2006.11.3〜7 5日間

恒例の秋休み。どこへいこうか?悩んだ結果、今回は奈良からスタートし、琵琶湖まで。
紅葉にはちょっと早かったですが、てくてく歩きにはちょうど良い季節でした。
今回もかなり詰め込んだ欲張り旅になってしまいました。


一日目:飛鳥へ

奈良へ行くのは実は中学のときの修学旅行以来(笑)どう廻るか?計画していたときにふと目に止まった「高松塚古墳」の文字。「そーいえばそんなことも勉強したっけ」と急に懐かしく思い、最初の目的地は飛鳥としました。
京都から乗り換え橿原神宮前駅へ。レンタサイクルで散策しようと今回もまた自転車に乗り込む。
幸い良い天気に恵まれ、まずはキトラ古墳方面へ。なだらかな坂の登りで汗だくになりましたが、山に囲まれた素朴な農村が広がる風景はどこか懐かしい。まさに万葉の里という言葉がぴったりの場所でした。

キトラ古墳は何も見ることが出来ない場所と知ってがっかり。時間も無いのですぐに次の目的地【高松塚古墳】」へ。もちろん本物の壁画は見れなかったが、原寸原色で再現されたその壁画は非常に細かく描かれていて、感動。

次は謎の石【二面石】を見て、聖徳太子所縁の【橘寺】へ。そして蘇我馬子の墓と考えられている【石舞台古墳】へ。玄室の中に入ってみると、その大きさにビックリでした。

その後は【酒船石遺跡跡】⇒日本最古の寺という【飛鳥寺】・【蘇我入鹿の首塚】⇒【甘樫丘】と進み、甘樫丘展望台から臨む里の風景に、なぜかしら心が落ち着くのでありました。
ここまでノンストップで来てしまいお昼も食べれなかったので、飛鳥寺の売店で買った【柿の葉寿司】をベンチで広げていただく。
この手の押し寿司、大好物ですが、この【柿の葉寿司】は鯖に程よく油が乗ってて、お腹も空いていたせいもあってか本当においしかったです。色んなメーカーがあるようですが、どこがおいしいかは好みかな?

なんとなく日も落ちかかり、時間切れとなった。レンタサイクルを返却し、電車に乗り奈良へ。今日最後の目的【奈良国立博物館・正倉院展】この日は金曜日なので19:00までということだったので、あえて閉館間じかを狙っていく。
がしかし、甘かった。大変な混雑とは聞いていたけれど夕方でも同じだった。閉館間じかなので中には30分待ち位で入れてもらったのだが、中が混雑過ぎてお宝に近づけない^_^;館内はサウナのような暑さ(ToT)ゆっくりみるどころではなかったので残念ですが、さらっと見ただけで退散。平日でも混んでるらしいので、いったいいつ来たらゆっくりみれるのでしょうね?


今夜の宿はこの近くの【観光ホテル・タマル】実は毎度のことだが、旅の計画をした段階ですでにどのツアーも一杯。希望していたホテルも第8希望くらいまで全て満室春と秋の京都奈良はホントに取れない・・・おそろしや・・・
ということでもう、どこでも良いから泊めて(笑)状態となり、全てフリーで一つ一つ予約して行き、たどり着いたのがここでした。
でも予想以上に良いホテルで、ビジネスホテルでも大浴場があるところを狙っていたので、疲れた足をゆっくり伸ばして入ることも出来るし、1泊2食つきの夕食も部屋出しで、【松茸の土瓶蒸】までついて超満足!ホテルの方も親切で、値段以上の価値がありました。想定外の◎!!