1998年2月mei01

誕生寺の誕生水(たんじょうじのたんじょうすい)

日隆聖人の産湯に使われた水

射水市(旧 大門町)島

 名水のそばに由来記が掲げてあります。『法華宗再興唱導師門祖日隆聖人は、 至徳二年(1385)十月十四日この地において誕生せられ、幼名を長一麿と 申し上げた。その時庭前の樹間に清泉が湧出したので、その気端に感して 汲み取って王子の産湯とされた。 それよりこの清泉を誕生水と称し奉った。尓来、六百年の間、滾々として 湧き出て涸るることなく、諸病に効あり。殊に眼疾にその効顕著なりとして、 崇められてきた。日隆聖人は、日蓮大聖人の教義の真遠たる本門八品上行所 伝本因下種の南無妙法蓮華経の信心口唱を再興唱導せられ、三千余帖の 法著を述し、又全国に数多くの寺院を興し、中でも尼崎本興寺、京都 本能寺等は著名である。聖人のご生誕六百年を記念して之を誌す。 日隆聖人御廟所 誕生寺』

 この誕生水は、諸病に効き目があるとされ、特に、眼病によいといわれています。 「子供の頃、よくこの水で目を洗ったもんです」と近所のおばさんが語ってくれました。 高岡から南郷大橋を渡って太閤山ランド方向へ、橋を渡って二つ目の信号を左折、 浅井小学校前信号を右折して100m。庄川と和田川に挟まれた浅井地区島集落にあります。


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 誕生寺の誕生水(動画/18秒)〔登録日:2003/07/20〕


誕生寺の誕生水1  きれいに整備された水くみ場。【2003年1月撮影】



誕生寺の誕生水2  右手の方に屋根つきの源泉があります。【2003年1月撮影】





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