2010.11.24  5日目・最終日

昨晩あんなにたくさん食べたのに、また朝からゴージャスな朝食に舌鼓。
愛媛県らしく、和食にもポンジュース、デザートもみかんなのだった♪

宿の玄関・高級旅館にザックで行ってゴメンネ


朝からすごいのだー

お菓子は湯玉柄
出発前に荷物を置いたまままた、道後温泉本館へ朝湯。
この日は平日なのでまだすいていて、静かな温泉街の風情を味わうことが出来た。

今日の目的は2階席で、霊の湯にはいること。よくTVとかで見る、
あの畳の部屋から見下ろすのをやってみたかったから。

入浴料1200円を払うと二階に通され、籠の上に浴衣があり、それを着て休んでいい事になっている。
湯上りにはお茶とお菓子もついてくる。


霊の湯は階下の湯よりずいぶんとこじんまりとしていた(女性用のほうが小さいらしい)



この2階席のすごいのは、
3階の「坊ちゃんの間」を自由に見ることが出来、
その上、「又神殿」という昭和天皇がお入りになられた
皇室専用の湯殿を、
説明つきですべて見て回れると言うこと。
これは絶対見る価値有!と思いました。

窓から外を見下ろす・柳が風情あり 坊ちゃんの間
残念ながら休憩室以外の館内は全て撮影禁止です。

夜に朝に、道後温泉本館の魅力をたっぷり堪能し、
宿へ戻り、出発です。
玉の石 近代和風建築


残念ながら今日はあいにくの空模様。

道後温泉を後に、また路面電車に乗り、
午前中だけ見れるところを求め、
「松山城」へ行くことにした。

道後温泉駅 松山市内
道後温泉を後に、また路面電車に乗り「大街道」下車。
例の「坂の上の雲ミュージアム」もすぐそばにあり、
秋山兄弟の生家など見所も近くにあった。
が、歴史が苦手な私はその価値を解らず通り過ぎ、
後にこの旅がきっかけでドラマを見て、あ、行けばよかったと後悔した(笑)

現地に行った感じでは、「坂の上の雲」はこの地域上げて盛り上げるぞ、
という意気込み感じた。


無理もない、夏目漱石は東京出身なのに
松山の町を”猫の額ほどの町内”、
”田舎者はしみったれだ”
など何事につけみくびったが、
温泉だけは立派なものだと誉めたらしい。

それに引き換え「秋山兄弟」は
生粋の松山の英雄。
やっぱりこっちを応援したくなるな、
私が松山市民なら・・・
と勝手なことを考えたりしながら、
ロープウエイで城へ(~_~;)

注:あくまで私の勝手な解釈です


木造の門が見え、本丸へ。
天守閣を望む道の紅葉が美しかった。


松山城は、日本で最後の完全な城郭建築(桃山文化様式)として、
層塔型天守の完成した構造形式を示していると言われているそうです。


天守閣から遠く四国の山々を眺め、
眼下には松山の町を望みます。


松山城は、日本で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちのひとつで、
江戸時代以前に建造された天守を有する城郭の一つだそうです。

ま た、日本で唯一現存している望楼型二重櫓である野原櫓や、
「現存12天守」の城郭では松山城と彦根城しか存在が確認されていない、
韓国の倭城の防備手法で ある「登り石垣」が二之丸から本丸にかけてあり、
堀之内を含む城山公園全体が国の史跡で、
「日本さくら名所100選(平成元年)」や「日本の歴史公園 100選(平成18年)」の指定も受けているそうです。
松山城HPより引用

今まで見た中でも、大変印象に残る城でした。





そしてとうとう降り出した雨はその後結構な土砂降りとなり、
バスで雨に煙る「松山空港」へ向かいました。


世界遺産を訪ね、歴史と史跡を見て、感じて・・・
最後はちょっと欲張りすぎのいつものパターンとなってしまいましたが、
どの町もそれぞれに生き生きと、さまざまな角度からの日本の良さを魅せてくれました。


知っている様で知らないことばかりの日本、次はどこを訪ね歩きましょうか。

おしまい
(旅行記最後は力尽き&記憶が曖昧で省力したところが多くゴメンナサイ^_^;)



-----------------------------------------------------------------------------



【5日目の行程】道後温泉-路面電車にて松山城-バスにて松山空港-羽田


4日目へ HOMEへ