この旅のきっかけは「雪山で過ごす一日by西穂山荘」
企画を進めるうちに、高山に近いんだ〜じゃあ、高山も行こう!となり、
せっかく高山に行くなら、じゃあ白川郷も!と段々日数が増え、
欲張りプランになっていったのでした・・・
旅の始まりはこちらからどうぞ。

【2008.12.28】
さて、西穂高での荒れた天気はどこへやら?
穏やかな観光地の景色が、雪山で緊張していた心を溶かしてくれた。
バスは市街地に入り、この辺かな〜?と目星をつけて下車。
よかった、日が落ちる前に宿につけた。
今夜の宿は「宝生閣

「陣屋」近くの城山公園の高台、市街地が見下ろせる位置に建つ。
豪壮で美しい梁組みを持つ玄関が素晴らしい・・・・
のだけれど意外にも低価格!

高山って高級なイメージがあったのだけれど・・・良心的。
年末といえども結構な人数が宿泊。
玄関のお正月飾りが気分を盛り上げてくれます。

時間がなくなって新穂高温泉に入れなかったのは残念だけど、
こちらの温泉で雪見風呂できたのでヨカッタ。



さてお楽しみの夕飯。
「西穂山荘」から下山の原動力になったのがこちらの「飛騨牛しゃぶしゃぶ」
これが食べたかったの〜〜〜♪他のお料理も手が込んでいて美味しかった。
右下は「なんとか?柿」直径2センチくらいの柿、甘くて美味しい。
飛騨牛はほ〜んと美味でした!
以前食べた近江牛がこってりだとすれば、こちらは上品なあっさり系かな。

右の画像は朝食。
高山、といえばやはり「朴葉味噌」各家庭によって違う味だとか。
これだけあれば何杯でもご飯がいただけてしまいそう・・・
シンプルなものって美味しい。

施設もキレイ、お風呂も良くて食事もGOOD!
久々にMY五つ星のお宿に大満足でした。
前日までの疲れが取れました〜★

                      


【2008.12.29】

実は私が高山に来たのは2度目。(修学旅行入れたら3回目)
一度目は4,5年前の秋、金沢を廻るツアーできたのだが、
その時あまりの自由時間の短さに「陣屋」を見学しただけで終わり、
という悲しい日程だったので、いつかはリベンジ、と決めていた。
今回、偶然のヒラメキで再訪出来た。

なので今回は全くのフリー、好きなことするのだ〜!わ〜い!

懐かしい、真っ赤な「中橋」いつみても美しい風景。
高山の朝は早い。朝市があるというので早速出発。
空気はキーンと冷たくて気持ちよい。
陣屋前の朝市はお正月飾りやお漬物などが売られ、割とこじんまりした朝一でした。

陣屋の門では朝のお掃除。前回見たので今回はパス。



続いてもう一つの「宮川朝市」宮川沿いに開かれている。

こちらのほうが規模は大きく、生鮮食料品やお菓子、
テイクアウトのメニューも豊富だったが、(こちらではイカは丸茹でなんですね)
まだ朝ごはんを食べたばかり^^;先へ進みます。






市を抜けてゆっくり散歩。
宮川には雪がちらほらり。やっぱり雪景色はいいですね〜、
冬の旅気分を盛り上げてくれます。
まだ10:00前の静かな町を抜け、目指す「桜山八幡宮」へ。

ここも前回時間がなくて行けなかった場所。
大きな鳥居をくぐると静かに拝殿が現れる。

そう、ここは「高山祭」が行われる場所。
かの有名な高山祭、人気の意味を知りたくてここに来た。
由緒ある祭りなど知らずに育ってきた私には興味津々なのだ。


初詣前の静かな八幡宮・・・



軽くお参りを済ませ「高山祭屋台会館」へ。
中では係りの方が説明しながら案内をしてくれる。

絢爛豪華と云われる各屋台はそれぞれ違った意味を持つもので、写真で見ると小さく見えるが、実物はとても背が高く大きい。
からくり人形を持つ「布袋台」(画像なし)や仙人像を持つ「仙人台」(画像真ん中)この動きがちょっとこっけいでいて素晴らしい。
(館内でビデオが流れています)
一度は生で見てみたい!と思うけど、実際のお祭りの日にこの屋台の前に立つのは混雑で無理なんでしょうね〜。

また、各屋台組という組織に寄って屋台を曳き出したり、収めたりするにも神聖なルールがあり、
神を敬い伝統を重んずる心で行われるというこの祭りの素晴らしさが、
長年多くの人を引き付ける「静かで雅びな祭」なのだ、ということが少しだけ解った。
やっぱり「祭」って尊いもの、こういう祭りが自分の生まれ育ったところにあるのは誇りでしょうね。
ちょっと羨ましく思った。



                      

屋台会館でひとしきり感動を味わった後、町を散策する為にメインストイリートに戻ります。
日もさしてきて温かくなった、町に戻るとさすがは観光地、年末にもかかわらずすごい人だった。
さあ、これからのお目当ては・・・



さんまち通り〜古い町並み

屋台がしまってある。ここは「鳩峯車」
こういうのが町のあちこちにあります。

高山といえば「飛騨の地酒」♪


古い町並みを散策。
前回はここをダッシュで駆け抜けただけだったのでぷらぷら歩きが嬉しい。
見上げればレトロなものや、その店それぞれの特色を生かした看板を見ているだけでも楽しい。
人力車も町に似合っています。
国選定重要伝統的建造物群保存地区なので、むやみにエアコン室外機も出せないらしい。



そして暖簾を見つけたからにはくぐらないわけには行かない・・・お目当てNO.1の酒蔵巡り。

ここは「原田酒造」もちろん店内でいろんな種類のお酒をいただける。
普段は日本酒は飲まないのだが、冬になるとなぜか恋しくなる日本酒。
しぼりたて生酒を頂いちゃったらもう〜なんて美味しいの〜(涙)
(画像は囲炉裏を囲んで試飲が出来るスペース)


午前中から飲んでしまったので、気分はハイになります♪
お次は同じ通りにある「船坂酒造
こちらでは枡酒を「塩」を舐めながら頂く。う〜ん、酒飲みっぽい。
生酒もおいしいけど、飛騨といえば「どぶろく(にごり)」
こちらの「しろき飛騨仙郷」は辛口でめちゃうまでした!
お取り寄せリストに入りました♪

酒ばやしなどが下がり、古い町並みに似合いますねぇ。


お目当てNO.2!酔っ払いついでに前回食べ損ねたイロイロを、
片っ端から片付けますよ〜!

「飛騨牛コロッケ」と「飛騨牛串焼き」

日本酒飲み過ぎて喉が乾く。
飛騨高山地ビール なんと500円もする^^;
「飛騨牛まん」予想より美味しかった!¥400
「飛騨牛にぎり」
でもこれはちょっと違うな・・・私が食べたかったのは
トロのような飛騨牛にぎり・・・

やっぱり寿司屋じゃないとダメみたい。

と、酒の勢いでジャンクフード食べまくり、前回食べれなかったものを全制覇!目的達成。




その後、午後の移動の為「高山駅」へ。

もう食べれないよ〜と言いながらも「飛騨に来たら飛騨ラーメンだ!」
という勢いでふらっと駅前の店へ。

そしたらここが大当たりで、なんとも奥深い味わいのスープに、
ちぢれ麺とシンプルなトッピング。
これは・・・ウマイ!!何杯でも頂けそうなラーメンなのでした!

お店はお蕎麦屋さんのような感じ、老舗らしい年配のお母様たちが切り盛りしている。
隠れた名店?これだけ食べに・・・又来たいほど。
〜昭和10年創業の「栄屋食堂」〜

そしてバスにて次の目的地へ向かいます・・・


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