1.熊本空港/降り立つと、すぐそばに山が迫る。東京ではありえない風景が迎えてくれた。2.JR阿蘇駅/こんなところに駅が?という感じだった。3.空弁/飛行機の中での朝食は「黒いなり」とても好み。4.JR阿蘇の駅舎内/ひなびた雰囲気が良い。

九州は2006年に屋久島へ行ったときに通過しただけで、一度も訪れたことのないところだった。
とても一回の旅行では周りきれないので目的を【歩・食・温】に決め、今回は以前から気になっていた【黒川温泉】を中心の旅を企画してみた。
はじめての九州、4泊5日の旅。どうなることやら・・・

この九州の旅も2ヶ月前に予約を入れようと旅行会社へ行ったものの行きたかった宿はみな満室で取れない!3連休がからんでいるからか?人気があるようだ。
飛行機もANAの始発便は取れなくてキャンセル待ちだったため、JALになった。
その為バスへの乗り継ぎ時間が45分しかなかったので、荷物も機内持ち込み仕様にした。
飛行機が遅れたらこの日一日のスケジュールは全てパー、というスタートからギリギリの計画だった。大丈夫か・・・

羽田朝のラッシュに引っかかり、予想通り離陸が遅れる。が、10分遅れで【熊本空港】へ到着。焦った割には時間的に余裕ありすぎな感じでバスを待った。
東京から予約しておいた【九州横断バス】に乗り込み、旅は無事スタート。



5.阿蘇山へ向かう車窓から草千里ケ浜/見たこともないような雄大な景色にビックリ!
6.阿蘇山西に到着/火口が見れる!ワクワク。
7.まずはロープウェービル/2階で昼食。
8.ロープの先に噴煙たなびく/早く行きたいよー。



私たちの乗ったバスは【あそ1号】熊本駅から別府駅まで一日4本あるのだが、これ以外は火口までは行かない。昼食つきで割高だったが、車の運転をしない私たちの旅では公共機関の乗り物の時間にあわせて動くしかないのでなかなか大変。さすがに九州をレンタカーナシで周るのは・・・?
と思ったがなんとかなるものです。
でもここの昼食はホント・・・・ゴメンナサイ、でした。いわゆるツアーの団体客の食事。大きな声では言えませんが半分も食べれませんでした・・・

さて、気を取り直して。ここでの滞在時間は90分。実はバスが到着した段階で火山ガスの為、ロープウエイは現在運休中、とのことでした。
が、バスの運転手(ガイド兼)サンが言うには、「風向きが変わればすぐ解除になりますから。そしたらすぐ案内します。」その言葉になんの疑いも持たず信じて待つ私たち。
こんなに穏やかな抜けるような青空の中、まさか運休だなんて夢にも思っていなかったのでとても不安・・・
熊本空港に着いたときはあんなに日差しが暑かったのに、ここにいると凍えるほど寒い!待っている間にちょっと建物の外へ出ると吹き飛ばされそうな強風で身体もコチコチ。
仕方なくおとなしく館内で待つが、お土産コーナーがあるだけなので、すぐに飽きてしまう。



「まだかな〜まだかな〜」と何度も意味もなく外へ出てみるが、全く変化ナシ。ゲートは無常にも入山禁止の看板で閉じられている。
時間があれば反対側の【火口東】迄行けば、風向きが逆なので見れるかもしれない・・・と言われたところで、無理なんです・・・
こういうときに時間のなさと、レンタカーではない自由の利かない身であることを悔やむのだった。

山も当然自然。人間の思うようにはいかず。今まで火山に行ったことがなかったのでこうして入山禁止になることもあるんだ、と恥ずかしながら初めて知った。
山を中心に旅をする為には日程に余裕を持たなければならないことを学ぶのだった・・・
(ハイ勉強勉強)

そして無常にも(あたりまえです)バスは出発し、やまなみハイウエイを進んでいく・・・・
とっても楽しみにしていた【中岳火口見物】出来ぬまま、本日の予定終了^_^;
ダンナは未練たっぷりだ。





【11/22の行程】
羽田8:15⇒熊本空港10:15  九州横断バスあそ1号10:50⇒阿蘇山西12:00
〜13:30阿蘇山西⇒黒川温泉14:51着







9.掲示板/早く解除して〜!
10.ゲート/無常にも閉ざされている・・・乗り越えたら捕まるのだろうか・・・
11.車窓から/バス発車。中岳の噴煙だけが見える。さよなら、阿蘇山。
12・強風/飛ばされそうな強風の中、見るはずだった火口をバックに写真だけ。
13.米塚/形のきれいな小山。小さいながられっきとした寄生火山だそうだ。


黒川温泉へ

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