平村は、隣村の上平、利賀両村と合わせて「五箇山」と称される 地域で、全国的にも合掌の里として知られています。 この地の霊水には、次のような言い伝えがあります。『その昔、平村東中江に大水が出て、 村人が信仰するこのご祭神が庄川の下流に流されてしまった。 そのとき、村の老翁の夢枕に神が立たれ、元の村に帰りたいとお告げになったので、村人は大急ぎで 迎え奉り、再び元の湧水源に社を建立した。それからは、この東中江地域に火災が起きないことから、 いつからともなく、水と火の神様といわれるようになった。』
村のご祭神「水波廼女神」を祭った社の床下から湧き出ています。 国道156号線沿い「道の駅 たいら」のすぐ近くです。
動画を見るときは、Windows Media Player 9 以上(無料) が必要です。
平村「中江の霊水」(動画/14秒)〔登録日:2003/04/19〕
水量は豊富で、古くから飲料水としてはもとより、五箇山和紙づくりにも使用されてきた霊水です。