日日{きょうび}、こういった情報は書店などで、それこそ嫌というほど見かける。ちょっとしたファッション雑誌にも、そういう連載はある。また、私の観たその番組のような情報源もごまんとある。にもかかわらず、一般ではそういった「暮らす知識」は浸透していないらしい。
新卒がドラマやファッション誌に登場する部屋に憧れたり、新婚夫婦がアメリカの一戸建てや一流ホテルの部屋に憧れることは、可愛らしいものなのだと感じた。
実際に生活を始めてみて気付く現実により、憧れの対象が単なる張りぼてで、憧れではなく妄想だったと気付く。
ここまではいい。問題はその後だ。
家や部屋は暮らすため「だけ」のものに成り下がり、「あれは別世界のお話だ」などとこぼしつつ、必要なものをドカドカと詰め込み、家は、他人を招いてパーティーなどとは当然無縁の、見事な物置と化す。この落差は一体何なのだろうか?
憧れと現実の間を埋めるものが、前述したような番組や書籍にある知識なのは、いうまでもないが、知識云々以前に、住まう人間の意識の問題であろう。
「あれは別世界のお話だ」という一言で納得できる、その感覚は私の理解を超える。
……といったことを考えつつリフォーム番組を観ているうちに、無性に居間の模様替えがしたくなった。
前々から家具の配置を大幅に変えようと思いつつ、テレビや大型家具があり余りの大仕事ゆえ延ばし延ばしにしていたのだが、その番組を観て、漸く決心が着いた。
家具の少ない居間だが、多量の書籍とオーディオ機器をどう配置するかが問題で、予想通り、いや、予想以上の作業となった。一時、居間は難破船の如き様相となり、やむなく休憩をとる。
残りは後日にしようかと考えていた矢先……。
「ほぁぁぁぁ! アリサよ! 今こそ決着の時だ! 我が拳を――」
予想外の助っ人、ダイドー少尉が参上した。
「あら? 呼んでもいないのに手助け? さすがはGW最長連載ライターの一人、少尉は伊達じゃあないのね。じゃあ、まず、この家具をそこの押し入れに。ああ、押し入れにある本はあっちにお願い。そのカラーボックスごとね。漫画はこっちに、順番でね。それと音楽CDはジャンル別でそこ、ゲームとパソコン関係のCDはあっち。ビデオテープは、とりあえず押し入れに――」
手詰まりだった作業は一気に進み、見事、模様替えは完了した。
オーディオ機器を収納していた大きなローボードを押し入れに仕舞い、代わりに小さなカラーボックスを横倒しにして居間の角に斜めに置き、その上にテレビを乗せ、ミニコンポを下に、音楽CDをその横に収めた。同じく横倒しのカラーボックスにビデオデッキを乗せ、下には辞書などを詰め、後は二人掛けのソファと小さなテーブル。
出来栄えは上々。思った通り、夏に向け、すっきりした居間になった。
ダイドー「……な、何が起きたのだ?」
アリサ「ありがとう、凄く助かったわ」
ダイドー「…………む? ふ、ふん、北斗神拳の前では模様替えなど敵ではない」
アリサ「そういえば、フィッスル・オウアー・ザ・レイヴ・オエットの件のお礼もまだだったわね」
ダイドー「礼などいらぬ。それとて北斗の運命{さだめ}よ。しかし一体何が……」
アリサ「でも、何もなしだとこっちが申し訳ないから……あ、そうそう。ねぇ、知り合いの会社に使っていないデスクトップパソコンがあるんだけど、いる?」
ダイドー「何が……な、な、何ぃぃぃーーー!!!」
アリサ「古くて使いものにならないらしいけど、お礼はそれでいいかしら? 貴方なら動かせると思うから」
ダイドー「ア、アリサよ! お前という奴は! ……了解だ!」
アリサ「じゃあ送るように伝えておくわね」
「家具は家ではなく、人につく」という言葉がある。
今や家電に等しいパソコンにも、この言葉は当てはまるだろう。誰にも使われず埃をかぶっているパソコンほど可哀相なものはない。
ダイドー少尉の手に渡った「電脳」は、一体何を「想う」のだろう。楽しみだ。
……『呪いの中古PCの噂』を解決した。
……『狐憑き編集の噂』を解決した。
……『アリサの秘密の噂』は消滅した。
(……サァーイレントーキィー……)
こんばんは、岸里徹です。
只今、GW編集部では怪談話が流行っているそうです。季節感があってよいですね。特に編集ピーさんが、怖い噂話の収集に熱心なのだとか。
副編アイ「あくまで編集ピー君の独断です。私他、みんなちゃんと仕事してますから」
さて、そんな貴方にお届けする曲、山本リンダで『どうにもとまらない』です。では……。
♪噂を信じちゃいけないよ――
さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。J−POPは70〜80年代が秀逸ですね。
おう! 平Sだ。早速第16回totoの結果だ。
@鹿島−神戸……1
A浦和−市原……1
BF東京−G大阪……2
C横浜M−清水……2
D磐田−東京V……1
E名古屋−広島……1
FC大阪−柏……1
G福岡−札幌……2
H仙台−水戸……1
I山形−京都……1
J横浜C−湘南……1
K甲府−川崎……0
L新潟−鳥栖……1
ということで、的中試合は『8』だ。2回連続で的中8となったが、そんなことはさておき、事もあろうか今回totoを買い逃してしまった。ふふっ……。フハーハーハーー! まぁ、女は愛敬、男も愛敬ということで見逃してくれぃ。
(……サァーイレントーキィー……)
こんばんは、岸里徹です。
昔から歌い継がれている童謡の中には、その牧歌的な雰囲気とは全く違った、その歌詞の本当の意味は……といった、いわく付きのものもあると聞きます。
はち「よぉ、山師のくまじゃねーか。久しぶりじゃのー」
くま「……は、はち!」
はち「おう、どうしたい? けったいな形相で」
くま「ででで、出たんじゃー! て、天狗様が出たんじゃー!」
はち「天狗? ははは! くま、おめーさん、大丈夫か?」
くま「ほ、本当じゃーー!」
さて、そんな貴方にお届けする曲、童謡『森のくまさん』です。では……。
♪ある日(ある日) 森の中(森の中)
くまさんが(くまさんが) 出会った(出会った)
花咲く森の道 くまさんが出会った
さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。そうだったんですね。
こんばんは、漕戸です。
『えるちゃんへ!』
「雑誌の編集をしているんですけど、ライターの一人が別のライターに戦いを挑んでいます。心配ないとは思うんですが念の為、占ってみてください」
(PN 副編アイ)
あらら、またまたアイさんじゃないですか。
では、そのお二人をタロットで占ってみましょう。
・挑む側のライターの方
……『死神』の逆位置。意味は、死の神の逆の位置ですから、死神ですね。
・挑まれる側のライターの方
……『道化師』の正位置。意味は……、はて、何でしょう?
――え? ライターって、サー・ダイドーさんとアリサさんなんですか?
……は、は、は、は(冷笑)。
漕戸でした。
電子戦術記事担当、ダイドーだ!
いっておくが、相手が誰であろうと……北斗神拳に「敗北」の二文字はない! ユリアーー!!
(※編集ピー:ユリア? 記事をお願いしますコン)
編集ピーです。
編集長V−REXからの勅命メールが届きました。
『ダイドーを12時間以内に探し出せ。さもなくば、ファイヤー!!(クビ)』
……って、これは洒落になりません! ヤバいです! 副編アイさんと野輝さんに助っ人をお願いしました。では、さっそく、こっくりさんで検索を――
アイ「ねぇ、それで12時間以内に見付かるの?」
野輝「それよりピーさん。ずっと気になっていたんですけど……」
ピー「――こっくりさん、こっくりさん、いらっしゃいましたらおいでくださいませ……」
野輝「こっくりさんを呼んでサー・ダイドーの居所を聞くよりも、サー・ダイドーを直接呼び出せばいいんじゃないですか? 電話だとかメールだとかで」
アイ「成る程。サーもGWはチェックしているでしょうから、ここに書くのもいいですね……ってピー! 止めなさいってば!」
ピー「サー・ダイドー、サー・ダイドー、いらっしゃいましたらおいでくださいませ……」
野輝「いや、そういう意味では――」
「……ほぉー、あたぁっ!!!!」
ピシーーーーッ!
「経絡秘孔の一つ、孤繰を突いた。貴様はもう、こっくりさんである」
ピー「!! ……こっこっこ、こけこっこー!!」
アイ「サー! 探してたんですよ。何処にいってたんです?」
野輝「あの……それより、今、紙から出てきせんでした?」
サー「……ふん、狐か。……猫! どこにおるのだーーー!」
アイ「猫? それならアリサさんのところに無事に――」
サー「アリサ? ……奴の、奴の仕業か! おのれぇーーー!」
野輝「……。……また、行っちゃいましたね。……でも」
アイ「アリサさんのところなら問題ないですね。野輝さん、お疲れさまでした」
野輝「いえいえ。でも、本当に大丈夫でしょうか? ……サーは」
アイ「アリサさんとはいえ、まさか殺しはしないでしょう……たぶん」
……『サー・ダイドー失踪事件の噂』を解決した。
……『狐憑き編集の噂』を入手した。
……『アリサの秘密の噂』を入手した。
ピー「これはバッドエンドのルートだコン……コン?」
副編アイです。
夏休み前、『パールハーバー』『A.I.』『千と千尋の神隠し』『ラマになった王様』『ダンジョン&ドラゴンズ』などなど話題作が盛り沢山のなか、久々に劇場に行ってきました。
……『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』!!
はい、わざと旬を外してます。開始10分前に劇場入りしたんですが、ガラガラでウハウハでした。
本題の前に少々。
劇場鑑賞が大好きな理由の一つは、最新・次回作品の予告映像です。今回も掘り出し物、それも極上を発掘しました。既に話題になっているそうですが『トゥームレイダー』です。凄いですよ、あれは。
同名のアクションゲームの雰囲気をそのまま再現してて、アクションシーンは『MI:2』+『チャーリーズエンジェル』。問答無用で劇場に行きです。
蛇足ですが、まれに同作をトゥームレイダー「ス」と呼ぶ方がいらっしゃいます。気持ちは解りますが、間違われないように。
その後に『FINAL FANTASY』の予告映像を観たんですが、フルCGのメリットが今一つ解りませんでした。今時だと、ロケ+VFXより、CGの方が安いのかもしれませんね。俳優のギャラも半端じゃありませんから。
さて、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』です。
前作『ハムナプトラ/失われた砂漠の都』同様、ハリウッド娯楽映画の王道です。劇場必須、太鼓判で面白いです。考古学モノに必要な説明を殆ど省いていて、代わりにアクションを盛り込んでいます。ですから時代考証などは滅茶苦茶ですが、クライマックスが延々と続くような感覚です。
スタッフ・キャストは全て同じで、テンションも同じです。
話題のVFXは凄すぎてアップアップでした。
例えば『スターシップトゥルーパーズ』でバグの群れのシーンがありましたが、『ハムナプトラ2/黄金のピラミッド』のクリーチャーはその100倍くらい多いです。VFX・CGのないカットを探す方が大変ですし、半分くらい観た時点で、もう実写と区別が付かなくなってました。
そして娯楽作品の王道らしく、劇場を出たら全部忘れました。なのでパンフレットを読んで思い出します。
ここで重要なことを。
今回の2は、前作『ハムナプトラ(1)』の「続編」なので、単品鑑賞だと、楽しめますが面白さが半減します。劇場にしろレンタルにしろ、必ず第1作を観てからにしましょう。
ちなみにこのシリーズ、3、外伝などが既に決定、制作中だそうです。
ところで、「ハムナプトラ」は劇中に登場する土地の名前なんですが、ハムナプトラ(1)の原題は『THE MUMMY』、2は『THE MUMMY RETURNS』。
3は……『THE MUMMY FOREVER』とかでしょうか?
編集ピーです。
もうすぐ公開の『ジュラシックパークV』、『ダイナソー』に続き公開前に既にアラート状態。やはり恐竜は絶滅する運命なんですね。
……『ユカタン半島の噂』を入手した。
おう! 平Sだ! 早速第16回totoの予想をしよう。
●第16回toto(販売期間7月13日・金曜日まで)
@鹿島−神戸……『1』
A浦和−市原……『1』
BF東京−G大阪……『2』
C横浜M−清水……『1』
D磐田−東京V……『1』
E名古屋−広島……『1』
FC大阪−柏……『2』
G福岡−札幌……『1』『0』
H仙台−水戸……『1』
I山形−京都……『2』
J横浜C−湘南……『1』
K甲府−川崎……『2』
L新潟−鳥栖……『1』
以上だ! 尚、11日にJ1「名古屋−清水」戦が行われており、名古屋がVゴールで清水を下している。この試合で清水のボランチ戸田が退場処分を受け、横浜M戦は出場停止だ。J2も11日に1節こなしており、結果は各自調べるように。
それから、今節は1stステージセミファイナル(使い方間違い)ということで、一部選手にはラストゲームとなる試合も多い。例を挙げると、
○ドラガン・ストイコビッチ(名古屋グランパスエイト)
ホーム最終戦。1stステージ最終節で現役引退。
○小野伸二(浦和レッドダイヤモンズ)
ホーム最終戦。1stステージ終了後、渡蘭。
彼らのプレーを目に焼き付けろ!
欄丸です。
お蔭様でPS『みんなのGOLF』を日々楽しんでいます。
しかし、使用可能なキャラクターが、当初2人だったのが、いつのまにやら6人になっていたり、1つしかなかったコースが4つになったりと、不可思議なことが続いています。
ゲームに余り詳しくないので、美咲さんに尋ねると「アーケードゲームとかにあるタイマー出現なんじゃねーの?」とのこと。そういうものなんでしょうか?
ところで、今日、オフィスに行くと又もや新たなPSソフトと、今度は漫画もありました。
美咲「『ワイプアウト(1)』480円は即買いだろ? やっぱ。っつーか何だ、この値段は?」
欄丸「そういえば、欲しいって、ずっといってましたよね、それ。で、こっちの漫画は?」
美咲「それがさぁ、語ると長くなるけど語るぞ。
こないだ、うらんちゃんとスポーツ漫画の話してたら盛り上がっちゃってさ。んで、古本屋にスポーツ漫画を買いに行ったんだよ。特にこれってのは決めてなかったんだけど、前々からの大本命は『グラップラー刃牙』。でも、ないんだよなぁ。解ってたけど。
だいたいさぁ、おかしいと思わないか? あんなマニアックでコアで気持ち悪い絵の漫画がさぁ、常に品切れ状態ってのは。やっぱアニメ化でメジャー入りしたのかなぁ。ゲームにもなってるし。
それで、古本屋に到着して棚を眺めてたら、悩む悩む。漫画ってさぁ、そういえば読んでなかった、読みたかった、って奴、多いよな、ホントに。
スポーツ漫画だけど、今のところ興味ないんだけど、平さん達の話題に付いて行ける程度に知識入れとこうかと思ってサッカー漫画を探したんだけど、多いんだよな、意外に。メジャーかつ無難に『キャプテン翼』を揃えてみようかとか思ったら愛蔵版発見。でもよく見たら『キャプテン』で、翼の折れたスポーツ違い。どっちでもいいかなとか、ちょっと思ったり、だったら『山下たろーくん』の方が燃えるかな、とか思ったり。
ま、手堅いサッカー漫画ってことで『オフサイド』を見たら高いし『俺達のフィールド』はなんか多いし、どっちもバラ売りだったから却下。やっぱサッカーといえば『リベロの武田』だろうと思って探してたら、にわのまこと『真島クンすっとばす!!』の全巻揃いを発見。
全部読んだ訳じゃないけど『グラップラー刃牙』ばりの格闘漫画だった印象、かつ、隠れにわのまことファンってことで買い決定。珍しく見かけた『うしおととら』全巻揃いとちょっとだけ悩んだけど、懐具合が寂しかったので『真島クンすっとばす!!』に決定したのだったぁー!」
欄丸「……要するにそれは『真島クンすっとばす!!』という格闘漫画なんですね?」
美咲「さぁて、読むぞー」
欄丸「あれ? 『ワイプアウト』は?」
美咲「……(読書中)」
欄丸「…………こ! この加速っ! これがAG(アンチ・グラビティ=反重力)マシン!」
ジャーナリスト、野輝です。
わざわざ記事にするほどのことではないのですが、少々。
最近のテレビCMですが、VFX、コンピュータグラフィックの多用により、随分と様変わりしました。特に目に入って気になるのは薬等のCMです。
この時期特有の「害虫駆除」系のCMは、害虫の描写がリアルに過ぎて、正直、気持ち悪いです。
切り傷消毒や水虫予防も、患部や病原菌の描写が同じく。
技術により楽しくなったCMも多いのですが、インパクトが違いますね。
ワールドカップの為か、サッカーをモチーフにしたCMも多いですね。『カップヌードル』のやかんヘディングも良い出来ですが、個人的には『デカビタC』のシリーズが好きです。
高い高い位置からのヘディングシュート、ダブルシュート(?)。本番もああなら、是非一度観戦したいです。
でも、あれはルールとしては反則……ですよね?(笑)
「会社のPCにトラブルが発生しました。
WindowsMeのWindowsフォルダ(システムフォフダ)内に「**.TMP」というファイルが多数存在し、電源を入れるたびに2個づつ増えて行きます。ファイル名は、長い英数字の羅列で毎回少しずつ違っていて、容量は0MB。テキストで開いても何も出ません。
いったいコレは何なんでしょうか? 気になって、会社の先輩と色々見たんですけど、全然わかりませんでした。
実はこの現象、会社のPCだけではありません。会社の先輩がSONY・VAIOを買ったんですが、それでも出るらしいですし、社長の富士通・FMVのノートでも出てるそうで、ついでに家電屋に並んでいるPCでも出ていたらしいです。
事務所のPCは、リカバリーを掛けたら出なくなったんですけど、先輩のVAIOはダメだったそうです。
実害はないのですが気になって仕方がありません。どうか助けて下さい」
(PN:ワーカーホリック)
編集ピーです。
PCトラブルのお便りを頂きましたが、電子戦術記事担当のサー・ダイドーが失踪中です。そこで今回は、サーの霊をこっくりさんで召喚して、お応えします。では、早速……。
で……ん……し……せ……ん……じ……ゅ……つ……き……じ……た……ん……と……う……の――
(※V−REX:リボルバーミサイル!!)
ぶばばっ!! ……へ、編集した記事を一括掲載します。
電子戦術記事担当、ダイドーだ!
トラブル? ……はぁぁぁーーー。北斗紛争射撃!
システムフォルダに存在する謎のファイル「**.TMP」の正体は、インストールしているであろう『マイクロソフト オフィス2000XP』コンポーネント「マシンデバックマネージャー・Mdm.exe」が作成する一時ファイル(テンポラリファイル)である。
よって、マシンデバックマネージャーを以下の手順で無効にせよ。
「WindowsMe」
・Safeモード起動
・検索でファイル「Mdm.exe」を探す
・「Mdm.exe」をリネーム(名前変更)する
※例:Mdm1.exeなど
・再起動
「Windows98(+IE5)(98SE)」
・「ファイル名を指定して実行」で名前覧に「msconfig」と入力
・表示された画面の「スタートアップ」タブにある
「Machine Debug Manager」のチェックを外す
・再起動
「Windows95(+IE4、IE5)」
・検索でファイル「Mdm.exe」を探す
・「Mdm.exe」をリネーム(名前変更)する
※例:Mdm1.exeなど
・再起動
あたぁっ!! 障害はもう、解消されておる。
要は『マイクロソフト オフィス2000XP』導入時に「Webデバックツール」を選択せねば、「Mdm.exe」が導入されることはなく、知りもせずにアプリケーションを無闇に完全インストールするなかれ、という戒め……で……あ……る――
編集ピーです。
ということだそうです。
……『1時のファイルの噂』を入手した。
先日発売された『ティアリングサーガ』の攻略本は買ったかい? あたしは買ったよ! そこで、
ビ、ビ、ビ、ビッグニュース!!! 隠しキャラがいるぞ! 何々? レティーナ? あのクライスの麗しの君か!? どうやって仲間にすんだよ! ……。ふんふん。……。マップ26まで来たあたしじゃあ、もう無理じゃあねぇか! そんなの知らねぇよ!
どうすっかな……。やり直すか?
●今回のお題は――『バオー来訪者』は何故駄目か?
荒木比呂彦は駄目だ! 何故ならば、JOJOが続きすぎだから駄目だが、それはやはり編集が駄目なのかもしれないし、荒木自身にネタがないのかもしれないので、ジャンプが駄目だが、今回のお題はWWWにおける来訪者のことであって、間違ってもバオーではないので、今回は我が輩が間違っており、駄目だ!
以上!
おう! 平Sだ。それでは第15回totoの結果だ。
的中試合――『8』
むう。ありきたりな結果だな。まぁ、今回は最低の当選金額だったので、気にはならんがな。やはり男は1億狙いだ!
なお、今節でジュビロ磐田の1stステージ優勝が決まった。開幕から一度も2位に落ちないで優勝したのはJ初らしい。ニュースでインタビュー受けてる大岩○の顔がちと憎らしかったのは気のせいか? それにしても、平野○は存在感がなくなったな。試合に出てなかったしな。
(……サァーイレントーキィー……)
こんばんは、岸里徹です。
狭い狭いといわれる日本ですが、西は沖縄から東は北海道まで、その気候風土や食習慣は多岐に渡るものです。
東氏「あのさぁ、よくそんなモン、食べれんなー」
西氏「なんや、お前、納豆食われへんのか? 可哀相なやっちゃなー」
東氏「だってソレ、腐ってんだろ? 食べねーだろ、フツー」
西氏「腐っとるて、んならウィスキーやら豆腐かて一緒やないか」
東氏「ああ、ソレは別。臭いとかもあるしさ」
西氏「何ゆーてんねん、かなんなー」
さて、そんな貴方にお届けする曲、鬼束ちひろで『月光』です。では……。
♪(ピアノイントロ)
アイアム ゴッズ チャイルド この腐敗した 世界に堕{お}とされた――
さぁ、そろそろ、お別れの時間です。皆様、良い夢を。裸足は健康にいいそうですが……。
副編アイです。
テレビで『魔女の宅急便』を観ました。テレビ放映も度々ですし、説明は不要ですね。
以前、繰り返しで何度か観た時は、中盤がダレてた気がしたんですけど、今回の放映で久々にじっくりと観てみると、予想外に夢中になってしまいました。
肩の力を抜いて素直に楽しめる、良い作品ですよね。
スタジオジブリ作品の一般人気は『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『ルパン三世カリオストロの城』『となりのトトロ』が頭抜けていて、少し下に『魔女の宅急便』、その下に『耳をすませば』といったところでしょうか?
私は丁度、逆の順番で好きなんですけど、これは年代によりけりでしょうか?
ところで、先日から始まったテレビ『ウルトラマンコスモス』、劇場版予告CMはなかなかの迫力ですが、美咲さんによると「あちゃー! ティガの系列かー!」とのことです。
テレビ放映に期待していたらしい美咲さんは随分と落胆していましたが、翌日には「G3Xの火力がスゲー!」と、あっさり回復。
えっと、よく解んないんですけど、要するにドンパチ万歳ってこと?
(※美咲註:うん)
編集ピーです。
この世には、自分と同じ姿形の人間が3人存在し、それをドッペルゲンガーと呼びます。ドッペルゲンガーは死の使いで、その姿を見た人には、近いうちに不幸が訪れるそうです。魔女のキキさん、大丈夫でしょうか? 心配です。
あ、僕は犯人じゃありませんよ。全身黒タイツの奴ですってば。
アイ「ちょっとあんた! 何、普通に記事書いてんの。サーはどうしたのよ?」
ピー「こっくりさん曰く「北斗あらわるところ、乱あり」とのことなんですけどね――」
アイ「もっと普通に探しなさい!」
ピー「はぁ。……じゃあ新しい噂、仕入れときます」
……『呪いの中古PCの噂』を入手した。
アイ「どこからよ!!」
(※美咲註:……はい(おずおずと挙手))
僕、WWWでROM常連の個人サイトがあるんですが、そこにある掲示板への来訪者書き込みに対して、運営者レスが少しの間付いていませんでした。そういうのって個人サイトだとよくあることだと僕は思うんですが、そのレスなし(といっても数日にも満たない)に対して「(運営者へ)レス付けてあげなさい」と、「来訪者が」新しいスレッド立ち上げてまで口出し(命令っぽい)するのは駄目じゃないですか? 僕だったら「っつーか誰だよてめー!」「そういうのってメールで送れよ!」って感じで駄目駄目です。
そういう書き込みってサイト・掲示板・運営者のイメージを凄く悪くして、フォローが大変だし、ともかく駄目じゃないですか? というか御法度じゃないですか? というかムカつきますか? っていうか、やっぱりそういう時ってメールが常識だと思うんですよね。だから駄目じゃないですか?
やほ、鳩羽です。
暇だったので欄丸の置いていった『みんゴル(みんなのGOLF)』をやることにしたのさ。さてさて、欄丸のメモカデータをロード……。
なんでコースが1つしかないー!
なんでキャラが2人しかいないー!!
っつーかデフォルトのまんまじゃねーかよ!!!
欄丸、やってないのか? いやいや、奴には「攻略」「やり込み」って概念がないんだった。
とりあえずコースを2つ、キャラを2人増やし、ついでに腕も磨いた。これで、いつでも欄丸との対戦はOKだな。と、「スーパーショット」なるメニューを発見。さっそく覗いてみる。
20シーンをセーブするらしいが……なんでプレイヤーが全部デフォルトキャラクター「マリナ」なんだー! なんでコースが全部一緒なんだー!! せめてもう1人の奴、使ってやれよ。
ともかくプレイを見る。
…………美味い、じゃない、上手い。
これは不味いしマズい! 欄丸の奴、マリナを使い込んでるぞ!
ってことで鍛練開始。
と、突然PSが落ちる……ってをい! PSは「落ちる」ような機械か?
再起動、っつーか電源ボタンを押すと、緑色の電源ランプが灯り、ふっと消える。
をいをい……。我がSCPH−1000(PSの初期ロット)も寿命か? 遂に私にPS2を買えってことか? あ、それもいいなぁ。でも値段がねー。HDDも意味不明みたいだしー。
結局、後日、欄丸が修理した。さすがはオフィスみさき!
でも、ちと残念。あー、やりたかったなー、PS2『グラップラー刃牙』。
鳩羽でした。
おう! 平S(たいらーず)だ! 平面三はPSゲームを使っても予想してたようだが、俺はそんなことしないぜ! だいいち時間がかかりすぎる。それに男は黙って1点予想だ!
●第15回toto(販売期間7月6日・金曜日まで)
@札幌−市原……『1』
A柏−浦和……『1』
BF東京−鹿島……『2』
C横浜M−磐田……『2』
D清水−広島……『1』
EG大阪−東京V……『1』
F神戸−C大阪……『0』
G福岡−名古屋……『2』
H仙台−湘南……『2』
I水戸−京都……『1』
J大宮−新潟……『1』『0』
K甲府−山形……『2』
L大分−川崎……『1』
なお、今回から対象試合の内、1ゲームだけダブルで予想する。今回はJの大宮−新潟戦だな。
うらん「平Sさん。男は黙って1点予想じゃあなかったんですか?」
平S「うるさい! だまれ!」
うらん「これじゃあ、看板に偽りあり、で苦情がきますよ?」
平S「うるさい! だまれ!」
うらん「そんなに日本−ユーゴ戦が面白くなかったんですか?」
平S「うるさい! だまれ!」
うらん「あぁ、陽にやられただけか……」
コマンド、V−REX!
いやん、H{エッチ}、ではない! Η{イータ}だ!
GWΗ! スタンディング・バイ!